二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ぬらりひょんの孫—盃を交わそう—
日時: 2011/11/12 17:35
名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)

設定

十架梨恵 舞姫と言う妖怪(実際にはいません)
とても強い。ぬらりひょんとも互角だった。
女。リクオと同じ年と言っている。学校へは、行っていない。
本当は300年以上生きている。

十架未来 梨恵の弟。2人で1つ。
梨恵よりかは弱いが普通に強い。


あとは原作通りでーす。設定うだうだ書いても読んでくれない人いそうなのでここで切りますw

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.12 )
日時: 2011/11/14 19:01
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

ども。
ふえ〜!まさかの愛人!?登場!
愛人かどうかは私は知らないですが。
かっこいいですね〜!!
最後の愛してるって…
いいなぁ〜
水夢さん、すっごい文の構成うまいですよね〜
続きが気になってしまう!((気になるのが普通だろうが

Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.13 )
日時: 2011/11/14 21:35
名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)

第三幕

時間があっという間だった。
梨「こんなものか、弱いのう」
未「姉さん、失礼だよ」
梨「はっ何を言っている、我弟よ。百鬼夜行の主がこんな者では壊れて  行くに決まっておろう」
リ「・・・・っ」
リクオは何も言えなかった。体がボロボロになって、動けない事は確かだった。
悔しい、そう思った。何故、このような事になったのか。それは
時を遡る事数十分前——————


梨「夜だね」
未「そうだね」
梨「変化は終わったか?」
ちらっと梨恵が視線を向ける先に、リクオがいた。
梨「さぁいこうか?」
リ「望む所だ」
そして庭に出た。
梨「万全のコンディションか?」
リ「当然だろ?」
梨「そう、じゃあ行くよ。未来」
ちょいちょいと弟を手でこまねく。
弟は耳を姉に貸して話を聞いた。
未「えーっ!?姉さん、それボクが悲しいんだけど」
梨「我慢せい、まだじゃよ。まだ」
言葉使いが古くなったと思った。
梨「では、行こうか。我は舞姫、尾張の妖怪を統べる者。」
ただならぬオーラが出ている。
きっとこれが”畏れ”なのだろう。
—やべぇ、じじいのよりもいてぇ—
ゾクゾクと震えて来た。
それは嬉しさによるものだった。
リ「オレは、ぬらりひょんの孫。魑魅魍魎の主となる男だ」
にやっと2人共笑った。
合図はいらなかった。
風が吹く音が開始の合図となったからだ。
ギンッ 刀同士がぶつかり合う。
まずは様子見。そんな所だろう。
梨恵の刀は刀と言うよりもナイフに似ていた。
梨「ほほう、中々やるのう」
にやっと笑って一旦引く。
リ「技を使わないのかい?」
梨「使うか?同時に」
挑発に乗るべきか、少し迷ったが。
リ「いいだろう、のってやるよ」
ピリッとした空気が流れた。
他の妖怪達は、声も出さずに見ていた。
声など出せるわけがないのだが。

梨「舞え、十五夜の獅子・紗」
獅子が出てくる訳ではなく、そう言う技名だった。
ナイフに畏れが染まっていく。
リクオと同じ技かと思ったが・・・。
ボンッ ナイフが弾けて違うものになった。
梨「これが私の本当の武器、刀ね」
「十五夜の獅子・紗」は武器を改造するような物の技だった。
リ「へっ・・・面白いな」
少しおもしろくなってきた。そう思った。
梨「君も早く使った方がいい。でないと、死ぬよ?」
その言葉には妙な威圧感があった。
リ「うんじゃっお言葉に甘えさせていただきますか」
ふぅっと息をついて。


リ「奥義・明鏡止水 桜」
 


辺りが焼けていく。
梨恵を取り囲むように。
梨「いい技だ、ちゃんと受け継いでいるね。だけど・・・」
ボッ! 刀ひと振りでやんでしまった。
リ「なっ!?」
梨「だえだよ、これじゃあ。まだまだだ」
少し動揺していたため、梨恵が詰めて来るのに気づくのが遅かった。
梨「唸れ、十八夜の猫・冥」
これもまた技名である。
刀が消えていく。その代わりに水が出来た。
梨「これにかかるなよ、喰われるぞ?」
バッ その場から離れた。
リクオがいた場所には水がまかれたあった。
何も変わっていない。
梨「戻れ、冥」
水が刀になっていく。
さっきまでとは違い、透明だった。
梨「冥は、結構長く使えるんだよね。これっていい特徴でしょ?」
フフッと笑い、水をまたばらまく。
少しあたってしまった。
服はなんの変化もなかったのだが、肌の方が少し痛んだ。
—なんだこれ、人体にしか影響がないのか?
・・・・まるで、人しか食べないようだ・・・はっ!—
さっき言われた事を思い出した。

