二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!!_池袋集団殺傷危険の中_
- 日時: 2010/07/17 03:34
- 名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
本当にしつこく俺何度も書いてるなぁ・・・
まぁええか((駄目だろ。
ではキャラクタ説明
*白銀 朽也/シロガネ クチヤ
*女/高校一年
*来良学園生徒。臨也と何故か同居(何でw。臨也や静雄に何かあると駆け付ける程外見から見てはクールで腹立つと薙刀を構えるのだが親しいものには全く違う。元はと言えば来良学園に登校中に「同居しない?ww」と言われ、断ったもののしつこかった為共に同居する羽目に。正臣とはある事件で巡り合った。
首からかけている翡翠色の宝石のネックレスは生前の姉(故朽霊哀のもの)からの譲りものの遺品臨也曰く「そんな譲りものは捨てなよ」と言われているがそれでも手から離す気はない。ハンドルネーム「凪暁」
*白髪紅眼
*3月22日A型身長150㎝体重35kg。
*一人称「俺or僕」二人称「貴様等or貴方達」
サンプルボイス
「静さん臨也・・・また池袋の中心で大ゲンカかよ。。。」
「ある事件は・・・言えない。正臣とあの事件が無ければ出会えなかったかもしれないけれど、あの暴走は・・・」
*白銀 朽霊哀/シロガネ クレア
*女/享年23歳
*朽也の姉。しかし、矢霧製薬の実験台となり一旦は朽也と共に失踪。しかし、ばれてしまいそのまま殺害された。朽也は「お姉ちゃんと言うかお母さんに近い存在で、何時も励ましてくれたんだけど・・・矢霧製薬・・・ううん、元哀澤製薬が朽霊哀姉さんを捉えて殺したんだ・・・だから、、、それからだろうね。僕が人類を憎んだのは。」と言うように信じていたのに殺されてしまった。それで、その失踪時同級生だった静雄に朽也を預けた。
*銀髪黒眼
*4月18日生。A型。身長160㎝。体重31㎏。
*一人称「私」二人称「貴方達」
*サンボイ↓
「朽也だけ・・・ううん。白銀家次期当主を死守するのが姉の私が最期に出来ることだと思うから・・・矢霧製薬だろうが、、、朽也に指一本も触れさせない!!」
*赫影 臨撞赫/アカゲ ノウア
*男/高校2年生
*朽也達の一つ上の来良学園生徒。明るく単刀直入に言うことが多い。いつも活発だが裏表も黒くもない為うざいという人が多い。舞流と九瑠璃と下校する姿が周りから目撃されている。漆黒聖の今帝王。
*黒髪銀眼
*2月12日生。O型。身長170cm。体重45kg。
*サンボイ↓
「あんたが・・・初代帝王?生憎今は俺が取り仕切っているから・・・手前は屑だ。」
*折和島 静也/オリワジマ シズヤ
*男/23歳
*臨也と新羅と静雄の幼馴染み。時折池袋に来るが静雄が自販機ぶん投げて来る為新羅の所に行ってトムに会いに行くという変なルートで行く。神出鬼没で罪歌の事件の際切り裂き魔に気付かないように逃げてそのあと粟楠会、ダラーズに情報提供している。死神と言われることもあれば・・・赫の狼とも。チャットでのハンドルネームは「赫狼(読みはあかろう)」
*赫髪黒眼
*5月16日生。AB型。身長170㎝。体重49kg。
*サンボイ↓
「ちょっ静雄タンマ!!臨也より俺がうざいって言うのは俺もわかっているけどだからって自販機投げるな!」
「・・・切り裂き魔・・・ねぇ。帝王ちゃんは大丈夫かな?クスッまぁ様子見て俺が助ければいいかな?ヒーローは危機の時に来るって言うしね。」
