ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 呪いの牢獄【完結】
- 日時: 2010/03/22 10:30
- 名前: 雷螺 (ID: AlgR.W1y)
†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†・゜゜・*:.。.† .。.:*・†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†
初めまして雷螺と申します(●P'v`q)+。*・♪
シリアス・ダーク初体験デス(艸д+。悲)
コメディ・ライト&二次元小説でゎ、
沙稀という名前でやらして
いただいています☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆
初めてなので下手かもしれませんが
ガンバリます!
短くてもいいのでコメください(●´∀`)
。・。*♯友達♯*。・。
・紺
†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†・゜゜・*:.。.† .。.:*・†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†
- 呪いの牢獄 【コメ募集】 ( No.27 )
- 日時: 2010/03/22 08:55
- 名前: 雷螺 (ID: AlgR.W1y)
—第16章—
暗闇の巨大な牢太い鉄格子
その奥には——
痩せ細った体
自分で剥いだと思われる爪
首には自殺しようとした紐の跡
目の下にはクマ——。
少し見ない間に侑李は
変わり果てた姿になっていた———。
「侑李——…?」
侑李はッハとしコチラに目を向けた
すると少し微笑み
「久しぶり田崎クン♪」
「侑李お前大丈夫なのか—…?」
「へぇ?アタシはいつも大丈夫だよぉ?」
「——…っ」
「田崎クン顔に泥付いてるよ——?」
「誰のせいだよ^^」
「アハハ—そうだね♪」
オレの顔に付いていたのは
血じゃなく天井裏で付いた泥だった
それでちょっと安心した
「侑李あの時はゴメン——…。」
「なんの事——?」
「侑李が中学の時」
「あー恋に聞いちゃったんだぁ…
もういいよ気にしてないし」
「え———…?」
ドスッ!
何かがオレの左腕に刺さった
見るとガラスが侑李の手によって
刺さっていた——。
鮮やかな真っ赤な血が
流れた——。
「ぁあああああああああ!!!!」
「アハハッ!気にしてない訳がないじゃない?
ずっとこのチャンスを狙ってたのよ!!」
「侑李っお前っっ」
「アハハッッ今度こそ逃しはしないッッ」
「アンタを潰すっっ!!!」
next…*
- 呪いの牢獄 【コメ募集】 ( No.28 )
- 日時: 2010/03/22 09:28
- 名前: 雷螺 (ID: AlgR.W1y)
—第17章—
後ろを振り向くと恋がニヤっとして
侑李の鉄格子の鍵を開けた——。
侑李はユラリと動きだし
左腕を押さえバランスを崩した
オレの方へ近寄ってくる——
「くっ来るなっっ!!」
「田崎を潰したらもう近寄らないよ♪」
「来るなぁ!!」
そう言い侑李はバランスを崩している
オレを無理矢理押し倒し馬乗り状態に
オレが動かせるのは腕だけとなってしまった
逃げる事はもうできない
「アハハッ!!もう逃げれない♪」
「はぁ、はぁ…」
「…田崎サイゴに言いたい事あるなら
今だょ♪」
「オレをっ解放しろぉ!!」
ドスッ!!
再び、ガラスがオレの左腕に
刺さった
「——っぁあああああ!!!…」
「それ以外に決まってるでしょ♪」
「潰すだけじゃ面白くないから痛めつけながら
苦しめながら潰そっ♪いいよね?恋っ♪」
「どうぞっ」
恋はニヤっとし優しい微笑みで言った
その応答を聞き侑李も優しい微笑みに
なった——。
そしてガラスはオレの首に目掛けて
来た—
気づいたらオレは必死でそれを抑えた
左の掌からは血が流れてきている
血の雫がオレの顔へ落ちていく
「まだそんな抵抗する気力が左手には
あったんだね♪」
そしてさらに侑李は力を加えた
オレもさらに力を加える度に
傷口から血が噴出す
「———っ…」
「まだ抵抗するのぉ?」
「——っはぁ、はぁ…」
「もう限界かな?じゃあソロソロお遊びは
ココまでにしてアンタを潰すよ♪」
その瞬間 激しい銃撃の
音がこだました——。
見ると目の前の侑李が口から血を
吐きながらオレの上に馬乗り状態だった
そしてゆっくりと倒れた——
「侑李っっ?!」
next…*
- 呪いの牢獄 ( No.29 )
- 日時: 2010/03/22 09:58
- 名前: 雷螺 (ID: AlgR.W1y)
—第18章—
後ろを振り向くと
人殺しを恐れていた
大輔が銃を持って立っていた——。
それにその銃は何処にあったんだ?!
