ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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悪魔の遊園地  参照100突破しました!
日時: 2011/03/26 12:04
名前: @yuna (ID: bb2N.JWt)

シリアス・ダーク初めてなので(今までコメディ・ライトだった)

あ、でも名前変わってるんで検索しても・・・。

もう放置してますし・・・。



で、私は山田悠介さんが大好きなので、山田悠介風にたまになります。

そして、この物語の設定は『ジェットコースター』を多少まねしました。

でも、物語の設定以外は私自身が自作で考えている物なので・・・。

その事を書き込むのはやめてください。

そこらへんご了承を…。


コメしてくれるとめっさうれしいです♪


※荒らしは絶対にやめて下さい。
※たまに修正するので、時間があれします。

私のスレッドにコメントしてくれためっさ感動の方々

・まりんさん
・風風さん
・月_月さん
・星音さん
・☆みぃさ☆さん
・スキピンさん
・かなさん
・高木めて秋人博士侍Gさん
・唯さん
・愛羅さん
 10人突破!
・銀弧さん


その方々に

ほんまに感謝!!


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Re: 悪魔の遊園地 ( No.8 )
日時: 2011/02/27 00:00
名前: @yuna (ID: D9qyryxa)

>>風風

普段からタメなくせにww
見てみたいってか見てたくせにww

コメントありがとうございました!

>>月_月

こんにちはー

まぢですか、凄いですか。
秀才に言われると結構嬉しいです(けして好きなわけでは無い)

更新がんばりまーす

Re: 悪魔の遊園地 ( No.9 )
日時: 2011/02/27 09:01
名前: @yuna (ID: D9qyryxa)

(5) 皐月 <<後編>>

私はゆっくり目を開けた。私は死んでいなかった。

皐月「私…。」
ゆっくりと下を向く私。


浮いている


私は浮いていた。そうか、私は死んだんだ。浮いているのはそのせいだ。天国にいるんだ、私は。

蓮 「お前…重い…。」
皐月「はい?」
私は上を向いた。

蓮君だ。

蓮君が私の腕を掴んでいてくれた。私を助けてくれた。
蓮 「ひどいぞ。一人で死ぬなんて」
皐月「ご、ごめん」
私は蓮君の力で再びバーにつかまった。
皐月「ありがと」

蓮君に返事は無かった。
しゃべらない方が良い。その方が蓮君のためになるから。

だとしても、私に出来る事は無いのだろうか…。
ただでさえ頭の悪い私。
解き方がある問題でさえできないのに、解き方が無い問題なんてふざけてる。塾の先生とか、学校の先生とか、いくら天才でも解けない問題なのだろう…。
蓮 「体力、まだ残ってるか?」
皐月「3%くらい…。」
蓮 「3%か…。」
皐月「蓮君は?何%くらい?」
蓮 「正確にはわからんが、60%はある。」
皐月「蓮君、やっぱすごいや。」

蓮君からの返事はまた無くなった。『やっぱって何だよ』って言うと思っていたのに…。少し悲しい私が居る事に気づいた。
いや、違う。今やるべき事は考える事。

考えなければ…考えなければ…。

Re: 悪魔の遊園地 ( No.10 )
日時: 2011/02/27 18:40
名前: @yuna (ID: TeOl6ZPi)

(6)

ゲームが始まって7分が経過した。まだ、犠牲者は出ていない。
太陽「ママ…僕もう無理だよ…。」
皐月達の隣の観覧車にいる少年が声を出した。
早紀「太陽!お願い、我慢して!」
太陽「ママ、今まで育ててくれてありがとう。僕、ママの息子で良かった。たった7年間だったけど、ママと一緒にいれて良かった。大好きだよ、ママ。さようなら…。」
そのまま少年は落ちて行った。母親は、その少年をじっと見つめて、バーから手を離した。
『太陽、死ぬ時はママと一緒だよ』
と言いながら。

とうとう犠牲者が出てしまった。まだ幼い7歳の少年とその母親。可哀相な親子の仲間入りを果たした。
皐月「あ…あ…。蓮君…ついに…。」
蓮 「しょうがないんだ。俺達にはどうしようも…。」
皐月「蓮君…。でも私、考える。頭悪いけど考える。少しでも蓮君とか、他に乗っている一人一人のために…。」
蓮 「そっ…か。皐月、頑張れ」
蓮は下を向いた。皐月は、そんな蓮をじっと見つめていた。
皐月(蓮君は、何を考えているのだろうか…。)
そう思うばかりだった。
蓮 (俺は、皐月と同じように考えるしか無いのか。みんな助かってこの遊園地から抜け出せる方法は無いだろうか。どうしても思いつかない。答えが無い問題など無いはずなのに…。)
蓮は思った。
皐月は目を閉じて一生懸命考えている様子だった。何も思いつかないのだろうか。まったく口を開こうとしなかった。


蓮 「なぁ…皐月。俺達ってどこでどうして知り合ったんだろうか。」
皐月「…。」
蓮 「皐月…。」
皐月「中3の頃、隣の席になったときだよ。バカと天才だから、全然話さなかったけど、意外と趣味が合ったんだよね。洋楽好きとか、高校では軽音学部に入りたいとか。それで仲良くなったんだよ。」
蓮 「そうだったな。これで何回目のデートだろうか…。10回は行ってるんじゃないか?」
皐月「今日で13回目だよ。」
蓮 「数えててくれたのか…。」

再び二人に沈黙がはしる。
蓮は皐月をもう一度見て、ため息を二回ほどついた。

Re: 悪魔の遊園地 ( No.11 )
日時: 2011/03/30 10:47
名前: 星音 (ID: blFCHlg4)

星音です!
誰だか分からないって場合は悲しみますb
なんてね。

山田悠介風ですねー♪
こういう小説好きです
続き、楽しみにしてますね☆

Re: 悪魔の遊園地 ( No.12 )
日時: 2011/02/27 21:52
名前: ☆みぃさ☆ (ID: V32VFdCN)

すごいことやってるね!

これからもがんばって♪


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