二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

D灰 闇ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ Ep2最終話更新 キャラ募集
日時: 2011/04/22 19:57
名前: 秋空 (ID: 4.ooa1lg)

クリック有難う御座います。
また消えた!!一体何回消えりゃ良いんだよって感じだよ(涙


〜作者状況〜

執筆していない【〇】執筆中【】
申し訳ありませんが執筆中に〇が付いている時は書き込まないで下さい。





今まで来てくださったお客様〜

なさにえる様 セピア様 翡翠様 黒犬様 梨桜様 詩己様・ねこうさぎ様・芽留様・麻鈴様
赤色うさぎ様・蛍様・悠様・葵様・橙龍様・みちる君様・葛端様・陽様・淡幸様・夢樹様
六様・白夜様・フェイト様・ゆずは様・迷鎖様・芽子様・幻様・na-様・まゆか様・レッド様
ゆずき様・リンネ様・智那様・花影様

来てくださった方々本当に有難う御座います!!
是からも手抜きせず皆様へ愛を篭めて書いていく所存です^^


〜目次〜
No.1 建て直し終了     >>1より
No.2 第二章 第五話更新  >>16より
No.3 第二章 第六話更新  >>27より
No.4 第二章 第七話更新  >>33より
No.5 第二章 第八話更新  >>41より
No.6 第二章 第九話更新  >>52より
No.7 第二章 第十話更新  >>62より
No.8 第二章 第十一話更新 >>68より
No.9 第二章 第十二話更新 >>79より
No.10 第二章 第十三話更新 >>90より
No.11 第二章 第十四話更新 >>102より
No,12 第二章 第十五話更新 >>116より
No,13 第二章 第十六話更新 >>122より
No,14 第二章 第十七話更新 >>133より
No,15 第二章 第十八話更新 >>142より
No,16 第二章 第十九話更新 >>155より
No,17 第二章 第二十話更新 >>181より
No,18 第二章 第二十一話更新>>193より
No,19 第二章 最終話    >>210より


番外編
No.1 番外シリーズ    >>12より
No.2 番外シリーズ    >>21より
No.3 番外シリーズ    >>27より
No.4 番外シリーズ    >>33より
No.5 番外シリーズ    >>62より
No.6 番外シリーズ    >>68より
No.7 番外シリーズ    >>79より
No.8 番外シリーズ     >>90より
No.9 番外シリーズ     >>102より
No10 番外シリーズ     >>116より
No11 番外シリーズ     >>119より
No12 番外シリーズ     >>133より
No13 番外シリーズ     >>142より
No14 番外シリーズ    >>149より
No15 番外シリーズ     >>155より
No16 番外シリーズ     >>164より
No17 番外シリーズ     >>181より
No18 番外シリーズ     >>210より




〜注意書き〜
・更新速度が物凄く遅いです。心の広い方のみどうぞ。
・Dグレが苦手・私が苦手・オリキャラ駄目等と言う人や荒し中傷目的の人は来ないでください。
・グロ・エロ描写入ります!平気な方のみどうぞ


〜お知らせ〜

No.1
>>193にオリキャラ募集要項を掲載!

No.2
記事の52番・90番・116番は都合により削除しました。





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Re: Dグレ 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ コメ求む! ( No.98 )
日時: 2010/08/11 10:50
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

封印!?

分かった!!
就職活動頑張って!!

絶対忘れないよ!!

Re: Dグレ 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ コメ求む! ( No.99 )
日時: 2010/08/11 23:09
名前: なさにえる (ID: sp6Br4Ue)

ふ、封印!?
…そっか、就職活動も大変なんだ((汗汗

もちろん、忘れる訳ないよ!!!!!
うちも来れる頻度は少ないけど気がついたら上げるね^^

頑張って!!!!!

Re: Dグレ 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ コメ求む! ( No.101 )
日時: 2010/09/01 17:54
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

覚えてるよ!!
忘れる訳ないじゃん〜(泣

更新ファイト!!

Re: Dグレ 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ コメ求む! ( No.102 )
日時: 2010/09/29 11:30
名前: 風 (ID: y5qheDIH)

コメント下さった方々本当に有難う御座います。
コメ返し遅くなってすみません(涙

アリスへ
嬉しいでスゥ★(フラン調で


なさへ
就職活動は大変だよ?
なさは大学進学派?就職派?どちらでも大変だと思うから今の内に遊びまくれ!!