「喰われるぞ?」
あれはそう言う意味だったのだ。
食べられる、それは自分しか食べられないと言う事だったのだ。
梨「気づいてももうダメだよ、効力きれたから」
刀は元に戻っていた。
梨「ここからは手加減はしない、ちょっと本気で行くぞ?」
いつの間にか間合いにはいられていた。
防ごうと思ったが防げなかった。
バシュッ 牛鬼にきられた時よりも浅かったが、動けなかった。
よく見れみると、小さな傷が出来ていた。
—これは・・・・もしかして・・さっきの攻撃の時につけたのか?—
大きな傷を負わせる事で小さな傷を気づかさせない。
そのせいでリクオは


負けたのだ。

梨「こんなものか、弱いのう」
未「姉さん、失礼だよ」
今回は未来は参戦しなかった。
梨「はっ何を言っておる、我弟よ。百鬼夜行の主がこんな者では壊れて  いくに決まっておろう」
リ「・・・・っ」
リクオは何も言えなかった。
悔しかった。自分は強いと少し思っていたのに。
体中がボロボロで動けないのは確かだった。
梨「・・・お前とは盃を交わしたい。だから・・・あと数週間待ってや  ろう。その間に鍛錬してこい」
リ「・・・・」
梨「雪女、こいつを手当してやれ」
雪「えっ?あっはい!」
慌てて駆け寄ってくる雪女。
氷で傷口を凍らせてから中に運び込んだ。きっと応急処置だったのだろう。
未「いいの、姉さん。あんな事言っちゃって」
梨「きっとあいつはそうあぁ言った方が強くなるだろうからな。いいん  だよ。なぁ、ぬら?」
後ろを振り向かずに梨恵は言った。
ぬ「あぁ、あれでよい」
梨「鍛錬させておいてね。って事で私達は数週間ここにいまーす」
コロっと態度を変えた。
梨「さーってと、寝ようか。未来。明日は見物にでも行こう」
未「・・・うん、ボク見てみたい所あるし」
家の中に入っていった2人。
ぬらりひょんはその後ろ姿を見て。


ぬ「まだ、本気にはならなかったのか・・・・・」


そう呟いたとかなんとか。



はい、ここまでが三幕です。
短いって?・・・許してください。
次からは梨恵の過去編でも行こうかと思ってます。
リクオの鍛錬は羽衣狐の前に行ってた所です。
=これは羽衣狐編の前のお話と言う設定です。
わかりにくいですよね;;

コメ返し行きます。

雛林檎s
愛人、そうですね。考えてなかったですけどそうしましょう。
文の構成が上手いです?あぁどうもありがとうございます。
もっとボクもリクオ同様に鍛錬しなければいけないと思っています。
ありがとうございます。読んでくれて。 

Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.14 )
日時: 2011/11/14 22:15
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

いえいえ、鍛錬しなければならないのは私ですよ。
てゆうか、私は鍛錬しないとそろそろ崩壊するのでは、と色々考えています。

Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.15 )
日時: 2011/11/15 17:11
名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)

過去編 第一章

梨「・・・中々やるねぇ」
ぬ「お主ものう・・」
血まみれの中、2人は立っていた。
立つのもやっとと言う感じである。
あと一発打てるぐらいの力しか残っていなかった。
ぬ「・・・行くぞ?」
ぬらりひょんは「分かった」などの返事を期待していたが・・・・。
梨「やめだ、やめ」
見当違いの返答が返ってきた。
ぬ「何を言っておる、まだ決着はついておらんぞ?」
梨「知ってる、でも私は死にたくないんだよね」
ぬ「死にはしないじゃろ」
梨「妖怪だっていつかは死ぬの。寿命が人間よりも長いだけでそこは変  わらない。」
ぬ「・・・・」
梨「だから、ここで終わりにしよう」
ぬ「・・・分かった」
梨「よしっ!じゃあ盃を交わそうか、約束通り君の部下ってことで」
ぬ「それでよいのか?」
梨「いいから言ってるんだよ。さーってと姫様にでも傷を治してもらお  ーっと」
元気に家の中へ入る梨恵。
それを見てぬらりひょんは。
ぬ「・・・・・本気ではなかったのか・・・・・」
少し落胆するように中へ入った。




今日はちょっと短めに切っておきます。
また更新すると思います。今日のうちに。

コメ返し
雛林檎s
崩壊するんですか?大変ですねw
でも崩壊した小説って意外に面白かったりもしますよねw
なんか、励ましになってない気がする・・・。

Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.16 )
日時: 2011/11/15 19:03
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

あ、そーいえば前々から思ってたんですが、
タメ口でもいいですか??


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



この掲示板は過去ログ化されています。