二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ≪完結≫ねこずきん
- 日時: 2013/05/26 10:51
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
こんにちは!!れおなです。
駄作者ですが、それでもみてってやるぜ、というお優しいお方だけお進みください。
ちなみに一つ二次(紙ほか)では小説おわらせました。
それとつながってるかもしんないので、よろしくです。(何をよろしくだよw
ここでは主人公目線が主なんで、そんなんでもおkだったらどうぞ…。
ちなみに、もうお分かりでしょうが童話の『赤ずきん』をいじくります
アドバイス・感想等を頂けると嬉しいです(キツくいうのはできればやめてください。
では二次童話シリーズ、はじまりはじまり〜((殴 勝手に名付けんなww
○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
幼いことからいわれてきた
『頭巾を人前でぬいでは駄目よ』
母もそういわれたらしい
一族代々守られている約束事。
だって—…
人間は怖いから
頭巾の下の秘密を知られたら
ここで、生活できなくなる
- Re: ねこずきん ( No.39 )
- 日時: 2012/12/10 23:17
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
- 参照: 珍しく真目線デスッ
「——は?」
「獣族の熊種。縷々はそういってたよ。試しに元の姿に戻ってごらんって言われて仕方が分からなかったか教わるがままにしてみたら見事な熊に変身。いや、自分でも驚いてさ。」
「まじで…」
「…疑ってるならやってみようか?」
「いや、いいわ。」
なんとなく面倒くさいことが起きそうな予感がしたんで遠慮しといた
「そっから真をつけるように命じられた。」
「は?」
「え?」
「春じゃなくて…俺?」
「そうだけど?…どした?」
「いや…、てっきり俺がつけられてるとは思ってなくて…。」
「ふぅん。…話を戻すけど、真をつけるようになってから結構月日が立ってきた頃になって急に縷々がそわそわし始めたんだ。」
「?」
「…もしかしたら、春が、春が殺されるかもしれない。だから、僕は君に協力を求めに来た…。」
「春を殺すって…!!?」
「縷々は春の存在を疎ましく思ってるっぽい。良くわかんないけど…すごく僕の見る限りでは気嫌っているようにみえる。」
「…どうゆうことだ?」
「…わかんないけど、僕は春は殺したくない。だから協力してくれないか?」
必死に助けをこう健太の肩に手を置き落ち着かせる
「とりあえず、七瀬さんの家に行こう?」
- Re: ねこずきん ( No.40 )
- 日時: 2012/12/15 21:09
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
「んーーーーっと?」
私は目を見開き首をかしげながら目の前の人物を見つめる
「…真くん? どうしたの?」
「あー、なんかいろいろとあってこいつも居候させてほしいんだけど、ダメかな??」
そういって真くんは隣にいる野崎健太を指す
健太くんはしゅんとして下をさっきからずっと向いている
「……大丈夫なの?」
「ああ。たぶん俺たちにはもう危害は加えない…と思う。」
ちょっと苦々しい顔でそう言う真くん
「…春、別にそんな心配しなくたってもいいじゃない? 私は別に居候させてもいいから、真を信じてあげて健太くんとも一緒に住もう?」
「七瀬さん…。わかった、じゃあよろしくね!!健太くん!!」
そういって手を差し伸べる
健太くんは顔を上げて手を握り替えした
一瞬目があったときに悲しそうな顔してたような気がした
「…もしかして疑っちゃったから、悲しんでいる?」
「……いいや、そうじゃないよ。」
そして真くん、健太くん二人して意味深な面持ちで黙りこんだ
- Re: ねこずきん ( No.41 )
- 日時: 2012/12/15 21:21
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
白い靄が視界にうっすらとかかっていた
「…雪、白雪。」
誰かが誰かを呼んでいた
どうやら、その“誰か”は私に向かって呼び掛けてるようだった
「わたし、白雪じゃない…よ?」
私は目を大きく見開き靄のせいで見えないその“誰か”に向かってそう答えた
よくみると、女性のようだった
「—…そう。」
わたしの答えを聞くと同時に彼女は悲しい顔をして消えていった
同時にけたましく聞こえる聞き慣れた声
「…はるッ、起きないとヤバいよ、ねえ!!? 春ッ今日何の日か忘れてんの?」
はっとその声に誘導され起きあがってみるとさっきいた幻想的な場所ではなく七瀬さんの家にいた
そして目の前ではあきれ顔で七瀬さんがたっていた
「…春、今日近くの泉に行くって言い出したのあんたじゃないのッ」
ちょっとキレ気味。
それより、さっきのって夢?なのかな…
…………………夢だね
それより
「そうだった!!」
七瀬さんの“泉”という一言ではっとし、慌てる
—そう、昨日私は前から興味をもっていたのをかねて最近一緒に暮らし始めた健太くんとも仲良くなれることをいのって泉に行こう!!と軽いのりで言い出した
まさか、私の苦手な早起きをしないとならないとは
思いもしなかったよ…!!
