ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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能力者レベルゼロ  Liars' feasts
日時: 2011/05/11 16:27
名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: MlJjY9/z)
参照: http://ncode.syosetu.com/n4023s/

まあ、リメイクと考えていただければ幸いです
ちなみに参照は小説家になろうで執筆している『能力者レベルゼロ killer's End』です
一応は、内容も大きく違います
Liars' feastsは、直訳で 嘘吐きの宴 と言う意味です
相変わらず、一話執筆のスピードが10分と大雑把で、誤字、脱字が酷いです
そして、途中中断した「嘘」の成分もやや強いです

5月の標語
やる気を出しながらやる気なく物事をこなせば疲れにくい

ソロモン72柱の悪魔関係の小説が増えたなーと思った今日この頃


プロローグ
>>1

Chapter Ⅰ ボクの知っていること、当たり前なこと
>>5§>>8§>>18-19§>>24§>>26§>>29

Chapter Ⅱ バケモノは悪魔の翼を裂く
>>30§>>34§>>38-42§>>45§>>48§>>56§>>66§>>71

Chapter Ⅲ 龍のレベルはL、バケモノのレベルはD
>>74§

バケモノのモデル図鑑
>>25 クマムシ モンスター名『ラージタスク』

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Re: 能力者レベルゼロ  Liars' feasts ( No.9 )
日時: 2011/04/08 11:25
名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: MlJjY9/z)

 さて、どうしてくれようかこの運転手……。
 タクシーで空港へ向かうこと一時間、タクシーは完全に渋滞にはまっていた。 元はと言えば、この運転手が近道だなどとほざき、この時間帯が一番込む道路に出たことに非があるのだが、

 「すまないね、お客さん」

 運転手は悪びれもせずに話しかけてくる。 流石にこれは、苦笑いしかできず、

 「いいですよ、ゆっくりで」

 今しがた3460円に増えたメーターをただただぼうっと眺める以外にやることが無い。 口ではかなり弱々しい言葉しか出さないが、内面はかなり苛立っていた。
不意に、運転手が直ぐ近くのわき道へとタクシーを進める。 その直後、クラウンの目にタクシー運転手の能力者レベルが映し出された。
 レベルⅢ、中級能力者。
 能力者の目には、不思議な力が備わっている。 まずこれ、能力レベルがわかる。 目で見える奴がいれば、感じ取る奴もいてその判断方法は様々。
 クラウンはレベルゼロとはいえ能力者だ、この男の悪意ある回り道の真相は知れている。 ここは早めに手を打った方がいいだろう。

 「ねえ、ずいぶん暗い道を通るんだね」

 「ええ、近道なモンで」

 相手は、能力者だとばれていることがわからないらしい。 だとすれば、一般人を誘拐しての政府の実験室へ売る人攫いといった所か。 人攫いは、能力者として人口の多い女を狙う傾向にあるし、今のボクは女だ。 良いカモだったんだろうな。

 「ねえ、ボクをどこに連れて行く気? キミの能力、ワームホール系の物資移動に使うそれだよね。 ここはワームホールの中。 助けは来ないし、暗い道で誤魔化せる」

 「…………」

 「誰の差し金?」

 タクシーが進むにつれて、クラウンの口調が強くなる。 そして、それに対して運転手は不敵な笑みを漏らし、

 「悪いねぇ、俺も仕事なんで勘弁してくれ。俺の仕事は届ける事だ、例え誘拐であろうともな」

 その言葉とともに、突如タクシーの中に陽が差したかと思うとそれと同時に扉が開き、視界を無数の銃に奪われた。 大型の黒いマシンガンをもった軍服の男が5名……。 いくらマシンガンとはいえこれほどのサイズ、弾に当たれば致命傷は間違いないだろう。 

 「もう少し客は丁重に扱うべきだな、そんな事をしていると帰られるぞ。 特に、女って部類の人間はそういう所が面倒臭いと言うことを知らないのか?」

 説教をたれながらクラウンは車から降りると、手を軽く握った。 そして、次の瞬間、男達の持っていたマシンガンが消え、次に現れたのは彼等の頭上。 落下してきたマシンガンはその大きさに見合った重量で、彼等をいとも容易く気絶させた。

 「ドライバーのおっちゃん、やっぱ移動系の能力者なんだね」

 クラウンの能力、能力者化。
 だが、それを見ていたのだろう。 控えの連中がどこからともなく出現し、その手に持ったマシンガンの銃口全てがクラウンを捉えた。

 「そこまでだ、これ以上俺の隠れ家を荒らしてくれるな馬鹿共が。そいつは攻撃するなよ、攻撃したが最後、お前ら程度の奴らは殺されるのが目に見えているからな」

 銃を突きつけてきた奴等の後ろから、一人の黒いスーツの男がサングラスをかけ直しながら、クラウンへと歩み寄る。
 敵意はないようだが、こいつ……レベルⅤ、最上級能力者。 危険……だな。
 更にそこから、もう一つの情報が目に映る。 
 “下級悪魔憑き”……?

