二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ぬらりひょんの孫—盃を交わそう—
- 日時: 2011/11/12 17:35
- 名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)
設定
十架梨恵 舞姫と言う妖怪(実際にはいません)
とても強い。ぬらりひょんとも互角だった。
女。リクオと同じ年と言っている。学校へは、行っていない。
本当は300年以上生きている。
十架未来 梨恵の弟。2人で1つ。
梨恵よりかは弱いが普通に強い。
あとは原作通りでーす。設定うだうだ書いても読んでくれない人いそうなのでここで切りますw
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.7 )
- 日時: 2011/11/13 10:22
- 名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)
第二幕
梨恵が家に上がってぬらりひょんと何か親しげに話をしていた。
それを見てリクオはこの人と戦うのか、とちょっと不安になっていた。
雪「リクオ様」
リ「うん?何、つらら」
雪「あれが舞姫さんですか?」
リ「うん、そうらしい」
雪「意外ですね」
リ「何が?」
雪「もっと強そうかと思っていましたけどなんかほわ〜んとしていますね」
リ「うん、ねぇ、つらら。十架さんの隣にいる男の子って誰?」
雪「あれは・・舞姫さんですね」
リ「??」
雪「聞きませんでしたか?2人で1人の妖怪って」
リ「聞いたよ」
雪「舞姫は2人で戦ってこその妖怪。
姉の方は強すぎる力を持っておりよく人を傷つけてしまう。それを止めるのが弟の役目。と言う感じです」
リ「成程・・・」
ようやく納得できた。
ぬらりひょんが「2人で1人」と言った意味が。
そして、思った。
—何故、尾張の方で妖怪を束ねているんだ?
他の所まで力を伸ばそうとは思わなかったのかな?—
きっとそれが、ぬらりひょんと親友でいると言う証でもある事をリクオはまだ知らない。
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.8 )
- 日時: 2011/11/13 18:54
- 名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)
ども。
見に来てくれるんですか?ありがとうございます!
姉のほうが力強すぎて弟がそれの抑止力って、凄いですね〜
私だったら絶対思いつけない。
続き気になる〜!
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.9 )
- 日時: 2011/11/13 20:21
- 名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)
梨「君の家はたくさんの妖怪がいるね」
リ「えっ?そうですか?」
梨「ははっこれに気がつかないなんて、さすが若頭」
梨恵の隣に座って話すリクオ。
未来はそれをちょっと離れた所から見ていた。
ぬらは・・・どこかに行っていた。
梨「不思議だろ?」
リ「何がですか?」
梨「自分が」
リ「・・・」
梨「夜と昼間では自分が変わるんだって?」
リ「まぁ」
梨「知っているかい?君の父親の事」
リ「え?」
梨「・・・教えてないならいいや」
リ「??」
不思議がっていると。
未「姉さん、お腹すいた」
いつの間にか未来が近寄ってきていた。
梨「我慢せい。もうすぐ来るから」
未「誰か食ってきていい?」
ゾクッ 未来の眼に翳が落ちていた。
梨「アホ言うな」
未「だって腹減ったんだもん」
若「ごめんなさいね、今できましたから」
若菜が食事を並べ始めた。
梨「君がお嫁さんか、いやー可愛いな」
若菜をジロジロと見ていた。
ぬ「何を見ておるんじゃ」
梨「いやー君の息子がどんな人を貰ったのかちゃんと目に収めておきたくて」
ぬ「キモイ事を言うな」
梨「君の一族ってすごいよね。可愛い人しかもらってないもん」
ぬ「そうか?」
梨「うん、可愛いよなーホント」
若「照れますよ」
梨「事実だよ」
ぬ「わしも苦労したからのう。」
梨「そうだね、さーってと、未来。食うぞ」
未「やったね!」
ご飯をもぐもぐと食べる2人。
リクオは考えていた。
—あの未来って言う人に畏れてしまった・・・こんなので勝てるのかな・・・?—
リクオもご飯を食べる。
不安になっていると
<大丈夫、オレに任せろ。妖怪の事はオレに任せておけば問題ない>
妖怪のリクオからの声だった。
—あぁ・・そうだね—
少し安心してご飯を食べるのであった。
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.10 )
- 日時: 2011/11/13 20:30
- 名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)
夜になって、寝てしまったリクオ。
それから少し経って、妖怪のリクオが出てきた。
リ「・・・散歩にでも行くか」
適当に回っていると梨恵がいた。
声をかけようと思ったがやめといた。
何故なら、梨恵が。
泣いていたから。
違う方面に向かって進む事にした。
梨恵はある木の下でしくしくと泣いていた。
未来は隣にいなかった。
翌日。
梨「おはよう」
ごぉぉぉぉぉ また地響きがした。
梨「ぬら、今日はご飯はいらない。」
ぬ「なぜじゃ?」
梨「ちょっと行きたい場所があるから」
ぬ「そうか」
未「姉さんの代わりに食べといてあげるね」
梨「・・・・あんたって奴は・・・」
ため息をつきながら出ていった。
リ「ふぁーおはよう」
雪「おはようございます、リクオ様」
リ「あれ?十架さんは?」
黒「どこかへ出て行かれましたよ」
リ「そう」
ご飯を食べていると。
未「君がリクオ君?」
リ「えっ?あっうん」
初めて話す。緊張した。
未「君さ、昨日ボクに畏れてしまったよね?」
気づかれていた。そう思った。
未「ごめんね、あの時はお腹が空いてたから妖気を出しちゃったんだ」
—あれ?—
ちょっと不思議に思った。
もっと、笑われるかと思っていたのに。
リ「あっいえ」
未「そっか、ならよかった」
元の場所へ戻る未来。
リクオは本当に戦わなければいけないのか?
そう思いながらご飯を食べた。
ここまでが二幕です。
次は幕間でもいれようかと思ってます。
梨恵の泣いていた理由にちょっと触れてみようかな、と思います。
- Re: ぬらりひょんの孫—盃を交わそう— ( No.11 )
- 日時: 2011/11/14 16:45
- 名前: 水夢 (ID: 94JDCoDX)
幕間
碓「梨恵・・・行ってしまうのか?」
梨「碓氷・・そんな悲しい顔しないで」
1本の木の下で話している2人の少女と少年。
少女の方は浴衣を着ている。
少年の方は高い位についているような家の者だった。
梨「また来るから」
碓「本当かい?」
梨「私が嘘をついた事があるの?」
クスっと笑って言う少女。少し哀しみも入っていた。
碓「ないよ・・ないけど・・・」
梨「うじうじしないで、言ってるでしょ?うじうじしたのは嫌いだっ て」
碓「・・・君との時間は楽しかったよ」
梨「私もよ、ひい」
2人はぎゅっと抱き合い。
「「愛してる」」
そう言って別れた。
どちらとも涙は流さなかった。
その数週間後に、碓氷が殺されたと言う伝達を承るのはまた別のお話。
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