D,gray man 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ
アンケート募集要項

〜アンケート用紙〜
風の小説は是以外に読んでいる物は有りますか?
[]
注意:大体の小説の作成者名は古いHNの秋空になってます

この小説の良い所は?
[]

この小説の悪い所は?
[]

この小説で好きなオリキャラは?(複数可)
[]
注意:スーマンもオリキャラ扱い★

ルージェ・ノア・黒の教団の派閥でどれ派?
[]

この小説で好きな話は?
[]

番外編をやるんならどんな番外編が良い?
[]

〜ではではぁ・キリトリです★〜

D,gray man 闇ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ
小休止:Dグレ 夜ノ支配者 オリキャラキャスティング(アニメ声優さん)を考えてみる
※無論唯の願望★

ルージェの面々

アレクセイ・A(アンゼルセン)・ディアリヒター[速水奨]
レイジア・ライクライン[平田広明]
ダイト・ライクライン[皆川純子]
ルナ・ヴァラライカ[高橋美佳子]
ウンディーネ・H(ハンス)・ヴァリケーノ[雪野五月]
クイーン・アリス[斉藤千和]
セディル・レオマール[水樹奈々]
セルラン・フォレス[浪川大輔]
レフ・ボロティン[中田譲二]
フィアルテ・アーク[桑島法子]
カイ・ヴィオラ[宮野真守]
ラウ・フェイ[鳥海浩介]
クロエ・エイジリアス[千葉妙子]

ノアの面々

メロナ・スカイゴット[釘宮理恵]
リベア・スカイゴット[堀江結衣]
七夜風危[生天目仁美]
シェンバ・アルデヒド[小野大輔]
ジゼル・ノクターン[小山力也]

エクソシストの面々

テッサイア・J(ジェロ)・ロマーリオ[諏訪部順一]
サチュラ・リーフィア[白石涼子]
カザーナ・リャド[鈴木達央]
チャーカー・ラボン[檜山修之]
リノア・ハーヴェスタ[平野綾]
クロウ・ネヴィル[遊佐浩二]

他の方々

アルデバラン・F(フロウ)・オーヴェンスワイト[石田彰]

豪華すぎる…書いててそう思ったのだが声優知らない人は何のこっちゃですよね(汗


D,gray man 闇ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ


第二章:ルージェ
第十四話「解放されル力 Part2」

兄弟ぃ—————


そんな抱き合い親睦を深め合うラビとラウだが,戦いの音が鳴り響きすぐさま今の状況を思い出す。
そして,2人はほぼ同時に後ろに飛び退り戦闘態勢に入る。
ラビは相手の手が負傷していることを確認して自分が多少有利だと畳み掛けると攻撃を仕掛ける。


「第二開放……劫火灰燼 火判!!」

ドッ


炎の竜が顕現されラウを飲み込もうとする。
然し,速度の速いラウの動きに炎の竜は付いてこれない。
ラビの視界から外れる様に追跡者の第四の力「エルスト」を発動し天井を移動しラビの真上に立つ。


そして,第二の力,数少ない攻撃の力を発動させ忍び寄る。


「どこさ……何処に!?」

キョロキョロ

『殺った!』

手応えの感じないラビは周りを見回しラウを探すが上と言う選択肢に至る事に遅れ後ろを取られる。
好機とばかりに目を血走らせラウが手を伸ばす。然しその瞬間ラウは何かに弾かれるのだった。

バチィ…

「ふぅ,上を見ようとした瞬間に後ろに回るとはお前さん結構やり手さね?」

「マァ,餓鬼の頃から逃げるだの隠れるだのばかりやって来たからな」
「うわぁ,何か暗ッ!」


「黙れ…戦い方柄役立ってんだよ。所で何ださっきの技は……」

ラウの技巧を褒める振りをして実はビビリがと挑発するラビ。
それにラウは真に受けて精神的ダメージを受けるのだった。
そんなラウの問いに対してラビは思い出したから使ったと言う。
木判は基本的に自然物取り分け水や空気などに影響を及ぼす特殊能力で攻撃力はない。
応用して強力な突風を自分の周りに発動させたのだと。


