ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 鎖
- 日時： 2010/09/11 22:58
- 名前： 白兎 （ID: jdXY8NL1）
今回は初めてのヤンデレ系で。
不安ですが頑張りますよぅ。
あ、更新遅めです。
でわ (。・_・。)ノ
- Re: 白の鎖 ( No.3 )
- 日時： 2010/08/25 17:04
- 名前： 白兎 （ID: QCkuis7p）
- 参照： ↑読みはＨＡＫＵＴＯです☆
一年前、私の父は死んだ。
通り魔に刺されて。
「誰でも良かった」
犯人は言った。
それから、私の母は壊れてしまった。
「殺されるから、絶対に家から出てはいけない」
私は母にそう言われたのだった。
最初の頃、どうしても外に出たくて逃げ出した事があった。
家に帰ると、母の姿は無かった。
母は泣き叫び、嘔吐していたらしい。
病院に搬送されていた。
だから、私は此処から出て行く事はできない。
私はいま、座って庭を眺めている。
庭で、黒い蝶が舞っていた。
あっちに行ったり、こっちに行ったり。
なんて自由なんだろう。
わたしだって、自由に宙を飛びたいのに——
その時、一人の少年が
この家の塀を乗り越えて庭に入ってきた。
ひょいっと、自由に。
飛び降りる少年の黒髪とさっきの蝶を重ね合わせた。
- Re: 白の鎖 ( No.4 )
- 日時： 2010/08/25 18:53
- 名前： 霧猫 （ID: KHOJpGst）
白兎様
申し訳ありません…本当に御免なさい…；；
ちょっと逝ってきます…。
頑張ってくださいね＾＾
- Re: 白の鎖 ( No.5 )
- 日時： 2010/08/26 07:01
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
おはようございます、アキラです。
新しい小説ですね(^_^)楽しみです
最初に母親が壊れたんですか。
そりゃ父親があっけなく殺されて、動揺するはずですよ。
家に入ってきた男の子は、誰なんでしょ？
- Re: 白の鎖 ( No.6 )
- 日時： 2010/08/26 16:16
- 名前： 白兎 （ID: QCkuis7p）
>>霧猫ｓ
逝っちゃだめです；
怒ってませんから…
むしろ応援ありがとうなのです。
>>アキラｓ
こんにちわ、白兎です←パクるな。
た、楽しみ……うぅっ（（嬉泣
男の子は…そのうち判る事でしょう＾＾
- Re: 白の鎖 ( No.7 )
- 日時： 2010/08/27 16:12
- 名前： 白兎 （ID: QCkuis7p）
その男の子は、とっても綺麗な顔をしていた。
肌が白くて、目鼻立ちクッキリ……ハーフ？
え、でも待って？
これ、不法侵入じゃあ……。
「なっ何してるんですか!?」
その子はこちらを見た。
「今そっちに蝶が飛んでたから、つい」
……この子、見た感じ中高校生だよね？
何でそんな子供みたいな事を……。
「あ……さっきの、黒い蝶？」
「そーそー」
「……着物、綺麗だね」
「へ？」
その子は、私の着ていた着物を指差した。
「着物なんて、生で初めて見たよっ」
お父さんは茶道家で、この日本風な家なのもそのせいだった。
だから、私はよく着物を着ている。
「私、ほぼ毎日着物だよ？」
「え!! すごい！ 見たいっ」
み、見たいの？
「じゃあ、明日も来る？」
「うん。行く!!」
明日も会えるのか……。
……何でしょ。この鼓動の速さは。
「でも、俺そろそろ帰んなきゃ！ じゃねぇ〜」
その子は、手をぶんぶん振って
また塀を登って帰っていった。
明日はお茶と美味しいようかんでも用意しておこうかな。
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