ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Potential〜最強の男たち〜 オリキャラ募集中!
- 日時: 2011/06/08 22:57
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: fmJgdgg4)
まあポケガイ住民とかなら俺を知ってるやついるわな。
適当に投稿してみまっす。よろしくね(´∀`)
アドバイスは助かります。多少中傷交じりでも構いません。
世の中には、人並み外れた強さを持つものがいる。
もしかしたら天才、と呼ばれるほどの万能な人間がいるかもしれない。
常に人間のトップ。簡単に敵を薙倒せる力。
そんな力があればアナタはなにに使う・・・?
第一作[パワーズ・ハンター]
第二作[曇天]
そして第三作が・・・・Potential!
—第一章[最強の男たち、集結]—
第一話[三人の男、集結]>>1
第二話[逃走]>>3
第三話[対峙]>>5
第四話[隠れ家]>>6
第五話[尋問]>>7
第六話[完成]>>9
第七話[天才ダンサー]>>10
第八話[泰三の死]>>11
第九話[暗殺=失敗]>>15
第十話[明らかになる真実]>>16
第十一話[拘束]>>17
第十二話[戦争前]>>18
第十三話[天才>警察 の証明]>>19
第十四話[証拠隠滅計り逃げ出す一行]>>20
第十五話[様々な動き]>>21
第十六話[物資の衰え]>>22
第十七話[闇に葬られた事実]>>23
第十八話[掘り返される事実]>>24
第十九話[回想①〜亜門龍司の場合〜]>>36
第二十話[回想②〜近藤詩織の場合〜]>>37
—第二章[新たなる刺客たち〜三年後〜]—
第一話[序章]>>38
第二話[刃、擦違い]>>39
第三話[IQ,,,]>>40
第四話[警察の工作]>>43
第五話[拘束Ⅱ]>>47
第六話[新たなる序章はここから]>>48
第七話[脱出①〜牢屋から〜]>>49
第八話[脱出②〜マシンの大群を超えろ!]>>51
第九話[小西の死]>>53
第十話[脱出③〜ポテンシャル3号〜]>>54
第十一話[脱出④〜ポテンシャル4号、その正体〜]>>55
第十二話[脱出⑤〜神の子〜]>>56
第十三話[脱出⑥〜二人の脱獄囚〜]>>57
第十四話[脱出⑦〜施設からの脱出〜]>>58
第十五話[隠れ家Ⅱ]>>59
第十六話[雷電、紫電の過去]>>60
第十七話[コロニー]>>63
第十八話[回想③〜氷川榊,桑原大樹の場合①〜]>>67
第十九話[回想④〜氷川榊,桑原大樹の場合②〜]>>69
第二十話[回想⑤〜氷川榊,桑原大樹の場合③〜]>>70
—第三章[更なる舞台へ]—
第一話[漆黒の翼は闇を好む]>>71
第二話[知らなかった事実]>>72
第三話[無常]>>73
第四話[決断、そして覚醒]>>74
第五話[師範・隼大左衛門]>>75
第六話[コントロール率70.5%]>>76
第七話[NASU]>>77
第八話[作戦会議]>>78
第九話[師範・隼大左衛門Ⅱ]>>79
第十話[特訓]>>80
第十一話[様々な組織の動き]>>81
第十二話[三龍会総統・龍崎徹]>>89
第十三話[三龍会幹部・武田政宗]>>100
第十四話[称号]>>124
第十五話[鉄山靠]>>137
第十六話[鬼と翼]>>139
第十七話[安静、そして半覚醒]>>142
第十八話[残ったメンバー]>>143
第十九話[三龍会の脅威]>>144
第二十話[出陣]>>145
