ダーク・ファンタジー小説
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- 幻影 ~魂の業/陽と陰~
- 日時: 2016/11/16 00:02
- 名前: 忌業 禍穢 (イミカリ カイエ) (ID: 9O29kkFK)
お初に御目にかかります。
忌業 禍穢と申します。
忌みられの業、禍つ穢れと書いて『イミカリ カイエ』と読みます。
以後お見知りおき下さい。
この小説は、この世とあの世を往き来できる力を得た主人公が、あの世の魂を通して、その裏に潜む闇を見つめていくというものです。
この世の、人間の、空虚さを憂う主人公が見たものとは……?
初投稿のため、何かと至らぬ点もあると思いますが、宜しくお願い致します。
- Re: 【オリキャラ募集中】幻影 ~魂の業/陽と陰~ ( No.25 )
- 日時: 2016/09/23 17:20
- 名前: 忌業 禍穢(イミカリ カイエ) (ID: QxkFlg5H)
末様、ご投稿ありがとうございます!
お二方でも大丈夫ですよ。
…と言うよりむしろありがたいです。
どちらも特に問題は見られませんので、
両者とも採用させていただきます。
こちらも疑問等が生じた場合には、申し訳ありませんが、順次質問させていただきます。
- Re: 【オリキャラ募集中】幻影 ~魂の業/陽と陰~ ( No.26 )
- 日時: 2016/09/25 18:23
- 名前: みやまくわがた ◆WwSLbB9wXw (ID: Uj9lR0Ik)
《募集要項》
【名前】享楽(きょうらく)
【性別】男
【容姿】
ウェーブがかった白髪のオールバック、白い瞳(白目を剥いているわけではない)、白い眉毛に白い髭。
病的までに白い肌のおじいさん。少々痩せこけていて骨ばっている。背は低め。
真っ白な体とは裏腹に、服はかなり奇抜な格好をしている。
上下ともにスーツ姿なのだが、上着の右半分が赤、左半分が紫といった目が疲れる色合い。
奇妙な形をしたボタンで前はすべて止められており、首にはネクタイの代わりに白いスカーフが巻かれている。
対してスーツズボンは黒、茶色の革製のベルトが巻かれている。革靴はベルトと同じ色。
腰や足が悪いわけではないものの、杖を持っている。
【性格】
頭のネジが取れたようなハイテンションなおじいさん。かなりお喋り。
基本的に滅茶苦茶なことを言うので、彼の扱いになれていない者は胃に穴が開くことになる。
ぶっ飛んではいるが、彼の本気の口論で勝てる者はいない。
実はかなり賢いんじゃないかとか言われているが、真実を知る者はいない。
非常に気分屋で、興味のない事以外には一切の関心を見せない。対応もかなり雑。
かなり悪趣味で強制的に連れてきた魂(人)を羽ペンダーツの的にするのが趣味。
仕事をさせていないと何をしでかすかわからないような奴なので、業から常に仕事をさせられている。
比較的仕事じたいは真面目に取り組んでいるが、紅茶を飲みながらだったり、羽ペンでダーツをしたりなど仕事態度は悪い。激務であっても相変わらず調子を崩さない。
滅茶苦茶な奴だが、怒らないしイライラもしない。常にヘラヘラ、そんな人。
【所属】業(秘書のような、書類の相手をするような雑務をこなしている)
【何が見える力か】
その者の現在に至るまでの過去すべて
【サンプルボイス】
「あぁ、来客か! よく来たなぁ、帰っていいぞ!!」
「必死になって話す必要は無い。私はお前の過去すべてを視ることができるのだ。お前がなぜそんな目をしているのか、お前がなぜ私を訪れたのか、お前が今日何色の下着を履いているのか。全て分かるぞ」
「あいにく過去は視えども、感情のないお前が何を考えているのかまでは解らんぞ。『お前が』どうしたいのか言ってみるがいい」
「書類の束が増えてはティーカップの置き場所に困るではないか! これ以上書類が増えては私がうっかり書類の束に珈琲をこぼしてしまうぞ!」
「あぁ、そういえばこの間"偶然"迷子の魂がここにきてな。暇だったものでダーツの的にしてしまったぞ! ハハハハ!」
「あいにく業の奴に仕事を山積みにされていてなぁ、私がこの部屋から出てお前を尋ねる事は無いだろう。そういう訳だ、気が向いた時にでもここへ来るといい。次はお前の分の紅茶も用意しておこう」
