ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 流れる涙は罪色で
- 日時: 2010/12/27 15:29
- 名前: ルリ (ID: yL5wamFf)
初めまして。ルリと言います。
別のサイトでも同じ題名の小説を書いていますが、たくさんの人の感想が聞きたいのでここにも書こうと思います。
宜しくお願いいたします。
- Re: 流れる涙は罪色で ( No.21 )
- 日時: 2011/01/02 08:50
- 名前: ルリ ◆qQ6wK6czCM (ID: yL5wamFf)
楓さん
ですよねー。
わたしは忘れっぽいので他の子よりも宿題を忘れる数が多いです……
- Re: 流れる涙は罪色で ( No.22 )
- 日時: 2011/01/02 08:52
- 名前: ルリ ◆qQ6wK6czCM (ID: yL5wamFf)
「若奈!」
間違いなく今日一番の大声が教室を比喩ではなく震わせた。
ほとんどの生徒が何だ何だと言いたげな迷惑気な、それでいて呆れる様な顔で遠巻きに明音を見る。
「ふえ? な、何?」
明音がいつものように叫ぶだろうと予想出来ていたものの、それでも驚き、声がバイオリンの絃を突っついたように震える。
対照的に由紀は明音の叫びに驚いた様子はない。そんな由紀は明音が次の言葉を続ける前に口を開く。
「まさかとは思うけど、若奈に作文写させてくれって頼むつもりじゃないでしょうね?」
「なっ、何で分かるの?」
「……誰でも分かるから」
リアルすぎる明音のリアクションに大げさな位確かにうなずいている周囲のクラスメイト達。若奈も悪いと思いながらも小さく、気付かれない程微かにうなずいていた。
「若奈、一生のお願いだから」
驚きを素早く引っ込めた明音。朝のホームルーム開始五分前のチャイムを聞きながら、バチンと手を合わせ、顔を目いっぱい机に付けた。
「作文写させて! しっかり者の若奈はもう書けてるでしょ?」
明音のそんな行為に、若奈は傍から見ると大げさだと突っ込まれるくらい慌てた。
どうしようと迷うまでも無いことなのに、しばし考え、言葉を選びおずおずと口を開く。
「だめだよ、いけないことだよ……」
語尾がひどく弱々しい。それを見逃す気は無いと言わんばかりに明音が顔をあげ、若奈に詰め寄る。
- Re: 流れる涙は罪色で ( No.23 )
- 日時: 2011/01/02 11:57
- 名前: 楓 ◆oAtfAdT0ro (ID: uWyu1tga)
ああ・・そーゆー子、いますよね・・。
- Re: 流れる涙は罪色で ( No.24 )
- 日時: 2011/01/02 15:50
- 名前: 木馬 (ID: OfqjeFpF)
初めまして、一から読ませていただきました。
登場人物のやりとりがリアルで、また場面場面の描写もハッキリしていて
読んでいて続きが気になる大変面白いものでした。
これからも頑張ってください
- Re: 流れる涙は罪色で ( No.25 )
- 日時: 2011/01/02 16:38
- 名前: ルリ ◆qQ6wK6czCM (ID: yL5wamFf)
楓さん
いますよねー。
木馬さん
初めまして。
たくさん褒めていただいて嬉しいです。
続きを頑張って書こうと思います。
お互い頑張りましょう。
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