—第四章[連合軍vs,三龍会]—
第一話[始まりは中国の上海から]>>146
第二話[戦闘態勢]>>148
第三話[三頭の龍]>>152
第四話[七頭の子龍]>>153
第五話[いざ出陣]>>1
◆登場人物
[最強の男たち]
Character:NO,1[近藤 直樹]>>102
Character:NO,2[和泉 両]>>103
Character:NO,3[大西 陸]>>104(死亡)
Character:NO,4[川田 浩輔]>>105
Character:NO,5[田中 雄三]>>112(死亡)
Character:NO,6[亜門 龍司]>>113
Character:NO,7[隼大左衛門]>>114
[警視庁]
Character:NO,8[菊池 義人]>>115
▼以下、上記と同じように工事していきます。
山口雅夫(45歳) ベテラン警官。常に橋本と行動している。和泉に殺される。(死亡)
橋本和義(26歳) 新人警官。山口のことを慕っている。川田にトドメを刺される。(死亡)
菊池直人(51歳) 改造され、ポテンシャル3号になっている。オヤジにトドメを刺された。(死亡)
酒井正樹(38歳) 基本、誰に対しても敬語を使う礼儀正しい男。菊池に殺される。(死亡)
小西亮介(40歳) 酒井とは仲が良い。三年後では近藤と手を組んでいた。処刑人に射殺された。(死亡)
工藤信吾(27歳) 特殊人材拘束機関の元長官。IQ180の天才。5号であり、空を飛び回っている。
榊原 茂(45歳) 特殊人材拘束機関の元実験長。改造したのもこの男。オヤジに射殺された。(死亡)
浅賀正章(42歳) 特殊人材拘束機関の長官。工藤が失踪した為、彼がやっている。
須永一郎(85歳) 特殊人材拘束機関の実験長。
日下 守(32歳) 特殊人材拘束機関の構成員。
[足立組]
足立龍銅(51歳) 足立組組長。ボスである。古い話し方をする。
高木優斗(45歳) 足立組直系高木組組長。
坂上一雄(43歳) 足立組の構成員。田中に頭を貫かれ死亡。(死亡)
伊藤真澄(27歳) 足立組の構成員。大西に銃を売ったのがこの男である。大西に殺される。(死亡)
[三龍会]
龍崎 徹(?歳) 三龍会の総統。日本人。全ては謎に包まれている。
武田政宗(22歳) 三龍会の三龍王。日本人。強い。
劉 沌惇(24歳) 三龍会の三龍王。中国人。強引な性格。強い。
丁 黄趙(22歳) 三龍会の三龍王。中国人。美男。強い。
王 覇龍(25歳) 三龍会の七兵団。中国人。鉾の使い手。(死亡)
劉 雷雪(22歳) 三龍会の七兵団。中国人。劉 沌惇の弟。
李 紅香(32歳) 三龍会の構成員。中国人。通訳と偽り工作員として活動。
陳 奉鋼(35歳) 三龍会の構成員。中国人。観光バスの運転手と偽り工作員として活動。
犯人 (?歳) 三龍会の構成員。8年前日本で殺人を犯した。
[隼身体向上道]
大桐 毅(28歳) 隼が運営していた『隼身体向上道』の第二師範である。第二道場を設立した。
狭山亮輔(23歳) 二番目に強い。ちょっと生意気。
[一般者]
近藤哲雄(49歳) 工場で一人で働いてる。気の利くオッサン。近藤直樹の父。
近藤詩織(41歳) 41歳で殺害され他界。近藤直樹の母。(死亡)
高橋大吾(32歳) 大西に射撃され電柱に激突。大西に殺される。(死亡)
田辺洋介(35歳) 和泉の策略で電柱に衝突した罪なき人。大西に殺される。(死亡)
田木泰三(45歳) 古惚けた雑貨屋を営む店主。山口とは同級生。坂上に射殺された。(死亡)