「門田、、、後で話がある。初代についてだけど・・・」
*藍染 鷹那/アイゾメ タカナ
*女/24歳
*人類を嫌っている。朽霊哀に恨みが在ったが今は何事もない。只、自殺志願者の手伝いをする趣味を持っている、臨也曰く「俺以上の変わり者のお姉さんだw」と。狩沢とは幼馴染みらしい。チャットでは「藍」と名乗り出ている。
*黒髪蒼目
*1月23日生。A型。身長170㎝。体重40kg。
*サンボイ↓
「あら、絵理華、ひさしぶりね。」
「朽霊哀・・・彼女には恨みが在ったけれど・・・もういいの。彼女が最期に何伝えたかったのか今、貴方・・・朽也ちゃんのおかげで思い出したわ。ありがとう。そして、ごめんなさい。」
*門田 夾羅/カドタ キョウラ
*女/高校1年
*門田 京平の妹。第二章から高校一年。御転婆で元の拷問を考えた張本人。一人称は何でか知らないが朽也のまねをして「俺」と言っている。門田曰く「あいつは絶対怒らすな。」と怒ると静雄並の怪力を発揮させるとか。チャットでは「桜蘭」と名乗り出ている。因みに罪歌の事件の本当の真相を知っている(原作じゃないが。)
*黒髪茶眼。
*3月2日生。O型。身長150㎝体重30kg。
*サンボイ↓
「あ!京兄!何々ー?また拷問?」
「・・・ねぇ知ってる?俺さ、怒らせるとココの地域に住んでいる人・・・皆殺しだから?」
*紅根 叉羅/アカネ サラ
*男/高校2年生
*帝人達のクラスに入ってくる。漆黒聖の事件が終わった後、紅い装飾品を纏った朱雀賊のボス。ダラーズ、黄巾賊、漆黒聖の団員でもありだから騙しまくりの男である。・・・実際を云うと朽也の義理の兄らしい。(詳しくは番外編とかにw)チャットでは「スライド」と名乗り出ている。
*茶髪紅眼
*4月5日生。AB型。身長169㎝。体重45kg。
*サンボイ↓
「よ!朽也!!」
「あぁ、紅い装飾品の奴等?・・・知らね。多分・・・漆黒聖の奴らだろ。」
「悪ぃな。俺はお前らの敵だ。」
_え?池袋集団殺傷危険地域地区?
それはね、この“池袋”という街そのものさ。
あ、しいて言えば
敵に回してはいけない人物ならたくさんいるね。
一人は刀を使う白髪の女子高生。只、キレている時だけじゃないし、話している間、ツッコんでくるときの拳法、あれ、結構痛いよ。
二人目も武器と言うものは使ってこないけれどダラーズのとある男の妹でね、俺が嫌っている男より、キレた時、馬鹿力じゃないな、怪力あって怖いよ、
三人目は何股も掛けている少年。だから俺以上の情報を取っていると思うけど。
まぁ
あとは会ってからのお楽しみさ。
池袋集団殺傷危険地域地区、
豊島区やそこだけでない。夜になればカラーギャングの餌食になるだけさ。虚しいね。_
殺傷危険地域地区事件簿
第一章 只、暴れて狂いまくるのは結局自分。
00 宇宙之音色 ・・・>>1
01 池袋 ・・・>>2
02 蘇りたい、そして、笑いたい ・・・>>3
03 花粉症 ・・・>>4
04 桜、紅ノ血ニ染マル ・・・>>9
05 漆黒聖、復活 ・・・>>10
06 奇襲 ・・・>>11
07 闇之深淵月 ・・・>>12
08 雨は何時止むのだろう ・・・>>13
09 狂ッテ狂イマクッテソシテ得タモノハ? ・・・>>14
10 だから何だっていうんだ ・・・>>15
11 縛ラレタ全テ ・・・>>16
12 拒絶、破壊、壊滅。。。そして、破壊 ・・・>>17
13 雨の深い夜 ・・・>>18
14(epilogue)
触れたら壊れそうな温もり ・・・>>19
第二章 池袋集団殺傷危険地域地区
