ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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死のチャット 〜完結〜
日時: 2010/07/07 20:19
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: sjdSvJ4p)

はじめましての人もいますね。九龍です!

今回はある死神の話を書きます。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで!

……これでも残ってくださるんですか? 心が広いんですね……。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。


プロローグ>>1

第1章       第2章
第1話>>5     第5話>>28
第2話>>8     第6話>>39
第3話>>13    第7話>>42
第4話>>20    第8話>>48
           第9話>>53
           第10話>>54

第3章
第11話>>58
第12話>>66
第13話>>75
第14話>>79
第15話>>85
第16話>>98
第17話>>108

お客様

ぽぽ様、扇子乃和登様、暗刻の導き手様、ヴィナン様、あくな様、党来様、月花様、涼香様、ゼリー様、ゆゆ様
咲鬼様、ブラックサンダー様、雉明様、怪物くん様

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Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.16 )
日時: 2010/05/05 18:58
名前: あくな ◆GXd0kNePI6 (ID: U8MSN2gK)

更新楽しみです^^
クロウさんがんばれです;;

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.17 )
日時: 2010/05/05 18:59
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: B.jT5AAk)

あくな様へ

今日は休みなので、いっぱい更新します!
……っていうか、しすぎな気がしますがね。頑張って書きますよ!

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.18 )
日時: 2010/05/05 19:43
名前: 扇子乃和登 ◆D2y6C8Qlfc (ID: 2nMcmtOU)

さてと、直線的な表現が禁止されている為、間接的に上手く表現しないといけません。

……如何する! クロウ!?

その前に読者を焦らすと良いかも知れません。

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.19 )
日時: 2010/05/05 19:46
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: Lx/gxvCx)

扇子乃和登様へ

……間接的、わぁ! どうしよう、僕……超苦手じゃないですか……。
どうしよ!(どうしようじゃない!)
今回も、アドバイスありがとうございます。

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.20 )
日時: 2010/05/06 16:44
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 9IfQbwg0)

第4話『決して、許されることはなくて』


次は、私の番。
つまり、私が殺される番……ってこと?

「アリス、なんで私の事、殺そうとしたりするの!?」

私がそう聞くと、アリスは笑いながら答えた。

「僕は貴方たちみたいな悪い子を、この世からなくすためにいるから、ですね」

悪い子……って、私がリリーを虐めたから?
それが原因で、殺されちゃうの?
こんなことになるんだったら、虐めなんてしなければよかった……。
私がそう思いながら泣いていると、アリスは舌舐めずりしながら言った。

「あなたは、どんな味がするんでしょうねぇ……? リンゴさん」

……味?
味、とはどういうことだろう?

「ナッツさんも、チョコさんも……とぉっても美味しかったですよ。貴方は、どうですかね?」

アリスは幸せそうにそう言った。
何、コイツ……。
まさか……、私の事、食べようと思ってるの!?
コイツ、絶対おかしい!
私はそう思って、部屋から出ようとした。

「逃げたりしちゃ、駄目じゃないですか……」

アリスがそういいながら、こっちに歩いてくる。
私はドアノブをひねり、ドアを引く。
が、なぜかドアが開かない!
私がドアを開けようとしていると、首に何か冷たいものが触れた。アリスの手だ。
アリスの手に、少しずつ力が入る。

「は、なしてっ!!」

私がそう言うと、アリスは困ったような顔をして、手に入れる力を強める。
苦しいッ……息ができない!
次の瞬間、体に激痛が走った。
体が、倒れてく。足に力が入らなくて、立てない。
アリスが、私の頭を踏みつける。私は痛くて、狂ったように泣き叫んだ。
私が最後に見たものは、アリスの目に映る、赤く染まった自分の姿。

「もし、生まれ変わったら……リリーさんに謝ったら?」

アリスがそう言って、狂ったように笑った。
体が、軽くなっていく。痛みも、もう感じない。
世界が、真っ暗になっていく……。
……最後に、これだけ、いっておこう。
多分、私の口はもう、使い物にならないけど……。

『ごめん、なさい—————……』


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