友人の父(?歳) 仕事の都合で娘(友人)と共に中国にやってきた。
友人 (49歳) 詩織の友人。父親の都合で中国に住んでいる。
氷川 榊(25歳) 翼を持ちスーツ姿に金髪。特殊人材拘束機関唯一の脱獄囚。ポテンシャル1号。
桑原大樹(25歳) 翼を持ちスーツ姿。特殊人材拘束機関唯一の脱獄囚。ポテンシャル2号。
◆用語
[特殊スーツ]
近藤哲雄が開発したスーツ。片栗粉と同じ原理であり、衝撃が強ければ強いほど
硬くなり、貫通することもなく衝撃を食らうこともない。
ピチピチだが、腰には色々な小道具がある。
[足立組]
日本では有名な893。三龍会と貿易をしている。
[コロニー]
足立組が三龍会に襲われたことを機に大金叩いて造ったスペースコロニーのような施設。
足立組の事務所の地下にある。
1階:事務所 B1階:寮 B2階:人口栽培所・食堂 B3階:病院 B4階:武道場 B5階:機械室
[三龍会]
中国系マフィア。まだ明らかではないが、相当残酷非道な組織。
[NASU]
the National Aeronautics and Space Ultimate の略称である。
アメリカの宇宙局なのだが、裏では人工知能を完成させている。
Gatling Machineの製作に関わったのもNASUだと言われている。
人工知能の名を『God Creator』という。強いと見込んだ胎児に電波(『Gレーザー』)を送り、身体能力を上げ、ICチップのようなものを脳内に形成する。
ICチップで操作することが出来る。だが、その者の精神レベルのほうが上回っていたら操作は出来ない。
電波を受信した者を『神の子』という。尚、目的は地球の危機を観測しており、それに備えるために神の子を生み出しているそうだ。
神の子や強い人間を拘束するのが『特殊人材拘束機関』である。
しかしNASAのパロディであることは言うまでもない。
[隼身体向上道第一道場/第二道場]
総格闘技道場。
第一道場は隼が造ったものである。
第二道場は大桐が造った。学校の体育館の5倍ほどの面積がある。
だが、隼が拘束されたからは評判は下がり売却せざるをえなくなり売却した。
[特殊人材拘束機関]
警察庁極秘機関の一つ。一同がその牢獄に閉じ込められていた。
[処刑人]
特殊人材拘束機関の構成員で、主に戦闘員として働いている。セ○ムの進化系みたいなね。
[Gatling Machine Prototype]
特殊人材拘束機関が所有するメタル○アの月光みたいなマシン。
まだ基本形なのでこれからもっと凄いのが出来るかも・・・?
[ポテンシャル薬剤試作品]
特殊人材拘束機関の牢屋に入れられる者が必ず撃たれる注射。
これを注入されると身体能力が格段に向上する。個人差はある。
[ポテンシャル薬剤第二段階]
ポテンシャル薬剤試作品の進化系。これを注入され、少しの手術で近藤や菊池のようになる。
自我は殆ど失われる。催眠術のようなことも可能。強いと見込まれたものや希望したものが注入される。
[ポテンシャル中和薬剤第二段階]
ポテンシャル薬剤第二段階を中和させて、正常に戻す薬剤。
一日は覚醒しないが、しばらくするとまた覚醒する。コントロールすることも出来る。工藤や氷川、桑原がその例。
オリキャラテンプレート
名前/読み[ ( )]
性別[ ]
年齢[ 歳]
性格・特徴[]
種別[最強の男たち・警視庁・足立組・三龍会・隼身体向上道・一般者・その他]
※ 三龍会を記入して頂けると助かります。出来れば中国人で。もちろんそのほかも大歓迎!
