ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 闇夜の惨劇
- 日時: 2010/04/19 22:12
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: KkQpSREq)
初めましての方もそうでない方もこんにちは!
凛といいます。またまた新作でs((殴
*;;;;;;;;;;;;;;;;;;注意;;;;;;;;;;;;;;;;;;*
1、荒らし・中傷・偽・チェンメ厳禁
2、何かに似ていたらすみません
3、有り得ない事ありまくり
4、凛が嫌いな方は戻る連打です
+.*⌒お知らせ
☆小説リンクしてます
リンクしている小説は『罪色の蝶』です
+.*⌒prologue⌒*.+
惨劇の中で少女は生きた
血塗られた記憶の奥底に視えるは闇
永遠に終わることの無い血の宴
闇夜が紅く紅く彩られる
今宵も闇夜に惨劇は繰り返される———……
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- Re: 闇夜の惨劇 ( No.47 )
- 日時: 2010/08/13 17:14
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: m16n.Ntt)
罪華
ああ!!! 覚えてます、覚えてます!!
水無月の前は桜姫だったよね?
頑張るよw
小説書いたら見にいくねー
- Re: 闇夜の惨劇 ( No.48 )
- 日時: 2010/08/13 17:33
- 名前: 罪華 ◆GYnj2iSHgw (ID: xJq/HYyx)
良かった…;ω;
忘れられてるかと……w
- Re: 闇夜の惨劇 ( No.49 )
- 日時: 2010/08/13 17:38
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: m16n.Ntt)
7話*泣くもの、笑うもの
朝から教室は騒がしい
まぁ、いつものことだが
よく毎日低レベルな会話が出来るものだ
とても高校生とは思えぬ
という事を考えながら、梨子達の様子を茜凪は眺めていた
「セーン、何か面白いことないかなー?」
そう言いながら私の紫色の髪を引っ張るセルシェ
……地味に痛いんだ、コレが
「煩い、痛い。第一私の知ったことか、妃恋に訊いてくればよいだろう」
「酷ッ! まぁそうだけどさぁ、どーも最近蝙蝠ちゃんたちも退屈してるみたいで」
そう言うセルシェの肩には一匹の蝙蝠
……日差しは平気なのか?
まぁ曇っているしな
「そっれにしても……あの悠莉って子。笑ってるねぇ〜梨子って子は泣いてんのに」
よくみれば梨子さんは自分の席で泣いている
本で顔を隠しているが
反対に悠莉さんは笑っている
……人の不幸を見て笑う、か
残酷だな
「そろそろかもね」
ポツリとセルシェが呟いた
- Re: 闇夜の惨劇 ( No.50 )
- 日時: 2010/08/13 18:18
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: m16n.Ntt)
8話*過ち
+*梨子side
昼休み
梨子は1人机に伏せていた
もう嫌だ……耐えられない
相変わらず悠莉ちゃんはワザとらしく、あたしの前で神田君と仲良くするし……
さっきなんて神田君の前で足引っ掛けられて転ばされた
「大丈夫ぅ〜? 梨子ぉ?」
……憎らしかった
もう嫌だ
どうすれば解放される?
どうすれば……
あ
悠 莉 ち ゃ ん が 消 え れ ば い い よ
虚ろな瞳が悠莉と隼人の姿を捉える
相変わらず見せ付けるように話してる
ねぇ、悠莉ちゃん。散々私にひどいことしたよね
だから今度は私の番
悠莉ちゃんに復讐だよ
仕方ないよね?
これが過ちだとはその時の私は気付かなかった
- Re: 闇夜の惨劇 ( No.51 )
- 日時: 2010/09/11 20:58
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: hevWx4Os)
9話*その虚ろな瞳に映すのは
———嗚呼
怨みの気配だ……発信源は……多分、梨子さん
……彼女も、我慢の限界だったのだな
それは仕方がないのかな
———怨みの連鎖は、今もなお
屋上へ出ると、梨子さんがいた
彼女は、その虚ろな瞳に何を映すのだろう
「……孤寂さん」
「こんにちは」
フェンスにもたれながら、私は挨拶をする
梨子さんの顔は、酷く疲れた顔
だけど、その怨みは強いもの
「孤寂さん、」
「怨みを晴らしたいか」
梨子さんの言葉を遮る
梨子の顔が忽ち驚きに変わる
それに構わず、私は続けた
「怨みを晴らしたくば……」
そっと、目を閉じる
私の紫色の髪が風に遊ばれる
そしてその先の言葉を、続けた
「汝、闇蝶の舞う頃に黒き館へ来い。さすれば汝の持つ邪悪な願いは叶う」
「え? それって、どういうことっ?」
その言葉を無視して、私はその場を立ち去った
「その虚ろな瞳に映すのは、強い怨みというなの過ち」
裏庭の木に寄りかかっていた妃恋が、そっと呟いた
風が頬を撫でてゆく
「そうだな」
妃恋の言葉に、私はそう返した
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