二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ヘタリア小説(タイトル未定)
日時: 2011/07/24 21:28
名前: わーこ (ID: 0BucpTCd)

はじめまして、こんにちは!
わーこと申します。(*^ワ^)ノ
簡単に自己紹介をさせていただきますと、ただのヘタリア好きの学生です。何度小説を書いても、進歩の無い駄作ばかりで…。

さて、そんな私が小説を書かせていただくのですが、「いや、お前無理」という方もいらっしゃると思うので、一応注意書きを……


・脳内妄想暴走中の私が書くものです。キャラ崩壊がひどいかと…気をつけるように努力はします!

・あと、オリキャラ出ます。(あ、人間です。)「ありえんしー!」という方は即Uターンでお願います。

・展開とか、ワケ分からんことになると思います。

・日本人のクセに日本語不自由なので、全体的に文章がおかしいところがたくさんあると思います。

・考えて書くまでにメッチャ時間かかります。



 ……以上をふまえて「仕方ねえから読んでやる!」という方はそのままお願いします。
 「いやいやいや!マジ無理!」という方は本当全力で戻ってください。



それと、何かアドバイスなどがあればしていただけると大変うれしいです。

それでは……




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Re: ヘタリア小説(タイトル未定) ( No.20 )
日時: 2010/11/01 06:39
名前: わーこ (ID: 7R690UrM)

 そしてハロウィン当日……
「フフンッ。完璧や……」
 鏡の前で、くるりと一回転するエリセオ。鏡に映るのは、魔女に扮した自分の姿。鏡の前から移動し、もう一度くるりと回る。
「今日のために一生懸命作っ……」
「へ〜。かわええなぁ」
「おっひゃあああああああぁぁぁぁ!?」
 突然自分の背後から聞こえてきた声に飛び上がるエリセオ。振り向くと、不思議そうな表情のスペインが立っていた。
「おおおおおお親分!?」
「なんでそんなにビックリすんの? 一応ノックもちゃんとしたで?」
 少しだけ困ったような笑顔を浮かべたスペインは、もう一度エリセオの格好を見て問う。
「なあ、そのカッコ、どないしたん? 自分で作ったん? かわええなぁ」
「いや…あの……えっとぉ……」
 答えにくい。しかし、見られてしまっては答えるしかない気もする。
「しかたないわ。あんな、今日ハロウィンやろ? 自分で衣装作ることにしてん。ほんで、コレ」
 と言いながら、苦笑を浮かべる。
「お菓子もちゃ〜んと用意してあんで♪」
 ベッドの上に置いてある小さめのカゴの中には、大量のキャンディ。
「俺も用意したで! チュロスとかっ! キッチンにいっぱい置いてあるんや!」
 スペインはにこりと笑う。
「あ、そうや。ロマは? ついでやからロマにも見せたろうと思うんやけど」
「ロマーノはさっき、イタちゃんとこ行ったで。イタちゃんに呼ばれたらしい」
(強制的に仮装させられるんやろなぁ…頑張れ)
 なんてことを考えていると、スペインが突然大きな声を出した。
「あっ!! エリセオが仮装しとるんなら、俺もそろそろ着替えなあかんかなぁ!?」
「ほえ? あ、えっと…どっちでもええんとちゃう? 俺が着替えんのが早すぎるだけやし…」
「ほな、俺ちょぉ着替えてくるわ!!」
 そう言ってスペインは部屋から出て行った。

「Trick or Treat! お菓子くれへんとイタズラしてまうでぇ〜!」
「わぁ、エリセオだ! かわいい!」
「イタリアも似合うてるやん」
 イタリアの所に行ったエリセオ。イタリアは狼男に仮装していた。
「ふふふっ。ありがと。はい、お菓子。じゃあ俺からも、Trick or Treat」
「もちろん!」
 エリセオがお菓子を渡したのとほぼ同時に、どこからか聞き覚えのある声が聞こえた。
「よぉ! イタリアちゃんにエリセオ!」
「あ、不憫」
「ひどっ!」
 プロイセンとドイツだった。
「ほわぁ! プロイセンの格好、メッチャかっこええ! ドイツはイタリアとお揃いなんやね♪」
「おう! Trick or Treat! ほらヴェストも言えよ」
「ああ…ト……Trick or Treat…」
「ちょっと待って…はい! ほな俺、他んとこ行ってくる!」
 2人にキャンディを渡し、ご機嫌でその場を去ったエリセオ。向かう先は……

