二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ロック×2 守るために—…〜オリジナル小説〜コメント下さい!
日時: 2011/07/17 07:54
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

はい、初めましての方が殆どかと思われます。伊莉寿といいます!
「知らん。」「あ、視界の端っこにいたかも…」
レベルの知名度かなと。

恋愛系やってみたいな、と思ったのでつくってみました。ただ、戦闘シーンが入ります!ご注意下さい。
(多分微妙。)

この小説は、タイトルにもある通り、オリジナルです。
イナイレの小説を書いていますが、此処にはイナイレ要素ないです^^;
タイトルは、スレッドのロックと全く関係ありません。

では、注意点。

・荒らし等はご遠慮ください!
・1作目の更新を優先させていただきます。なので亀さん程度の更新になるかと…。

以上の事が許せる方は、welcome!
時間がある方は、コメントやアドバイス等、よろしくお願いします☆

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Re: ロック×2 〜オリジナル小説〜 コメントお願いします! ( No.22 )
日時: 2011/06/18 21:08
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

作者の伊莉寿デス♪

読んでくださっている方がいたらですが、期末テストが近いので更新を一時停止させていただきます。
木曜日から再開します。小説の感想等、頂けたら嬉しいです。

Re: ロック×2 〜オリジナル小説〜更新停止中 ( No.23 )
日時: 2011/06/25 20:33
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

第13話 命がけの追いかけっこ

ユロが必死で走る。ロックはずっと先を走っている。

化け物の足音が悪魔に聞こえる。

ロ「!見えたぞ、出口だ!!」

ユ「遠いよ〜(;_;)」

足が疲れてきてたたらを踏む。目の前で何かが光る。

ユ「!!!」

狐「オイカケッコハ、オワリダ…」

ユ(目の前にまわりこまれた!ヤバイ…)

鎌を構える。尻尾が光り刃物と化す。一瞬で後ろに気配が動く。

慌てて鎌を振り下ろすと感触があった。

狐「!マサカ、ミヤブルトハナ・・・ヤハリ、タダノヒトデハナイ…」

ユ「黙ってやられ…!!!?」

足が宙に浮く。そのまま、地面が近くなり手が石を捕えた。倒れたのだと理解する。

鎌がカラン、と音を立てて遠い所へ落ちる。

ロ「ユロッ??!」

狐「キサマガ、コッチニコラレテハコマル…ハイジョスル…」

顔から血の気が引いた。終わる、と悟った。尻尾が光る。

ユ「まだ…終われないのっ!!」

狐「ムダダ…ドウアガコウト、ニゲラレナイ…」

動けない—。金縛りに近い物…

ユ「ごめん…私…」

ロ「死なせるかっ!!!!」

死なせない・・・こんなに強く思っている理由は分からない。でも、絶対に生きて帰る!!!

ロ「どりゃっ!」

狐・ユ「?!」

ユロを切りつけようとしていた狐に向かい蹴りを食らわす。

狐はぶっ飛ばされてユロから離れた。

狐「キサマ…ジャマダ。」

ロ「テメ—の方が邪魔だ!!!!」

ユロを支えてロックは叫ぶ。

ユ(そうだ…後少しでシロナさんの所へ辿りつけるのに…)

ユ「行くよ、ロック!全速力で一緒に逃げよ!!」

ロ「…ああ!」

鎌を拾い再び走る。狐もダメージを受けている。

狐「ユルサナイ…ゼッタイ…ツブス!!!」

そのすぐ後…狐の姿が、消えた。


イースローワールド

音「ちょっと…人間、危ないね…」

紫「え?!大丈夫なの?」

音夢の顔が厳しい。大丈夫では無いようだ。

紫音は居ても立っても居られない。良く分からないが『正義の者』の可能性は高い。だとしたら、自分達の仲間になる。

紫「会長に頼んでくる!!」

音「自主出動の許可…?助けに行くの?」

紫音が頷く。当然!という顔で。


洞窟内

ロ「後少しだ!!」

ロックが指をさす。あろ1キロも無い位置に光が見える。大きな円の形の光。

ユ「!きゃっ!!!?」

疲れからか足に石が当たりつまずく。ロックが手を差し伸べて立ちあがれたが…

ユ「狐…いないの?」

ロ「ああ!諦めたみたいだ……!?」

10メートル程離れていたユロとロック。

ユ「!」

頭上から立ちこめる異様な力。

ユ「!なっ…」

狐「ユルサナイ…オマエハ、コロス…!!!!」

ユロの上に、狐、そして尻尾の刃物。

矛先は、ユロ…

それが振り下ろされた—


ユ「いやあああ!!!」







辺りが、紅く染まった。

Re: ロック×2 〜オリジナル小説〜コメント下さい! ( No.24 )
日時: 2011/06/27 19:34
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

第14話 ロックノオモイ

ロック目線

どうして、俺に力が無いんだろう。

ユロに武器があって、どうして、俺には武器が無いんだろう?

