二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ジョ−カ−の国のアリス
- 日時: 2011/12/27 12:40
- 名前: 隼子 (ID: f4Q8EoDG)
- 参照: http://pasusitai
小説の書き方とかよくわからないですが頑張ります。
コメントは大歓迎です!質問とかあったら言ってください。分かる範囲で答えます。
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- Re: ジョ−カ−の国ののアリス ( No.35 )
- 日時: 2011/12/22 15:30
- 名前: 隼子 (ID: qdcBP0oS)
- 参照: http://pasusitai
コメントありがとうございます。
そうですよね!自分のぺ−スで頑張ります!!
- Re: ジョ−カ−の国ののアリス ( No.36 )
- 日時: 2011/12/24 09:19
- 名前: 愛弓 (ID: ztDxVDAP)
有り難うございます!。
「魔天使マテリアル 魔界の第2王女様は」
っていう題名です。
コメントもして下されば、返しますますので。
(週末だけ更新)
- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.37 )
- 日時: 2011/12/27 12:39
- 名前: 隼子 (ID: f4Q8EoDG)
- 参照: http://pasusitai
教えてくれてありがとうございます!!
ちょくちょく見に行くかもしれませんが、よろしくお願いします!
- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.38 )
- 日時: 2012/01/09 06:50
- 名前: 隼子 (ID: QNWf2z13)
- 参照: http://pasusitai
第七話「雪祭り」
ここは、ハ-トの城の中だ。沢山の客室があり、その中の一部屋を私は使わせてもらっている。
今、私は本を読んでいる。この前街に出かけたときに買った物だが、内容は、少し大人向けの小説だ。本を読んでいるときは時間を忘れてしまう。まるで、本の中に吸い込まれるような感じになってしまう。
コンコン・・・
誰かが私の部屋のドアをノックした。その音で私は我に返った。
(誰だろう・・・・・)
「はい・・・どうぞ」
ガチャ・・・
入って来たのは、この城の一般兵だった。何かあったのだろうか。
「すみません・・・・これを届けに来ました」
彼はそう言って、手に持っていた封筒を私に差し出した。色は薄い抹茶色だ。
「これって・・・・」
封筒を受け取り、その中身を確認した。開けてみると、『雪祭りの招待状』と書かれた紙が数枚入っている。それ以外は何も入っていない。雪祭りということは冬だから、塔のイベントなのだろう。
「クロ-バ-の塔からの招待状です。要件はこれだけですので・・・」
「ありがとう」
ガチャ・・・
彼は軽くお辞儀して部屋を出て行った。
(雪祭り・・・・か)
行くか行かないかは決まっている。勿論、私は参加するが、一人で行こうとは思わない。
(ビバルディも誘おうかな)
ビバルディにはいつもお世話になっている。たまには出かけて楽しい思いをしてほしい。今は謁見室で仕事をしているから邪魔をしない為にも私は先に季節を変えたほうがいいだろう。
ガチャ・・・・・
ジョ-カ-に会うために森に向かって歩く。城を出て、町を超え、森に着いた。森は明るく、遠くから声が聞こえる。多分サ-カスの団員達だろう。キョロキョロしながらジョ-カ-を探し、森を歩く。
(あ!)
「ジョ-カ-!」
ジョ-カ-が居た。彼はこちらを見るなりニヤニヤしだした。
(何か付いているかしら)
心当たりがない。なぜニヤニヤしているのか分からない。不安になる。
「な!・・・何ニヤニヤしているのよ!!」
彼はいつも笑っているが、いつもとは違い、今はニヤニヤしているのだ。
ジョ-カ-「え?ニヤニヤしている?・・・・・そうかなぁ?」
「しているわよ!」
仮面「バレバレだぜ、ジョ-カ-?」
ジョ-カ-「ははは・・・・・ごめんね?この前、君が遊園地に行った時に心配になって後から見に行ったら丁度・・・・・君がチェシャ猫に迫られているところを見ちゃってね」
「・・・な!?」
(何てとこ見ているのよ・・・!!)