「おやぶーん!! Trick or Treat!」
「おわっ!? エリセオ!?」
 向かった先は、スペインの家。スペインは出歩かず、ずっと家にいたらしい。
「親分、お菓子くれへんの? せやったらイタズラ…」
「ちょ、待って! あるから! 用意しとるから!」
 そういってバタバタとキッチンの方へ行って戻ってくる。手渡されたのはキレイにラッピングされたチュロス。
「ほんなら俺からも、Trick or Treat」
「ん。ちょっと待って……あれ、ここに……無いっ!」
 あちこち探っても、自分の用意したお菓子はもう一つも残っていなかった。
(あれだけ大量に用意したんに…なんで!?)
 エリセオは軽くパニックになりかけていた。
「お菓子くれへんのやったらイタズラしてもええ?」 スペインの声で現実に引き戻される。
「う゛〜……わかった」
 エリセオの返事を聞いて、ニコッと笑ったスペイン。何をされるか分からないエリセオからしてみれば、この笑顔が怖い。
「エリセオ、目ぇ閉じて?」
「へ? なんで…」
「ええから早く」
 ワケが分からないが、とりあえず言うとおりに目を閉じる。
(何されるの!? メッチャこわっ)
 目を閉じて数十秒。しかし、スペインは何もしない。時々考えるような声が聞こえてくることから、しようかどうか悩んでいるらしい。
「お、親分…?」
「……ま、ええか」
 次の瞬間、額に何かが触れた。一瞬のことだった。
「ふえ…?」
「ん。もうええよ」
 目を開けると、そこにはいつもの笑顔のスペイン。いつもどおりのはずなのに、エリセオの顔はどんどん赤くなっていく。
「あ、あかんわ…。顔熱ぅなってきた…」
「どう? イタズラ成功した?」
「…ちょぉやりすぎやわぁ…親分の顔見れへんっ!」
「キスなんて挨拶やし、いつもしてんやん。エリセオの顔、トマトみたいや」
 笑うスペインと、さらに顔を真っ赤にするエリセオ。頭から湯気が出そうな勢いだ。
「俺…もし記憶が戻ったとしても、ずっと親分トコにおりたい」
 エリセオは、明るい笑顔を浮かべて言った。

Re: ヘタリア小説(タイトル未定) ( No.21 )
日時: 2010/11/03 08:43
名前: わーこ (ID: S15uwbP1)

よかったぁ〜!
消えてなかった!!更新されてた!!

朝(しかも学校ある)だったからちゃんと更新されてるか確認できなかったんですっごい不安だったんですよぉ〜(*´Д`)

というか、消えてると思ったんですっごいショックだったんです。
ちゃんと更新されてて良かったぁ〜(*´ワ`)

ちょっと遅れましたが…
「ハッピーハロウィーン!!」

今年も残り少ないですが、悔いの残らないように全力で突っ走っていきますよぉー!!

ついでに書いておきますが、親分のしたことはあくまで「いたずら」であって、この先、エリセオといい感じになる予定はありません。

ハァ…(;´Д`)………文字数ギリギリとか、どーよ。
書き直さんといけんかったら、ウチ死んどったわ。
てか、あの日付で更新されとらんね(*´v`)

あ、いけね。素が出てしまった…
それではっ!(*´ワ`)ノシ

Re: ヘタリア小説(タイトル未定)6話の前半です ( No.22 )
日時: 2010/11/13 11:55
名前: わーこ (ID: pL7u1715)

6話「親分とケンカしました」



 会議場での出来事以来、エリセオの表情は曇っていた。
「エリセオー、チュロス食うか?」
「……ああ、うん。食べる」
 スペインがいくら明るくしても、エリセオの表情が晴れる気配はない。
「………」
「どしたん? 景気ええ顔しとらな幸せ逃げてまうよ?」
 一生懸命に笑顔を作ろうとしているが、どこかぎこちない。
(この前のこと…エリセオが失くしとる記憶と何か関係あるんやろうか…)
 スペインはふと思う。
「あんな、エリセ……」
 途中まで言って、スペインは言うのをやめた。不思議そうにこちらを見ているエリセオ。
「親分?」
「いや、なんでもないよ。なんでも……」
「なんやの? 変な親分」
 スペインは苦笑を浮かべた。
 彼女をこのままの状態で放っておくようなことはしたくない。だがそれを言って取り返しのつかないことになるのではないかという不安もある。
(でも…記憶が無いままじゃ、エリセオも不安なはず…エリセオのためになるんやったら…)
 まだ少し迷っている様子だが、スペインは口を開いた。
「あー…エリセオ。1つ、聞いてもええか?」
 チュロスを食べていたエリセオは、食べるのを止めてスペインの方を向く。
「ええけど、何?」
「…あ、あのな…答えとぉなかったら、無理に答えんでええから…。とりあえず聞いたってな」
 1つ深呼吸をし、スペインは言う。
「エリセオ……この前の会議場でのこと、お前の失くしとる記憶と何か関係があるんやないか…?」
 エリセオの表情が凍りついた。
「あの時、俺が誰に見えたん? すっごい怖がっ…」
「っるさい!!」
「!?」
 スペインの言葉を遮るように、エリセオが怒鳴った。
「エリセ…オ…?」
 俯いたまま、何も言わないエリセオ。心配して近寄ると、ばっと顔を上げた。その目には涙。
「“スペイン”には……俺の気持ちなんて分からへん…!」
 吐き捨てるようにそう言うとエリセオは椅子を倒す勢いで立ち上がり、どこかへ行ってしまった。残されたスペインは、ただ呆然とエリセオの消えていった方向を見つめていた。


