ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ノストラダムス! 
日時: 2014/05/11 09:56
名前: ソフィア (ID: AtgNBmF5)

…4周年?

そのうち本文だけ新板にごっそり移動させますので、それまではこちらのスペースお借りします

〜登場人物紹介〜
第一期登場人物紹介>>080
第一期登場人物紹介(ネタバレ含む)>>014

〜ノストラダムス本編〜
プロローグ
>>001

第一章 
>>004  >>007  >>013 >>073 >>078 >>081 >>095 >>100 >>101 >>107 >>112 >>113

〜番外編〜
荒川連VS教師
>>25 >>111


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Re: ノストラダムス!  ( No.104 )
日時: 2010/10/08 13:00
名前: ソフィア ◆fwGIPea7qU (ID: nWEjYf1F)

>>103
はじめまして^^
お、おもしろい……だと……?ありがとうございます!目から水が出てきそうです。

はい、更新がんばります!本当にありがとうございました!

Re: ノストラダムス!  ( No.105 )
日時: 2010/10/08 16:47
名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: .RPx9Kok)

参照四桁&後一レスで返信百突破おめでとうございます。
これからも更新頑張ってください、応援しています。

Re: ノストラダムス!  ( No.106 )
日時: 2010/10/08 17:10
名前: ソフィア ◆fwGIPea7qU (ID: nWEjYf1F)

>>105
わぁっ!まさか流星さんにお祝いいただけるなんて!
光栄です、ありがとうございます!!

っというか、返信100突破……!?うわあああry
……思えば長い道のりだったなぁ。ホロリ

本編のほうはまだまだ始まってもいないような酷い有様ですが、参照・返信が物凄いことになっていて驚きました。
こんなに見てくれてる人がいたんだなぁ、としみじみ感じております。

これからも、更新頑張っていきますので(できるだけ更新頻度を上げるよう努力します)「ノストラダムス!」どうぞ宜しくお願いします!

Re: ノストラダムス!  ( No.107 )
日時: 2010/11/21 10:23
名前: ソフィア ◆fwGIPea7qU (ID: nWEjYf1F)

第十話 カフェ・ラテ

霧島千晶が、城下ビルの窓から飛び降りていた頃。
原町兼次は、羅木高校の裏にあるスカーバックス(略称スカバ)で、クラスメートである荒川連と、部活動の先輩である渡辺加奈子、内田秋と共にお茶をしていた。

「やっぱりスカバは最高だよなぁ。うむ、うまい」
「無料の水飲んでるヤツがよく言うよ」
「なっ……ハラケンだって、一番安いホットミルク飲んでるじゃねーか!」
「う、うるさい! ホットミルクが飲みたかったの!」
「オレンジジュース最高っ!」
「秋ちゃんは相変わらず子供ね。そろそろコーヒーの一つでも飲んでみれば?」

終始こんな感じの四人組であるから、周りの客にとっては迷惑以外の何者でも無い。

ふと、兼次は加奈子のカップに顔を向けた。途端に、兼次は顔を背け、鼻をつまむ。
「ぶ、部長は何を飲んでるんですか!? なんか……物凄く甘ったるい匂いがするんですが!?」
それを聞いた加奈子は、カップを口元に運び、中身を全て飲みほすと、兼次に向き直った。
「え、何って……普通のカフェ・ラテを頼んだわよ?」
「えー……その割には物凄く砂糖の匂いがするんですけど」
兼次は不服そうにそう呟いた。
すると連は、兼次に耳打ちした。
「ハラケン……渡辺先輩って極度の甘党だから、あんまり突っ込むなよ。この前なんか、緑茶に砂糖入れてたし」
「ひぇぇ……甘ェ……っていうか、荒川君、顔どうしたの? ハチにさされた?」
兼次は顔をしかめて連に訊いた。
兼次の言ったとおり、連の顔はまるで虫にさされたかのように赤く腫上がっており、所々血がついていた。
兼次が何を言っているのかわからなかったのか、連は数秒間口を大きく開けて動きを止めていたが、自分が何を訊かれたのかを理解すると、苦笑して再び兼次の耳元に口を近づけた。
「あ、あぁ……これか。秋先輩にやられたの」
「相変わらず理不尽だなぁ。荒川君は何もしてないんでしょ? 心当たりは?」
「い、いや……心当たりが無いと言えば嘘になるんだが……」
「してるんじゃんか。何したの?」
兼次はさわやかに言い放つ。
すると、連が笑顔でとんでもない事を口にした。
「あー、いや、えっとあの……たぶん秋先輩はCカップです」
「はぁ!?」
突然の重大告白(?)に目を丸くする兼次。
(ま、まさか……荒川くんと内田先輩って……そ、そういう仲なの!?)
加奈子も、場の空気が一気に変わったことを読み取って、兼次の腕をグイ、と掴み
「あ、ああ……え、えっと! わたしととハラケンくん、ちょ、ちょっとトイレ入って来るね! あ、あの、その、お幸せに!」
口早にそう言い切り、ハラケンを引きずりながら全速力でスタガを後にした。
「え、いや! 違うよ加奈子!? ウチとこいつはそんな仲じゃ……」
慌てて引きとめようとしたが、もう兼次と加奈子はいなくなっていた。
「あー!! ほら、お前のせいで変な誤解されたじゃんかよ!! ほれ、罰金一億」
連をギロリと睨み、手のひらを差し出す秋。
「一億!? そんな非合理な!! せめて、スタガおごりの刑ぐらいにしてくださいよ!」
「んじゃ、それでいいや」
意外とあっさり頷いた秋。もしかしたら、少々頭が悪いのかもしれない。