※ 採用されない場合もありますがご了承下さい。
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- Re: 小説[最強の男たち]最新第十話完成! ( No.17 )
- 日時: 2010/09/30 22:14
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十一話[拘束]
大西「くそ・・・いつまでこんなところに入ってんだ・・・」
大西は牢屋の鉄棒を握り言った。
?「仕方ねえな」
大西「?」
?「俺は亜門龍司。五年前からここに入ってる。してもいない殺人の容疑をかけられてな。豚箱に入ってる」
大西「それは悲惨だな」
大西は顔も知らない隣の牢屋の者と喋っていた。
亜門「おまえは?」
大西「俺は・・・まあ罪がある」
亜門「・・・・そうか」
橋本「大西!来い」
橋本は大西の牢屋の鍵をあけ手錠をかける。
亜門「頑張れよ」
大西「ああ」
近藤「外、大丈夫なのか?」
田中「大丈夫。おまえこそ大丈夫なのか?同類なのに」
近藤「俺は大丈夫だ」
二人は近所を歩いてた。
警官A「あいつ・・・近藤直樹とダンサーじゃねえか!?」
警官B「マジか!?とにかく連絡してみるか。>菊池『菊池さん!近藤直樹とダンサー、田中雄三らしき人物を見つけました。』
菊池『どこだ?』
警官B『〜〜〜です!』
菊池『分かった!尾行してくれ!今から向かわせる!』
山口、伊藤真澄、高橋、田辺を全員呼んだ。
橋本「まずは、弁償についてだ。車の弁償代、300万」
大西「・・・・」
高橋「とにかく払ってもらいます!」
田辺「・・・・・」
橋本「それと、あいつらとはグルなのか?」
大西「それは違う!」
橋本「・・・・」
菊池「何故ダンサーと近藤がつるんでる・・・まさかグルなのか?すると、近藤、和泉、田中、そしてもしかすると大西もグル・・・組織的なものか・・・それとも・・・」
警官A,Bの近くにパトカーが止まり、A,Bを乗せた。
サイレンは鳴っていない。
警官C「発砲許可はでている。殺さない程度に撃てと」
警官D「ああ」
警官A「分かった」
警官Aは拳銃を近藤の右太腿を狙う。
バーン!
田中は即座に反応し、近藤を押した。
近藤「!?」
田中「狙われてる!」
近藤「え!?」
バーン!
近藤「うぐぁ!」
右太腿に命中した。
近藤「警官だ!田中・・逃げろ!」
田中「でも・・・」
近藤「いいから!」
田中「分かった!絶対助けに行くからな!」
警官A「あ!逃げるぞあいつ!」
警官AとBは車から下り、近藤を拘束した。
車は田中を追いかけた。
田中はなんとか逃げ切り、家へと帰宅した。
近藤は傷の手当をされ、豚箱にぶち込まれた。
菊池「君は大西とはグルかね?」
近藤「違う!断じて違う!」
菊池「ならば田中や和泉とはグルかね?」
近藤「グルって・・・いや!違う!いや・・そうかも!いや違う!」
菊池「w・・・・・まあいい」
菊池は去っていった。
近藤「くそっ!」
ガチャン!
警官A「近藤が拘束されました!」
橋本「なに!?」
山口「!?」
山口「近藤を連れてくる!」
橋本「宜しくお願いします!」
大西「近藤・・・?誰だ!」
橋本「おまえには関係ない!」
田中「近藤が拘束された!」
オヤジ「何!?」
和泉「なんだと!?」
川田「!?」
田中「すまない・・俺の不注意で・・・・」
和泉「とにかく刑務所を襲撃だ!」
川田「おっけー!」
田中「よし!」
オヤジ「待て!」
一同「!?」
オヤジ「まずは作戦を練るんだ」
一同「そんな時間ねえよ!」
オヤジ「落ち着け。殺されるわけじゃない」
一同「・・・・」
———————拘束された近藤・・・さらに混乱する男たち・・・戦いの末に何が待ってるのか・・・!?
