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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- サクラ。 世界の全てに偽りを—— 参照200突破!?
- 日時: 2011/02/18 21:26
- 名前: +・妖・+ (ID: u.eaSnNq)
—どうして僕は生きてるの?—
小さいころからの疑問に、答えてくれた人がいた。
「理由なんてない——。ただ仕方ないから生きてるだけ。」
その人は、長い髪を風に踊らせ、嵐の中に立っていた。
僕が死のうとした日は、あのヒトが死んだ日。
- 心を読む者 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/13 09:59
- 名前: +・妖・+ (ID: u.eaSnNq)
「優姫っ!今日ウチの家来てね。麻耶と美織も一緒だから。じゃ、あとで!」
六時間目終了直後、風のようなスピードで三組と一組の間を往復した彼女は3組の一宮真雪。
真雪とは小学校の時からよく遊んでて、あっちに言わせれば私は立派な親友だろう。
悲しいことは私が相手をそう思っていないこと。
親戚や家族にだって信じれる人なんかいないのに、赤の他人を信頼するなんて馬鹿げてる。
皆うわべを飾って、利用してやろうって近づいてくるだけ。
それ以外でも、人の心なんていつ変わるか分からない。
可哀想な子はうわべに騙されるけど、私はありがたいことに人の思考を読むことが出来る。
もう一回言ってあげようか?
——私は人の『感情』と『思考』を『読める』の。——
私を嫌った子には、その力を使って悪夢を見させてあげた。
相手の考えてることを当てると、相手は必ず恐怖を感じる。
明るかった子が私の言葉で変わっていく。
上手くやれば『人の運命を操作できる』。それがとても楽しかった。
- Re: だって、しょうがないから ( No.2 )
- 日時: 2010/09/21 17:57
- 名前: 佐久間 (ID: LpK9Mb2W)
読ませていただきました! とても面白いです!
あと、書き方が上手すぎですよ・・(感激)
優姫の気持ちが分かりやすく書かれてると思いますw
これからもがんばってください!
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