ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ピリオドをください。
日時: 2011/04/13 22:47
名前: AW工作員 (ID: 3JtB6P.q)

一度投稿したはいいけれど、ちっとも先に進まず
諦めました☆

今回は本気で書こうと思ってます…
…嘘ですwいつまで続くか分かりませんが、
書ける限り書こうと思います。

文章力がなく、グダグダですが
よろしくお願いします^^

>>2 プロローグ

>>3>>4 第一章

>>5>>10>>11 第二章

>>12>>13>>14 第三章

>>18>>19>>22 第四章

>>24>>25>>26>>28 第五章

>>29>>30 第六章

>>35 第七章       

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Re: ピリオドをください ( No.1 )
日時: 2011/01/25 22:48
名前: 愛鬼茱萸 (ID: nnVHFXAR)

更新頑張ってください!

Re: ピリオドをください ( No.2 )
日時: 2011/01/25 22:48
名前: AW工作員 (ID: 3JtB6P.q)

プロローグ

私は何度生きてるのだろう。

生きる度、喪失感。
逝く度、焦燥感。

そんなことの繰り返しであと何度生きればいいのだろう。

まだ、永遠の命には小さな亀裂すら入りそうにない。

Re: ピリオドをください ( No.3 )
日時: 2011/01/25 22:49
名前: AW工作員 (ID: 3JtB6P.q)

第一章

最も悲しかったことは3つある。

1つ目ー。

1万4204回目の朝。
気がつけば私は学生だった。

その朝を迎えてから1ヶ月。私はいつも通り学校に行き、授業を受け、家路につく。

何気ない日常だが帰る家が在ることがとても幸せだった。

「ただいまーっ!」

その日も幸せに胸を膨らませて帰ってきたが、家はやけに静まり返っていた。

「誰もいないの…?」

いつもなら「お帰り」と言ってくれるのに。

そう思いながら靴を脱いでリビングに通じるドアを開ける。

「ただい…」

目を見開いた。

帰ってきて早々、こんな光景を目の当たりにするなんて思ってもいなかったから。

「……お母さん!?」

母が、青白い顔をして仰向けになっていた。

辺りには薬らしきものが散乱している。

「お母さん…!…何で…!?」

いくら叫んでも、肩を揺すっても応えてはくれない。

救急車を呼んだが手遅れだった。

後に分かったことだが、母は多額の借金を背負っていたらしい。

その日から父と私は爪に灯をともすような生活を強いられた。

父は嘆いていた。
母を失った悲しみに。
母が遺した借金に。


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