ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 私と清田くんとあとひとつ【目次かいたよっ!よっ!】
- 日時: 2012/12/19 22:19
- 名前: 揶揄菟唖 (ID: w1J4g9Hd)
※この小説はいつ更新するか分かりません。僕と戸口さんともうひとつの番外編で更新率は揶揄菟唖の小説の中で一番低い物と考えてください。
+目次+
『そして音が消える。』>>1⇔
『確かにそこにいた。』>>4⇔
『酷く脆いその花。』>>7⇔
『世界を閉じ込め包むそれ。』>>12⇔
『物を語ること。』>>14⇔>>43
『それを巻く手はもう痺れているけれど。』>>16⇔>>40
『もう誰もいない。』>>19⇔>>39
『一方通行の話。』>>26⇔>>38
『夜明けを飲み込む。』>>32⇔>>37
『二人が重なる時。』>>34⇔
途中までの題名解説(更新予定無し)>>20
- Re: 僕と戸口さんともうひとつ ( No.29 )
- 日時: 2011/07/24 10:32
- 名前: 揶揄菟唖 (ID: mUcdxMp7)
コメありがとうございます!
今日はこの後やることがあるので更新できませんが、いつかします!
監禁系はじつは自分の頭の中にあります。
ほろさんにも、皆さんにも感謝の気持ちで一杯です・・・
ありがとうございます!
できるかぎり、がんばっていきます!
- Re: 僕と戸口さんともうひとつ ( No.30 )
- 日時: 2011/07/24 23:59
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: YZiYs9.d)
- 参照: 夏バテ注意。
タイトルにホイホイされた勢いで、そのまま一気読み。
はじめましてこんにちわ、紅蓮の流星という物です。者ではなく物です。ここ重要です。
なんか、特殊な視点とか表現とかもそうですけれど、この小説全体に充満している言いようのない雰囲気が好きです。
面白いと思いました。
これからも更新頑張ってください、応援しています。
でわでわ、スレ汚し失礼いたしました。
- Re: 僕と戸口さんともうひとつ ( No.31 )
- 日時: 2011/08/17 21:00
- 名前: 揶揄菟唖 (ID: RjGXEztJ)
紅蓮の流星さん、コメ、ありがとうございました。
最近放置気味ですね。
ごめんなさい。
話がちゃんとまとまったら書きたいと思っています。
応援された分、しっかりとがんばっていきたいと思っています。
本当にありがとうございました!
- Re: 僕と戸口さんともうひとつ ( No.32 )
- 日時: 2011/09/24 19:10
- 名前: 揶揄菟唖 (ID: XOYU4uQv)
僕と戸口さんと夜の悪臭
夜、だった。
空を覆う厚い雲は、明日の朝にはなくなるそうだ。
今、ラジオがそう言った。
時々かみそうになるアナウンサーがつい訳三時間前に起こったニュースを読み上げる声以外、車の中は静かだった。
後は時々停車した時に外から入り込んでくる街の雑音。
そんな時間が、僕は好きだ。
だからつまりそれを邪魔する客が現れると、なんだか自然と眉間に皺がよってしまう。
そろそろ時間も時間だし、酔いつぶれたサラリーマンの客が多くなってくる。
めんどくさいなぁ。
短く息を吐き出して、アクセルを踏む。
視界の先に立っているのは、女性だった。
珍しいな。
大抵、こういう時間に乗ってくる女性といえば、金髪でメイクばっちりの人か、ОLの人が多いのに彼女は身軽な私服で身を包み、肩くらいまで綺麗な黒髪を伸ばしていた。
彼女の前に停車し、ドアを開ける。
街の雑音が一気に大きくなってドアを閉めると同時に消えた。
「+++までお願いします」
「はい」
車がゆっくりと動き出す。
彼女はしばらく黙っていたが、信号に引っかかってとまった時に漸く口を開いた。
「ラジオ、消してくださる?」
「はい」
そういえば僕、はい、しかいってない。
「お仕事は、何を?」
それを巻き返そうと、彼女の顔をバックミラーで確認しながら問う。
「人を、探していたの」
・・・それ、仕事じゃないよ。
「・・・あなたは、なにを?」
右折をするためにハンドルを切った。
「みたとおり、しがないタクシーの運転手ですよ」
彼女はずっとバックミラーで僕の顔を見つめている。
「違うわ。あなたはなにを《していたの》?」
呼吸が一瞬、乱れた。
眼球が一瞬、疼いた。
「・・・どういう」
彼女は優雅な動作で、髪を耳にかけた。
「因みに私はさっき兄を殺されたわ」
あぁ、終わった、見つかった。
「丁度、三時間ほど前よ」
どうする、どうする。
「現場に大量の血が残されていたのに、なぜか死体だけ見つからないの」
今直ぐにでも壁に車を衝突させて、この女ごと死んでしまおうか。
いや、それじゃあダメだ。
それじゃあ、意味がない。
逃げなくては。
「・・・なぁーんちゃって・・・」
逃げなくては。
「おにいちゃんが死ぬわけないよねぇ」
逃げなくては。
「殺されたのは、タクシーの運転手だよね?」
逃げなくては。
「あなたが殺したんだよね、」
逃げなくては。
「おにいちゃん」
この女から、逃げなくては。
「どうして逃げるの?私はこんなに愛しているのに。やっぱり、動けないようにしないとだめなの?」
殺される。
僕はドアを蹴り破るようにして開いて、外へと逃げ出した。
後ろの女を振り返ることもなく、走る。
「おにいちゃん」
その声に振り返ると、
僕の骨が軋む音がした。
吹っ飛ばされたらしく、痛みが感じないほどだ。
真っ赤な視界の中で最後に見たのは、あの女の笑顔だった。
「ずぅーーっといっしょだよ、おにいちゃん」
〜end〜
九話目です。
はっ。
面白くないですね。
久しぶりに更新してみたら、このざまだ。
すみませんでした。
次で十話ですが、更新するのはいつになるでしょうか。
わたしにも分かりません。
というか今回どっちも戸口さんだし、性別でてるし、最悪ですね。
- Re: 僕と戸口さんともうひとつ ( No.33 )
- 日時: 2011/10/10 13:52
- 名前: 揶揄菟唖 (ID: VBgkspJi)
ごめんなさい。
前回、誤字がありました。
訳ではなく約です。
そして、話が良く分からなかったと思うので解説をします。
僕は、自分の妹から逃げ出してきたさいに、タクシーを奪うために運転手を殺します。
因みに死体はトランクの中です。
そして妹、戸口さんに見つかって、タクシーではねられてしまう。
というだけの話です。
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