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ミストファントム
日時: 2010/10/28 17:28
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

移動してきました。
よろしくお願いします。

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Re: ミストファントム ( No.4 )
日時: 2010/10/28 17:32
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

瑠花の目は赤く輝いていていた。
「まだ名乗ってなかったね。私は烈火の怪人。もともとの名は紅蓮だよ!」
炎で作ったのであろう炎剣で切りかかってくる。前はこんなんでも剣道部だったんだ。前は焦ってて何もできなかったけど、今回は!
「どうしたぁ龍斗君!防戦一方じゃないの!」
くそったれ、瑠花の体に攻撃なんかできない・・・。
(まかせろ龍斗。3分時間をくれればあいつの動きを完全に止める魔方陣を形成してやる。んだからお前はそれを打ち込め。)
(了解!)
3分・・・。
「奏でよ・・・・烈火の歌を!」
いきなり紅蓮が叫んだ。
「・・・?」
(まずい、特大魔術だ!)
「なんだって!?」
僕は大量にシールドを形成した。それに加えて攻撃の用意をして相手の攻撃を迎撃する用意をする。
「くらえ!」
いろいろと言ってから紅蓮は炎の竜を僕に向けてはなってきた。
「く・・・・。」
なんて威力だ。これだけの量のシールドが役ただずとは・・・・。
(準備完了だ!相手に魔方陣をぶつけてやれ!)
(了解!)
紅蓮の懐に向けて猛ダッシュした。紅蓮はさっきの大技がほぼ防御されたのを見て驚いてるようだ。
「残念だったね紅蓮。出直しておいで!」
「人間風情が何を!」
刀同士が何回もぶつかり合った。
紅蓮は体力がほとんど残ってないのか体がふらついてきている。
「すきあり!」
僕は魔方陣を刀に乗せておもいっきしぶつけた。
「きゃ!」
次々と魔方陣が瑠花の体にぶつかり紅蓮と瑠花の融合が解けた。
瑠花から離れた紅蓮は髪も目も真っ赤に輝いていた。僕はあわてて瑠花に近づく。
「瑠花?大丈夫?」
「・・・・龍斗?・・・・ごめん。」
「謝ることないよ、僕はほとんど無傷だから。」
「・・・・ありがとう。」
瑠花は頬を赤くして消え入りそうな声で言った。
「え?」
僕がわざとらしく言うと、
「馬鹿。」
と短い返事が来た。
(龍斗、後ろだ!)
僕があわてて振り返ると紅蓮が炎剣を大きく振りかぶっていた。刀で防御はしたがあまりにも不意だったので腕に大きな火傷を負った。
「龍斗・・・・?」
瑠花が後ろで心配そうな声で話しかけてきた。
「大丈夫、だから心配しないで。」
正直めっちゃ痛いっす。
「私があんたなんかにまけるわけ・・・ない!」
再び炎剣が襲い掛かってくる。僕は再び魔方陣を打ち込んだ。
「何度でも挑戦受けるから。今回は君の負けだお願いあるんだけどきいてくれるかな?」
「・・・・しょうがないわね・・・。」
「瑠花を絶対守ってくれ、あとなるべく戦闘をさけてくれ。」
「わかった。」
ものすごく騒いだせいかパトカーの音が聞こえた。
「あと公共施設で二度と炎はださないでね。」
今日は大変なことになりそうだ。




Re: ミストファントム ( No.5 )
日時: 2010/10/29 18:11
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

第2話 非日常の襲撃!

 紅蓮と出会って以来僕の日常は完全に非日常とかしていた。毎日のように挑戦してくるし、そんなことより今日はとっても嬉しい日である。なぜなら・・・
「今日は転校生が来たから紹介するよ〜。入ってきてー。」
教師の変わらない投げやりな声で教室に女の子が入ってきた。
「空雪瑠花です・・・。よろしくお願いします。」
瑠花が転校してくるんだから!
「もう一人いるよー。」
へ?
「川田紅蓮です!よろしくお願いします!髪と目が赤いのはハーフだからなんで気にしないでください。」
こっちは邪魔だな。
「あ、龍斗!あんた今邪魔だなとかもったでしょ!」
げ、なんでわかんの?
「なんだ?あいつらできてんの?」
どこからかそんな声が聞こえる。
「んなわけないじゃない!こいつの彼女は瑠花よ!」
「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
教室中がえぇ〜で埋め尽くされた。




Re: ミストファントム ( No.6 )
日時: 2010/10/28 17:41
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

ちょ・・・・いきなり何言ってるんだよ・・・・。
「おい雪村、おめぇ・・・・。」
周りの視線が痛い・・・・。笑ってごまかしつつ瑠花を見ると恥ずかしさと緊張で固まってるようだ。まぁそんなこんなで僕の変な生活はさらに変な生活になったのだった。

Re: ミストファントム ( No.7 )
日時: 2010/10/30 21:32
名前: 櫻井業火 (ID: sHQaGZqh)
参照: http://goukasyousetu

放課後、僕と瑠花は一緒に帰っていた。
「久しぶりだね、一緒な帰るの。」
「そうだね・・・。」
とてもかよわい声が帰ってきた。緊張してるのか。
「あ・・・私はこっちだから。また明日。」
「あ、うん。また明日。」
これからは瑠花がいるから楽しくなりそうだ。

Re: ミストファントム ( No.8 )
日時: 2010/10/30 22:33
名前: 櫻井業火 (ID: sHQaGZqh)

翌朝僕は遅刻しそうになっていて上り坂を全力疾走している。
「あ、瑠花!」
前に瑠花の姿がみえて大声で読んだ。
「あ、龍斗。」
僕は瑠花においついた。
「瑠花も寝坊?」
「・・・・うん。」
顔を赤くして瑠花は答えた。
「あはは、面白い偶然もあるんだね。」
「そうだね・・・。」
瑠花も笑った。
(おい龍斗!学校見ろ!)
「え、なに?・・・・なんだあれ。」
僕が見た校舎はいつもじゃありえないぐらい煙と炎を上げていた。
(たぶん鬼神だ。力、解放しろ!急げ!。)
瑠花は紅の炎を纏い先に飛んで行っていた。僕もそれに続けて飛び上がった。


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