ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 死のチャット 〜完結〜
- 日時: 2010/07/07 20:19
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: sjdSvJ4p)
はじめましての人もいますね。九龍です!
今回はある死神の話を書きます。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで!
……これでも残ってくださるんですか? 心が広いんですね……。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。
プロローグ>>1
第1章 第2章
第1話>>5 第5話>>28
第2話>>8 第6話>>39
第3話>>13 第7話>>42
第4話>>20 第8話>>48
第9話>>53
第10話>>54
第3章
第11話>>58
第12話>>66
第13話>>75
第14話>>79
第15話>>85
第16話>>98
第17話>>108
お客様
ぽぽ様、扇子乃和登様、暗刻の導き手様、ヴィナン様、あくな様、党来様、月花様、涼香様、ゼリー様、ゆゆ様
咲鬼様、ブラックサンダー様、雉明様、怪物くん様
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- Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.131 )
- 日時: 2010/06/26 18:44
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: ZGo4Gnz1)
第22話『ストーカー対人ならざる者』
トントン、とドアをノックし、アンドロマリウスさんが図書室に入ってくる。
片手には、紅茶の入ったティーカップとミルクと砂糖の入った小さな容器をのせたお盆。
アンドロマリウスさんが入ってきたことは気にせず、レオニードさんは口を開いた。
「僕、ストーカー被害にあってるんだ……。なんとかならないかな?」
レオニードさんは、笑顔でそういった。
ストーカー……か。それはまた、性質の悪い。
僕はそう思い、頭を抱えた。
「そんなもの、貴方にかかればひとひねりでしょう?」
ベリアルが、頬杖をつきながらそういう。
もう、化粧のことについては諦めたらしい。さっきまでの声とは違い、いつものような綺麗な声で話す。
「僕にはそんなこと、できないよ。集団ストーカーみたいだし」
その言葉を聞き、ベリアルは眉をひそめた。
「……心にもないことを」
ベリアルは小さな声でそう呟き、ため息をつく。
キクさんには聞こえてなかったようだが、僕にはしっかりと聞こえた。
「その依頼、引き受けましょう」
僕はそう言って、レオニードさんに笑いかけた。
レオニードさんはニィッと笑って、アンドロマリウスさんが置いた紅茶を一口飲んだ。
「ありがとう。アリス君」
レオニードさんはそう言って、紅茶の入ったティーカップをテーブルに置いた。
「あ、そうそう。ベリアル、どうせだから君の御主人様にもこの事話してくれない?」
レオニードさんがベリアルのほうを向き、そう言う。
ベリアルはレオニードさんの言葉を聞き、柔らかく微笑んだ。
「かしこまりました、レオニード様」
ベリアルの返事に、レオニードさんは満足そうな笑みを浮かべた。
さて、ストーカーさんには、少し反省してもらいますか。
- Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.132 )
- 日時: 2010/06/28 18:26
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 6vEo4atf)
第23話『ストーカー対ストーカー』
レオニードさんの依頼を受けてから一日目。
今、僕達は、レオニードさんにつきまとっているというストーカーのことを調べている。
ベリアルと舌切雀と八咫烏は、ストーカーの名前や住所などを調べている。
僕とアンドロマリウスさんとキクさんは、ストーカーの人数を調べている。
アンドロマリウスさんは泥棒の正体をつきとめる能力を持っているので、それを泥棒以外にも使えないか実験中らしい。
そう思っていると、僕の部屋のドアが大きな音を立てて開いた。
「よぉ、アリス……つったか? ストーカーのこと、調べさしてもらったぞ!」
ドアのある方向に目を向けると、短い黒髪の少年とベリアルがいた。
「あの、どちら様ですか?」
僕がそう聞くと黒髪の少年は、あ、と呟いた。
「そういや、あんたは俺のこと知らないんだっけな……。俺、橋場 要。ベリアルの御主人様!」
少年の言葉を聞き、僕は目を見開いた。
ベリアルは、小さなため息をついている。
……ベリアル、僕が要さんみたいな人を食べて生きていることを話していなんでしょうかね。
それとも、話したとして、要さんが冗談だと思って受け流したのでしょうか?
そう考えていると、キクさんが僕の目の前で手を振って見せる。
「……あの、大丈夫ですか?」
キクさんの問いに、僕はコクリと頷いて見せた。
要さんは笑いながら、ベリアルに数枚の資料を持たせた。
「ストーカーのことについては、ベリアルが話すから。わかんねぇとことかあったら、俺に聞いてくれ」
要さんがそう言って、ニヤリと笑った。
「……えー、ストーカーの人数は三人、男性が1人、女性が2人となっております」
ベリアルがそう言って、ストーカーの特徴などを話す。
僕とキクさんはあっけにとられて、ベリアルの話を聞いていた。
「……あの、要さん、貴方はどうやってこのようなことを調べたのですか?」
「目には目を、歯には歯をって言うだろ? ストーカーにはストーカーってことだよ」
要さんはそう言って、微笑んだ。
- Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.133 )
- 日時: 2010/06/27 21:07
- 名前: 怪物くん ◆uF7zrUquPo (ID: gM9EmB37)
おもしろー!!
あっ!!いきなり出てきてハイテンションすいません。
怪物くんです。
続きお願いします
- Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.134 )
- 日時: 2010/06/27 22:32
- 名前: 雉明 ◆uqC/dldH8Q (ID: EM3IpZmD)
ストーカーとかなんですかそれ変態さんですか(((黙
それも集団とかwww うん、何かな、レオニードさんはモテモテなのかな!←
ストーカーにストーカーって言う構図、ある映画で見た事があります^p^
ストーカーさんがぶちのめされるところを想像すると怖いです←
とりあえずタヒなない事は祈りましょう^p^
- Re: 死のチャット 〜悪い子はいませんか?〜 ( No.135 )
- 日時: 2010/06/28 15:53
- 名前: ヴィナン ◆qZUCpA/gIM (ID: icsx9rvy)
要さん、最近どんどんいろんな意味で怖くなってる・・・(笑)
アリスは要さんを食べませんよね・・・。よねっ!?
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