続く
- Re: 小説[Potential]小説名が変わりました! ( No.18 )
- 日時: 2010/10/01 21:59
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十二話[戦争前]
大西、近藤が揃ったことにより、グルでないことが理解してもらえると思っていた。
だが警察は聞く耳を持たない。
翌日
オヤジ「よし!物資は揃ったな!」
和泉はスーツ、M4カービン
川田はスーツとリボルバー
田中はスーツに拳銃。彼は自己を磨くためにも素手で戦うというのだ。拳銃は護身用である。
オヤジは当然行かない。p2pで支援するという。
車の中には武器、スーツが摘まれた。タバコやお菓子、食料もあった。
さまざまな機能が搭載しており、それは物凄い費用がかかっている。
大西、近藤はまた牢屋にいれられる。
大西の左には亜門、右には近藤が居た。
もちろんのこと、顔は見ることができない。
近藤「てめえなんかとグルなわけねえだろ!」
大西「死ね!おまえのせいだ!」
亜門「まあまあ・・・・」
近藤「お前がバイクなんて乗ってるから・・!」
大西「てめえが鼻で笑ったからだろクソ!」
近藤「てめえが事の発端だろ!」
装備は整った。
まず、刑務所の近くのパーキングに車を止める。
いざというときのためにボタン式のダイナマイトはしかけておく。
それから刑務所へ忍び込み、邪魔となる警官を殺す。
近藤を見つけ、助ける。
それだけではなかった。
大西も助けるというのだ。
——————前日の夜
和泉「あいつは決して許せるやつではないが手伝ってもらうしかない」
川田「そんなやつを助けるなんて納得いかん!」
田中「そうだ!」
和泉「だが今回は近藤を助けることだけが目的じゃない!」
オヤジ「どういうことだ」
和泉「殺戮する」
一同「!!」
和泉「嘘だ。だけどそれににたことはする」
一同「なんだ」
和泉「あちらについてのお楽しみだ」
準備は整った。睡眠もとった。飯も食った。
さあ行こう。仲間の元へ。憎き者の元へ。
続く
- Re: 小説[Potential]小説名が変わりました! ( No.19 )
- 日時: 2010/10/03 22:00
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十三話[天才>警察 の証明]
計画通り、近くのパーキングに車を停める。
スーツの上から普通のスーツを着る。
和泉、川田、田中の三人で行った。オヤジは工場からサポートする。
和泉はM4カービンを握り、刑務所へ向かう。
川田はリボルバーを手に、向かう。
田中は素手で戦い、護身用に拳銃を持つ。
和泉はアタッシュケースも持っていた。
まずは、刑務所の城壁に身を隠し、M4カービンで門番の二人を殺す。
サイレンサーが付いているので音は殆どしない。
警察A「うごぁ!」
警察B「ごはぁ!」
そこから川田が手榴弾を投げる。
凄い爆発音で防弾ガラスが割れる。
綺麗に設備された城壁や入り口はボロボロだ。
それに続いて速攻で三人は駆け抜ける。
五分前
尋問部屋には山口、橋本、大西、近藤、伊藤、高橋、田辺がいた。
凄い爆発音がし、山口は驚き、尋問部屋から抜け、窓ガラスから身を乗り出す。
橋本や他のものも何事かと耳を疑う。
三人は突撃する。手当たり次第警官を殺す。
牢屋ひとつひとつを探る。尋問部屋も探る。
和泉「おまえ・・・」
山口「あああ!おまえは!いますぐ知らせ・・・」
ピキュキュキュキュン!
M4カービンは呻りを上げ山口を貫く。
和泉「ここか!」
ガン!
和泉はドアを開け、見つけた。
和泉「ここだ!」
二人は和泉の元へ駆け寄る。
田中「はあ!」
橋本を蹴り飛ばす。
橋本の突進した壁は砕けた。
川田「ふん」
川田は橋本の頭をリボルバーで貫く。
高橋や田辺、伊藤は震えている。
近藤「来てくれたのか・・・」
和泉「当たり前だろ」
川田「ああ」
田中「助けにくるっていっただろ」
大西「けっ!」
川田はリボルバーで二人の手錠を撃つ。
大西「えっ!?」
和泉「これ、お前のだろ」
和泉は大西にあのときの拳銃を渡す。
大西「なに・・・どういうことだ?」
近藤「?」
和泉「お前は嫌いだが、今は協力してもらう」
大西「けっ!」
大西は逃げようとする高橋と田辺、伊藤の頭を撃つ。
ドーン!ドーン!ドーン!
