ダーク・ファンタジー小説
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- 青春に中二病はつきもの?!
- 日時: 2013/07/23 13:02
- 名前: 黒猫。 (ID: NtGSvE4l)
「ざまぁ見なさい」
そう言った彼女を見上げていたのは、そう、
俺だ。
「あ…俺も退学かぁー、
もっと青春、楽しみたかった」
もうどうにでもなれ、みたいな
感覚で最後の一言を吐く。
初めましてorこんにちは。
「無感情ヒューマノイド。」
を書かせてもらっている黒猫です。
名前の由来は自分の黒さから。Blackcatです。
読みはくろねこ。そんなことは気にせずに、
・黒猫が嫌い
・中二病とかダサい、無理があるだろ
・荒らす気がありすぎるze!
この三項目に当てはまる人はすぐ退却!
この小説は作者の気まぐれで更新するので気をつけて。
episode 00 >>3
登場人物設定。
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ワタシニコイシテヨ
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ケンカトセントウ
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チュウニビョウトイウナノシンシ
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ナントカシナサイ
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ブラッドライト
※作者は現中1なので。
コメント待ってます(○・ω・○)気軽にどうぞ。
[お客さん]
品河 マイリさん。
ナナリンさん。
- Re: ワタシニコイシテヨ ( No.1 )
- 日時: 2013/06/19 22:36
- 名前: 黒猫。 (ID: qMyz0mD0)
そう、この学校は特別的な
と言っても中二病的なやつ、
厨二病じゃなくて中二病な奴がリアルに闘う学校。
マジで年齢14歳、中学二年生限定の学校だ。
(そのまんまじゃん)
あ、義務教育?だっけ?そんなんはずいぶん前に
終わってて憲法改正とかどうとかで
跡形もなく消えた。中学から退学可能。
そこで、俺たち、生徒が持っている生徒カードが
ここの生徒という証拠でもあり、
それを無くしたり盗まれたりするともう、
その学校の生徒じゃなくなる。
で、戦闘で負けても終了。
ではないけど相手がその生徒カードを没収すれば終わる。
残ったらどうなるかって?
あぁ、賞金がもらえる。
ここの学校に入るには、
ある一定の金と能力が必要なんだ。
で、その金がすべて
賞金なんだ。
勿論だけど、残れる人数も決まっていて、
卒業までに五人に絞らなきゃいけないんだ。
でも、もう俺はここで終わりみたいだわ、
ここで諦めるか、俺の青春…
My,seisyun…oh…orz
「……」
「何変なこと呟いてんのよ…
そんなに青春を満喫したかった訳?」
「……orz」
俺の、青春…
「あー、聞こえてんの?」
「……orz
もう覚悟は出来てる、さっさと
取り上げてくれ。もう精神崩壊五秒前なんだ」
そう、精神崩壊五秒前。
「人の話を聞け!
助かりたい?」
「…もういいんだ、俺は!
俺の恋は青春は終わったんだーぁぁぁぁぁ!」
なに号泣してんだろ、
でも学力落ちてるからここで落ちたら、
高校も落ちるだろうし、人生終わるんだよ…
「助かりたいか?!」
- Re: ワタシニコイシテヨ ( No.2 )
- 日時: 2013/06/19 22:36
- 名前: 黒猫。 (ID: qMyz0mD0)
どうやら俺にもやっと
周りの状況、つまりあいつの声が聞こえて、
『タスカリタイカ』
と聞こえてきているような気がした。
その言葉がまさしく、
神の救いのように見え…
「Yes,fallin loveッ!!!??」
なんて叫んでしまった。
「ふぉ、ふぉーりんらぶ?!
何を言ってんだよ…お前は」
「ああああ、ななんでもない。
口が滑った」
「助かりたいのか?」
「助かるもんなら助かりたいさ」
そりぁあな、死ぬよりマシだ。
「ふぅん、じゃあさ、私に恋してよ」
「え?」
何と言っただろうか。
一瞬にして消え去った言葉だが、
確かに俺にはこう聞こえた。
『ワタシニコイシテヨ』
「え?もう一度」
まあな、偶然だ。空耳だ。
「だぁから、私に、恋してよ!」
- Re: 登場人物設定。 ( No.3 )
- 日時: 2013/07/21 13:56
- 名前: 黒猫。 (ID: AjzyS2SC)
峰 悠摩 (ミネ ユウマ)『ミネ、悠摩、ミネー』
この物語の主人公、まさしく、俺だ。
この学校に入ってすぐさま後悔した男、その一。
いきなり助けてもらうor退学、で、助けてもらうを
選んだ結果、青春を求めながらも、
嫌々ながらも日和に恋をしていく。(ネタバレめんご)
あ、拳銃使えませんッ!
