二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス)
日時: 2013/04/28 16:27
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: kM82Y1ex)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=24831

「久しぶり!!」という方も「初めまして!!」という方もクリックありがとうございます!カキコ一の飽き性&駄作者で有名な姫佳(ひめか)です。
今回は、前作「イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス)」の続編を書きたいと思います!遂にクロノ・ストーン編に突入です!!
初めて読まれる方は、上に前作のURLを載せておりますので其方から読むことをお勧めします。


〜注意事項〜
・ネットのルールは守って下さい←前作のスレで守ってない方、結構多かったです。悪気はないと思いますが、読む側の立場も考えて頂きたいです。
・スレをツイッター代わりにするのは止めて下さい
・この世の物とは思えない駄目文&意味不文です
・作者は学生であり、すぐスランプに陥るので亀更新です
・飽き性なので、いつスレッドロックするか分かりません
・想像力が全くないので、ポケモンが所々入ってきます
・短編は気が向けば更新します
以上の注意事項が守れない方は、速やかにお戻り下さい。

コメント・アドバイス・友達は年中無休24時間受付中です!メル友は仲良くなってからでお願いします。仲良くなった方でメルアドを教えて欲しい方がいましたら、遠慮なくお申し付け下さい。

「作者の自己紹介」>>1


〜更新情報・お知らせ〜
第60話「集結!時空最強イレブン!!」
第61話「決戦の時」
第62話「クロノストームVSザ・ラグーン」
第63話「猛攻!セカンドステージ・チルドレン!!」NEW


〜本編〜
「主人公紹介」>>2
「サブ主人公」>>5
「レッド・伊莉寿のオリキャラさん達」>>6
「その他のオリキャラ」>>7
プロローグ「始まりの悪夢」>>14
第1話「サッカーが消えた!?」>>31
第2話「フェイ・ルーン登場!!」>>64
第3話「11年前の雷門中へ」>>115
第4話「甦れ!雷門!!」>>127
第5話「最後のサッカー」>>135
第6話「6年前へ」>>144
第7話「ユニコーン登場!!」>>157
第8話「ユニコーンVSプロトコル・オメガ(前編)」>>180
第9話「ユニコーンVSプロトコル・オメガ(後編)」>>235
第10話「失ったもの」>>244
第11話「ゴッドエデンの特訓!」>>253
第12話「暗莉との再会」>>258
第13話「極めろ!化身アームド!!」>>266
第14話「覇者の聖典を手に入れろ!」>>294
第15話「衝撃の再会!円堂大介!!」>>309
第16話「探し出せ!時空最強イレブン?!」>>321
第17話「来たぞ!信長の町!!」>>346
第18話「大乱戦!白鹿組!!」>>363
第19話「潜入!踊り子大作戦!!」>>380
第20話「尾張の国の大特訓!」>>383
第21話「うつけ祭りの決戦!」>>394
第22話「夢の天下」>>401
第23話「皆が帰ってきた!」>>414
第24話「鎧の少女」>>419
第25話「炎の中のサッカー!」>>424
第26話「誓いはこの旗の元に」>>427
第27話「劉備さんは面白い!」>>436
第28話「仰天!孔明の館!!」>>441
第29話「激襲!ザナーク・ドメイン!!」>>444
第30話「炸裂!孔明とキュレムの力!!」>>449
第31話「輝姫の力と暗莉の素顔」>>452
第32話「坂本竜馬!登場!!」>>474
第33話「幕末の剣士!沖田総司!!」>>480
第34話「サッカー対決!坂本VS沖田!!」>>485
第35話「時代をつくる男達」>>492
第36話「新たな真実」>>499
第37話「恐竜時代へGO!」>>505
第38話「見たか!恐竜の王!!」>>516
第39話「獣の谷の大決戦!」>>525
第40話「さよならと吠える声」>>542
第41話「伝説へのジャンプ!」>>557
第42話「集え!円卓の騎士!!」>>566
第43話「アーサー王とマスタードラゴン」>>582
第44話「恐怖のハイパーダイブモード!」>>629
第45話「結束!雷門とエルドラド!!」>>687
第46話「セカンドステージチルドレン」>>700
第47話「セーナの秘密」>>713
第48話「壮絶開幕!最終決戦ラグナロク!!」>>725
第49話「エルドラド01VSザン」>>744
第50話「フェイの目覚め」>>747
第51話「11人目の時空最強!」>>756
第52話「エルドラド02VSギル」>>765
第53話「メカ円堂登場!」>>776
第54話「輝姫と暗莉とセーナ」>>845
第55話「フェイが敵?!」>>854
第56話「輝姫の新たな力」>>868
第57話「3回戦決着!」>>897
第58話「支援者Xの正体!」>>933
第59話「裏切りと絶望」>>940
第60話「集結!時空最強イレブン!!」>>950
第61話「決戦の時」>>967
第62話「クロノストームVSザ・ラグーン」>>991
第63話「猛攻!セカンドステージ・チルドレン!!」>>997