基本的に全員呼び捨て。一人称、私。二人称、お前。
【その他】
人をからかうのが好きな性格の悪い?おじいさんです。
扱いづらキャラですいません…
【追記 他の人物について】
基本的に隠り世の人間については仕事仲間といった感じで、それ以上でも以下でもない。
仕事場で顔を合わせるので底が知れているし、特に面白味もない。といった感じ。
もともと気遣いなどは皆無な人物ゆえ、隠り世のまとめ役である業にももちろんズケズケとものを言う。
興味あるのは新しいものや珍しいもの。
毎日多くの魂がやってくるので、その中で変わったものを見つけてはちょっかいをかけ、毎度違った反応を見せてくれるからこれがまた楽しいのだとか。
堺理については当初新しいものが来たと興味津々であるが、感情がない事を知ると「面白くない奴だ」と一蹴。しかし、今まで感情が無い人物に会ったことが無かったため、当初とは違った興味を示すようになる。
それ以降、堺理が享楽を訪れると快く会話を交わすようになる。
ある程度は堺理にアドバイスのようなものをするが、
まぁつまるところ享楽にとって堺理は「お気に入り」というやつである。
次第に周囲が
”享楽と話をつけるには堺理に相手させるのが一番”
という認識を持ってくれると嬉しいです(
- Re: 【オリキャラ募集中】幻影 ~魂の業/陽と陰~ ( No.27 )
- 日時: 2016/09/24 07:21
- 名前: 忌業 禍穢(イミカリ カイエ) (ID: 9O29kkFK)
みやまくわがた様、ご投稿ありがとうございます!
特に問題は見られませんので、
採用させていただきます。
ただ、サンプルボイスに思わせぶりな台詞を書かれていらっしゃいますので、主人公をどう思っているか等も書いて戴けるとありがたいです。
こちらもその他疑問が生じた場合には、
申し訳ありませんが順次質問させていただきます。
- Re: 【オリキャラ募集中】幻影 ~魂の業/陽と陰~ ( No.28 )
- 日時: 2016/09/24 22:33
- 名前: みやまくわがた ◆WwSLbB9wXw (ID: Aru5k1ow)
採用ありがとうございます
しまった、他キャラとの関わり?について書くのすっかり忘れていました!
という事でキャラシーの最後に追加しましたので、ご確認お願いいたします。
質問等々についても了解しました!
- Re: 幻影 ~魂の業/陽と陰~ ( No.30 )
- 日時: 2016/11/21 19:45
- 名前: 忌業 禍穢(イミカリ カイエ) (ID: w32H.V4h)
堺理が倒れた夜。
不穏因子の鎖が生まれた夜。
彼はクツリと喉を鳴らし、
三日月の形に唇を歪めた。
「ふふっ…。彼に花を─
たくさんの花をあげよう。
無感情にも光が差すように。
ケアが私の仕事なのだからね。
私達の求めた、大切な子だ。
せめてもの贈り物だよ。」
謎めいた呟きを残して。
白閃、影が揺らめいた。
─────────────────
彼等は抗う。
感情の無い人間など存在し得ないと。
己が為に魂は存在し、生きるのだと。
それは同じ一人間に宿った、排反する業とそれを補う『何か』の集合体であり、その存在き様なのだと─
其の人は零す。
思考と感情とは全く異なる概念であると。
思考は生活の上で不可欠だろうが、感情は必ずしも要されないと。
そもそもが非合理的であるが為に、この世はこんなにも醜く汚れ穢されて来たのだと─
彼女等は嗤う。
感情を呼び覚ました者こそ最弱故の悪の権化だと。
救うも与えるも烏滸がましいことこの上無いと。
それが為に抗おうとも敵わず、堕ち、呑まれ、無様に死んで逝くのだと─
それすら構想の元となる。
結局は掌の上の駒だと─
誰かが、嘲る。
また一人、『誰の?』と問えば。
応えは返らず、それでも譫言の如く。
無意味だ。反駁や混乱すらも、抗うこと
も出来ぬ大いなる意志に拠っているのだ。
何だろうと所詮は全て踊らされているに
過ぎないのだ。
とうの昔から、侵されているのだ。
支配するでも無く、操るでも無く。
ただ、浮かし、傍観して居るのだ。
そう言って。
虚無の中に散り堕ちる。
─反駁─
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