二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜
日時: 2010/12/18 16:34
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: AKehFwYl)
参照: みんなの宝物

 えー、ボーカロイド好きな私がボーカロイドの歌を小説にしてみました!
 予定では

 囚人
 紙飛行機
 しぐれ
 dear

をやろうと思います。

お知らせ
 囚人は終わりましたっす☆ミ
 紙飛行機連載中。
 あと色んな短編書いてるんでそこんとこも楽しんでください☆

 だめだめな方は、レッツ・ブラウザ★バック!
 では始まります!


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Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.4 )
日時: 2010/11/12 00:27
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)

コメ返し

レン「瑞さん、コメントありがとう!これからも俺を愛してください」

リン「な、直球に告白要求しないでよっ!聞いてるこっちが恥ずかしくなるでしょ!レンのバカ    !!」 

ミク「リンちゃん妬いてるんだよね。瑞さんに。レンくんを盗られるのが怖いから」

リン「ミク姉、そうじゃないよ!勘違いしないで!私はただ……あぁもう!瑞さん、レン共々私も愛してください!」

カイト「何か、リンちゃんヤケクソだね。大丈夫だよ。リンちゃんの歌だって良い歌ばっかだから」

メイコ「そうよ。瑞さん始め、皆がリンちゃんを—そして私たちを愛してくれてるんだから」

ルカ「皆さん、趣旨がどっかにいっちゃってますよ。何てこと言い合ってるんですか。恥ずかしいの限度超えてますから」

全員『まぁこんなボーカロイドたちですか、瑞さん、今後ともボーカロイドをよろしくお願いします!』
   



 

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.5 )
日時: 2010/10/01 21:29
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: r/aDEmsN)

 何か……大変なことになっとる…

 瑞さん、気にしないでください。何となくそんな気はしてたから…





  続き 〜囚人〜


 今日も退屈な—終わりのない日がやってきた。
 レンの担当は昨日と同じで、雑草毟り。
 この仕事は簡単だからと、役割はいつもひとりだった。
 退屈な毎日。
 孤独な毎日。
 無言な毎日。
 ただ単に、黙々と作業をする毎日。

 何もないと思っていた。
 誰もいないと思っていた。
 変わらないモノだと思っていた。
 なのに—



 ふと、何気なくレンは空を見仰いだ。

 「?」

 見慣れないものが空を飛んでいた。
 一瞬、鳥かとレンは思ってしまった。
 それにしては形が変だ。
 そもそも此処に鳥なんて動物が来るのだろうか。
 なんのけなしに其れを見ていたら、其れは飛ぶ力を失っていくかのように降下してくる、
 そして、レンの足元にストンと落ちた。

 「紙飛行機…?」

 それが此処に飛んでくること自体珍しいモノ。
 誰かが意図的に飛ばさないと飛んでこないモノ。
 
 レンは紙飛行機を手に取りながら、飛んできた方向に目をやると—

 

 

 そこには、一人の女の子が立っていた。


 




 
 
 

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.6 )
日時: 2010/10/01 22:09
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: r/aDEmsN)

 白いワンピースがよく似合う女の子。

 彼女がこの紙飛行機をとばしたのだろうか。
 レンは不思議に思い紙を広げてみた。






     —名前も知らないあなたへ—

 
     初めまして。
     突然のお手紙、お許しください。
     
     この退屈な毎日が、少しでも楽しくなれるように、力になりたいです。





 そんな、短い言葉。
 なのに、レンのココロを浮き立たせる、励ましの執筆。  

 涙が溢れそうになった。
 こんな自分を、誰でもなく…自分を、気にかけてくれるヒトがいたなんて。

 レンは、自分をずっと見ている少女に歩み寄った。





 「…手紙、ありがとう。こんな俺でも…いいの?」


 「ええ。私は貴方だからこの手紙を飛ばしたの」

 
 少女は、綺麗に笑った。

 ヒトの笑顔って…こんなにも、ココロを暖かくさせるものなのだっただろうか。
 
 レンはこの収量所にきて初めて、笑顔で笑った。

 
     

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.7 )
日時: 2010/10/01 22:49
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: r/aDEmsN)

 あれからというもの、彼女からの紙飛行機は毎日のように飛んできた。


 いつもの日々。
 だけどちょっぴり変わった日々。
 自分の心の在り方が少しだけ方向性うを変えた。
 

 —この退屈な毎日が、楽しいと思うようになった。



 この金網を隔てて俺等はいる。
 この紙飛行機が自分たちを繋ぐ唯一のモノ。

 だから俺も返そう。
 紙飛行機を。
 一色しかないクレパスに、ひとつだけ…色を加えるように。
 俺は彼女との文通を続けた。








 変わらないと思っていた。
 こんな楽しい日々が、幸せな日々が、続くと。
 
 だが、始まりがあれば…終わりもある。
 そのことを、レンは無理矢理知らせられる。





 文通が、彼女とのつながりが—監視官庁に知られたのだ。

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.8 )
日時: 2010/10/02 12:37
名前: 双海 (ID: BdM.OEZp)

Σす、すごいです。
囚人は、好きな曲なのでよく囚人の小説を読むのですが、ここまで引き込まれるものは初めてです!
応援させていただきます!


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