二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ジョ−カ−の国のアリス
- 日時: 2011/12/27 12:40
- 名前: 隼子 (ID: f4Q8EoDG)
- 参照: http://pasusitai
小説の書き方とかよくわからないですが頑張ります。
コメントは大歓迎です!質問とかあったら言ってください。分かる範囲で答えます。
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- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.85 )
- 日時: 2012/01/30 06:31
- 名前: カノン (ID: L0v6OTPI)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
来ちゃいました!
今までたまっていた分、まとめて読ませていただきました。
一言で言うと・・・おもしろい!続き・・・がきになります。
ああ、すごい面白かったな。(九尾)
めずらしい・・・・九尾がそんなこというなんて。
相当九尾のお気に入りになったみたいですよ、この小説。
でわ、また。
- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.86 )
- 日時: 2012/01/30 13:37
- 名前: 隼子 (ID: N5yVg.Pp)
- 参照: http://pasusitai
本当ですか!!?嬉しいです〜〜!!
九尾さんのお気に入りになれたこと、とても光栄に思います!
ここにはいつでも遊びに来てくださいね!
カノンさんも面白いと言ってくださって本当に有難うございます!!
今、とてもテンションが上がっていますが、あんまり気にしないでくださいね。
では、また来てくださると嬉しいです!!
- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.87 )
- 日時: 2012/02/04 16:19
- 名前: 隼子 (ID: vIJhruab)
- 参照: http://pasusitai
こんにちは!隼子です。今日はおじいちゃんの家にお泊まりするので、更新できるのは明日からになります。
なぜ泊まることになったのかというと、私の家族が皆インフルエンザに感染してしまったので、自分の家は危険という判断です。
皆さんも風邪などには気を付けてくださいね!では。
- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.88 )
- 日時: 2012/02/05 15:54
- 名前: フルーラ (ID: z5Z4HjE0)
家の方は大丈夫ですか?!
実は私の家も、妹がインフルエンザにかかってしまって大変なんですよね・・・。
(ちなみに、フルーラは風邪ひいてないぜ!なんたって{馬鹿は風邪を引かない}だもんな!!)
〜〜〜う、うるさいよブラック!
・・・・コホン。
取り乱してしまってすいませんwww
小説読ましてもらいましたが、隼子さんの文章は神文ですね!!
(馬鹿フルーラとは大違いだぜ)←言い返す言葉がない
また来ます!
(またな)
- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.89 )
- 日時: 2012/02/07 17:35
- 名前: 隼子 (ID: QXmYx0S/)
- 参照: http://pasusitai
第十一話「看守と黒い影」
ブラッドの屋敷でパ−ティ−をした後、今の服装で町の家々を周っていた。だが、それももう終わり。
ブラッド「どうだったかな、お嬢さん。楽しかったか?」
ブラッドが屋敷の帰り道に聞いてきた。
「ええ、それなりに楽しかったわ」
(皆と一緒だったもの)
一人でやるよりも何倍も楽しかった。
元の世界ではハロウィンはやったことがないが、姉の『ロリ−ナ』と、妹の『イ−ディス』と、私でハロウィンができたなら、この人たちの時と同じように楽しめただろうか。何故かそんなことを考える。
(きっと私は・・・・・)
ディ−「どうしたの、お姉さん?」
ダム「考え事?それとも、嫌なことでもあったの?」
考え事をしていたら、双子たちは心配して、私の顔を覗き込んできた。
「嫌なことはないわ。考え事をしていただけよ、気にしないで!」
顔に笑みを張り付ける。双子たちも安心したらしく、ニコニコしている。
(変なことは考えないようにしよう)
皆に余計な心配をかけるだけだ。