「参りましたね…案外とやり辛い人だ……私も本気にならねば」


ドッ…


ビリビリ


『空気が変わった…ツーか言葉遣いが変わったさ(汗』


ラビの単純で鈍重そうな見た目に反して応用力豊かな攻撃手段を持つイノセンスに
警戒の念を抱くラウは待とう雰囲気を変化させる。
先ほどまでの遊び人気質ではなく本気の仕事人の空気だ。
その空気と口調の変化にラビは戸惑いを隠せず凛然とした。




                                     ___瞬間


スッ


「油断するなよエクソシスト」
『あれ,コイツ片腕…』


ズドォン


折れた筈の片腕が動いている。
それに違和感を覚え一瞬隙を造るラビに対し一撃を入れるラウ・フェイ。
ラビは吹き飛び螺旋階段の吹き抜けの部分へと投げ出される。


「ヤベェ…死ぬ是!!」
「そうだな…この高さから落ちたら人間死ぬな?」

「なぁんて…な!」


ザクゥ…
スルルルル

「そんな使い方も出来るか…だが,追跡者である私からは逃れられない」


投げ出されたラビは慌てる振りをするが空中ですぐに体勢を立て直し,
金槌の細い部分を地面に刺しエレベーターの様にして速度を落として下へと降りるのだった。
それに対してラウは何もせず然し何事もなかった様に地上に落下した。

トン…

「所で質問……」
「何だ?」


「腕,何で治ってるんさ」
「ルージェだからさ……私達は君達人間ほど脆くない。」

「そうかい…そりゃぁ,大変そうさ」

ラビは少し前から気になっていた問いを彼にする。
そうすると至極予想通りの答えが返ってきた。再生能力の高さは厄介だ。
強い攻撃を入れなければならないと言うことになるし何より人の姿をした
彼等に容赦なく死ぬまで攻撃しないといけないということだ。


ズドォン…

ザザァ


「テッサイア!?」
「よぉ,ブックマンJr…そっちも苦戦か?」
「あぁ,ルージェって連中は結構手強いみたいさ」

「全くだ…パラノイドボム」

ラビとラウが距離の探り合いをしている時,突然轟音が響き一人の男が倒れこんで来た。
青のオールバックの男,テッサイア・J・ロマーリオだ。
ルージェの科学者の称号を持つフィアルテと戦っているが手玉に取られている状況だ。
然し,一矢報いようと粉塵舞い上がる中地面に減り込ませたダーツを発動させる。


バッ…

「こんな物があたる訳がないでしょう?メス…」

シュッ!

発動されたダーツは容易く回避される。
そして,フィアルテは手刀を造り振り下ろす。
その瞬間空に浮いた無数のメスが襲い掛かった。
テッサイアは其れを自らの出せるギャオンハーツの全てを出して応戦する。



ズガアァァァァン


「私はラウよりは強いから気をつけなさいよ?」
「マジさ?」


「認めたくないが私はルージェの面々では最も戦闘力が低い。」
「其れを認めてるって事は手強い相手だなアンタも」

「貴方は自分の目の前の相手から目を背けるなよ」


フィアルテの何気ない言葉にラビは驚くと言うより
男なのに同世代位の女より明らかに弱いのかと哀れむ。
其れに対して弱さを認めている奴は幾らでも卑怯な手を打てることを知るテッサイアは戦慄く。
その様を見て至極最もな指摘をするラウだった。
然し,其れは共闘などされては困る,確実に一対一で遣り合うという
プライドを傷つけられた怒りも有った。


ゴッ

「アンタも敵から目を離すのは外れさ!!雷霆回天 天判」


バチバチィ


その時,油断していたのか男はまともにラビの第二開放を受け吹き飛んだ。
ラビは一発入れた事に少し複雑な表情をするが手応えを感じ手を強く握った。

然し___




               『良い攻撃ヲアりガトウ♪』





                              おカゲでリンく完了ダ____




「なっ何さ!?」

「第五楽章…最終楽章発動への儀式の第一段階が終わったのさエクソシスト」
「ラビだってんだろ?」

「不真面目だった私は気の会うお前に興味があった…
今の私には如何に歴史の審判者と言えど興味はない。」


『ヤベェ…体が動かねぇさ,
第一段階って言ってたからもう少し何かしないとアイツも俺に致命傷を与えれないんだろうけど」




                                    動ヶねぇんジャ!!