「…敬浩に手ぇ出すなよっ!!」
「大輔…っ!」
大輔はオレに近寄りオレ手を引き
走り出した———っ!!
「ちょっと待って!!」
それを見かねた恋が
叫ぶ表情は当たり前に
怒っている
「よくもアタシの野望を台無しに
してくれたわね———私がアンタ達を
潰してあげるわっ」
「——できるもんならな——」
その声はオレでもなく大輔でもない——
後ろを振り向くと大勢の牢獄者が居た
その中には、莉乃,馨,豊も居た
馨の手にはココ用の鍵があった
わざわざ警官から取り戻して来た
というのか————!?
next…*
- 呪いの牢獄 ( No.30 )
- 日時: 2010/03/22 10:11
- 名前: 雷螺 (ID: AlgR.W1y)
—第19章—
「ココから反撃開始よっ」
「…っあはははは!!そんなのでアタシに勝てると
思ってる訳?」
ガバッ
そう言い恋はオレの首にガラスを
突きつけて来た
「田崎を殺されたくなかったら無駄な抵抗は
辞めなっ!!」
「…っ恋お前っ…」
恋はオレの顔の近くに顔を寄せ
呟いた
「大人しくしてくれればアンタと眞木だけ
助けてあげるよ…?」
パシーン
オレはそんな恋の腕を振り解き
恋からガラスを奪った
「オレ達だけ助かったってなんにもならねぇよっ!」
「あっそぉ残念アタシ結構 田崎の事好きだったのに…」
バンッ
銃が恋の頭を貫き
恋の頭から噴水のように血が
噴出した
恋は死んだ————
オレ達は勝った———
だが問題はまだ残っていた——
オレ達が牢獄者となった理由が———。
next…*
- 呪いの牢獄 ( No.31 )
- 日時: 2010/03/22 10:32
- 名前: 雷螺 (ID: AlgR.W1y)
—第最終章—
ところでオレ達は
どうして牢獄者になったんだ?
「それじゃっ脱出しようかみんなっっ!!」
「「おぉーーっ!!!」」
莉乃の掛け声で牢獄者の
歓声が響く———。
「田崎クン実はねアタシ最初から罪なんて起して
ないんだよ」
「え?」
「みんな、突然こんなところに連れてこられて
侑李と恋は本当だと思うけど…」
え?
じゃあココは———?
「だからみんなでココ脱出しようアタシもうこの薄暗い
所飽きちゃった。」
「でもっ脱出しようとしても警官がっっ」
「されならご安心を♪それは馨が全員倒したのよ」
馨スゴイ…
じゃあオレ達は自由に———?
そしてオレ達は牢獄の外へ出た
牢獄の外は雲一つ無い青空が広がっていた
それから4年が経ち———
オレ達は見事に美容師になれた——。
それから——…あの牢獄はどうなったのかは
知る予知も無かった———。
end…*
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あとがき≠
いかがでしたか?
最後辺りゴダゴダになりましたが…
コメしてくださった皆様ありがとうございます+゜√*笑´o∀O)φ_*☆†
またお会いできたら嬉しいです(◆%'Д`*p〓q∞)$+゜
今度は一応仮ですが…【呪いの遺伝子】という題で
作ろうとおもいます+゜*。:゜+(*´∀`*)+゜:。*+
今までありがとうございました☆・゜:*:゜ヽ(。・ω・。)ノ*:・'゜☆
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