二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ぬらりひょんの孫—盃を交わそう—
- 日時: 2011/11/12 17:35
- 名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)
設定
十架梨恵 舞姫と言う妖怪(実際にはいません)
とても強い。ぬらりひょんとも互角だった。
女。リクオと同じ年と言っている。学校へは、行っていない。
本当は300年以上生きている。
十架未来 梨恵の弟。2人で1つ。
梨恵よりかは弱いが普通に強い。
あとは原作通りでーす。設定うだうだ書いても読んでくれない人いそうなのでここで切りますw
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.22 )
- 日時: 2011/11/22 20:28
- 名前: 水夢 (ID: DD7/vRsR)
鶴の間につき、ちょっと緊張する梨恵。
碓「ボクの傍にいればいいから」
梨「はい」
梨恵の緊張を見透かしたかのように言った碓氷。
中に入ると、大勢の人がいた。
高級そうな着物を着ている。
碓氷の傍にいると、たくさんの女性がやってきた。
女「碓氷様、お久しゅうございます」
女「碓氷様、私とお話ししませんか?」
女「私と一緒に料理を食べませんか?」
モテモテだ、梨恵はそう思った。
碓氷は、服装的にもそうなのだが、貴族である。
それも名高いところの。
知らないのはよそ者の妖怪や人間たちだけであろう。
碓「すまない、もう相手を見つけてしまった」
残念そうに言う碓氷。
女性たちの視線が梨恵に集まる。
その視線が痛かった。
—ふーん、なかなかじゃない—
—私の方がかわいいわ—
—どうして碓氷様はこんなやつを!?—
心の中の声が梨恵には聞こえた。
いや、顔に出ていたのだ。
碓「では、これで」
女「あっ!」
さっさっと出ていく碓氷達であった。
梨「あの、なんで鶴の間に行ったんですか?」
碓「父上から行けと言われていたんだよ」
梨「そういうことですか」
梨恵を使って、逃げる戦法であったのは誰でもわかることだった。
梨「じゃあ、私はこれで」
もう、ようなし。
自分でもわかっていたので逃げようとすると。
碓「君さ、ここの者じゃないんでしょ?」
梨「そうですけど」
碓「ボクが案内してあげるよ」
梨「・・・・遠慮します」
碓「君よりかは道を知っているつもりだけど?」
—うっ!—
訳すと、このまま行けば梨恵は迷子になる。
そういうことだった。
碓「どうする?」
梨「・・・・お願いします」
そういうしかなかった。
そして、梨恵たちのデートは始まった。
本人たちはそのことにまだ気づいていない。
コメ返し
雛林檎s
『ひい』って読みますね。
玉章には似せてないんですけど、うーん、そんな感じになっちゃてるんですね。これって愛人みたいになってるでしょうか?
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.23 )
- 日時: 2011/11/23 18:23
- 名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)
なーんか、これから熱い愛人になっていきそーてかんじかな?
そーか、ひいって読むんだ。一個勉強になった!!あんがとー!
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.24 )
- 日時: 2011/11/26 17:46
- 名前: 水夢 (ID: DD7/vRsR)
碓「どこに行きたい?」
梨「・・・歌舞伎がみたいです」
素直に言ってみる。
碓「歌舞伎か、ならあそこだね」
手を引っ張られて向かった場所には大きなホールがあった。
梨「・・・大きい」
碓「今のところ、日本で1番大きいよ」
それは、今の東京ドームよりかはないが、確かに大きかった。
碓「さぁ入ろうか」
梨「あっでも、私、お金ないですから・・・」
事実、これは本当になかった。
碓「女性に払わす男児はいないよ」
梨「えっ?」
碓「はい、中へ入ろう。お前たちは外で待ったなよ」
全「「「「「はい」」」」」
2人っきりで中へ入っていった。
やはり中も広かった。真ん中には廊下みたいなものがある。
梨「すごい」
碓「やっぱり最初は圧倒されるね」
くすっと笑う碓氷。それにむすっとする梨恵。
その表情がかわいくてまた笑ってしまう。
子供っぽいのにどこか大人びた顔をした梨恵。
それは妖怪として長く生きてきたからであろう。
梨「もう、いいや。いつ始まるん?」
碓「あと・・・10分くらいかな」
梨「どこに座るの?」
碓「どこでもいいよ」
どこでもいいっと言ったって、空いている席は数少ない。
適当に座る。その隣に碓氷が座る。
梨「なんか、ドキドキする」
碓「最初だもんね」
何かバカにされているような気分だった。
梨「もう、バカにしないで」
碓「バカになんてしてないよ」
完全にバカにしている。梨恵はそう思った。
言い返そうと思ったが始まったのでやめることにした。
歌舞伎は思っていた以上に面白かった。
やはり、都会だなーっと実感したのであった。