三人は声も上げず死んだ。
大西と近藤はスーツを着、その上に普通のスーツを着た。
近藤はM4カービン、大西は拳銃を装備した。
大西「もう一人助けてほしいやつがいる」
和泉「なんだ?」
大西「亜門龍司ってやつなんだが」
和泉「どこにいる!?」
大西「殺人の容疑で疑われ刑務所に入ってる。ここをまっすぐ行けば分かる」
オヤジ『確かにそこをまっすぐいけば牢屋がある』
和泉「了解!」
牢屋についたころには包囲されていた。
警官A「止まれ!」
拳銃を向ける。ざっと15人はいるだろうか。
ウーン!外からはサイレンの音がいくつも聞こえる。
和泉「オラアアア!」
和泉は撃ちまくる!ピキュキュキュドドドドドン!
サイレンサーが外れた。
近藤「オラアア!」
全員は撃ち、殴り、戦った。
撃たれたこともあったがスーツのおかげだ助かった。
亜門を助け、窓ガラスを割り、外へ飛び出した。
カチッ!
菊池は銃をこちらに向ける。
菊池「ずいぶんと・・・派手にやってくれましたね」
和泉「ちっ・・・・」
何十人といる警官や特殊部隊に囲まれた。
大西「逃げろ・・・仮は・・・かえさねえと!」
和泉「なにいってんだ!お前は死ねない!」
和泉はスーツを着ていることを言った。
大西「じつはな・・・スーツ着てねえんだ!」
大西はスーツを放り投げる。
和泉「え・・・・」
川田「な・・に・・・」
田中「・・・・」
亜門「・・・?」
近藤「そんな・・・」
バーン!
菊池の弾丸が大西の心臓を貫く。
大西「逃げろ・・・!」
和泉「く・・・そ・・・」
全員は間をすり抜け逃げ出した。何度も撃たれたがスーツのおかげだった。
大西「おらああ!」
大西は菊池の右足を撃った。
菊池「うがぁ!」
いろいろ撃った。だが右足以外は命中しなかった。
こうして大西は生涯を終えた。
ブーン・・・車は走る。後ろからは何発も撃たれるが車体はビクともしない。
和泉「一応それ着とけ」
亜門に大西が着ていなかったスーツを渡した。
亜門はスーツと普通のスーツを着た。
大西が死に、近藤を助け、亜門を獲得。
この先のどうなる!?
続く
- Re: 小説[Potential]小説名が変わりました! ( No.20 )
- 日時: 2010/10/07 20:01
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十四話[証拠隠滅計り逃げ出す一行]
警官から逃げる。
オヤジ「どうする・・・・」
和泉「どうします!?」
オヤジ「爆発だ」
一同「ええ!?」
亜門「爆発・・・?」
オヤジ「バカ!そのためにダイナマイトを設置したんだろ!」
オヤジの魂胆は爆風に紛れ逃げるというものだった。
近藤「仕方ないか・・・・」
ぱすうう!
後車輪の右がパンクした。アクリルが割れる音がした。
和泉「そろそろまずい・・・・」
狭い路地裏に入り、動かしながら和泉は仲間を降ろす。
和泉も降りる。
警察「止まれ!」
和泉「包囲されるぞ!」
オヤジは爆破させる。ドゴォォォォォォーン!
民家をも巻き込み、大火事が起こる。
警官の車も爆発する。即座にスーツをアタッシュケースに入れ、普段着へと身を隠す。
亜門「これ・・・着るのか」
和泉は大西に渡す予定だった服を渡す。当然念のため特殊スーツは着ている。
一行は何もなかったかのように歩き続ける。
武器ケースを各自が持ち、次の戦いに備える。
オヤジの家へと足を踏み入れる。
オヤジ「来るなぁ!」
警官A「そこか!」
近藤「くそぉ!」
ドドン!
