ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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死のチャット 〜完結〜
日時: 2010/07/07 20:19
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: sjdSvJ4p)

はじめましての人もいますね。九龍です!

今回はある死神の話を書きます。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで!

……これでも残ってくださるんですか? 心が広いんですね……。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。


プロローグ>>1

第1章       第2章
第1話>>5     第5話>>28
第2話>>8     第6話>>39
第3話>>13    第7話>>42
第4話>>20    第8話>>48
           第9話>>53
           第10話>>54

第3章
第11話>>58
第12話>>66
第13話>>75
第14話>>79
第15話>>85
第16話>>98
第17話>>108

お客様

ぽぽ様、扇子乃和登様、暗刻の導き手様、ヴィナン様、あくな様、党来様、月花様、涼香様、ゼリー様、ゆゆ様
咲鬼様、ブラックサンダー様、雉明様、怪物くん様

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Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.121 )
日時: 2010/06/20 20:53
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 5LwYdnf7)

ぽぽ様へ

……あるんですかね、僕に、文才が。
更新、します。9時30分前には! ……多分。

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.122 )
日時: 2010/06/20 21:36
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 5LwYdnf7)

第20話『正義の伯爵』


何処にいるんだ、あの人は。
僕はそう思いながら、無駄に広い屋敷の中を歩き回る。
なんでも、べリアルがレオニードさんに僕のことを放したらしい。
そしたら、悩みがあるから来てくれ、と、レオニードさんに言われて、ここに来たのだが……。

なんだ、この屋敷は!
広い、広い。僕の家の何倍あるんだ。
……あの2人が何処にいるかもわからないし、もう帰りたい。

「……あぁ、もう、僕はどこに行けばいいんだ!」

僕がそうつぶやきため息をつくと、誰かが僕の肩に手を置いた。
誰だろうと思い振り向くと、そこには青い髪に青いバラのヘアピンをつけた少女。
そう、虐められていて、自殺を考えていた少女、キクさんだ。

「……どうも、アリスさん」

キクさんがそう言って、優しく微笑んだ。
依頼してきたときは、とても気の弱そうな人だとしか思わなかったが、何というか、雰囲気が変わったな。
とても柔らかくて、優しそうな感じ。今のキクさんはそのような言葉で表せるだろう。

「どうも、こんにちは。キクさん」

僕がそう言って頭を軽く下げると、キクさんも肩に置いていた手を離し、頭を下げる。

「アリスさんも、ここに来てたんですね……。レオニードさんに呼ばれたんですか?」

キクさんが、僕にそう聞いてくる。

「そうですよ。貴方もですか?」

僕がそう聞くと、キクさんは静かにコクリと頷いた。
……一体、なんで僕たちは呼ばれたのに、こんなところで止まってんだろうな。

「……アリスさん、私、ここにはじめてきたので、どこに行けばいいのか……」

「あぁ、僕もそうです……」

キクさんと僕は、小さなため息をつき、お互いの目を見た。
なんだかおかしくて、クスリと笑った。
キクさんも、クスクスと笑った。
こんな風にお互いの目を見て、なにかを確認したりするのは、初めてだったからだ。

そう思いながら廊下を歩いていると、1人の少年がいた。
肩まである黒い髪に、赤黒い血の目。そして、唇には赤い紅を塗っていて、白いワイシャツにジーンズといった容姿だ。
そして、一番特徴的なのは、蛇の首飾りだった。
首飾りの蛇の目がギラリと光る。なんだか、こちらを睨んでいるようで不気味だった。

「おや、お客様……ですか?」

少年がこちらを向き、首をかしげてそう聞く。
僕とキクさんは、コクコクと頷いた。
少年は目を細めて、頭を下げた。

「ようこそいらっしゃいました。お客様」

少年は凛とした声でそういい、頭を上げた。

「御主人の……いや、レオニード様の御友人ですか?」

少年がそう聞いてくる。
僕はコクリと頷いて見せる。キクさんも、頷く。

「そうですか、私はアンドロマリウスと申します。今から、レオニード様の所へ案内しますので」

少年はそう言って、僕たちに背を向け、歩き出した。
僕とキクさんは、少年についていく。
アンドロマリウス。確か、ソロモン王に封印された悪魔だ。
そして、悪魔だが人間の邪な感情を嫌い、邪悪な人間を罰することから、正義の伯爵と呼ばれているという。

そういえば、アンドロマリウスさんはレオニードさんを御主人と呼んでいたが……。
アンドロマリウスさんは、レオニードさんと契約を交わしたのだろうか。
でも、レオニードさんは、なんでアンドロマリウスさんを召喚したのだろう。
僕はそう思いながら、アンドロマリウスさんの後ろを歩いた。

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.123 )
日時: 2010/06/21 15:51
名前: ヴィナン ◆qZUCpA/gIM (ID: icsx9rvy)

お屋敷、広そうですねー。迷うのも当然・・・。
アンドロマリウスは、『正義の伯爵』とよばれているんですか・・・。
悪魔とか、おくがふかいですねー。

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.124 )
日時: 2010/06/21 16:47
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 5LwYdnf7)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?452557

べリアルのキャラ絵、書いてみました。
べリアルは美しい天使の姿をしているといいますが、美しいかどうか全く解りません。
一応、天使の服に赤い翼があるんですが……翼は書きませんでした。天使の輪は書きません。
多分、僕はこの姿以外では書けません。

ヴィナン様へ

……迷って、そんで、レオニードと会うまでに餓死寸前になったり。
しませんがね!
アンドロマリウスは正義の伯爵と呼ばれています。
主に、宝を探すのに能力発揮してるので、その力を使い、人探しとかしてます。

Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.125 )
日時: 2010/06/21 21:04
名前: 雉明 ◆uqC/dldH8Q (ID: EM3IpZmD)

窃盗ってそれ探偵の仕事ですか!?(((
宝探し! それはいいですねー^^←
嘘偽と詐欺……何だろう文字の並びが凄く格好いい←
そこを敢えて照らしたがるのが俺ってもんで(((

べリアル、イラストイメージどおりでした!
なんか脳内イメージ一緒だったようで良かったです^^


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