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桜が散るとき・・・・・
日時: 2010/11/20 11:21
名前: かりん (ID: ueXHoJNS)

登場人物

主人公
川本恵理菜
明るく元気な大学生。なぜかよく事件に巻き込まれる

秋山雅人
刑事だが少々ドジである。顔はなかなかハンサム

岩本愛利
性格はおとなしく病弱である

岩本信夫
愛利の父親。大手会社の経営者。

岩本明子
愛利の母親。体は病弱で寝たきり。

山本裕也
心優しい青年。

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Re: 桜が散るとき・・・・・ ( No.66 )
日時: 2011/01/08 13:01
名前: かりん (ID: ueXHoJNS)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

第14話続きから

恵梨菜は、携帯電話を取り出して電話に出た。

「もしもし・・・春流?・・・よかった平気だったのね・・・うん・・・じゃあそこで・・・」

恵梨菜は今にも泣き出しそうな顔で言った。

「よかった・・・春流無事だった・・・」

裕也は笑顔で答えた。

「よかったね、でどこで待ち合わせなの?」

恵梨菜は涙をぬぐいながら言った。

「桃山公園よ」

裕也は笑顔で言った。

「送ってあげるよ」

恵梨菜は笑顔になっていった。

「本当?ありがとう」

裕也は恵梨菜の手を握って走り出した。


第14話オワリ

Re: 桜が散るとき・・・・・ ( No.67 )
日時: 2011/02/14 18:19
名前: かりん (ID: ueXHoJNS)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

第15話

そのころの春流

「お父さん、あの人は本当にここに来るの?」

春流は、不安そうに聞いた。

「来るさ、絶対に」

春流のお父さんは自信満々に答えた。

(本当なのかなぁ)

春流は不安に思った。

そのころの秋山

「誰からだ?」

秋山はいぶかしげに携帯を見た。

「な、何!犯人がわかった?」

秋山は驚きつつも笑顔になり桃山公園に向かった。

第15話オワリ

Re: 桜が散るとき・・・・・ ( No.68 )
日時: 2011/02/15 21:05
名前: かりん (ID: ueXHoJNS)

第16話

恵梨菜は・・・

「やっと桃山公園に着いた〜」

恵梨菜はつぶやいた。

「ここに・・・犯人が来るのか・・・」

裕也がつぶやいたが恵梨菜には聞こえなかったようだ。

するとつぎの瞬間

「恵梨菜離れてそいつからー」

春流だった・・・

「春流離れろってどういうこと!」

恵梨菜がいった。

「そいつが犯人なのよ!」

春流がいった。

「うそでしょ?春流」

恵梨菜が涙声でいった。

「うそじゃないわ」

春流が興奮気味にいった。

「私、信じない」

恵梨菜がいった。

そのとき!

秋山が駆けつけてきた。

「さあ、山本裕也おとなしくしろ」

その声を聞いて裕也はうずくまった。

そして・・・

「お前たち!その警察から離れろ!」

後から大きな声が聞こえてきた。

驚いて振り返ると・・・死んだはずの岩本信夫の姿が・・・


あったのだった・・・

信夫は恵梨菜のほうを見ていった。

「君は、すべてわかってるんだろ?」

恵梨菜は落ち着いた表情で言った。

「はい」

秋本が驚いた表情でいった。

「信夫は・・・死んだはずじゃあ・・・」

恵梨菜はいった。

「ええ、死んだはずです・・・でも、信夫さんじゃないんです」

秋本がうろたえながら続けた。

「ど、どうゆう意味だ・・・」

恵梨菜が続けた。

「あの時さされたのは、信夫さんじゃないんです」

秋本が言った。

「そ、そんなわけあるわけが・・・」

恵梨菜が続けた。

「実は、あの時さされたのは・・・お父さんだったんです・・・そうですね信夫さん?」

恵梨菜がたずねた。信夫は

「よくわかったね」

と、寂しげにつぶやいた。

恵梨菜はそれを見てうなずき、続けた

「お父さんは、信夫さんの・・・身代わりになってしにました」

秋本がまだ驚いた表情で聞いた。

「じゃあ・・・あの死体は・・・」

恵梨菜は悲しげな表情で言った。

「あれは、お父さんです」

春流が悲しげな顔で聞いた。

「どうして?」

恵梨菜がいった。

「あの日の夜お父さんは帰ってきませんでした」

秋本が聞いた。

「じゃああの時さしたのは・・・輝さんだったのか?」

恵梨菜がいった。

「そうです・・・お父さんは信夫さんのことをとっても気にかけていました」

信夫が悲しげにうなずいた。

恵梨菜は涙を流しながら続けた。

「お父さんと・・・信夫さんは双子だったんです」

信夫がまた悲しげにうなずいた。

恵梨菜が続けた。

「双子はDNAが一緒の場合が多いんです」

裕也が言った。

「そうか・・・だから本人だと断定されたんだね」

恵梨菜が続けた。

「学校のロッカーに入れたのは、岩本愛利さんに、ほん人であると断定させる為だったんです」

秋本がうずくまり言った。

「すべて、事実だよ・・・」

いったんきります

Re: 桜が散るとき・・・・・ ( No.69 )
日時: 2011/02/15 21:13
名前: かりん (ID: ueXHoJNS)

続き

秋本はその後自ら警察に出頭した。



恵梨菜は信夫の家に引き取られることになった。


恵梨菜は1枚の写真を見て泣いていた。

それは、お父さんといっしょに写った写真だった。

信夫は悲しげにその様子を見ていた。

そして信夫は願うのだった。


もうこのような事件が起こらないように・・・

窓の外には遅咲きの桜がちっていた・・・


       END

Re: 桜が散るとき・・・・・ ( No.70 )
日時: 2011/02/15 21:18
名前: かりん (ID: ueXHoJNS)

完結しました


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