二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜
日時: 2010/12/18 16:34
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: AKehFwYl)
参照: みんなの宝物

 えー、ボーカロイド好きな私がボーカロイドの歌を小説にしてみました!
 予定では

 囚人
 紙飛行機
 しぐれ
 dear

をやろうと思います。

お知らせ
 囚人は終わりましたっす☆ミ
 紙飛行機連載中。
 あと色んな短編書いてるんでそこんとこも楽しんでください☆

 だめだめな方は、レッツ・ブラウザ★バック!
 では始まります!


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Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.49 )
日時: 2010/10/30 02:35
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)

 ひ、久々に此処で小説を更新する……
 なんかすっげぇ昔のモノを扱ってるみたい…

 てなわけで。
 これから本編じゃないけど思いついた小説を書きます。








 


 
         *+VOICE+*



 

 この歌はミクちゃんのです。
 ゲーム(2ndの)をしてるときこの映像をみて即興で思いついたました。
 でわ始まります。





 




 殺風景。
 そんな詞が私の脳裏をかすめた。
 廃墟の町。無人街。瓦礫の山。
 雪が降っている、白銀の世界。
 私は歩いていた。
 見渡す限り人はらず。
 建物など原型すら留めていない。
 この何も無い情景は…いつまで続くのだろうか。
 この何も無い情景に…キミはいるのだろうか。
 切なく降り積もる雪のように。
 儚く解けてゆく音のように。
 強く生きていく花のように。
 私はどちらを望んだ?
 キミを探す、夢の無いボク。
 辛い?切ない?寂しい?苦しい?泣きたい?
 そんなものはただの記号にしか過ぎない。
 確かなモノへと移ろってはいかないのだ。
 だから私は歩いて歩いて歩いた。
 キミは今何をしているの?
 何をしたいの?
 ボクは此処だよ?
 私は歩いた。そして見つけた階段。
 長い長いそれを上っていく。
 ゆっくりゆっくり、気が焦りそうなのを必死にこらえて。
 その階段を上りきる。
 何かあると思っていた。
 やっと会えると思っていた。
 だけど———もういないのね。
 受け止められず。
 私はひとつ溜息を吐いて今上ってきた階段を下りる。
 この繰り返し。
 正直言ってどうでもいいのかもしれない。
 私は何がしたいのだろう。
 仮に《彼》を見つけたとして何と言う?
 あの温もりとあの優しさがが無いもだからもう—…
 この足跡とともに悲しみも全部置いていこうと思っていた時、私は———立ち止まった。
 目に映った一輪の花。 
 その一輪華が…灰色で統一されたこの世界で…力強く息づいていた。
 そしてもっとも印象づいたのが、《彼》にもらった花とよく似ていること。
 ——否、一緒だ。
 その所為か、あの頃が映画のようにフラッシュバックする。
 キミが笑っていたあの日。
 キミが泣いていたあの日。
 キミが怒っていたあの日。
 キミが…ボクにくれた…一輪華。
 私は走っていた。
 だって、辛いよ。
 切ないよ。
 寂しいよ。
 苦しいよ。
 ——泣きたいよ。
 《記号》が《確かなモノ》へと変わっていく。
 …何がよくて、何がダメなの?
 私にはどれも理解できず。
 ゆらり揺らめいた魔性の日々に、きらり煌めいた明日夢見てる。
 僅かにはと踏み込んだ。
 だけど違う。
 ココロとは裏腹。キミにはこの詞は届かない。
 何フリ構わず走っていたい。
 だけど伝えたい。キミがくれた確かな《愛》を。
 身振り手振り意味も無くて……。
 現実気付きただ項垂れる。そんなのは今、自分のココロの常識ともに霧散した。
 行かなきゃいけない。行かなきゃいけないんだ。——あの場所に。
 足元にあった小石につまづいても、バランス崩し派手に転んでも、立ち上がる。何度でも。
 止まっちゃいけない。止まっちゃいけないんだ。——あの場所へ。
 あの頃の私は何だった?
 幼い頃の私は何だった?
 キミがいてくれることに——いなくならないことに——当たり前と感じていた。
 笑って。私は、笑った。
 我儘なボク、忠実なキミ。
 何時しか其れが当たり前だった。
 キミがいなくなったとき、キミの存在が余りにも大きかったことに気付かされた。
 此れは何?
 其れは何?
 ボクは何?
 一人ぼっち。誰もいない。キミもいない。理解しない。
 私は走った。ただ…キミを見つける為に。
 どこに行けばいい?
 そんなの——知ってんじゃん。
 ここだよ。
 この建物。
 皆とは違う——キミの城。
 その扉を、私は開けた。
 汗や血でぐしゃぐしゃになった私。
 だけど今はそんなこと気にならない。
 だって…見つけた。
 私はゆっくりと——自分の足取りを確かめるように——歩いた。
 確かに存在る……其れを目指して……。
 立ち止まる。
 瓦礫の隙間から咲いているそれに…私は膝から崩おれた。
 や…っと…見つけた。
 キミが最期にくれた…一輪華。

                    
                      fin

 

 

 な、長くなってしもた。
 すんません。
 予想外です。
 ですが悔いは無いです。
 でわまたの機会にお会いしましょう……

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.50 )
日時: 2010/10/29 19:50
名前: フロイライン (ID: u35zkJSz)

や!
いつも本当にすみませんね
なかなかアイデアが思いつかなくて…
あと今日休んでたけど、大丈夫?
ミズキュウラは最近休むことが多いから
体の調子には十分気をつけて
ではお大事に!!

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.51 )
日時: 2010/10/29 22:20
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)

 もう、ほんとね。
 亜潮なら理由を知ってるよ。
 だって昨日4時間くらい雨宿りとして家にいたから。
 朝ね、目を覚ましたら体が動きません状態だったんだ。
 辛かったったらありゃしない。
 何か日本語が可笑しくなっとる。
 まぁ、いいや。
 でも大丈夫だよ。
 元気になったから。
 うん。でわっ。

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.52 )
日時: 2010/10/30 02:41
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)

 みなさんにちょっと質問。
 
 歌い出しが

 〜悲しみの海に沈んだ私 目を開けるのも億劫〜

 と始まる歌を教えて、ヘルプ・ミー。
 お願いします。

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.53 )
日時: 2010/10/30 06:41
名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)

わ……わぁ…
2thもってるのか!?
いいなぁ………私も欲しいよぉ!!
まだ買ってないのよね。
うん。
とりあえず、更新お疲れさま☆


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