00 過去を引きずるな、甘ったれ者め。 ・・・>>20
01 春到来。 ・・・>>21
02 不屈 ・・・>>22
03 共同 ・・・>>23
04 抗争 ・・・>>24
05 多分これも運命だよね。 ・・・>>25
06 因縁 ・・・>>26
07 無題という名の題名 ・・・>>27
- Re: デュラララ!!_漆黒と白銀_ ( No.10 )
- 日時: 2010/03/27 15:46
- 名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: BGpucW56)
05 漆黒聖、復活。
_朽也が死んだ。_
そう来良学園ではそう伝えられた。
1−Cの女子、1−Bの女子は歓喜を見せた。
何故かと正臣が問うと
「んなのきまってんじゃん。アイツ、殺し屋だったんでしょ、なら危険人物も消えたんだから嬉しいに決まってるんじゃン。」
と即答。
殺し屋。
否、臨也の手による操り人形としていたんだろう。
正臣はそれ以来不登校。
帝人はチャットでとにかく情報を集めてダラーズの者達に調べさせる。
『これを見なかった者は
_抹消する。_写真も貼付してやるから写真の者についての情報があったら直ちにメールで返事しろ』
帝人も息づく暇も少ない、
静雄はトムと居てそれを知らなかったらしい。
臨也彼もまた朽也を看病否新羅に治療を頼んでいる合間自分を悔やみ続けていた。
正臣は黄巾賊、ブルースクエアからによる暴行を受けていた。
「おい将軍。お前が殺したんじゃねえの?」
その言葉が心に響き貫いた。
そして家に帰る前に沙樹に会いに行った。
家に帰ったら暇
と嘘を言って。
「あ、正臣、よく来たねって・・・!?」
病室の部屋の隅に行ってしまった。
「どっどうしたの!?」
「・・・否、沙樹、お前・・・知ってるか?朽也・・が」
「うん。・解ってるでもね。彼女なら大丈夫だよ。あの子は精神も強くって優しくって・・・そんな子が死ぬなんてありえないよ。私も信じているんだから。正臣も信じようよ」
「だな。。。そうだな。病室って何処だっけ。」
「918・・・前と一緒。」
と沙樹の病室を出て急いで走った。
918号室。
「朽也!」
と担当の先生だろう。
点滴を入れていた。
「君かい?彼女を助けたのは。」
「あっそうっす。」
「大丈夫だよ。彼女は、生きているし意識も今ある。何か話したい事があるなら話していなさい。」
と担当の先生が出て行く。
その後、担当から聞いたら
あそこは元火山のところで火山灰が時折降ってくることがあってそれが傷口に入るととんでもないらしい。
「紀田まだ居たの?」
と上半身を起き上がらせて問う
「居たも糞も無ぇだろ。帝人や臨也さんも情報で探し回ってたんだから感謝しとけよ。」
「そうだね。」
とわき腹に発砲されたからまだ痛むのかわからないがそこをさすっている。
「いってぇ・・・」
「おっおいあんま動くよ!?」
「うん、大丈夫。それよりさ、明日退院。でもなんか胸騒ぎする・・・その。。。漆黒聖が復活しそうな。。。」
と翌日
彼女の予想は当たった。
漆黒聖・・・朽也の団体だ。
「さて、と。朽也。。。大分やつれてない?」
「大丈夫。このくらいなんとも無いですよ。臨也さん。」
と敬語
なぜかというと
_ばれるからだ_
「久しぶりの敬語。可愛いよ」
と臨也は鞘の上に黒い布で纏った棒らしき物を差し出す。
「今・・・これを返すね。三刀舞双・・・妖刀斬咲燕焔。これで彼等をね。」
「はい。でも場所が解らなければ・・・」
「それなら大丈夫だよ。ダラーズも一緒だ。運び屋もね。でもまだ大丈夫だよ。
