二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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大蛇の錬金術師
日時: 2012/07/27 22:34
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

説明と注意事項

・この作品は、荒川弘作の「鋼の錬金術師」×岸本斉史作「NARUTO」のクロスオーバーですので、
それぞれの原作には無い人物やエピソード等が御座いますのでご理解のほどをお願い致します。

・また、作者は大体二十巻から飛んで最新刊しかNARUTOを存じません
(あと、記憶が曖昧な部分も)。
・そのため、不備等がありますのでご注意ください。
ですので、あらすじを教えてくだされば大助かりです!!

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Re: 大蛇の錬金術師 ( No.10 )
日時: 2012/08/02 16:13
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

第3話 「流浪の民」

「(……そんな事しても無駄よ。
 目の前のこれは、全て現実なのだからね )」

ー オ……ヴィ……… ー

「(選別よ。
 記憶と魂だけは残しておいてあげる……
 ただし、これっきりよ。
 人間が思い上がらないように、
 正しい絶望を与えるのが私という存在。
 それ以外は何も与えはしないのだから、用心をしてね )」

ー オク……ア…ま! ー

(嫌…私は、まだ死にたくない!!
 もっと、もっと生きたい……!! )

ー オクタ…ィア様!! ー

「オクタヴィア様!! 」

「…“持っていかれた”…… 」

半ばまどろみの中にある少女は、
うわごとのように“持っていかれた”を繰り返す。

「しっかりなさってください!
 オクタヴィア様!! 」

「えぇ、大丈夫よ…ローヴィス。
 ちょっと、怖い夢をね…… 」

オクタヴィアSIDE

また、あの時の夢をみた。
“真理”という、靄に似た輪郭だけがある透明人間のようなナニカに、
前世の記憶と輪廻転生の大元となる魂以外の全てを“持っていかれた”
まだ、大蛇丸だったあの時のを……。

「それで、何のようかしら……?
 今日の鍛練はなかったはずだけど……?? 」

「今日は何の日かお覚えですか?
 10月26日…貴女様の十歳のお誕生日ですよ!!? 」

そう言えば、そうだったわね。
前のを入れると、精神年齢は六十すぎ……。

…………。

そう、真理とかいうナニカのはからいらしく。
昔の記憶を保ったままでいつの間にか、
ヘソの尾を切って間もないない赤ん坊になっていた。
しかも、前と同じ日に流民の族長の一番上の娘として……

「そうだったわね。
 ここのところ色々忙しかったし、すっかり忘れていたわ 」

「ご自分の大切な日を忘れないでください!! 」

そういって、突っ込みをいれるローヴィス。
この子は……
産後のひだちが悪かった今世の母に代わって、
この私を育ててくれた乳母やの息子。
つまり、同い年で乳兄妹兼幼なじみ兼従者なのよね。

「フフフっ……冗談よ。
 ちょっと、からかっただけ 」
これって、この体にあわせてなのか?
最近まで言葉は退行していたわ、リーチや身体能力のスペックは違うわ。
いろいろな意味で前とは違う。
特に容姿。
元の世界でいう北方の人種にあたり、
薄めの金髪、そして……。

「さあ!
 正装着に着替えて、僕のお母さんのことにいきましょう!! 」

ふと、そばにおいてあった手鏡をとって覗き込むと。
そこには、黄色に近い金色の瞳の自分がこちらを見ていた。


続く
後書き

サチカさんのコメントを元ネタに、
大蛇丸は、真理によって?女として爆誕(笑)。
ちょっと、お茶目になって。

Re: 大蛇の錬金術師 ( No.11 )
日時: 2012/08/05 01:36
名前: サチカ ◆iYEpEVPG4g (ID: IGAMlEcf)



こんばんは! 受験生なので色々あり疲れました!
疲れましたがPCはしたいので夜中に遊びます。

僕……だと……僕っ子……僕っ子だと…?
やべえオクターちゃん超かわいいライオンの子供みたいなオクターちゃん想像したまじかわいい。

オクタヴィアちゃんはもうエド達の世界に来ているみたいですね。
だとしたら両腕ぱっちん錬金術が使えちゃったり?

とりあえずオクターちゃんかわいいです。

Re: 大蛇の錬金術師 ( No.12 )
日時: 2012/08/05 03:06
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

えぇ、と……。
一人称も言葉使いも基本的に変わりませんので、僕っ娘ではございません……
一人称が僕は、乳兄弟のローヴィス君です。
紛らわしくてすみません。

Re: 大蛇の錬金術師 ( No.13 )
日時: 2012/08/06 04:09
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

主人公設定

オクタヴィア・アプスロフィズイ

「やれやれ。
 ぬるま湯に浸かってたおかげで、
 すっかり甘くなったものね…… 」

「ある目的で“真理”を追い求めた。
 その結果がこれよ……
 私は魂と記憶以外の全てを持っていかれた 」

性別:女
原作開始時点の年齢:18歳

職業:錬金術師

容姿・身長:銀の匙の、
     稲田多摩子の痩せたバージョンを金髪金眼にしただけ。 スタイルは良い。
     身長は172cm。

性格:本人曰わく、かなり温和になった。

好きな物:冷たい食べ物、強い者との戦い

嫌いな物:真理、熱い食べ物

設定:前世はNARUTOの大蛇丸。
   死者を生き返らせようとした事で、真理に裁かれて転生。
   最初は色々な意味で、かなり戸惑ったが、
  時と共に順応してゆき、狂気の影は消えている
   (しかし、戦いと強さを欲して戦う所は変化なし)。
   それどころか、錬金術という未知の技術に関心があってか、
   すぐ下の弟と共に父親から錬金術を学ぶ向上心がある。
   ただ、真理に二度と会いたくないと思う程のトラウマがあり、
   前世のように禁危を犯す気は無し。

その他:ファミリーネームはギリシャ語で白蛇。

Re: 大蛇の錬金術師 ( No.14 )
日時: 2012/08/06 15:04
名前: カササギ ◆Uo2IMB2rqI (ID: ???)  