「なぁ、もうやめとけって」
「うっさいわ。黙れ不憫」
「ヒドッ…つか、お前まだ未成年なんじゃ…」
「黙らんとボコすぞワレ」
「……(ヴェスト! 早く帰って来ーい!)」
 プロイセンは、この酔っ払いの対処に困っていた。

 彼が散歩から帰ってくると、家の前で誰かが蹲っていた。遠くからでも分かるクセ毛。悪友の1人かと思ったが、近くで見るとどうも小さい。
「…エリセオか?」
「………」
 返事は無い。
「何してんだよ。まさか、親分とケンカか?」
 大袈裟なほどに肩が跳ねる。どうやら図星らしい。
「…まあ、あがれよ。ヴェストみてぇにアドバイスとかはできねぇけど、話くらいは聞くぜ?」
 そう声をかけると、エリセオは顔を上げた。目は赤くなって少しはれており、泣いていたのが分かる。

 で、現在に至るわけなのだが…。どこからか酒を見つけてきたエリセオは、プロイセンの制止も聞かずに飲み続けているのだ。
「そろそろ帰らねえと、スペ…」
「いやや。絶対帰らん」
 ぷうと頬を膨らませてそっぽを向くエリセオを見てプロイセンは溜息をつく。
「悪い、ちょっと電話を……」
「スペインに電話する気なんやろ? んなことしてみぃ。ブチ殺すで」
「………」
 ニコニコ笑ってはいるが、目が笑っていない。プロイセンは心の中で助けを求めたのだった。
「…あんなこと言うてもうて、帰れるわけないやん…」
 エリセオがポツリと言った。
「あんなことって何だよ」
 プロイセンが問うと、エリセオは自嘲気味に笑う。
「スペイ……親分は、俺のこと気にしてくれとっただけやのに…俺な、親分に向かって『スペインには俺の気持ちなんか分からん!』って言うてしもうた…それで、自分でどうしたらええか分からんよぉなって、家飛び出してきたんや」
 話しながら、エリセオの目には涙が溜まっていく。
 エリセオは、そうなるまでの経緯を説明した。プロイセンは静かに聞いていた。
「俺かて、どうにかしようと思うて頑張ってんねん。それやのにどうにもならんで、自分に腹が立ってきて…」
「で、そこにスペインが質問したわけだ。それでイライラがピークに達してスペインに八つ当たりしてしまった、と?」
 エリセオは小さく頷く。
「けど、八つ当たりは良くねえな」
「親分…怒っとるよな…」
「……まさかお前、それでヘコんでたのか?」
「当たり前やんっ!」
 当然のように答えるエリセオに、プロイセンは呆れたように言った。
「あのな…アイツはそんなことでお前のこと嫌いになったりしねえよ。むしろ嫌われたと思ってるかもな」
 一瞬驚いたような顔をしたが、ケセセと笑うプロイセンにつられて笑った。
「ホンマかいな」
「アイツと何百年付き合ってると思ってんだよ」
「せやな。よし、帰ったら親分に謝らんとな」
 笑うエリセオ。もうすでに、涙は止まっていた。

Re: ヘタリア小説(タイトル未定) ( No.23 )
日時: 2010/11/13 12:10
名前: わーこ (ID: pL7u1715)

ハロー(*^ワ^)ノシ
かなり長くなってしまった……
いや、書いてから「…やっちゃったZE☆」と思った。
でもそのことに関して反省も後悔もしてねぇある。

……すみません。嘘です。少しは後悔してたりします……。
思いつきで行動するもんじゃないですね。

昨日、勉強してたら左手つりました。
メチャクチャ痛かったんだぜ…(;´Д`)ノ
つーか、最近すっごく寒い!だから手がつるんだっ!
…とかワケ分からんこと言ってみたりww

それはさておき、今回のタイトルですね。
今までの「〜の話」の形と違いますね。どうしてかって?(←聞いてねェよww)
ただ思いつかなかっただけですけど、何か?(笑)

まあ、けっこうな感じでgdgdですが、いつも見てくださっている皆様、本当にありがとぉございます。(*´ワ`)ノ
これからもヨロシクですよ!(*´v`)ノシ


最期にもう1つ……
ヘタリアの画集、もう予約されましたか?

Re: ヘタリア小説(タイトル未定) ( No.24 )
日時: 2010/11/29 20:31
名前: わーこ (ID: 8fjoy93E)

小説あげらんねぇ〜(;´Д`)

話が思いつかん……

最近、某笑顔動画を見て2424してばっかりなんだなぁ…
ニコニコするんやのぉて、ニヨニヨwww

親に「お前キモイ」って言われちゃいましたww

早くうpできればいいのですがね……


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