ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ミッションB〜運命〜 ☆END☆
- 日時: 2011/03/30 23:01
- 名前: 友美 (ID: DJvXcT4Z)
友美です♪
ココの掲示板で『ミッションA〜裏切りの学園〜』というのを書いています。実はまだそちらは完結してないんですが・・・同時進行という事で。名前は同じようなものですが内容は全く違いますからご安心を。
・2個いっぺんに書くな。
・ホントに前の書くの〜??
・何これ、意味不明ww
・文章力ねぇww
↑どれも本当のことですが、上のどれかに当てはまる方はお帰り下さい。
では、書きます。
- Re: ミッションB〜運命〜 ( No.19 )
- 日時: 2011/01/18 18:58
- 名前: 友美 (ID: gKVa1CPc)
「・・・ったく、最悪〜!」
「なんでよりによって、関水サンが先に来るんだろ・・・アイツのコトだから、絶対先来ると思ったのになぁ」
「てか、関水めっちゃ怒ってたよねェ」
「あはッ!関水って・・・呼び捨て?ウケるぅ」
「でもさ、葉月がごまかしてくれたからぁ・・・」
「は?あんなのじゃごまかせないし!もう、絶対バレてっから」
「そう?じゃ、こうなったら・・・堂々とやっちゃいます?」
「でっすねェ〜♪」
「・・・アイツら、ムカつく」
突然、美夜が呟いた。
「え・・・?」
見ると、美夜は自分の机に座って、教室の隅で話している笹崎と柏木を睨んでいた。
「だってホラ、朝のヤツ。何?いきなりさぁ・・・」
美夜はそういって、自分の頭を2、3回はたくと、その手を見て思い切り顔を顰めた。
「いや・・・アレは多分・・・」
「多分?」
美夜は、今度は真帆を睨みつける。
・・・ヤバいな、コレは本気だ。
「多分、あたしに当てるつもりだったんじゃないかな」
真帆はできるだけ<多分>というのを強調して言ってみた。
しかし、あまり効果はなかったらしい。
「どうして?」
真帆は一瞬、言葉に詰まる。
「だって、美夜・・・美夜ちゃんに当てるつもりだったら謝んないよ。・・・多分」
思えば、美夜のことを呼ぶのは初めてだ。
「もう!さっきから『多分』が多いよ〜?」
美夜は笑った。
・・・よかった。
真帆はこのとき、心からそう思った。
「てゆーか、『美夜』でイイって〜」
「うん、じゃ、そうする」
そして、2人は笑った。
こうして、あたしはまた同じ過ちを繰り返すんだ。
- Re: ミッションB〜運命〜 ( No.20 )
- 日時: 2011/01/23 22:17
- 名前: 友美 (ID: gKVa1CPc)
放課後の教室——・・・
「何?用がないなら、帰るけど」
「用がないのに呼び出すワケ、ないじゃ〜ん」
「ねェ、教えてよ。・・・なんでアイツと、仲良くすんの?」
「はァ?」
美夜は聞き返す。
「だから、どうして三宅と仲良くすんのかって聞いてんだよ!!」
「教えてよ」
柏木が少し冷たく言う。
「なんでって・・・隣だから、最初に友達になっただけだし」
「そっかァ!じゃ・・・」
そこまで笑顔で言うと笹崎は、今度は悪魔のような顔で言った。
「今すぐ絶交しろ」
「なんでよ」
美夜は即座に言い返す。
「なんで?」
今度は柏木が答える。
「あたしらはねェ、嫌いなの。・・・三宅が」
そして、話し手は笹崎に変わった。
「アイツに友達ができるのが、イヤ。大ッ嫌いなの。だから」
「絶交して?」
「自己中だな、お前ら。そんなの、アタシには関係ない」
美夜は2人を睨む。
「あ?口答えスンの?」
「ねェ、関水サン」
柏木はにっこり笑う。笹崎は少し怪訝そうに柏木を見た。
きっと、この『柏木の笑顔』は、彼女らの<台本>にはなかったのだろう。
「あたし、タダでとは言わないわ」
笹崎は首を傾げた。何を言い出すんだ、とでも言いたげに。
「アイツと絶交してくれたら・・・あたしらのトコ来なよ」
「「はぁ?」」
美夜と笹崎が同時に、間抜けな声を出す。
「そしたら、問題ないでしょお?1人のトモダチを捨てたら・・・倍の友達ができるの」
笹崎は納得したらしい。今度は美夜の方を向いて、返事を待っている。
「嫌だね」
「「え?」」
2人はアタシがOKするとでも思ったんだろうか。
だとしたら、馬鹿だ。
「あたし達ィ、実はね・・・」
柏木が言う。今度は、何よ。
コレは、<台本>にあったらしい。笹崎が続ける。
「アイツを虐めようと思ってるの」
「え?」
「だけど、関水サンが協力してくれないなら・・・」
そして、笹崎は伏せていた目を上げた。
「ターゲット交代よ」
「えッ・・・」
「意味、わかるよねェ?・・・協力、する?」
「じゃあッ!!」
美夜が机を叩いた。バンッといい音がする。
「あたしが協力すればターゲットは真帆で、しなければアタシってコト?」
「そういうコト。頭いいじゃない」
「そんなッ・・・」
それから、笹崎はにやりと笑った。
「協力、する?」
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
※お知らせ※
なんか虐めっぽい展開になってきたけど、
本来の趣旨は『虐め系』じゃないので、ご安心下さい☆
- Re: ミッションB〜運命〜 ( No.21 )
- 日時: 2011/01/27 17:22
- 名前: 友美 (ID: 6DNfJ1VU)
DAY−5
身勝手な理由。身勝手な取引。
聞いていた。全て。
忘れ物を取りに行ったのだ。そしたら。
「今すぐ絶交しろ」
・・・は?喧嘩?
あの時、教室を覗いて、あの声が聞こえてよかった。
そうじゃなかったら、今日、アタシは———・・・
「協力、する?」
「ねぇ」
笹崎、柏木、そして美夜が一斉にこっちを向いた。
柏木は小さく悲鳴を上げた。
「本人もいないのに、勝手に虐めるだとか決めてんじゃねーよ」
少し強めに言った。真帆的には、その方が格好いいと思ったから。
しかし、2人はそうは思わなかったらしい。後ずさる。
怖かったかな?ま、その方が好都合だ。
「どーせ、あの時のもお前らだろ?」
あの時。荻野咲穂に裏切られた、あの時。
咲穂に変なコト言ったのも、虐めるよう唆したのも・・・
全部、お前らなんだろ?
「・・・ちッ」
笹崎が舌打ちを残して教室を出る。
「あッ・・・」
残された柏木は、笹崎が出て行ったドアと、真帆たちを交互に見る。
そして、笹崎の後を追った。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
一旦切ります。ハンパでごめんちょ☆
- Re: ミッションB〜運命〜 ( No.22 )
- 日時: 2011/02/04 19:48
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: b9.2unG6)
更新待ってるよ〜☆
頑張ってねぇ〜^^/
- Re: ミッションB〜運命〜 ( No.23 )
- 日時: 2011/02/09 18:24
- 名前: 友美 (ID: 6DNfJ1VU)
おぉ!ひろあじゃん!!
おっけー!!今から更新しまっす!!
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