二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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絶園のテンペスト 【オリキャラ募集】
日時: 2013/01/26 16:56
名前: 睦月 (ID: P.N6Ec6L)

小説始めてみます。

・荒らしはご遠慮ください。
・キャラのイメージが壊れてしまうかもしれません。


目次を作ってみました。

キャラ紹介   >>7

海堂 さつき  >>38  (月那さんより)

常盤 蓮雨   >>39  (おーちゃんさんより)


プロローグ >>1

第一章『終わりの始まり』
>>81
  
番外編…のようなもの

お話会♪  >>21

お話会2  >>47


改めましてよろしくお願いします。
皆さん、なかなか受験の為書けませんが、もし良かったらこれからもお願いします。

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Re: 絶園のテンペスト  ( No.49 )
日時: 2012/01/30 18:30
名前: 睦月 (ID: mGOQ1xar)

書き方、替えてみました。

以後、よろしくお願いします。

Re: 絶園のテンペスト  ( No.50 )
日時: 2012/02/09 17:51
名前: 睦月 (ID: mogX9zR5)


 墓の前で

 (前回より)——目をつぶる。

     風がふいた気がした。

目を開けると、山本さんが蹴られていた。思い切り飛ばされる…。

「ぐはっ!!」

「人の家の墓の前で何してやがる。」

蹴った人物はそう言った。

「ああ?」

…そう言って首を傾げる。それは…。

「真広!」

僕は叫んでいた。そこにいたのは正真正銘、不破真広だった。

「お前…どこから現れたんだ?」

「あっちだ。」

そういって崖を指さす。

「あっちは崖だぞ。」

「だから、飛んで来たんだよ。」

飛んで…?

「それより、あの女は何者だ?」

「28歳で無職のフロイライン山本さんだ。」

「…何の冗談だよ。」

「冗談じゃないからびっくりなんだ。」

ふと、蝶のことを考えた。

「この蝶はお前が連れて来たのか?」

「逆だ。こいつらを追ってきた。一度ここには戻ってくるつもりだったけどな。」

「なぁ、真広………」

 バァンッ!

 銃声?後ろを見ると山本さんが起きていた。…片手に銃を持って。

「真広っ!!」

Re: 絶園のテンペスト  ( No.51 )
日時: 2012/02/11 14:48
名前: 睦月 (ID: L.7ldCZ1)

 魔法

 真広は倒れていなかった。

 キキキ…カキキ…。

 弾が…空中で止まってる!そのうち、弾は地面に落ちた。

「当たったら、どうしたんだ?」

ゆっくりと振り返る真広。

「…くっ。」

山本さんが起き上がる。

「不破真広、やはりキミは「魔法使い」に会っているのね。答えなさい。キミは「黒金病」とどう関わっているの?」

まほうつかい?くろがねびょう?

「あんた、政府の人間か?」

「残念、ただのボランティア。役人や政治家が「魔法」を信じると思う?」

「……。」

「答えて!「黒金病」の被害者は増え続けている。このままだと、日本は滅びかねない!」

「だから何だよ。」

 不破真広が私の前に来る。速いっ!この間合いを一瞬で詰めるっ!これが魔法の効果ってわけ!?

 ガッ。

 OK。なら構わない!容赦なしねっ。その力がどれほどのものなのか、見せてもらおうじゃない!銃の弾を全て撃つ。

 ダァァンッ!!

 煙で前が見えない。見えてくると結果が分かった。全ての弾が止まっている。…っ!ゼロ距離でも効かないかっ…。ならっ…!!

「いいぜ、その強気なとこ。」

 ガッ。

「でも今は寝てろよ。」

 ザッシャァァァンッ!!

「…さて、行くか。」

Re: 絶園のテンペスト  ( No.52 )
日時: 2012/02/11 15:06
名前: 睦月 (ID: L.7ldCZ1)


黒金病

「……。」

 気がつくと戦いは終わっていた。いや、ずっと見ていたんだけど…。

「飛んできたり銃が効かなかったり、お前「魔法使い」の弟子にでもなったのか?」

「言うより見た方が早い。街に降りるぞ。」


その現状はひどかった。雪が降り、蝶が舞い、向こうでは煙が立ち…たくさんの人が、倒れていた。

「何だ…これ…?」

——目に映る光景が信じられない。近くに人が倒れて…。

「おいっ!大丈夫かっ。」

触ろうとする。

「放っとけ。もう金属化が始まってる。」

「金属化?」

おそるおそる触ってみる。堅い…確かに金属みたい…。全身が堅くなっていた。どうしてこんなことに?

「あの女が言ってた「黒金病」ってやつだ。生物を金属化する、呪的現象だよ。病気じゃないが、状況だけみればたちの悪い伝染病だな。」

これが黒金病…。

「すでに3つ以上の地域で同じことが起こってる。人間だけで1000人くらいはもうやられてるんじゃないか。」

「1000人って…。」

Re: 絶園のテンペスト  ( No.53 )
日時: 2012/02/13 17:57
名前: 睦月 (ID: 3NsP64Ez)


4人

「山本…不破…滝川…黒金病…魔法…。」

 これは偶然なのか?龍は悩んでいた。こいつらは…もしかしたら、姫と接触したことがあるかもしれない。

「もう少し、魔法が続いてくれるといいんだが…。」

ズキン…。

「ガハッ。」

血を吐いていまう。まず…いかな?


「お兄ちゃん…まだあの女を探してるのかな…。」

 理李は電話を終え、吉野のところに向かっていた。

「あの女は、誰にも気づかれない孤島にいるのにな。」

っていうか、あんな女のどこがいいの!?…あたしはあの女が嫌いだから、そう思ってしまう。

「はぁ…。」


「理李さん…心配していないでしょうか…。」

 さつきはウロウロしていた。もう一度、電話をするべきかどうか…。

「あっ。あれってユウにゃんじゃない?」

女子大生が私を指さして、そう言った。

「そうかも。こっこんにちは。あの…サインもらえますか?」

その友達…ぽい人が私の周りに群がる。

「あ…あの、…私は「やっぱりそうだよ!眼の色違うけど、あれって、コンタクトなんですよね?」

「ち…違い…「かわいいです。あっ、私、ユウにゃんさんのファンなんです。」

話を聞いてくれない。かといって、魔法を使うわけにも…。誰か…助けて…。


「こっここは!?」

 蓮雨は駄菓子屋にいた。

「懐かしいっすね〜。全部買おうかな〜…。」

俺は次々と籠の中にお菓子を入れていく。

「お兄ちゃん、こんにちは。お菓子が好きなのかい?」

ふと気がつくと、老人がいた。7、80歳の女だ。

「おばさん、俺、たくさん買うんで全部まけてくださいよ。」

冗談でいうと、

「分かった。もってお行き。」

と言ってどこかへ行ってしまった…。

「……。マジッすか?」

俺はポツンと立っていた。


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