「私が付いて行けるのはここまでね。気をつけて帰ってね!」
私はハ−トの城に帰るので、彼らとはここでお別れだ。
エリオット「あんたも気をつけて帰れよ、アリス!」
「ええ。有難う!」
私はマフィアの一味に見送られ、森のほうへと歩いて行った。森が近くなるにつれて、周囲は暗くなり、静かになる。
(早く帰ったほうがいいわね)
今が夜だということもあるが、あの監獄みたいな場所に迷い込む前に帰りたい。
「・・・・・!!?」
そう思っていたにも関わらず、私は来てしまった。
(ああ、やっぱり・・・)
間近で見ると確信できる。ここは『監獄』なのだと。だが、こんなに広い監獄なのに、囚人は一人も入っていない。そして、何故か玩具がそこら中に転がっている。
「おい、お前。こんなところで何してるんだ?」
いきなり声がして振り向くと、そこにはジョ−カ−がいる。
「わ!?ジョ−カ−・・・?」
何故か彼がここにいる。人格もまた変わっているし、服装もいつもの道化師の服ではない。灰色の服と帽子を身にまとっている。
「何だよ、見ればわかるだろ?それとも馬鹿なのか、お前」
ジョ−カ−は暴言を吐く。いつもと服も性格も違うことに気をとられているため、スル−してしまった。
「・・・・・」
「お前、熱でもあるのか?何かいつもよりおかしいぞ?」
「いや、そっれはあなたでしょう!」
思わず突っ込んでまったが、私より彼の方がおかしい。
「〜〜〜〜〜〜ってんじゃねえよ!俺は正常だ」
「・・・・・・。あなた、二重人格なの?」
「失礼な女だな、俺は病気じゃねえよ」
病気じゃないならなんというのだろう。顔も同じで声も同じ、とっ言うことは同一人物だろう。
「じゃあなんなのよ?いきなり性格が変わることを二重人格っていわなかったらなんなのよ!?」
「はあ?おまえ本当に馬鹿だな。ジョーカーと俺を間違えてやんの」
「???貴方が、ジョーカーじゃ・・・・」
(あ!!解った。)
彼は仮面のジョーカーだ。
でも、あれはジョーカーの腹話術という話だった。どう言う事なのかよく分らないが二人いるということだろう。
「あなたもしかして二人いるの??」
「やっと解ったのか・・・説明してやるよ。俺らはジョ−カ−という名前で二人いる。同じジョーカーだが、あいつと俺は違う。同じ分だけ、違うんだ」
「・・・・・?」
こっちのジョーカーは、説明が上手くないらしい。
何を言っているのか、よくわからない。
私の反応など無視して彼は読ける。
「俺とジョ−カ−は実際に仮面と体を交代できるんだ。それだけじゃなくて、同じ世界に二つの体で存在することもできるし、違う世界に飛ぶこともできるんだぜ?」
「あなた達双子なの?」
「双子だって?帽子屋屋敷のガキみたいにか?冗談じゃない。俺たちは兄弟でも血縁者でもない」
双子じゃないなら何だというのか。
「それより、お前、何か隠してるだろ?甘い匂いがするぜ?」
「あ、うん。お菓子のことね」
ハロウィンで貰ったお菓子。ジョ−カ−は最初から気づいていたのだろう。
(いつも食い意地が張っているものね)
ポケットに入れていたお菓子を少し取り出した。すると、ジョ−カ−が手を伸ばす。
「俺にも寄越せ」
「本当に口が悪いわね」
ジョ−カ−は私があげたお菓子を袋から取り出してムシャムシャと食べ始めた。こうして見ていると、違うというのは本当らしい。
「そういえば、どうしてあなたはこんな所にいるの?何かやることでもあるの?」
「ばぁ〜〜〜か。それは俺が聞きたいぜ。何で用もねえお前が来るんだ?」
ジョ−カ−は壁に、凭れ掛りながら、お菓子を食べる。
「馬鹿じゃないわよ!それに来たくて来たわけじゃないわよ。そう言うあなたは何しに・・・・・」
(!!!?)
言いかけて止まる。突然、お菓子を食べているジョ−カ−の横の影が濃くなった。しばらく、その影はもやもやと動いていたが、やがて人間の形へと変わり、灰色の服を身にまとった状態でジョ−カ−の近くに寄ってきた。この服は看守服だろう。ジョ−カ−はそれと似ているが、少し違う看守服だ。ネクタイに模様があり、腰の仮面に鍵束がかけてある。
そして、私はこの影のような黒いもやもやを知っている。影のようなあやふやな存在。
(残像・・・・・!!?)
「どうしてって?決まってんだろ、仕事、仕事。俺はここの所長だからな。囚人で遊ぶのが仕事なんだよ。俺はジョ−カ-と違って、変な趣味は持ってねえがな」
(いやいや、充分変な趣味を持ってるわよ!)
ジョ−カ−はそう言い終えると、暗い闇の中に溶け込むようにどんどん見えなくなっていく。
私はただそれを、ぼんやり見つめていた。
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