_まだ時間がある。_」
「そうだといいですが。あと一週間。正臣や帝人は?静雄さんも・・・」
「大丈夫って言ってるだろう?静ちゃんも誰も失わない。」
【あっ凪暁さん!】
『イロイロと同居人が迷惑かけました。』
≪え!?私何かしました!!?≫
〔さんざんと人をパシリ扱いしましたよね。甘楽さん?〕
『ほらやっぱり。』
[またですか。]
『さーてこってりとしばきあげましょうか?』
≪ごっごめんなさいぃぃぃ!!!≫
ナイショ『あー皆残ってる?』
ナイショ[まぁ・・・]
ナイショ【で、話って何です?朽也さん。】
ナイショ『うん。来週だよね。それまでダラーズ全員で集会。考えない?』
ナイショ〔・・・〕
ナイショ【そうだよね。でもさ、漆黒聖あれって・・・・】
ナイショ≪朽也の団体さ。でもねぇ、今はリーダー無しで団体やってるっぽいよ。≫
06 奇襲に続く
- Re: デュラララ!!_漆黒と白銀_ ( No.11 )
- 日時: 2010/04/10 12:30
- 名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
06 奇襲
夜。
私は精神を闇に沈めることなく起きていた。
「朽也?」
「ハッ・・・なっ何でもないです。」
「・・・もしかして、、また?」
彼—折原 臨也がいうまたとは、
私の過去を綴り斬り裂き魔とのあの事だろう
「別に・・・只、私ろくに学校に行ってないですし、それに・・・杏里さんの身に何かありそうで・・・」
「彼女か・・・不透明な噂だけど彼女、虐められているらしいよ。と言うかそれ、多分夜・・・まあ今くらいかな・・・って朽也!?」
私は殺すのを嫌っていた。
何故殺す意味がある。
誰でも殺す権利が何処の誰にあるっていうんだ。
「寄生虫ー寄生虫ー」
と多分以前のあの女達だろう。(アニメ3話)
「・・・」
杏里・・・今、助けるから。だから。
「!?(切り裂き魔!!)」
と私は何も躊躇わずに切り裂き魔と言う物体を斬り裂いた。
(よかった・・・妖刀で音なく切れて・・・)
「さて・・・寄生虫、あんたココらに住んでいるんだろ?部屋に上がらせろ。」
「一つ・・・またたく魂はここに。
二つ・・・輪廻の果ての焔の如く
三つ・・・汝らを葬るこの力。
四つ・・・暁の果てには闇がうごめいている。」
「はぁ?あんた何言って・・・!!」
「杏里から手を離せ!!!」
疾風轟雷。只の電気を刀に灯してだけど
まあ生きているけどな。
「杏里、大丈夫?」
「あ、、、はい。。」
「よかった・・・ココの付近、あいつ等みたいな奴うじゃうじゃいるから気を付けなよ?」
「はい・・・お騒がせしました。」
「あ、そうだ。最後に言っておくね。
那須島は、、、贄川先輩に手を出してそのまま・・・おっと。これ以上は言わないでおくよ。何時か真実を見ることになるし。って言っても明日、教えるよ。臨也さんのファイルからこっそりと情報取ってきたから。」
私は別に、趣味でやっているわけではない。
沙樹の為。
「ただいま戻りました。」
「・・・」
ありゃ。早く帰ってこればよかったかな。
「いーざーやーさーん。朝ですよーー」
グイッ
「おはよう?朽也。」
しまった。
ヤバイ。殺れる!!
と朝の行事が済んで学校へ。
「おはよう。」
と1−Cへ
「っと机戻さないと・・・」
と机を戻してドアの近いところへ。
「朽也・・だよね!?」
「あ、哀。」
「死んでないじゃんww」
「まあ一時的に沿う噂が広まったんだろ。」
と哀に笑いかける。
あれ、哀、黒いスカーフ・・・まさか!?