武器があれば、ユロを傷付けずに戦えるのに。

力になれるのに。

荷物になることもないのに。

でも、俺に武器が無いなら…


ユロを、守りぬくしかないんだ。



ユロが、大好きだから・・・








ごめん。

シロナ、本当にごめん。

ユロのこと、守りたいから…

ユロの事、好きだから…

許してほしい。


先に、逝く事、許してほしい・・・




守らなきゃ、そう思ったら、輝く刃物も怖くなかった。

ユ「いやあああ!!!」

ロ「ユロッ!!!」

死ぬな—



あれ…痛くない…私、死んじゃったの?

此処、何処?真っ白で…何も見えない…

—ユロ。

ぇ?!ロック?!

「ロック!」

目の前に現れたロックは、自分の手を見て悲しそうに…

微笑んだ。

—ごめん、こっから先、俺はついていけない…

「ど、どうして!?シロナさんは!」

—良いんだ。ごめんな…

ごめんな…?どうして。どうして、そんな悲しい言葉を言うの?らしくないよ!!私…

そう思ってるうちに、真っ白な空間は消え去っていた。


ユ「…おもたぁい…」

目を開けると、其処にあったのはロックの顔だった。

目を閉じたロックは、必死に目を開けて苦しそうに口を開く。

ロ「ユ…ロ…」

ユ「…ロック?どうしたの…?!待って、何で…」

思い出した。狐に襲われたユロは死を覚悟して…

ユ(私…生きてる…ロックが苦しそうにしてる…?)

ユ「待って…ロック、もしかして…」

恐ろしい考え。

絶対、ユロがやってほしくなかった事。

ユ「私の事…かばったの…?」

ロックが力なく微笑む。

優しさに、溢れた瞳で。

ユ「そんな…」

ロ「俺…もう、だめだ…」

ユロが上半身を起こす。ロックの背中に、大きな赤い染みの様なものが出来ている。

ユ「何で…かばわないでよ!!勝手に…勝手に…」

涙が溢れて来る。悲しみが心に穴を作った。

ロ「何で…って…決まってるだろ…?」

狐「クソ…ジャマシヤガッテ…」

ユロとロックの視線が合う。涙に濡れた瞳と、優しさに溢れた瞳・・・

狐の存在など忘れて、ユロは消え入りそうな言葉に耳を傾ける。



ロ「ユロ…大好きだから…」

ユ「ッ!!」

ユロの左手に乗せられたロックの手を、右手で包み込む。

ロ「だから…守りたかった……!!」

ユ「ロ…そん…な…!!!!」

涙が、止まらなかった。

ユロの瞳から、涙が止まらなかった。

ユ「私も…好き…だよ………」

彼の手が滑り落ちた。

目がゆっくり閉じられて、静かに零れ落ちた1粒の涙。

ユロは、受け止めたくなかった。

でも、心からわき上がる悲しみは、声にして吐き出すしかなかった。


狐「イッショニキエロ・・・」

光る尻尾をユロに向ける。

狐「コレデ…オワリダ!!」

紫「そうはさせない…よ?」

狐「!」

矢が刺さり狐が岩壁に打ちつけられた。

狐「セ…『セイギノモノ』…ソンザイカクニン…プログラム…ハソン」

バン、と音がして狐は動かなくなった。

紫「プログラムか…良く生き残ったね、人間さん…」

紫音の栗色の髪が風に揺れる。

彼女の武器—弓矢は不思議な薬を塗ってある。ジャスティスキラーの者には効果が抜群。

紫音が無言のままユロ達に近づく。泣きじゃくるユロには足音が聞こえない様子。

ユ「嫌だよ…来ないでよ…!!!!」

紫「!私は、敵じゃ・・・」

?「よおく気付いたな〜…」

紫音が振り返る。そこに居た、怪しげな黒服の男—

紫「お前ッ、ジャスティスキラーの…!!!」


?「終わりだ—」


バアン、と銃声が響いた—

Re: ロック×2 〜オリジナル小説〜コメント下さい! ( No.25 )
日時: 2011/07/02 23:19
名前: 小池 (ID: 8Zs8HT.V)

わあああああすげえええええ一気に読ましてもらいやした!!
わあああてかろっくうううううううううううううううううううう!!

Re: ロック×2 〜オリジナル小説〜コメント下さい! ( No.26 )
日時: 2011/07/03 16:50
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

小池さん

お、落ち着いて下さい!!!!解読に4秒かかりました!!!←
漢字を使おう☆

ロック、良かったよ。君を応援してくれる人がいたよ…
更新しよう。うん。
ロ「ユロ、大丈夫かよ?!」
君、かばったの間違いだったかな?
ロ「そんな事は無い!!!」


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