IF 生まれてくる世界が違っていたら

「IN クレイモア(男戦士&名前が違う) 」

組織を潰して10日。
ミリア率いる戦士達は組織の船によって、
普通に自分の足でゆくよりも倍早く聖都へ到着し、
そこで見たのは何十人もの、
かつての一桁ナンバー達であった。
男時代のナンバー4クロノスと6のラーズ。
はねっかりで有名だったナンバー2オクタヴィア。
そして……

「あら、貴女が組織を潰したという娘かしら? 」

「何だ。
 この女口調のヤローは? 」

「こいつは、男時代最後のナンバー5。
 “流血”のオーランド……
 より強い者や戦いを欲し、常に流血さたが絶えなかったときく 」

愛憎のロクサーヌ、鮮血のアガサ、凶戦士オフィーリア。
いずれも仲間の命をどうとも思わず。
常に強さや戦いを追い求め、流血が絶えない戦士だった。
しかし、それらをも上回る凶悪さを持ち合わせ、
支払いを渋った街の住民を勝手な判断で、
りょうき的に一人残らず皆殺しにし、
それによる粛清の場で組織の人間や戦士を瀕死もしくは、なぶり殺しにした末。
覚醒した組織の歴史上最悪といわれる由縁をもつのがオーランド。

「若いながら、良く知っているわね。
 あれから、ずっと食っちゃ寝を繰り返していたけれど。
 今回、とても面白そうに思えたから南から出てきたのよ 」

後書き

オクタヴィアだと、紛らわしいのでオーランドに変更。
容姿は若く洋服を着た大蛇丸といったところで、
覚醒体は日本神話の八又ノ大蛇か、ギリシャ神話のテュポーンのいずれかで想像してください。

「IN ハリー・ポッター(女性バージョン) 」

「ヴォ…名前を呼んではいけない例のあの人の親戚!? 」

目の前の女性が名前を呼んではいけない例のあの人の親戚ときき、
ハリーは驚いた表情で目を見開く。

「そうだ……
 彼女の名はオクタヴィア・スリザリン。
 正真正銘、偉大なるサラザール・スリザリンの子孫だ 」

マルフォイ氏の話しによると。
一度は偉大なるスリザリンの血統を持つ者で、
蛇のアニメーガスでかなりの実力者だった為。
誘われたらしいものの、辞退したのだとか。

「えぇ。
 秘密の部屋も開けるし、バジリスクを操れるわよ?
 でも、あいつとは相容れない質でね……
 ちょっと地形が変わる喧嘩をして決別したわ…… 」

(ちょっと、どころではなかろう。
 地形を変えたうえ、マグルに見られたのだから
 後始末が大変だったんじゃぞ? )

後書き

秘密の部屋終盤のエピソードから。
ヴォルデモートに匹敵する力同士の戦い……
えぇ、とんでもない事になります。

「IN 魔界戦記ディスガイア 」

赤い月
赤い月
罪を犯した者共の
汚れを清める赤い月
今宵は誰が生まれ変わる
今宵は誰が生まれ変わる

「プリニーさん。
 貴方が犯した罪が消えるのは、まだなんですか? 」

「えぇ…そうッスよ。
 堕天使フロンさん…… 」

気がつけば、ペンギンモドキのプリニーという最下位悪魔になっていた大蛇丸。
年中無休、二十四時間労働のうえ
保険その他もろもろ無しで、年に一度のボーナスは鰯一匹の重労働と、
魔神エトナの投げられる日々を送り。
赤い月の度に何度も、何度も仲間のプリニーと見送っていた。

「ええと、プリニーさんは何の罪を犯されたのですか? 」

「私の罪は、おびただしい人体実験と殺戮っす。
 どうしても“真理”を見たくて…… 」

両親を失ったあの頃……
師匠である猿飛ヒルゼンが語った蛇の伝説。
あれをひたすら信じて“真理”を追い求めた。
その結果がこれだ。
生前の罪を償う為に働き、HLを貯めているのたが、
あまりの罪の重さで労働年数も、必要なHLもでたらめに多過ぎるので未だ転生は出来ていないのだった。

「そうですか……。
 それで、プリニーさんのお名前は?
 あるでしょう? 」

「大蛇丸っす。
 生前は以世界で忍をやってたッスよ 」

目の前のプリニーは忍者だったと聴いたフロンは、
あのマイト・ガイにも負けない燃える瞳で熱く語ろうとした
その時だった。

「ハァ〜ッハッハッハッハッハ!! 」

そして、しばらくして……

「あたしのプリン誰が食いやがった!!!!!!! 」

「……あれって、ラハール君が犯人ッスよね?
 思いっきり高笑いしてたッスし…… 」

後書き

2の前、プリニー隊の大蛇丸とフロンの会話。
ラハールがゲヘナ限定プリンを食べた事件のお話です。


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