「ねぇ、哀。ちょっといい?」
「んー?」
「もしかしてもしかしなくても漆黒聖に。。?」
「うん。だって帝王って朽也でしょ?」
「バカ。俺は、もうコッチには戻らない。以上。」
もう打ち切ったはずだ。しかも10年前。
俺が4歳でいきなり帝王とされて解らなかったけど。
あぁ苛立つ苛立つ苛立つ苛立つ
同時間、新羅さん宅では
「っとセルティ!?」
『あぁ、新羅、なんだあいつ等!!』
「あいつ等?白バイ?」
『違う!黒いアクセサリーとか付けた奴らが私の馬に!!』
「・・・漆黒聖か。」
『漆黒聖?何だそれは。』
「昔、とある少女が居ました。その少女は明るくもなくいつも暗かった。そして、彼女を嫌ったとある男が彼女を切り裂きました。しかし彼女は生きていました。そして、・・・セルティ。もう解るね。」
『その少女。。。まさか朽也の事か!?』
「うん。。。。それで彼女が4歳で帝王となったんだ。でもその翌年、彼女は消えたんだ。そして、漆黒聖は消えたはずなんだよ。でも何でだろう。黄巾賊とブルースクエアと合併したのかな。」
『やはり彼女が持っていたあの刀も。。。』
「刀?」
『あぁ、昨日偶然見たんだ。そして、刀と言うかバットケースの中に異様な気配が感じたんだ。それから刀と思ったんだが気のせいだと思うか新羅。』
「ううん。よくわかったね。セルティ。朽也が持っているのはあの噂の罪歌みたくではないんだけどアレ、彼女を傷つけているんだ。」
『!?何故!』
「多分・・・分からないけど最近の朽也は何ていうかふらついているんだ。多分、精神を狂気と変えているんだろう。」
『じゃあどうして治るんだ朽也は!』
「わからない・・・俺だってね、探しているんだよ。でも全くヒントもないんだ。あぁくそ父さんなら知っていると思うけどもう帰ったし畜生。。。」
同時間
「朽也?」
「何でもないよ。」
「・・・不安あるなら言って。」
「大丈夫だから」
今日は切り裂き魔の対策などのため今月いっぱい午前授業らしい。
と4人で帰り道を歩く
「おかえり、朽也、」
「臨也さん・・・」
私も警戒した。いきなり来るし神出鬼没つすぎる。
「あ、警戒しないで。今日時点での情報だとね。。。
_漆黒聖の奴等がダラーズを襲っているんだって_」
奇襲・・・とでも言った方がいいか。
と俺は後でも仕事がある為臨也さんと帝人達と別れた。
池袋西口公園
別に誰とも約束などしていない。只、
空を見るのにココがちょうどいいという大嘘。
「あ、あれって・・・帝王じゃねぇ?」
あー耳の中に蟲でも入ったのかと思う。
黒一色に染まった池袋。
無色のダラーズ
「で、何の用。」
本当はすぐ帰宅するつもりが。
「帝王、あんた戻ってきてくれ。」
「いいよ。だが断る」
なんて言って逃げようとしたら
ゴッ!!!!!!
後頭部を何か鈍器で殴られた。
そして、私の意識は
遠く 遠く 遠退いていく
そしてからだろう。
臨也さんが気がついたの。
07 闇之深淵月 に続く
- Re: デュラララ!!_漆黒と白銀_ ( No.12 )
- 日時: 2010/04/13 16:59
- 名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
07 闇之深淵月
「遅いな・・・」
と部屋で夕飯を作りながら臨也が言う。
「襲われたり・・・なわけないか。あんな恐ろしいの。」
と夕飯は鍋として、なんだけど仕方ない。波江でも呼ぶか。とおもい自分の携帯を出す。
(ん・・・?まてよ。波江の奴今日弟君といるんじゃなかったっけ。)
と肩を落とす。
やはり舞流と九瑠璃を呼ぼうか・・否まず怪しまれる。
と何だかんだ言って結局一人寂しく鍋。
一方竜ヶ峰家
「来ないな。臨也さんは夕飯かな。正臣は・・・うん。絶対あり得ない。園原さんも漫画喫茶から来ているから時間もあれだしな・・・」
とカップラーメンの4分を待つ間パソコンの前で独り言をいう。
「あ、4分だ。」
さて・・・一方意識を飛ばされた朽也は。
