ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

 鎖
日時: 2010/09/11 22:58
名前: 白兎 (ID: jdXY8NL1)

今回は初めてのヤンデレ系で。

不安ですが頑張りますよぅ。


あ、更新遅めです。


でわ (。・_・。)ノ

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



Re:  鎖 ( No.28 )
日時: 2010/09/12 18:57
名前: 白兎 (ID: jdXY8NL1)





 それから数日後。

約束通り、奏汰はやって来た。



 「あず〜!!」

元気な声が聞こえて、塀を見ると
奏汰が塀の向こうから手を振っていた。

(頭の天辺と)手だけが見えてるのってちょっと怖いかも。

その手は塀を掴んだ。

奏汰が塀を登る。


 「あずっ!」
そしてまた手を振ってくる。

 「奏汰……。元気なのは良いけど、近所迷惑かも」

そう言うと、奏汰は塀の向こうに向かって

 「ごめんなさぁ〜い」

と、ゆるーく謝罪していた。
誰に謝ってるんだか。

 
 「奏汰、ここ」
私の隣をポンポンと叩いた。
『此処に座って』というジェスチャーは、奏汰にちゃんと伝わったようだった。
奏汰は隣に座った。


 「あ、奏汰さんでしたね」

後ろにいた如月が奏汰に声を掛けた。

 「あっ。如月さん? こんにちわっ」

 「こんにちは。
  奏汰さん。塀からじゃなく、今度は玄関から入らして下さいね」

如月は苦笑してそう言う。

奏汰は頭に手をおいてまた「ごめんなさい」と言った。
私は其れが可笑しくて、つい笑ってしまった。

 「奏汰、また謝ってる」

 「そういうお嬢様も、また笑ってます」

 「本当」

そう言ってまた笑った。


奏汰といると楽しい

つくづくそう思うけど。



——タイムリミット


しばらくして、


 「お嬢様、そろそろ奥様がお帰りになられますよ」

如月がそう教えてくれた。

途端に、私の心に焦りが生じる。


 「うそっ! もうそんな時間……」

何故か焦りだす私に、驚いている奏汰。

 「え、あずママが帰ってくるの?
  あず、何でそんな慌てて……」


奏汰の質問には答えなかった。

 
 「……ごめん。奏汰。今日はもう帰って……」



私はそう言って、

奏汰や如月を置いて自分の部屋に戻っていった。


Re:  鎖 ( No.29 )
日時: 2010/09/12 19:14
名前: 杵島 茄武 ◆wWr1IKfGtA (ID: hAtlip/J)

こんにちは、はじめましてですね
私はこの世界では新米の杵島と申します
(ここのスレッド掲示板では、女の人の名前を名乗った
ウサン臭い人が出回っているようですが……)

是非小説仲間として仲良くしていただければ嬉しいです
ヤンデレってヤンキーなツンデレってことですかな?
私、そういうの詳しくないんで…

よろしかったら、私も小説シリアス
(といっても、あまり残酷ではないです)
「銀の炎」を執筆していますので、
気が向いたらそちらにもいらしてください

Re:  鎖 ( No.30 )
日時: 2010/09/12 20:14
名前: ラズリ ◆0Co7TLOMuU (ID: wJNgr93.)

初めまして!
ラズリと申します。
小説上手ですね。
才能分けてもらいたいです。

Re:  鎖 ( No.31 )
日時: 2010/09/13 17:45
名前: 杵島 茄武 ◆wWr1IKfGtA (ID: hAtlip/J)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=15121

あ、私が執筆している小説です
是非遊びに来てくださいね

Re:  鎖 ( No.32 )
日時: 2010/09/17 11:21
名前: 白兎 (ID: lm8tIa56)

杵島 茄武s

はじめまして^^
はい、よろしくお願いします。

ヤンデレ・・・うん。
行き過ぎた愛情表現ってとこかな?
詳しいことは分かりません;

では、行かせていただきますね^^


ラズリs

はじめまして!

う、上手いって・・・
でも嬉しいです。ありがとうございます^^

ない物はあげられないので才能はわけられません;


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



この掲示板は過去ログ化されています。