ラウ・フェイは油断などしていなかった。
ラビからテッサイアへと目を離したのも本当は態と攻撃のチャンスを臭わせ相手を誘っただけだった。
勝ちを急いでいたラビはそれに躊躇いなく飛び掛り行動を制限されたのだ。
ラウ・フェイの発動出来る最終楽章にして最大の攻撃術・否唯一の攻撃術。





                        〜捕殺刑(デルヴェティ)〜

其れをするには彼は一旦瀕死を覚悟で相手の強力な一撃をその身に受ける必要が有る。
其のリスクと引き換えに相手を金縛りに合わせその技の威力に合わせた
自らの能力が設定した時間を待ち攻撃を発動させる。
因みに第二段階的に言うとラビに残された時間は三十秒,
その間にテッサイアの助けがあれば術は解かれる。ラウはこの技を発動中動けない。


『あの技を発動させる気か…コイツを近づける訳には行かないわね』

ラウの様子を見てすぐさま其れを理解したフィアルテはテッサイアに対する攻撃を益々強くする。




                        第三楽章エクスプロジア発動—————


ズッ

ドドドドドドドド
ゴシャァン!!


「ぐぅ!!」


バッ…

「メス…」



ドドドドドドドドド


「くそぉ!トリプルアクセル!!」


ドスッ…

「ッ———」


フィアルテの強烈な粉塵爆発により肉体的損傷と視界を失いテッサイアは死角を取られる。
本来ならトリプルアクセルで全て防げる所を二本程左肩に命中させる。
そして,痛みに顔を歪めヨロける。


「24…23」
「何のカウントダウンさ?さっきから…」

「お前の命の焔が圧縮され消化される瞬間さ…」
「やっぱりな…」
「悲しいだろう…自らの命が後十数秒で尽きるのが理解出来る」
「全くさ…しっかし本当アンタさっきと同じ人?随分違くねぇ…悪い意味で!」
「後五秒」

大体の予想は付いているがカウントダウンを口にしないとカウントが進まないと言う
制限でも有ってくれという神頼みでラビはラウに声をかける。
すると存外容易くラウは口を開く。
カウントを唱えないとカウントが無効になると言うのは無しだと察する。
然し,それでもラビは精神的苦痛から喋らずには居られない。

最後の皮肉には皮肉と言うよりは先程の人格となら
仲良く成れたろうにと言う悲観の念も篭められていた。
そんな中無情に告げられる一桁の数字———
テッサイアもフィアルテの猛攻により遠くへと追い遣られ救援は出来そうに無い。



        ___4



              ___3



                                ______2



刻々と無表情に唇だけを動かしラウはカウントダウンをする。
まるで爆ぜて飛び散る肉塊を見たいとでも思う子供の様な興味津々の表情。


『ヤベェ…死ぬ』

諦めかけたその瞬間だった。
風の刃が自らの近くを通り抜けラウの腕を吹き飛ばした。



ズガッ…
スパアァァァ…

「なっ!!?」

「うっ………ウがアアアァァァアアああぁぁああアあぁぁぁぁアアァァァァァア!!!」


ラビは一瞬呆け,ラウはすっぱりと綺麗に持っていかれすぎて遅れ来る痛みに絶叫した。
暫くしてラビは動ける事を気付き攻撃の正体を確かめようと後ろを振り向く。
攻撃の正体など大体は予想できていた。この攻撃手段に態々時分を回避する攻撃の仕方。





                               ____スーマン!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


「ふぅ,是で1つ貸しが出来たなブックマンJr」



ドン!!!


舞い上がる風の斬撃により沈殿していた埃が舞う。
その埃で男の姿は隠されている。大柄な男だ。見覚えの有るシルエット…
埃が晴れて其れは鮮明となる。ラビは涙を流しながら礼を言うのだった。


「うおぉぉぉぉぉ!死ぬかと思ったさぁ!!あっあびがじょうジューヴァン!!」
「大丈夫か呂律が回ってない…」

スッ…


ガギィィン…

「おいおい,旦那俺とのダンスは放棄かい?」
「あぁ…たっぷりレッスンしてやろう」


刹那の会話の隙を縫い埃を刃にしてスーマンへとむける無精ひげの男ジゼル。
其れに大人の余裕を持って応えるスーマンが居た。



「くっ,ラウ!!」
「好機」

一方,同種である家族だとラウを認識するフィアルテは今までに無く取り乱す。
その隙をテッサイアが見逃すはずは無い。テッサイアは雷のダーツを出せる限り顕現する。
そして,雷の力が発する光の力を最大限にしてフィアルテへと投げつける。