 「さて、俺があんたを呼び寄せたのはあることの話がしたくてね。何の話だと思う?」

サングラス男の眼球が、恐らくクラウンを見つめている。 だがそんな事よりも、こっちはこっちで、

 「ボクさ、仕事があるんだけど」

 その発言と同時に無数の銃がクラウンに突きつけられる。
どうやら、失言だったらしいがクラウンの顔色は変わらなかった。 肝が据わっているわけじゃない、この程度で死ぬ危険性がないのだ。
サングラスの男はクラウンを部下であろう黒スーツに用意させた椅子に座らせると、茶を入れてクラウンにすすめ

 「失礼、俺のほうも態度に問題があったようだな。 俺はシグマ。 クレイクロアの能力戦闘員達の師範をやっている。 能力は時間を数秒戻す、“金の砂時計”を有している。 あんた、レベルゼロだろう?」

 その言葉を裏預けるかのように、シグマは手に持った茶を口元へ運んで飲み干したのをクラウンに見せ、それを元通り飲む前の状態へと戻して見せた。 
 へえ、面白い能力だな……。

 「そういう人なんだ。 ボクは察しの通り……というか調べの通りレベルゼロ、自分単体では能力を何も持たない能力者だよ。 今の僕の能力は、“銀の砂時計”つまり、時間を数秒進められる。 君の天敵かな」

 その言葉とともに、シグマから中身の入ったマグカップを受け取ると、一瞬だけ手でそれを隠し、手を払いのけると再び飲み干した可能王に中身が消えた。

 「素晴らしい、その能力! 話の内容を話そうかクラウン。 俺の会社で実験体として使役して欲しい、その力は敵にとっては無敵の力だ。 その力を持った兵士が大量に生産されてみろ、世界は混乱へと、闇一色へと変貌する……! まさに地獄! 俺はこの世にいるうちにこの世の地獄とやらを見てみたい、知りたいんだ!」

 シグマの言葉をクラウンは退屈そうに聞き流し、

 「いや、君の思ってるほど便利な能力じゃないよ。 敵は相手を即死させる能力を持っている。 それに対し、ボクの能力は相手を生き返らせる能力になるんだ。 相手がボクに攻撃してきてみなよ、ボクはその場でお陀仏。 無敵とは程遠いと思わない?」

 クラウンの言葉を聞くと、詰まらなそうにシグマが頭を抱えた。 あたかも残念そうな表情だったが、直ぐに顔を上げる。
そして、

 「クラウンを殺し、次のレベルゼロ能力者ジェリーを迎えに行け」

 言葉の途中、シグマはクラウンの方を向く。 明らかな悪意が、向けられた。 その直後、発砲音が辺りを騒がせた。
 そこにあった無数の銃口から煙が立ち上る。




Re: 能力者レベルゼロ  Liars' feasts ( No.11 )
日時: 2011/04/02 22:40
名前: yuri ◆F3yWwB7rk6 (ID: DOGZrvXb)
参照: もうすぐGray Wolfは複雑・ファジーに移行します。

お久しぶりです!
受験によって他の作品を見る事すら出来ず、レベルゼロがいつの間にか完結してしまい、悔しかったです。

リメイク作品ですね。
こちらも楽しく見させていただくのでよろしくお願いします。

Re: 能力者レベルゼロ  Liars' feasts ( No.12 )
日時: 2011/04/02 23:02
名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)

Neonさまあああああああああああああああ←黙
コチラの小説にも御邪魔しちゃった☆←は。

主人公愛癖が治らない自分ww
何故か主人公が1番好きになっちゃうっていうね!!←

僕っこの女の子は大好物です(`・ω・´)キリッ←

ではではおやすみなさいませ←

Re: 能力者レベルゼロ  Liars' feasts ( No.13 )
日時: 2011/04/07 17:25
名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: MlJjY9/z)

yuri s

お久しぶりです^^
受験ですか、お疲れ様です
私は受験の時も遊んでいた覚えしかないんだぜorz

緑紫s
こちらにもいさっしゃいませです (噛んだw
主人公愛ですか、私は自分の分身キャラが大好きです
常識が無くて暴力的な奴とk((

ボクっこの女の子はレベルゼロのクラウンがお初なのです

Re: 能力者レベルゼロ  Liars' feasts ( No.16 )
日時: 2011/04/04 17:44
名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
参照: 春休みに宿題なんているかボケええええええええ←

賓乳の辺りってwww笑

自分、賓乳キャラも結構好きです笑
と言うか、巨乳より賓乳のほうが好きだと((黙れ変態


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