ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 悪魔の遊園地 参照100突破しました!
- 日時: 2011/03/26 12:04
- 名前: @yuna (ID: bb2N.JWt)
シリアス・ダーク初めてなので(今までコメディ・ライトだった)
あ、でも名前変わってるんで検索しても・・・。
もう放置してますし・・・。
で、私は山田悠介さんが大好きなので、山田悠介風にたまになります。
そして、この物語の設定は『ジェットコースター』を多少まねしました。
でも、物語の設定以外は私自身が自作で考えている物なので・・・。
その事を書き込むのはやめてください。
そこらへんご了承を…。
コメしてくれるとめっさうれしいです♪
※荒らしは絶対にやめて下さい。
※たまに修正するので、時間があれします。
私のスレッドにコメントしてくれためっさ感動の方々
・まりんさん
・風風さん
・月_月さん
・星音さん
・☆みぃさ☆さん
・スキピンさん
・かなさん
・高木めて秋人博士侍Gさん
・唯さん
・愛羅さん
10人突破!
・銀弧さん
その方々に
ほんまに感謝!!
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- Re: 悪魔の遊園地 ( No.1 )
- 日時: 2011/02/24 21:32
- 名前: @yuna (ID: D9qyryxa)
- 参照: 私ゎね! 洋楽を一生愛すと決めたんだ!特にアヴリルね!一生アヴリル!
(1)
皐月「蓮君!遅れちゃうよ!」
蓮 「わかってるから!もうちょっとゆっくり行こうよ。遊園地は逃げないよ?」
皐月「早く並ばないとチケット早く買えないよ!」
蓮 「わかったわかった。」
皐月は蓮の腕を引っ張って引っ張って走った。
今日は皐月と蓮の記念日。付き合って1年目なのだ。
計画は1ヶ月前からしていたのだが、皐月が真剣にやらないので昨日の夕方、高校から帰ったらすぐ計画した。
皐月はなににでもあきっぽく、「勉強なんてしなくても大丈夫!」なーんて言ってテストで50点を取った人なのだ。
一方蓮は、なににでも一生懸命に取り組む。
中学の時のテスト順位で学年1位を取った経験のある天才。
真反対の2人が付き合い始めた事に、誰もが驚いた。いや、驚かない人はいなかった。
現在の時刻は8:30。チケット売り場に行くと、人はザワザワしていて、すごく混んでいた。でも、5分くらい並べばすぐチケットが買えるくらい窓口は開いていて、そんなに急がなくても大丈夫だった。
AM9:00
遊園地が開かれた。
大勢の人は一斉に遊園地の中に入っていく。
皐月達もチケットを渡し、中に入っていた。
まずは観覧車
一番すいていたからだ。
乗れる人数も多いので、いろんな人が並んでいた。
「カップル・親子・友達」
いろんな人が居た。
皐月「観覧車選んで良かったね!乗りながら、次何乗るか確認できるし!景色も楽しめる!」
蓮 「そうだな。」
そんな甘い考えが、2人を地獄へと落とすのであった_________
- Re: 悪魔の遊園地 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/23 21:36
- 名前: @yuna (ID: bb2N.JWt)
- 参照: 私ゎね! 洋楽を一生愛すと決めたんだ!特にアヴリルね!一生アヴリル!
(2)
係員「どうぞー」
皐月達は観覧車へ乗り込む。中はそんなに広くなくて、3人で精一杯って感じだった。
皐月「何か狭いねー」
蓮 「景色が見えるんだからいいだろ。」
外を見ると、ジェットコースターが1番に目に入った。日本一高い所から落下するジェットコースターはすごく人気で、前を通った時、90分待ちという看板が見えた。
皐月「今日来てよかったねー。」
蓮 「お、おぅ。あ、そうだ。これ」
皐月「何それ」
蓮はかばんから小さなケースを取り出した。黒くて、触り心地がとても良い。
皐月「まさか…」
蓮 「今日は、付き合って1年!だから、皐月にプレゼント!」
皐月「私・・・冗談半分でいったんだよ?」
蓮 「大好きな彼女との記念日だぞ?皐月が冗談半分で言ったとしても、俺は皐月にプレゼントするつもりだったしね。」
皐月「蓮君…。ありがとう!」
皐月はケースの中を見た。中には十字架マークのついたイヤリングがあった。
蓮 「お前、この前イヤリング壊れてただろ?」
皐月「ありがとう!ありがとう!蓮君やっぱ最高!」
蓮 「やっぱって何だよ、やっぱって。」
ガタン
観覧車が止まった。
蓮 「な、な、な、な、何だよ!!」
皐月「何!?」
予期せぬ事に戸惑いが隠せない2人。隣の観覧車に乗っている人もパニック状態のようだ。
高さは115mの所。
サム「観覧車にお乗りのみなさまぁ〜。今回はこのゲームに参加して頂き〜ありがと〜ございまぁ〜す。」
アナウンスが流れた。皐月はあたふたしていて言葉も口に出せない状態だった。
サム「今回のゲームの司会者の『サム』でぇ〜す。どうぞよろしくぅ〜」
蓮 「陽気な司会者だ。」
たしかにそう思うのは変では無い。誰もがそう思うだろう。
サム「これから〜地獄の観覧車ゲームを行いたいと〜思いまぁ〜す。ルールは簡単、観覧車から落ちなきゃいいんですよぉ〜〜落ちなきゃ。しかぁぁし!!今から5分後に、座席はおっこちまぁす。上に設置してあるバーに捕まり、耐えて下さぁ〜い。ちなみに残れるのは2人まででぇす。2人になり次第、ゲームは終了しまぁす。2人になるまで永遠にゲームは続きまぁす。では、カントダウン、スタート」
観覧車のアナウンスに、カチカチカチと、時計の音が響いた。