「おいおい帝王がいきなり寝ているわけじゃないよな?」
「知るか。津久間だってそうだろう。」
「喧しい。」
「おー帝王さんよぉ。久しぶりだ・・・な!!」
勢いよく、朽也の腹部に蹴りが入った。
「・・・痛くないよ。」
「へぇ。。。で、戻ってこいよ。」
「断る。」
と拘束された手だけど近くのパイプをとろうと手を伸ばす。
だが、
津久間と言われた男はその瞬間を見逃さなかった。
「グッ・・・」
と手を足で踏まれて、顔を歪める
「おいおい・・・初代が逃げるってか?それはねぇよなぁ?」
「っ・・・(どうする・・・)」
一方同時刻折原家
「チャットでも皆さんどうやら忙しいということで。・・・少し夜道でも探してくるか・・・っとあれ?あんな紙あったっけ?どれどれ・・・?!!」
と臨也さんが見た紙の内容は
『御前の大事な者を攫った。そして、急いで来なければ初代帝王の命の保証はない。』
と荒々しい字で書かれた紙だった。
「・・・行こう。大事な者を奪われた王子様が放置する童話なんて聞いたことないよ。」
彼の眼には怒りと言う感情ではなく哀しみと言う感情を浮かべていた。
「しぃぃぃずぅぅぅぅやぁぁぁぁ!!!!!!」
「うわっ!?ちょっトムさん!ヘルプミー!!」
「すまん。今の静雄を制御できない。」
「嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!?」
と深夜の池袋にとある男の悲鳴が上がる。
「・・・で、なんで手前は来てんだ。」
「うん。漆黒聖って知っている?静雄。」
「・・・黒い奴等か?」
「うん。黄巾賊とブルースクエアと合併したんだろうね。」
「で、それがどうしたんだ。」
「臨也から電話が入って・・・白銀 朽也って言う女の子まぁ俺の恋びt・・・グフォアッ」
「ふざけるな。で、朽也がどうしたんだ。」
「あれ?静雄知ってたっけ?まあいいや。で、その朽也ちゃんが誘拐されたんだって。・・・」
「場所・・・追跡できるか。」
「まぁね。」
と二人が深夜の池袋の中の闇へと走り去った。
08 雨は何時止むのだろう
- Re: デュラララ!!_漆黒と白銀_運命は帝王により動き出す。 ( No.13 )
- 日時: 2010/04/14 17:56
- 名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
08 雨は何時止むのだろう
「なぁ静也。」
「んー?」
「朽也の名字って何だ?」
「・・・白銀。」
「そうか・・・やっぱアイツの。。。」
アイツ。
そうだ。アイツはアイツだ。
臨也以上に苛立って何時も俺のそばに居たアイツの
妹か。
話は俺、平和島 静雄が高校生だった頃の話。
「今日は転入生が来ています。」
俺は女に興味なかった。(否、全く何のことだ。
だがあいつだけは違った。
「白銀 朽霊哀です。宜しくお願いします。」
アイツだけ、浮世離れとは言わないが・・・
何かそこいらの女と格が違った。
何にせよ外国人しかありえない銀髪(俺も他人の事言えないが。
そして、見据えているかのような瞳。
そうだ。あの時、俺は
アイツの虜になったんだ。
「平和島君。一緒に昼。。。食べない?」
と珍しく誘ってきた。
その時の廻りの空気は一気に凍った。
否、俺と食べる女子が珍しいのかはたまた俺が許可する自体が珍しく怖いからか
とにかく空気が凍った。
それから多分初めての女友達ができたんだ。
「静ー!」
なんて呼べば俺が一発頭にノート投げつけて
俺は力強く誰もが痛いはずがアイツは何も痛がらない。
それで俺は・・・一発きつく懲らしめた
「お前さ、何でおれに着いてくる訳?ストーカーか?それとも俺の事が好きなのか?生憎俺は他人を愛する資格なんかない。他の男でも当たってくれ。」
と冷たくあしらって
朽霊哀は
涙を頬伝わせながら笑っていた。
「だよね・・・私、、、静の気持ち考えてなかった。。。ごめんね。」
とそれ以来全く会話もプツンと切れた。
