ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ━ESP━
- 日時: 2010/11/12 15:43
- 名前: 遊太 (ID: U3CBWc3a)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=e52PFRP4yb8&feature=related
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ABU様>>61>>91
━━━━━━━
>>4 オリキャラ募集用紙
>>140 アンケート用紙
>>141 Q&A用紙
〜第1部 断罪能力者討伐編〜
キャスト>>3 >>29 >>60
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〜第2部 デーモン七魔将編・戦場東京編〜
キャスト>>78 >>107
26話>>94 41話>>145
27話>>95 42話>>147
28話>>98 43話>>150
29話>>102 44話>>151
30話>>103 45話>>152
31話>>112 46話>>153
32話>>120 47話>>156
33話>>121 48話>>157
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36話>>129 51話
37話>>132 52話
38話>>133 53話
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- Re: ━ESP━『エスパー』04話うp♪ ( No.10 )
- 日時: 2010/06/24 18:16
- 名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)
05【能力のタイプ】
放課後
天馬は学校の裏に行くと、一台の黒い車が止まっていた。
窓が開くと、見慣れた顔の松本亜樹が助手席から現れた。
「早く乗って。見られたらまずいでしょ?」
「は、はい!!」
天馬は急いで後部座席に乗り込んだ。
運転席には、髪を青く染めオールバックで整えている若い男性が座っている。
「はじめまして。俺は本井三郎だ!!よろしくな!」
本井は感じのいい笑顔で振り向き、天馬と握手を交わす。
「俺は海藤天馬です。よろしくお願いします。」
天馬も自己紹介をすると、車は会社に向けて動き始めた。
「ところで、乗る気にはなったの?」
高速道路に入った途端、亜樹が振り向いて天馬に聞いた。
天馬は何も言わずに、力強く縦に首を振る。
「そう。分かったわ、じゃあさっそく仕事よ。」
「仕事?」
天馬は亜樹の言葉を復唱して首を傾げた。
すると、運転をしている三郎が仕事についての説明を始める。
「犯罪者の討伐、及び執行だ。能力者の犯罪者な!」
「でも、どうやって能力者が犯罪を犯したって分かるんですか?」
「能力を使うと、その場には微量の放射能が残る。近場の現場は俺らが足を運んでそれを調べている。」
天馬は説明を聞くと、学校の勉強よりも分かりやすいと思った。
「大方分かりました。で、その仕事内容は・・?」
「一之瀬高校生徒暴力事件よ。」
天馬はその言葉を聞くと唖然とした表情をする。
確か、今朝のホームルームで担任が話していたことだ。
「あれって能力者の仕業ですか?」
「えぇ。被害者からの証言によると、特徴は紫の髪に、触れずに攻撃したらいいわ。」
「ふ、触れずに?」
天馬は自分の炎を扱う能力しか知らないので、その話にはかなり興味がある。
「恐らく、遠距離攻撃の破動系ね。」
「破動系?」
天馬は亜樹の言葉に疑問を抱いた。
「まだ会社まで距離もあるし、詳しい説明をするわ。」
亜樹はそう言うと、能力について詳しい説明を始めた。
────
能力には大きな種類に分けて3つある。
1つは身体系、2つ目は自然系、もうひとつは破動系よ。
身体系はその名の通り、自分の体を変化させる。
自然系は天馬や私みたいに炎や電気を操れる。
そして、破動系は珍しい種類で音や圧力、未知数の能力を使える。
今能力者世界で見つかっているのはこの3つのタイプよ。
────
亜樹の説明を聞き、改めて天馬は自分の持つ能力の偉大さを実感する。
「天馬君、これだけは注意しとけ。」
高速道路を降りながら三郎が天馬に話かける。
「俺は以前、能力を手に入れ人格が変わった人間を何人も見てきた。お前は絶対に、力に支配されるなよ。」
「し、支配されるとどうなるんですか?」
天馬は恐る恐る2人に聞く。
2人は目を合わせると、次に亜樹が口を開いた。
「私が見てきた中で、力に支配されて自殺した能力者がいたわ。その子はあなたと同じ学生。」
天馬はその言葉を聞いて唾を飲み込む。
「気をつけろよ。」
三郎の言葉で車内は静まり、その1時間後に会社に着いたのだった。
- Re: ━ESP━『エスパー』05話うp♪ ( No.11 )
- 日時: 2010/06/24 20:10
- 名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)
06【クライム】
超能力者専門会社‘アビリティ’
会社の前に車は止まり、天馬、亜樹、三郎はすぐに社長室へ向かった。
社長室に着くと、すでに社長は仕事に必要な資料をまとめて席に座っていた。
「よく来たね!!その様子だと、天馬君はここで働くつもりかな?」
冥堂は天馬の生き生きした表情を見て察知したようだった。
「はい。お世話になります。」
天馬は大きくお辞儀をすると、冥堂は頷きながら仕事の資料を渡した。
「これが今回の?」
「うむ。どうやら、犯人はクライムという男らしい。」
「クライム・・・・?」
三郎は聞いたことのある言葉に頭を捻る。
「罪・・・・っていう意味よ。」
高校生の亜樹が言うと、三郎は思い出したのか納得する。
「彼は東京の渋谷区。この区に住んでいるようだ。」
「ならば、今すぐにでも行きましょう!!」
三郎は3人に言う。しかし、社長がすぐに止めた。
「ダメだ。さっきほかの社員から聞いた情報だが、彼以外にも能力者がいるらしい。」
冥堂の言葉に全員は表情を変えた。
「ほ、ほかって、クライムという能力者以外にもですか!?」
「あぁ。草屋の情報だ。間違いないだろ。」
天馬は‘草屋’という人物が気になったが、ここは質問するのを止めた。
「気をつけて行って来い。」
「了解。」
**********
3人は車に戻ると、資料に目を通す。
「ところで、天馬君は家に帰らなくても大丈夫?」
三郎の質問に、天馬は笑顔で答えた。
「明日は土曜で何もないから、友達の家に泊まるって言ってきたんで大丈夫です!!」
「そうか。で、場所はどこら辺りだ?」
三郎が助手席でクライムの住所を確認している亜樹に質問する。
「え〜っと、ここから1キロ弱の地点。」
「よっしゃ!」
三郎はエンジンをかけ、目的地へと車を走らせた。
- Re: ━ESP━『エスパー』06話うp♪ ( No.12 )
- 日時: 2010/06/24 20:53
- 名前: 禰音 鏡幻 ◆kaIJiHXrg2 (ID: cYSZrqDn)
更新のスピード早いですね^^
- Re: ━ESP━『エスパー』06話うp♪ ( No.13 )
- 日時: 2010/06/25 07:24
- 名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)
>>12 禰音 鏡幻s
高校生で更新する暇がないから、空き時間にできるだけ更新しているのです♪
- Re: ━ESP━『エスパー』06話うp♪ ( No.14 )
- 日時: 2010/06/25 07:55
- 名前: 禰音 鏡幻 ◆kaIJiHXrg2 (ID: cYSZrqDn)
私と同じですね^^
私も高校生なので暇時間に更新してます
最も、常に暇なのですが…(笑)
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