梨「面白かった」
碓「次はどこへ行く?」
梨「そうだな・・影でつくるお芝居でもみたいかな」
碓「・・あそこだね」
手を引かれてまた行く。
連れて行かれたのは、先ほどよりかは小さいのだが、年期を感じさせる場所だった。
梨「・・面白そう」
碓「中に入ろうか」
梨「う——」
返事をしようと思ったその刹那。
子供が泣いていた。
碓「どうかした?」
梨「ちょっと待ってて」
碓氷を待たせて泣いている子供の場所へ駆け寄る。
梨「どうかした?」
子「ひっく、ひっく、ころん、ひっく」
梨「転んだのね、わかった。じゃあ私がお呪いをかけてあげる」
子「おまじ、ない?」
梨「うん、この扇子を見てて」
広げられた扇子を見る。
梨「痛いの痛いのとんでけー」
風が贈られる。すずっと涼しくて心地よい風だった。
梨「あとは、このお呪いを封印するために、これをはって」
ぺたっと草みたいなものをはる。
梨「はい、これで大丈夫だよ」
子「ありがとう」
涙ぐみながら走って行った子供を見送る梨恵。
碓氷はその姿を見て、心臓を高鳴らせていた。
碓「うまいね」
いつの間にか近くによってきていた。
梨「えっ?まあ。弟がよくなくもんで」
小さいころは本当によく泣いていた。なつかしんでいると。
碓「はい、行くよ」
梨「えっちょっと待って」
腕を引っ張って碓氷が歩きだした。
転びそうになりながらも梨恵は歩いて行った。
碓氷がどこかすねているのを梨恵はちゃんと見ていた。
はい、ここまでが第一章です。
長くなりました。
ここからどんどんいこうかと思ってます
コメ返し
雛林檎s
熱いですね。確かに。子供っぽくなってきた気もしますけど。
碓氷ってふつうこんな漢字で書きませんもんね;;
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.25 )
- 日時: 2011/11/27 09:57
- 名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)
ううん、別にいいと思うなぁ〜
普通の人の名前だってそれでそう読むの!?ってゆうのもいるし。
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.26 )
- 日時: 2011/11/28 15:30
- 名前: 水夢 (ID: DD7/vRsR)
第二章
梨「ねぇ、なんですねてるの?」
碓「拗ねてないよ」
梨「うそつき、拗ねてるじゃん」
碓「だから、拗ねてないって」
梨「じゃあなんでこっち向かないの?」
碓「それは・・・」
座りながら話す2人。碓氷は前を向き、梨恵は碓氷の方を見ている。
梨「子供っぽいね」
碓「悪かったね。」
梨「そういえば何歳なの?」
碓「何歳だと思う?」
考え込む。容姿的に14歳以上であろう。じろじろと見ていると。
碓「やっぱわかんない?」
梨「うーん、14歳以上ってことならわかるよ」
碓「それはあってるよ」
梨「そうなんだ、じゃあ、18歳。どう?」
碓「正解、そうだよ」
梨「やったね!」
キャッキャッと喜ぶ梨恵。その姿は子供だった。
碓「梨恵は何歳なのさ」
梨「私ですか」
なんて答えればいいのだろう。
考え込む。100年以上生きてるっていっても笑われるだろうし、妖怪だなんて1言も言ってないからばれてしまう可能性がある。
碓「ボクの予想だと、ボクより年上」
—まぁあってるっちゃあってるね
心の中でつぶやく。
碓「どう?」
顔を覗き込んできた。
梨「ようやく見てくれたね」
にこっと笑う。
碓「まぁ知りたいしね」
梨「ふふっ、あなたよりかは年上だよ」
碓「やっぱり。でもそんな風に見えないんだけど」
梨「まあ」
—妖怪ですから
碓「何歳なの?」
梨「・・・・・・21歳だよ」
121歳なので百の部分を抜いて答えた。
碓「そうなんだ、嫁いだりしてないの?」
梨「うん」
碓「変わってる」
梨「悪かったね」
そして、劇が始まった。
影でつくられるお話はとても面白かった。
と、同時に帰らなければいけないさみしさも出てきた。
劇が終わって碓氷が話しかけてくる。
碓「面白かったね」
梨「うん」
少しさびしげな笑顔に碓氷は気が付いた。
碓「どうかした?」
梨「なんでもないよ」
あわてて答える。
碓「気に入らなかった?」
梨「そんなわけないよ」
碓「そう、ならいいけど」
梨「・・・・・・」
汗が出てきた。じっと見つめられると嘘がばれそうになる。
碓「嘘ついてるよね?」
梨「・・・ついてないよ」
碓「いーや、ついてるね」
梨「・・・・・・・・はい、つきました。ごめんなさい」
負けました。
碓「どうかしたの?」
梨「いや、ここから帰るのも寂しいなって」
碓「ああ、なるほど。そうだね」
碓氷もさびしそうに笑った。
碓「最後に行こうか」
梨「どこに?」
碓「ついてこればわかる」
そして、連れて行かれたのは—————————
中途半端なところで切ってしまいましたが
次回に期待してください。
コメ返し
雛林檎s
そうですよね!?w
碓氷って漢字を使うのも残り少ないですから存分に遊びたいと思います
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