二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【国誇るる】ワンピース男主夢小説
日時: 2013/01/12 23:09
名前: 九流 (ID: uRjlitq/)

はじめまして九流といいます。
今回初投稿ワンピース男主夢小説です

まだはじめたばかりですくないですがよろしくお願いいたします


基本ワンピースの設定のままで、新世界シャボンディ諸島から話ははじまります
主人公はすでに麦わら一味にいる設定


スレ
設定>>1
前書き>>2>>3
第一話 半年前の手紙編
>>5>>6
第二話 出会い編
>>7>>8>>9>>10>>11>>12>>13>>14>>15>>16>>19

番外編>>20>>22>>24>>26>>27

第三話 新参者編
>>31>>33

中書き
>>28
サリー様
返信>>18>>23>>30

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Re: 【国誇るる】ワンピース男主夢小説 ( No.9 )
日時: 2012/02/26 01:33
名前: 九流 (ID: 9cJ6xZl9)  



サニー号
医務室


======


チ「取りあえず命に別状はないけどこの怪我だし油断はできないな」


ナ「そ……そう」



チ「ルフィに釣られてなかったら死んでもおかしくなかったぞ」



ウ「強運なのか不運なのか分からねぇが拾っちまったもんは仕方がねぇとして

コイツなんで海なんかに沈んでたんだ?



ル「不思議人間だなぁ」


ウ「いやっ違うだろう!」




ナ「とにかく今はこの状態じゃ事情も聞けないし暫く様子をみましょう

ほらっチョッパーの邪魔しちゃ悪いから外出た出た」



ナミの号令をもとに各々外に出ていく


しかし最後に出ていこうとしたゾロがちらっと壁に立て掛けられている刀を見て



なにか思う所があったのか黙って外に出ていった





ゾ(あの刀……ふっ面白れぇ)






それは正しく剣士の目
強い相手と闘いたいとウズウズしている目だった



Re: 【国誇るる】ワンピース男主夢小説 ( No.10 )
日時: 2012/02/26 02:10
名前: 九流 (ID: vysrM5Zy)  




Side genryu



懐かしい夢をみた




幼い自分が必死にあの人の背中を追いかけている

追いかけても
追いかけても
届かないし縮まらない距離



いつの間にか必死に走っていた自分は

現在(いま)の姿に変わり
あの人の……先生の背中を追いかけていた



あぁ……
この距離が貴方と
俺の技量の差


貴方に追い付きたいとする

俺はなんとも無力で滑稽だろうか




先生……

俺は……私は……


ただ貴方の隣に並びたいだけなんです



======


『せ……先生……


うっ……』



小さな光と酷い痛みに現実に戻され
朦朧とした意識の中
そっと薄目を開いた

『……うっ』

まだ眩しいのか目をすぼまして慣れてきた頃。


状況判断に頭を巡らせる


『ここは……俺は……いったい』



誰もいない部屋に寝かされ
まだ痛む体に構わず起こした


『刀……』


手当された体をみて手を動かしながら自分の刀に手を伸ばすと服装を整え重い足取りで部屋の扉を開いた

そこは思いもよらない場所で

『ここは……海の上だったのか



どういう状況でこうなったのかは知らないが
助けてくれた恩はある

だが長居する訳にもいかないだろう


調度、今は夜も更けているし逃げ出すならば
このチャンスして他にはない


何か小舟はないか……

痛む体に鞭をうちながら看板にでた


この時、まだ回復しきれてなく何時も敏感な気配に気がつけなかった


鋭く尖った刃物のような視線に



第二話【国誇るる】出会い編 ( No.11 )
日時: 2012/02/26 20:16
名前: 九流 (ID: uRjlitq/)







ゾ「あいつは…」


こんな真夜中いつもは熟睡してるところだが見張りがてら外にいたゾロ


ゾ「こんな所で何してんだ?…」


暫く様子を伺うことにしたのか黙って見てると
何やらキョロキョロ挙動不審


ゾ「(あの着物は…昨日は気づかなかったがあれはワの国の…

ますますおもしれぇ…)」


落ちてきた時はあんな荷物あったのか分からないが痛い体を引きずって
肩に下げていた笠を被り刀を腰にさして
月を見ると何やらぶつぶついっているがゾロには聞こえない




『先生…』


ただ月をみながらあんな顔をするぐらいだ
何か思うことがあったのだろう
しかし次の瞬間

海を見つめてサニー号の顔部分によりかかると

座りこんでしまった。


『くっ…』



どうやら本人が思ってるよりも怪我はひどいらしい


それにはゾロもさすがに心配になったのか
上から声をかけた


ゾ「おい…アンタ…」



『く……?…』


ゾ「その怪我でちょろちょろされて悪くなっても気分がわりぃ…布団に戻ってもらおう」

スタッと着地したゾロを見て




『…はぁ…ちょうどいい…

小舟をだしてもらおう…海賊』


どうやら海賊船だということは分かっていたらしくフラフラしながら
ゾロのもとに歩みよる



ゾ「そんなフラフラの体で何ができんだ?サムライ…」


口で刀の鞘をあけ刀を向け構える。



ゾ「やっぱりな…その刀…名刀登龍…」



『この刀のことしってるのかい…

…黙って小舟ばだしてもらえんようじゃし…

こりゃぁ面倒なことになったのぉ…』


ゾ「おい構えなおせよ…逆刃刀とは随分と余裕だなって…くそ!