警察を皆殺しにする。
オヤジ「ここはバレた・・・・」
和泉「場所を変えましょう」
オヤジ「移動手段が・・・」
和泉「公共機関は使えませんね。指名手配されてるでしょうし」
オヤジ「じゃあこれで・・・」
ガララララララ
シャッターを開ける。それは大型の車だった。爆破した車と同じくらい。
オヤジ「これも作ってたんだよな」
和泉「・・・早くしないといけませんよ!」
オヤジ「ああ。・・・直樹。よく戻ってきた!」
近藤「へっ・・・・」
一行は大型の車に乗り込む。
交差点を抜けたところでオヤジがひとつのボタンを押す。
ボガァァァァン!
大きな音がする。オヤジの工場だった。ガスなどもあったため、更に大きな爆発だった。
オヤジ「話は聞いているよ。亜門龍司。よろしく」
亜門「あ・・・はい」
一同は亜門に事情を話す。
もう夕方だった。
菊池「くそっ!」
菊池は病院にいた。二週間の入院ということになった。
医師「凶悪な犯罪者ですよね」
菊池「まったくだ!」
医師「復帰して捕まえてくださいね」
菊池「当たり前だ!」
車は走り続ける。ガソリンは積んであり、すぐに困ることはなかった。
オヤジを含む逃走劇。どうなるのか。
続く
- Re: 小説[Potential]小説名が変わりました! ( No.21 )
- 日時: 2010/10/08 22:44
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十五話[様々な動き]
翌日 朝9時
警官「失礼します」
菊池「おお。酒井。例のものもってきたか?」
酒井「はい。今回の事件のリストです」
菊池「おお。ありがとう」
酒井「お怪我のほうは大丈夫ですか?」
菊池「大丈夫だ気にするな」
酒井「では俺はこれで・・・・」
菊池「ありがとう」
酒井はそういって病室を出る。
菊池「山口雅夫、橋本和義殺害の罪、そして他の警官たちを殺した・・・・」
菊池「まてよ・・・近藤って・・・」
焦ったようにして近藤のページを見直す。
菊池「近藤直樹・・・父・・・近藤哲雄・・母はすでに他界。それも殺害・・・」
菊池は思い出す。あのときのことを・・・・
何度も何度もあの頃の記憶が連続して写る。
菊池「そうだった・・・近藤詩織を殺したのは・・・」
公園の隣に停め、眠る。朝は公園の水道で顔を洗い歯を磨く。
亜門「なんか凄いことに巻き込まれちゃったな」
近藤「はは。まあ出てこられてよかったろ」
亜門「まあな。感謝してるよ」
オヤジ「朝飯だー」
一同「ああー」
朝飯はオヤジの愛の手料理ry・・・ではなくカロリーメイトと天然水。
こんなもので満腹になるはずもなかったが仕方がなかった。
気の利くオヤジが買い溜めしていたのだった。
足立組某所にて
?「伊藤がぶち込まれた刑務所で事件があったらしく伊藤が殺されたそうです」
?2「ほう。坂上に続き不幸なことよのう」
?「はい。足立の兄貴、行動、起こすんですか?」
?2(足立)「うむ。もう少し様子をみようではないか。そいつらに手を貸すのかはたまた・・・・」
?「そうですね」
足立「まあ。高木、お前もひとつの組織の組長になったんだ。胸を張れ」
?(高木)「はい。まだ成り立てなので」
足立「なにかあれば手を貸すだろう。だがケジメはきちんとつけねばな」
高木は少し震える。
高木「はい・・・・」
足立「なに。びびるんじゃない。今はまだだ」
高木「はい・・・・」
警察署にて
酒井「伊藤が売買していた銃がどういったものか分かりました。中国のマフィアから送られていたもので、デザートイーグルです」
小西「ほう。それは会議のときに発表しよう。どこのマフィアか確定出来たのか」
酒井「はい。確定はしていませんが三龍会かと思われます」
小西「ほう。それは厄介な・・・・」
オヤジ「さて、行くか」
一同「ああ!」
事実が明らかになると共に膨らむナゾ・・・
続く
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