その後。
「カフェ・ラテ、ホットミルク、オレンジジュースで、計千二百円になります」
「は、はい……」
連のお財布が寂しくなったことは、言うまでもないだろう。


その頃の兼次と加奈子はというと。
スタガのすぐ近くにある大きなコーヒー店内に足を運んでいた。
「ま、まさかあの二人がそういう仲だっただなんて……」
「ビックリしましたね……あ、それはそうとハラケンくん」
「あ、はい。なんでしょうか」
「今日はちょっと、ハラケンくんとお話したいことがあったの。二人だけで」
「へ?」
思わず素っ頓狂な声が出てしまう兼次。
「え、えと、僕に何の用が……?」
「……正直に答えてね。君、最近変な男に会わなかった?」
その言葉に、ピクリと体が反応する。
「変な男」。
緑のニット帽子に上下ジャージ、無駄にイケメン顔の「亮輔」を頭に思い浮かべた。
(どうして渡辺先輩、そんな事聞いてくるんだ?)
不思議に思ったが、彼女を不安な気持ちにさせるかもしれないという事を考え、兼次は、あえて「亮輔」の事を口にしないことにした。
「いえ、会いませんでしたよ? どうしたんですか?」
「……そう。あ、それならいいの! 教えてくれてありがとう! これからもし変な男に出会ったら、すぐにわたしに知らせてくれると助かるな」
加奈子はそう言うと、バックの中から小さな財布を取り出し、そこから小さな紙を抜き取った。
「あ、これ、わたしの電話番号とかメルアドとか書いてあるから、何かあったらここに連絡してね」
にこりと笑う加奈子。
(な、なんで高校生が名刺もってるの!?)
妙な相容れなさがあったが、とりあえず受け取っておくことにした。
「あ、ありがとうございます」

兼次は、何故か知らないが冷や汗をかいた。
——もしかしてこの人、秋先輩なんかより危険な人なんじゃ?
そんな気持ちが込みあがってきたが、すぐに奥に閉じ込めた。


:後書き:
お久しぶりですソフィアです!
やっと書き終わったぜ第十話「カフェ・ラテ」!
さーて、そろそろ渡辺先輩の素性を明らかに……したいけど、まだ伏線として溜めときます!ごめんなさい!
あ、渡辺先輩で思い出したんですが、日曜の五時にやってる「スタードライバー輝きのタクト」っていうアニメに「ワタナベカナコ」ってキャラがいて……
「うわあああああああああああ」って思いました。

それではではでは、次回の更新はいつになることやら!
それまではさようなら!

……あ、ツギハギのほう全然更新してない……ごめんなさい

Re: ノストラダムス!  ( No.108 )
日時: 2010/10/24 12:21
名前: こぶたぬきつねこ (ID: AO7OXeJ5)


「ノストラダムス!」はもろに私の
ストライクゾーンですっ★

これからどうなるか予想つかないんで
楽しみでーす☆

更新待ってますぅ★


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