あの時のことを思い出す。ボリスが私に近づいて来た所から見られていたということになる。思い出すだけでも顔から火が出そうだ。
「何で止めてくれないのよ!!」
ジョ-カ-「止めなくてもいいだろう?俺だって心配で見に行っただけなんだから」
「面白がってただけだろ。俺も面白かったから笑ってたけどな、ケケケケ・・・!」
さも面白かった様にジョ-カ-の仮面は笑う。だんだんと腹が立ってくる。
「笑わないでよ!!」
仮面「ケケケケ・・・・面白えな、がきんちょ」
(ムカつくわ)
「えい・・・・!」
流石にもう我慢できない。散々笑われて腹が立つ。仕返しに仮面の額に軽くデコピンする。
ペチっと軽い音が鳴った。
仮面「いってえなぁ!このがきんちょ!!」
「む・・・・子供じゃないわよ!」
「どう見ても子供だろ!〜〜〜〜〜ながきはこれだから」
「どういう意味よ!」
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仮面との言い争いはなんとか、ジョ-カ-が止めてくれた。そして季節を変えてもらい、ビバルディを誘って今、塔に向かって歩いている最中だ。
ビバルディ「うぅ・・・・寒い。なんでこんなに寒いのじゃ」
「冬だから仕方ないでしょ」
メイド1「ええ、冬だからです。」
メイド2「冬ですし、雪も降っていますわ」
冬だから雪が降っている。だから寒い。そんなことはビバルディだって分かっているだろう。彼女が言いたいことは分かるが、この寒さはどうしようもない。
「そんなことは分かっておる!でも・・・寒い」
「我慢してよ・・・・ね?」
しばらく歩くと塔に近づいてきた。グレイとナイトメアがすぐそこで待っているのが見える。
「グレイ!ナイトメア!」
私は急ぎ足で彼らのそばまで近づいた。
「ユリウスは?」
グレイ「時計屋は仕事があるから参加しないらしい・・・・・」
「ふ−ん・・・」
(ユリウスらしいけど・・・残念)
ナイトメア「どうだ!引きこもりの時計屋より、外に出ている私の方が偉いだろう?」
(どうかしら・・・あなたも仕事したら?)
ナイトメアは自分の仕事をなかなかやらない。仕事をしているユリウスに比べたら、彼は全然偉くはない。
ナイトメア「グレイ・・・アリスが冷たい。」
グレイ「あなたは偉いですが、もう少し薬を飲んで下さると嬉しいんですが・・・」
ナイトメア「嫌だ!薬は苦い!!ついでにお前の作った料理も嫌だ!!」
グレイ「我慢してください。体にいいものを沢山入れてあるんですから」
ナイトメア「あれはどう見ても体によくなさそうだぞ!?あんな紫色のお粥があってたまるか!!思い出しただけでも・・・ゴファ」
ナイトメアが雪の上で血を吐いた。さっきまで真っ白だった雪は、どんどん赤色に染まっていく。
ビバルディ「どうしようもない奴じゃ」
ナイトメア「どうしようもなくないぞ!?私は偉いん・・・ゴホゴホ」
(どうしようもない奴)
私もビバルディと同じく、そう思う。ナイトメアはどうしようもない大人だ。
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しばらく町や塔の周りを見て回り、どんな雪像があるのか見て回った。自分で作ってみたりしたが、なかなか上手く綺麗には作れなかった。しばらくそうしている内に、ナイトメアの体調が悪化し、私たちも寒いので、一端クロ−バ−の塔で休ませてもらうことになった。
今私たちは、クロ−バ−の塔の客室で休んでいる。コタツでみかんを食べているのだ。
「暖かいわね〜」
ビバルディ「なんだか眠くなるのう」
メイド1「ですわね〜〜」
メイド2「気持ちいいです」
私たちはコタツに入り暖まっている。ぐったりとして眠ってしまいそうだ。
コンコン!
グレイ「入るぞ」
と、そこにグレイが入ってきた。手にはチョコレ−トの入った箱を持っている。
グレイ「さっき街で買ってきたんだ。溶けるから早めに食べた方がいいぞ。」
グレイはチョコレ−トの入った箱を机の上に置き、ドアノブに手をかける。
ガチャ
「ありがとう」
私がそう言うと、グレイは微笑みながら戸を閉めた。
バタン
ビバルディ「チョコレ−トか!丁度小腹が空いておったのじゃ!・・・このチョコレ−ト形が色々あって可愛いのぉ!」
ビバルディはいつにも無くニコニコしながら、様々な形のチョコレ−トを食べている。今のビバルディの顔は、ハ−トの城の女王様という顔ではなく、少女の笑顔という感じだ。とてもご機嫌なようだ。
ビバルディ「アリス」
「?」
優しい声で名前を呼ばれた。
ビバルディ「雪祭り・・・・・・誘ってくれてありがとう。たまにはこういうのも、いいものだな」
「ええ。」
メイドさん達が微笑んでいる。
ビバルディが喜んでくれて私も嬉しい。
たまにはいいと思う。私だって同じだ。こうしているだけで幸せなことのように感じる。
- Re: ジョ−カ−の国のアリス ( No.39 )
- 日時: 2011/12/27 17:41
- 名前: 隼子 (ID: 2Q8F7vkS)
- 参照: http://pasusitai
ふぅ・・・・・今書き終わりました!かなり長かった気がします。
まだ第八話を考えていないので、いつ更新ができるか分かりませんが、精いっぱい頑張ります!!
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