如月 日和 (キサラギ ヒヨリ)『奴、ヒヨリ、姫、姫魔様』
この物語のヒロインとも言えるような存在。
学校では強い分類、つまりゲームでいえば四天王
並の所にいる奴。俺の人生を殺しかけて
助けた女。何かいわゆるツンデレ…?
じゃないよな。
ちなみに、血管恐怖症。だが武器はカッターナイフ。
滝澤 遥(タキザワ ハル)『トラップ少女、ハル、タキー』
日和達、つまり俺含めるグループに
入ることになる女。恋愛候補に入るだろう
少女だが、日和がゆるしてくれないんだよなぁ…。
侵入するとトラップが発生するようなトラップを
掛る。怒ると怖いらしいが。
背中に巨大なコンパスを担いでいる。
鈴原 翼(スズハラ ツバサ)『スズー、翼』
日和達のグループに自ら入ろうとする。
体育系少年で、背は高め。
どこからか、金属バット諸々を出して闘う。
夏といえば?と聞けば「海」と即答する人。
平野 悠(ヒラノ ユウ)
生徒会長であり、成績は結構いい方。
無表情だったけど…?
如月グループ(仮)に対して敵である。
黒髪のロングに赤渕めがね。能力不明。
他、未定。増えて行く予定。
- Re: ワタシニコイシテヨ ( No.4 )
- 日時: 2013/06/20 17:27
- 名前: 黒猫。 (ID: qMyz0mD0)
そう、確かに奴はこう言った。
『ワタシニコイシテヨ』
こんな学校にいても彼女は青春を求める
清純なJCなのか…。
って、そんなことを言ってる場合なんて無くて
何だ、そう、何だ、ああ言うのは、つまり
「告白ぅ?!」
「違う。あんたが私を好きになんの!
じゃないと…」
そんな事を言いかけている途中、
俺はその一瞬の光を逃さないため
叫んだ。
「わ、分かったっ、
好きになるから、恋するから助けてくれ!!」
嘘っぽいなぁ、おい。
「嘘でしょ」
だよなぁ、人生を殺されかけている奴に
いきなり恋をしろなんて言われても。
「…恋するから助けてくれ……」
(折れた)
俺のMyheart…
情けないなぁ…
「い、いいの?」
目を輝かす奴にやっぱ無理だわ…なんて
言えやしない。
ここで断ったらなんか男としても最低な気がするし、
「あぁ。努力するから、とにかくそこ、
どいてくれ…」
奴は俺の腹の上に足を置き、
見下げていた。
「まぁ、それより、謝りなさい」
- Re: ケンカトセントウ ( No.5 )
- 日時: 2013/06/20 17:49
- 名前: 黒猫。 (ID: qMyz0mD0)
謝れ?
何かしたっけ。
何で俺が謝らなければならないんだ?
「は?」
「だぁから、謝りなさい!」
「え?」
「覚えてないの…?」
え…?あ、ああ、
そういえばこんなバカップルが起こしそうな
くだらない闘いになったのは、
くだらない理由があった。
その日はそう、ごく普通でホームルームが
始まりそうな忙しい時間に起こった。
遅刻気味な俺は、『どうせ遅れるんだ』
みたいな感じでゆっくり階段を上がっていた。
そこでだ、
もう一人、階段を登っていた奴がいて、
それが、奴だったんだ。
ごくたまたま、稀にあろう、みたいな感じで
スカートの中を覗いて…しまったんだ。
まぁ、その、色は言わない事にしておこう。
そのまま、ちょっと固まっていたんだ。
で、奴がその変化に気づき、
「何固まってんのよ」
「え、あ、ななな何にもな、ないですよ?」
まさに目が泳ぐ、みたいなもんだ。
女子の恨みは怖い。
「まさか…
あんた見たの?」
そういった奴は階段をゆっくり且つ、
早めな足取りで降りてくる。
「そんなわけないじゃないですか…」
否定はしておこう。
「なんで敬語なの…」
と、言いかけたその瞬間!
奴は足を滑らせ、落下してきたんだッ!