- Re: ねこずきん ( No.42 )
- 日時: 2012/12/16 19:21
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
ご機嫌そうに前を進む七瀬さんとその後ろで私だけは眠そうな顔でだらだらとついていった
「春、だらしないわねぇ。早くおきれないの?」
「うぅ…、てかなんでみんな早起きできるの?」
恨めしそうな顔で三人を見る
「…てか行こうっていいだしたの春じゃん?」
真くんが微笑みながらそういう
「………………」
「早起きできないいろいろと大変だよ?」
健太くんは私の将来を心配しているかのような顔でさらっと言う
「春、早起きは“三文の得”っていうから頑張りなさい。」
「うぅ、みんなして私を虐めないで…」
「虐めてなんかないわよ、ただ貴方の将来が心配…」
遠くを見るような目で七瀬さんが言う
「早起きできなくたって、将来大丈夫ですぅ!!」
もう我慢しきれなくなって私は大声で空に向かって叫んだ
「吠えた」
「うん、猫が吠えた」
「珍しいわねぇ。」
「吠えたって失礼な!」
真くんの一言のせいで私はさらにいじられるハメになった
「…もうっ」
「あははー。あ、春がいじられてる間にもうついたっぽいよ?」
「うぅ…」
そういって生い茂っている葉を掻き分けて前へ進んでみると確かにそこには広々とした空間と澄み切った泉があった
「綺麗—…。私よ、よく頑張った。」
「頑張ったといっても、早起きして数分歩いた程度だけどね。」
「…お兄ちゃんて他人をいじめるのがそんなに楽しいの?」
私がそう言った途端、真くんの顔がぼっと赤くなった
「おに…!?」
驚愕した顔で三人が私を見つめる
「な、何?」
「…真くんて、春ちゃんにこんなこといわせてるの?」
「い、いや、今日がはじめて何だけど!!?」
「え? お兄ちゃんって行ったことが悪かったの? だって、本当に兄妹だし—…。」
「………。」
無言で真くんと健太くんが顔を見合わせる
「春は罪な子だねぇ。」
「え? え、え? お兄ちゃんっていわないほうがいいの?」
「いや、どっちでもいいけど…。」
真くんがそっぽを向いてそう答える
「別に本当のことだから大丈夫よ、言い続けられば慣れるもんだし。なんか家族っぽいしね!!そうだ、私のことお母さんてよんでもいいわよ?」
ふんっと鼻をならして七瀬さんが嬉しそうにそう言う
「うーん、じゃあ私は義母さんていうねっ」
「俺はいわない。」
「僕も…。」
「春は良い子ねー。そこの二人はそれじゃあおもしろ味がないじゃない。」
私には笑顔をむけて、二人にはふくれっ面でそう言った
「この流れでいくと、健太くんは…」
「僕、八月生まれ。」
「じゃあ、弟だ!!健太くんってよんでいいー?」
「いいけど…、僕は春って呼ぶよ?」
少しふくれっ面でぶっきらぼうにそう言い放った
「いいよ、これからよろしくね!!…昨日も言ったけど。」
「うん。」
「じゃあ、俺も健太って呼ぶことにするわ。」
「…じゃあ、俺は“馬鹿”と呼んでやるよ。」
少し睨みながら健太くんがそういった
「え…? なんで? てか俺のことそんな嫌い…?」
「…まぁね。」
「え…」
「真、そんな事、男同士だから気にしなないで早く泉の周りを探検誌に行くわよ。」
あきれ顔で真くんの背中を押しながらそう言う
「…なんか七瀬さん、楽しそうですね。」
「まぁね。」
- Re: ねこずきん ( No.43 )
- 日時: 2012/12/22 10:38
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
- 参照: お知らせ?的な…
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