ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 心壊アラカルト 完結
- 日時: 2010/10/09 09:42
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
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なんだかんだ、未熟者ですね。
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- Re: 心壊アラカルト ( No.28 )
- 日時: 2010/09/21 06:10
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
お互い分かってるんですよね、色々と。
そう考えると違う意味で相思相愛なのかも…。
あれ、おかしいな。
せなは一人っ子だったはずなんだけど笑
- Re: 心壊アラカルト ( No.29 )
- 日時: 2010/09/21 17:29
- 名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)
え、アキラさん、やだなぁ(笑)
親なのにぃ・・・私は従妹の水妖ですよ^^
↑姑キャラから従妹キャラへ^^
ね、『おばさん』w
あ、嘘です。すいません。
- Re: 心壊アラカルト ( No.30 )
- 日時: 2010/09/21 19:14
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
嘘でなによりです、嘘で。
- Re: 心壊アラカルト ( No.31 )
- 日時: 2010/09/21 19:55
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
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「ただいま」
家に帰って、決して返ってくることはないんだけど、一応挨拶をする。
視界に僕よりボサボサの髪をした男が映ったけど、無視して二階に上がって、鞄を置く。
制服を脱いで、ラフなティーシャツ姿で再び一階へ。
「弘夢、そこどいて」
嵯峨野弘夢さん。 僕の事故死した父親の従弟。
三十代だけど、髪の色のせいか若く見える。 狭い部屋でゴロンと寝転がるから、邪魔で仕方ない。
「どいてって、弘夢」
「ギャーギャーうるせえよ、そこらで縮こまってろ」
「そんな無理な要求しないでよ」
足でゲシゲシ蹴ってくる。 痛いな、コイツ。
てか、髪切れよ。
「弘夢、ミエの命日って何時だっけ」
「………何言ってんだよ、お前。 ミエの命日は8月30日、夏休み最後じゃねーか」
「ああ、そっか」
あれ?
じゃあ10月2日って誰の命日だ?
「それ、お前の母ちゃんだろ。 彩果さん」
「…………ああ」
あやか。
僕の母親で、3年前にミエが死んだことで自殺した、あの人。
「そっか、その人の命日か」
「味噌汁、いるか?」
「うん、よろしく」
全員、死んだ。
死んで、死んで、死んで。
生きてるあの子は、死んでるふりをして。
死んでる僕は、生きてるふりをしている。
「弘夢」 「なんだよ」 「死にたい」
サラリと、感情的先端部分を口にした。
言えることは何ともないんだけど、実行する勇気は未だに無い。
だから、こうしてズルズル生きている。
生きている意味なんて、どこにもないんだろうけど。
それでも、こうして生きてる。
「死にたいって言っているうちは、まだいいよ」
弘夢の言葉で浮かんでくるのは、一人の女の子。
「死にたいと思っているくせに、それを自覚してない奴のほうが、もっと重症」
あの子は恋愛対象が間違ってる。
なんだよ、“自分を殺してくれそうな人間”が恋愛対象って。
- Re: 心壊アラカルト ( No.32 )
- 日時: 2010/09/21 22:43
- 名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)
弟君がいたのか、ユエに。
家族全員死んだのか。
なんか、複雑ですな。
勝手に登場してすみません。
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