二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.Gray-man【闇ノ猛追】
日時: 2009/12/30 23:29
名前:  黒犬  (ID: wnkXBzTQ)

— これは —
    純粋なる闇と光の永き戦いの記録である
          
 アクマ製造者、千年伯爵
            
       神に魅入られし使徒、エクソシスト
 
  どちらが歴史に葬られるか?
              名を残すか?
    憎しみは深く刻まれ
         悲しみは連鎖せん
      
    
  『 イノセンス!!発動!!! 』

 神は失った体の変わりに、
       人間に 思い を託した。




   *荒らしUターン
   *D灰嫌いは戻るをクリック
   *主嫌いもUターン^^
   

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Re: D.Gray-man【闇ノ猛追】 ( No.42 )
日時: 2009/12/05 16:29
名前: 黒犬 (ID: R4l9RSpR)

 「結界って…タリズマンさ?」
ラビが、首をかしげた。
「残念、クロス産の術だ」
ラウルが、にんまり笑うとアレンが、身を乗り出した
 「師匠の!!?」
しばらくアレンを見ていたラウルが、ため息まじりに語りだす。
「…そういえば、行方不明だって?」
      「……はい」

 「生きてるよ、奴は」


 一瞬だった、 その場の空気が一変した
アレンが驚愕したような表情を見せる
 
  「本当…ですか?」


「よく、考えろ…クロスは断罪者を捨てて消えたんだろ?あれは偽装だ。」

 ラビは眉間に手を当てる
   「偽装…て何のために?」

「トガオチを起さないように見せかけ、逃亡……アイツはまだマリアを持ってる…死んでいたら必ずトガになってる。」
 ラウルが、ラビに視線を向ける。

「あぁ、後…結界の質問だが、あれはクロスに教えてもらった物で、アクマ、ノアの探知をしばらく、さえぎるものだ」
 
  

Re: D.Gray-man【闇ノ猛追】 ( No.43 )
日時: 2009/12/05 17:51
名前: 優奈 ◆IkysoCM3Bs (ID: sDdaEHcF)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14178

初めまして!!

読んでてすごく面白かったデス!!
これからも頑張って下さい^^

Re: D.Gray-man【闇ノ猛追】 ( No.44 )
日時: 2009/12/06 09:42
名前: 黒犬 (ID: R4l9RSpR)

優奈さん>>初めまして^^
   面白かったですか!!
 …最近…実はスランプですはい。。。
 うん、、、めげずに頑張りますよ!!

Re: D.Gray-man【闇ノ猛追】 ( No.45 )
日時: 2009/12/06 09:57
名前: 黒犬 (ID: R4l9RSpR)

 駅〜

  人ゴミを掻き分け、辛うじて列車に入った。
腰を下ろしたラビは、「ふぅ〜」とため息をついた。
  「どうしたんですか?ラビ」
「どうしたも、こうしたもないさぁ〜・・・なんで箱舟が通じないんさ??」
アレンの問いかけに、ラビが気だるそうに答えた。

ラウルが間を空けて、申し訳ない顔になった。
 「すまん結界内では、箱舟は使えん…悪いな」
    「あ、いえそんな…」
 アレンが、笑いながら応答すると・・・・
ラビがアレンの肩を叩いた。


   (何ですか?)
 (なぁ、ラウル元帥ってソカロちゃんの弟子だろ)
 (えぇ…そうですね)
(俺…もうちょいヤバイ性格だと思ったんだけど)
 (あ、僕も思いました)
(案外、素直じゃね???)
 (あぁ〜分かります、最初はお堅い人かと思った)
  

   

  「何こそこそ…してんだ」
 いい加減にしろ!と爆発すんぜんのラウルに気づいた二人は、ササッと前を向いた。
  




 アレンが、ふと外を眺めると見たことのある風景が流れた。
  
 「そろそろ、教団につく頃かな??」
    続いてラビも窓を見る
「おッ明日には着くさ〜」

   
  『ガタンガタン…』

 「…そうか」


  『ガタンガタン…』

Re: D.Gray-man【闇ノ猛追】 ( No.46 )
日時: 2009/12/06 18:11
名前: 黒犬 (ID: R4l9RSpR)

黒の教団〜   第3夜†〜足跡〜†

 
 「久しぶりだな」
ラウルが、辺りを見回した。
 ラビ、アレンも後からついて来る。
「元帥、とりあえず室長室に行きましょう」
  「あぁ」
薄く笑みを浮かべ、アレンの方を向いた。



  
  「ごきげんよう、元帥」
 太い男の声がした。
  

   バッ!


すぐさま後ろを振り返る
 「…ルベリエ・・・」
ラウルの目の色が変わった。
 「お久しぶりですな」
     「そうだな」
素っ気ない返事をかえす
ラウルが、ルベリエを睨む
 
「…まさか、:貴様:に歓迎されるとは恐縮だな」
「エクソシストは貴重な:道具:ですから」

ラウルが再び睨みを利かせた。
眉間にシワが寄り、今にも噛み付くような勢いだ
 
 ルベリエは楽しそうに、笑った。
「…私の新作ケーキはいかがかな?丁度ゆっくり話がしたいもので…」

  「貴方の赤眼について」
 ルベリエの言葉が終わった
  ラウルの目が大きく開かれた。

「……あいにく甘い物は苦手でな…それに貴様と話すほど私は暇ではない」

  ルベリエの眉が下がった
「そう…それは残念」
 
  カツ…カツ…
ラウルがルベリエに近づいた。
 「邪魔だ…私の視界に入るな」

いっきに、ルベリエの眉が釣り上がった。
 怒りに染まったラウルがさらに、シワを寄せた。




  「失せろ!!!!!」



 怒声が教団内を共鳴し始める
  アレン、ラビはしばらく固まる。
   「行くぞ」
 二人にそう告げたラウルは、一人で歩き出した。
  それに続きアレン達も歩く。

   (・・・・・)
 ラビは、ゆっくりと足を踏み出した。
アレンはソソクサと先に行った。

  カッカッ・・・・



 ルベリエの横を過ぎる、顔を確認しようとラビが見上げる
   (…!!?)
 ルベリエは不気味な笑みを浮かべていた。
まるで、何かに勝ち誇ったような…
  






  (中央の…企み……って…まさか…な)
 

 


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