卒業式の時だな、多分
「静ちゃん。本当に朽霊哀は何処いったか知らないの?」
と臨也が居て聴いてきた。
「んなこと知るか。」
「静雄、あんまり卒業式ぐらい暴れないでね。」
何て新羅に言われ何事もなく終わった。
結局彼女は俺の目の前に姿を現すことはなかったと思われた。
しかし20歳の時
「なぁ静雄。」
「?なんすか。」
「御前の初恋・・・じゃねえな。初めての女友達の髪の色って銀色だよな。」
「そうっすよ、」
「あれじゃねぇのか?」
とトムさんが指差した方向を見ると・・・
間違い無く朽霊哀だった。
「朽霊哀!!」
と走った。走って走って走りまくった。
「静?」
と首をかしげながら問う。
「御前何処行ってたんだ?」
「ははは・・・静に嫌われたかと思ってちょっとばかしココ(池袋)を離れていたんだ。」
「嫌うわけないだろ。」
あぁ、ココからだろう。
俺が今までの溝のあいた分の愛を朽霊愛にささげたのを。
「・・・静雄?」
「何でもねぇ。只・・・朽霊哀と朽也の面影が目の前に見えたんだ。」
「・・・執念深いね・・・おっと。ココだよ。」
そうだ。
ココ。
ココに殴りこめば・・・
アイツの妹・・・否、アイツと朽也を取り戻せる。
俺に命の保証何ぞこれっっっっっぽっちもねぇ
「行くぞ。」
「うん。」
(こっから朽也side)
ガァァン!!
勢いよくドアが破られた。
「何事だぁ!?」
「・・・やっぱりですか。」
「あぁ!?」
「貴方達のゲームはココで終わりです。だって・・・
静雄に敵う相手何か俺だけですから。」
(静雄side)
あぁ、やっぱコイツ。。。
似ている。しかも呼び捨てか。
「静ちゃんよくわかったね、っと言ってもパシリじゃないやえーと何だっけ。あ、そうそう静也。」
「というか臨也さーーーーん!!!!鎖外してください!!」
「おぉ煩いお姫様だ事。」
(朽也side)
とガシャンという音で鎖はおとされた。
「さすがに48時間はきつかったな・・・」
まぁ初代復活?ってことで
「赫影先輩・・・今、初代帝王の俺が、この漆黒聖をぶっ潰すんで・・・あ、
誰にも命の保証なんかないんで気を付けて?」
と言った瞬間皆青褪めた。
人は何かの犠牲なしに何かを得ることはない。
それは等価交換とかそういう問題じゃなくって
かけがえのないものを失って何を得たのか
憎しみ?
哀しみ?
怒り?
拒絶?
結局のところ七つの大罪やマイナス思考のものしか得られない。
でも、、、奪われた時は?
奪われた時、何を得る?
こちらもマイナス思考。
だが大きな犠牲だとしよう。
力?
それとも権力?
はたまた哀しみ?
やはり再生を臨む?
誰だって同じ考えを持つ人間なんかいるわけがない。
俺の場合は・・・
再生を臨み、只、地道にでもいいからプラス思考を実行する。
「じゃあ・・・さようなら。」
と血ぬられた行事の後俺の足は動かなかった。
「臨也!!」
「新羅遅いよ。」
『で、どうなんだ。彼女は。』
「セルティ、焦る気持ちもわかるけれど待って。」
また、、、あの生死を彷徨うのか。
「あれ、、、ちょっとセルティ、気配・・・」
『妖刀の気配が全くない!?何故だ?!』
と手早くPDAを突き付ける。
「多分、、、アイツじゃねぇのか。」
と静雄さんは空を見て言う。
「?」
「だから、朽霊哀がその妖刀の力を封じたんじゃねぇかって。」
「多分静雄が言ってることがあっていると思う。」
『?新羅?』
「この妖刀は感情を表したりするんだ。多分・・・前の持ち主の朽霊哀が封じたのだと思うよ。」
こうして一例の事件は終ったものの俺はしばらくは通院沙汰だった。
09 狂ッテ狂イマクッテソシテ得タモノハ?に続く
- Re: デュラララ!!_漆黒と白銀_運命は帝王により動き出す。 ( No.14 )
- 日時: 2010/04/15 18:12
- 名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
09 狂ッテ狂イマクッテソシテ得タモノハ?