おい!サムライにしちゃ卑怯なマネだな」


『俺は急いでる…海賊ごときに構ってるヒマはねぇー

早く小舟を…わたせっ!』


切羽詰まったようにゾロに切りかかる



ゾ「そうこなっくっちゃおもしろくねぇ!なぁサムライ」


『サムライサムライうるせぇな…』


言葉の合間合間に切りあっている


ゾ「どうした息があがってるぜ…」


『ふっ…そりゃぁこっちのセリフだ…海賊さん?』


ゾ「ちっ…怪我人だから手加減しただけだ」

『そうかい…まだそんな余裕があったのか…


馬鹿にしてると死ぬぞっ!



ゾ「ぐっ…てめぇ・・(怪我しててこの力か)」

『さぁはよ…小舟を…だ…せ…よ』

バタン


ゾ「おっおい!」


急に話の途中で倒れたために戦闘モードのゾロも思わずかけよった


その声を最後に源流は意識をうしなったのだった。



第二話【国誇るる】出会い編 ( No.12 )
日時: 2012/02/26 21:11
名前: 九流 (ID: uRjlitq/)







=========



チ「全く…怪我してるのに決闘なんて」


ゾ「俺は悪くねぇ…こいつから切りかかってきたんだ」


サ「たくっ夜中におこされたと思ったらとんだ人騒がせだ」


ロ「でもこの人…なんでそんなに急いでたのかしら」


ゾ「さぁーな…事情までは話してなかったが…

海賊が嫌いだってことはわかった…」


ナ「なにそれ…凄く物騒な人拾っちゃったわね」



チ「あれ?ゾロ腕怪我してるぞ」


ゾ「??…いつの間に切られた覚えはなかったが…」


チ「この怪我でゾロに切り傷をあたえるなんて…」



ゾ「ただもんじゃねぇーことは確かだ…刀を通して感じた」



全「…」



ゾ「チョッパーだけじゃ心配だ
俺はまた逃げられても面倒くせぇし扉の前で見張ってる」



ナ「わかったわ…じゃぁお言葉に甘えて…私たちはもうひと眠りしましょう…ふわぁ」

サ「そうですねナミさぁ〜ん!おいマリモしっかりみはってろよ」


ゾ「てめぇにいわれなくても大丈夫だからさっさといけ!うっとうしい」

サ「あぁ?やんのか」


ナ「ほらほら喧嘩しないの解散解散!」


サ「はぁ〜いナミさぁ〜ん」


バタバタと騒がしい後ろ姿にはぁとため息をついて

ゾ「チョッパー俺は扉の前で見張ってる…何かあったら呼べ」

チ「うん…わかった」

そういい残しゾロも外へと去っていった


チ「…怪我のせいで熱まででてる…


この人…そうまでして帰りたい場所でもあるのかな?」


乱れてしまったかけ布団をそっと治すと

チ「アレ?この人の服に…あぁ!桜だぁ!この桜綺麗だぞ

そういえばドクターも言ってたっけ…桜が好きなやつに悪いやつはいないって

うん…この人は悪い人じゃないきっとそうだ!」




なんて言いながら小さい体で必死に看病するチョッパーはとてもかわいらしいく微笑ましい光景。



第二話【国誇るる】出会い編 ( No.13 )
日時: 2012/03/05 21:39
名前: 九流 (ID: uRjlitq/)





夜中の一件から徹夜で看病していたチョッパー。


チ「ぐー…」


寝息をたててベッドにひじをついて寝ている


扉の隙間からその様子を確認したゾロはやれやれといった様子で
柔らかく微笑むと一旦、その場をはなれるのだった。


=======



side genryu


体が重くて熱い


真っ暗だ…

あぁまた俺は夢を見てる



今度は誰もでてこない一寸先は闇
俺は死んだのか?



死んだんなら…


もう失わずにすむのか


それなら死も

わるかねぇ…



『…っ』

そっと目を開け手をかざすと
寝苦しさとと痛さがリアルで感じる



『…なんだ…まだ生きてんのか…

俺もしぶてぇな…ははっ…』


そこは恐らく最後に気絶した船の医務室かなんかだろう。
ご親切に一度起きたベットで再び乱れていた包帯も巻きなおされている






『ご親切に…変わった海賊もいたもんだ』


『いてててっ…』

痛みで顔を歪めていると部屋には刀や身に着けていたものはすべて没収された模様。

勝手に人のもんに触りやがって…




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