                    ————ライトニング(閃光)___


カッ

「眩しい!?是は……」
「悪いな」

目の最大許容量を超えた光により目を暗ましうろたえるフィアルテの後を取るテッサイア。
その右手には四本の氷の矢が有った。


ドスッ…

「凍り付け…燃え尽きて隅になるよりは幾分マシだろう」


ピシピシ…

「アンタ名前は?」
「テッサイア…テッサイア・j・ロマーリオだ」
「___まさかこの私がこんなあっさり遣られるとはね」

「誰だって……死ぬ時はあっさりさ」
「そう…ね」


ピキィン



                  フィアルテは凍り付キ二度ト動かナクなった——————



その姿は美しくテッサイアは暫く見惚れる様に彼女の体を鑑賞し,
そんな人間の女をツールとしてしか見れない自分に嫌悪した。

「さよならだ……人間を救う戦士の筈なのにな」

人間を救う戦士の筈の時分が同族で有る筈の人間を敵と言う理由だけで殺す。
其れも女をだ。プライドの高い道徳観の高いテッサイアは立ち尽くした。


「フィ…アルテ!!くそ……我々ルージェが!」

ズン!

「うっせぇな…敗北者はウダウダ口を動かさねぇで死ね!」

ゴポォ…
「流石ノア……生温いエクソシスト共とは違う」
「あぁ?まぁ………俺達も人間だけどね?」

「戯言を…」

ヨロッ…




                            ドザァ…



            最後,突然現レたジョーカー・ジゼル



                     彼ハその容赦なイ刃ニアッサりと散るのだっタ————



「後味悪い………」

目を背けながらラビは言いブックマンとして叩き込まれた精神統一法で立ち直り,新たなる敵を見る。

「よし!二体一だ…」
「甞めんな!」

ラビのギラ付く強い目を見てジゼルは腕を鳴らした。
ラビはその戦いをゲームの様に行う目の前の男に憤怒の念を禁じえなかった。



==============

その頃,アメリカ・アトランティカでは
アリス・セディル・ウンディーネ達が神田達の元に集まっていた。

「あははっ♪楽しみぃ…お腹の傷が疼くよ神田様♪」
「私の女は取るなよ?頭爆発させるぞ?」

「ひゃあぁぁっ,怖〜ぃセディル姉様,で・も★今の僕は神田様一筋だよぉ?」
「それなら宜しい♪」

三人とも殺す相手を決め意気揚々とその事について話している。
特にアリスはと言うと神田以外は眼前に有らずセディルの警告など聞かずともその積りだ。
歪んでいるが恋する乙女に近い状態だ。
一方,先程から言葉を発していないウンディーネは実は速く戦いを始めたい一心だ。
パーティー会場に一足でも速く行きたいと足早だ。


ザッ___

「着いたわよ…ドキッ美形ばかりの生贄大会会場★」

ザワザワ…

そして,アリスの占いにより突き止められた神田達の停泊している宿の前に立ち言う。
何とも彼女らしいパーティー名だ。

「一番乗りぃ!」

そんな格好付けているウンディーネを他所にアリスが意気揚々と扉を蹴破る。
尚既にホテルの従業員達は彼女等によって皆殺しだ。静かに殺意もなく…
故に神田達もこの扉の近くに来るまで襲撃に気付かなかったのだろう。
多少,急襲に浮き足立ち音が響いていた。

ドガァ…
スッ


「死ね」


バッ
「アンタがね!」
「うわあぁぁぁ!!綺麗な顔に何してくれるのウンディーネ姉さん—————」
「どうせ殺すんだから良いでしょ?」

「あたしが傷付けたいんだよぉ!」
「変態…」


ガゴォン!!