「や・・・くや・・・朽也!!」
五月蝿いな・・・
「朽也!!朽也ぁぁぁぁ!!!・・・ったく。ピー(自主^q^)しよっかなぁ?」
ガバッ
「やっ辞めろぉぉぉぉ!!!!!!!!!!って臨也さん!?」
と俺、白銀 朽也の目の前に同居人折原 臨也の顔が現れる。
「クスッ昨日疲れて休ませる・・・訳ないでしょ?というか俺がSなの知っているよね?」
あぁ、
波江さん、助けてください。
何て脳裏の隅に小さく固めて置いて置きたかったけれどそうとはならなさそうだ。
「あ、イザ兄!」
「鎮(静かにして)」
「げっ・・・朽っ朽也!後は任せ・・・」
「残念ですがお断りします?」
と折原 九瑠璃と折原 舞流の横を通り過ぎた。
「九瑠璃・・・俺は別に臨也さんを庇っているわけではない・・・分かっているよね。」
「解・・・貴・・・注(解っています・・・貴方も気を付けてください)」
「うん。」
と言って去る。
別に九瑠璃と裏でつるんでいるわけではない。
只、、、人権を潰すとはしていない。
まぁ人権を潰すのも楽しいけれど。
「あ!!」
「初代!?」
とあの赫影先輩と偶然会ってしまった。
「おかしいですね。昨日潰したはずですよ?新羅さんのおかげなんですか?」
と俯き半分俺は言葉を紡ぎだしていく。
「あぁえと・・・その・・悪かった。」
「はぁ。」
「んで・・・漆黒聖はやっぱ・・・あんたに任せるわ。」
「・・・だから・・・俺はもう戻りたくないと言ってますよね。」
あぁ、本当に人類はしつこい。
と昼
「正臣!」
「んー?帝人どうした?」
「朽也見てない?」
「あっちに行ったけど・・・」
と正臣が屋上へ指をさす
「で、なんで静也さんがいるんですか!?さらに臨也さんと新羅さんと静雄さんまで!!」
「「話があったから。」」
「用なら家に行ってから聞くのに・・・」
と肩を落とす。
「あの妖刀と君の身体とお姉さんの事。」
「・・・姉さんの話は・・・」
「駄目だよ。ちゃんときかないと。」
と臨也が朽也の肩に手を置く
「はぃ・・・」
と話を聞くことにした
「で、妖刀についてなんだけどさ、君が意識を失っている際調べさせてもらったけどあれ、自分の精神と狂気を食わせて強くさせているんでしょ?駄目だよ。臨也や君の姉さんが悲しむよ。」
「・・・はい。」
断りきれない。
「で、静雄さ、朽霊哀の意思がその妖刀に伝わって・・・もうその必要ないらしいよ。それを例え使ったとしても、もう倒れたり狂気や精神が崩れることはないよ。。。」
と新羅さんが俺の頭を撫でる。
おい、セルティさんにばれたら俺まで殺されるから辞めてくれ。
「で、朽霊哀についt「その話だけ・・・聞きたくありません」
と俺は刃を突き付ける。
「その気持ちもわからなくはないけれどさ・・・」
「新羅!!!」
「え、何静雄。」
「朽也が泣いてるの気付けよ!!」
泣くつもりじゃなかった。
「ごめんなさい・・・時間なので。」
「あっ待って!!」
顔合わせる気何ぞ無い。
学校が終わって下校時
(臨也side)
あーやっちゃったか?
チッ波江の奴・・・・舞流達を使い俺を一人にさせる放置プレイか?
と電話を通して朽也に会話しようとしたが
何故か俺は笑っていた。
「クッハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!孤独何ぞ俺には感情なんかない!!!ハハハハハ!!」
只、孤独で誰かの愛を追及したのに何で
ナンデコドクヲカンジナインダロウカ?
そしてそれ以来彼女は帰宅せず
それで得た物は
空白の時間
そして・・・
拒絶反応
10 だから何だっていうんだ。
※10の題名はRADのあれですww
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