「神田!!」


ドゴォン…

「心配するな……大したダメージはねぇ」



扉を開けた瞬間に神田の六幻の切先がアリスの頭部を狙う。
研ぎ澄まされた殺気は一切の迷いなく容赦など無い男だと教える。
突然の攻撃で反応しきれないアリスをセディルが引っ張り助ける。
そして,間髪いれずにウンディーネが拳を入れる。
其れを見てアリスがまたルージェらしい独占欲を発動する。
それに対してサチュラは小さく「変態」と呟くのだった。


尚,神田はルージェ特有の豪腕に吹き飛ばされ窓から落ちたがタフネス故無傷の様だった。


画してアメリカ・アトランタ戦開戦である。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その頃,他のノアより少し遅れて行動を開始したティキも自らの送還地アメリカに到着していた。
グランドキャニオン,その隆起の連続により出来た高低の生み出す風景は中々に見事で有ったが…

「此処で良いのか?」
「どう考えても間違えでしょうティキ・ミック卿」

「やっぱりか?」
「ぎゃはははははははは♪ロードに遊ばれてるんだぁ★」
「うるせぇ!!餓鬼の引率ってだけで大変なのに(涙」

時分より頭二つ分以上も小さい二人の新たなるノア姉妹
リベアとメロナを見てティキは涙するのだった。

「どうなされたのですかティキ・ミック卿?」
「………此処から歩いていけって事かね」

自分ではティキは次元を移動できない。
詰り長子ロードがいなければ次の空間移動の手段は鎖されたことになる。
正直,此処が何処なのかさえ分らない。

「あぁ,其れでしたらロード様からお達しが」
「ん?

「私達の力を試して見ろとの事です…肩に手を」
「えっ?お前の肩に?」
「………嫌そうな顔しないで下さいません!?
私だって貴方の汚らわしい手が私の体に触れるなんて忌々しいのですから!」


「其処まで言わないでやろうよ…」


リベアの言葉にティキは戸惑いながら彼女の華奢な肩を手でやんわりと握る。
そして,メロナの方の肩も握る。
すると,メロナとリベアの体がメロナは赤・リベアは青に夫々輝き一瞬でその場を移動した。
一度の力で目的地までは移動できないがこの力の練習の為に距離を置いたのだろう。
二人とも目指した場所にどう補正したら着くのか試行錯誤しながら能力を試した。


無論,ティキは空気の影響や速度の影響を諸に喰らい大変だった。


ゴボォ…


「あのお客様がいるの忘れないで……」
「リベアァ…ティキティキが死にそう…」

「死なれたら困りますので急がないとですわね…」
「だね★」

そんな事を言いながら失神するティキを他所に二人はラブラブな会話を楽しみながら
アメリカの夜景を楽しんでいた…
無論,ティキの事を弄り回しながら………




                                  ∞END∞


NEXT⇒第十五話「解放されル力 Part3[最大戦力]」


〜ちょっとじゃれ合い〜

レイジア「ねぇ…出番は?」
アリス「暫くなさそうだね…」

クロエ「まぁ,ラウやフィアルテみたいに死んでしまうよりは良いじゃないか?」
アリス「そだよぉ元気出してぇ♪」

レイジア「あいつ等……死んじまったのか(涙」
クロエ「仇,取らないとな………」

レフ「そろそろ私の出番も有りますかねぇ〜?」
カイ「クロエさんが居る限りなさそうだ」
レフ「全くぅ〜彼女強すぎですよぉ」

クロエ・レイジア「あんた等が弱すぎるんだろ?」
レフ「酷い…」
カイ「確かに貴方方から見たら弱いけど僕は少なくともそれなりには…」
レイジア「レフ伯父さんの事はフォローしないのな…」

レフ「ふむ…寂しいのう」

Re: Dグレ 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ 久々更新&アンケ募 ( No.103 )
日時: 2010/09/03 19:02
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

〜アンケート用紙〜

風の小説は是以外に読んでいる物は有りますか?[リボーンの「復讐のインフェルノ」]

この小説の良い所は?[もう全部!!(]

この小説の悪い所は?[え?悪いところとかあるの?(]

この小説で好きなオリキャラは?[クロエ、レイジア、ラウ、ウンディーネ、スーマン、クロウ、アリス(ちょ]

ルージェ・ノア・黒の教団の派閥でどれ派?[ルージェ!!みんな凄すぎですノノ]

この小説で好きな話は?[一番最新話辺り!!戦いが好きww(^q^)其れと番外編!!]

番外編をやるんならどんな番外編が良い?[ルージェみんなで誰かの誕生日パーティー(]

〜ではではぁ・キリトリです★〜


頑張って!!
今回めちゃくちゃ面白いww

ラウとフィアルテ死んだのは悲しいけど(泣


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