☆頂き物・捧げ物・短編☆
「姫と魔女とアリス姫/ハロウィン」>>45
「輝姫&暗莉に質問!!」>>283
「ペアリングの約束/クリスマス」>>411
「初めての本命チョコ/バレンタイン」>>614
「信愛のホワイトデー/ホワイトデー短編」>>828

☆心優しいお客様☆
優騎那 初コメくれたイナイレ小説書いてる友達!!ボカロ好き・イナイレ好き・黒バス好きという接点があるんだ♪オリビアちゃん、礼儀正しくて可愛くて大好きです!!しかも、敬語使うという俺得な子なの^p^((

レッド いつもコメントくれる親友だよ!!ダン戦の小説書いてます!!レッドのオリキャラの直紀君を私の小説で出させて貰ってます☆ハルちゃん&ナオちゃん超可愛い!!幼馴染みのバンとヒロが羨ましi((殴

水蓮寺雨音 神友&メル友!!イナイレ、ボカロ、ポケモン、黒バス…、私の好きなものが一致しまくってる凄い方wwwイナイレの小説を沢山書いてて、どれも素晴らしいよ!!倉羅ちゃんは俺のよm((蹴

凛々 いつもコメントくれる親友!!私は凛ちゃんって呼んでます!イナイレの小説書いてるよ!!カキコに来て初めて読んだ小説が私のだという神様!!亞夢ちゃんの僕っ子萌えます^p^←

桜花火 心友でメル友!イナイレの魔法小説書いてます!明日香ちゃんと冬花姫、マジ天使!!私は桜花火の小説を読んで「パラレルワールド」という言葉を理解したと言っても過言ではない((キリッ

蒼炎 親友だよ!イナイレと禁書のコラボ小説書いてる方!!イナイレと禁書のコラボって凄くね?!その発想が奇跡に近いよねw真希ちゃんがカッコ可愛くて大好きですの♪カーナちゃんマジ天使!!

ゆりかん 大親友&メル友!イナイレの小説書いてます!!輝姫を書いてくれた方!イラストも小説も神超えてる!!わたしはゆりって呼んでるよ☆沙也香ちゃんは風丸の妹なの!めっちゃ可愛いよ!!おい風丸、そこ代わr((蹴

伊莉寿 メル友で将来結婚を約束した私の婚約者w小説大会で金賞取ったこともある自慢の妹♪杏樹ちゃんと美咲ちゃんを小説に出させて頂いてます!!瑠璃花ちゃん&魁渡君の最強姉弟が可愛過ぎる!!伊莉寿は私のお嫁さn((タヒ

シエル 友達だよ!!ポケモン小説のトリップ小説書いてます!!レイちゃんとポケモン達がとっても仲良くて超可愛い!!皆纏めて欲しいでs((蹴

夜桜 心友でメル友!イナイレの小説書いてます!!イナイレの魔法小説も書いてるよ!!小説も素晴らしいけど、イラストも神なのよ!!夜桜のオリキャラさん、皆可愛いよ!!私のお気に入りはかがりちゃんとゆうりちゃんです♪

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200



Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.721 )
日時: 2013/03/02 13:58
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: CzRhDmzb)

姫佳
あぁ、アマゾンで歌プリのソフト買ったのか!
良かったな、お母さんが許可を出してくれて♪

それより、小説にコメントしてくれてありがとう!
レジロックが出てたのには、ビックリしたみたいね(笑)

…Lがついに登場したけど、波乱のポケモンバトルはますます見逃せない!
って言っても、まだストーリーを練ってないのだよ((エ

でも、ライガVSLのポケモンバトルが見たいって言うなら更新したいと思います♪

また来るよ!

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.722 )
日時: 2013/03/02 14:34
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: 月曜からテスト再開という名の現実←

レッド>>さっき注文してきたよー!
アマゾンで買い物するのが久しぶり過ぎて、パスワード忘れてたり、色々あったけど…、無事に注文できました!
とりあえず、注文メールが来るのを待ちますw

レジロックって、伝説(?)のポケモンでしょ?そりゃ驚くって!!

私も今から更新するよー

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.723 )
日時: 2013/03/02 15:40
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: CzRhDmzb)

姫佳
うん、楽しみにしてます♪
そうそう、確かホウエン地方の伝説ポケモンだったような気がする((エ

でも、本当に伝説のポケモンが出るとは思わなかった(笑)
タクが出してくれたから、本当に良いんだけどね♪

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.724 )
日時: 2013/03/02 16:07
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: 月曜からテスト再開という名の現実←

レッド>>レジロックはホウエンだよー!!
伝説のポケモンはやっぱりカッコいいよね!!

只今小説書いてますw

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.725 )
日時: 2013/03/02 16:31
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: 月曜からテスト再開という名の現実←

第48話「壮絶開幕!最終決戦ラグナロク!!」


セーナ「うわ〜!!高いビルがいっぱいある〜!!」

滅多に外に出ないセーナにとって、町は見慣れない物ばかりだった。興味津々なセーナをよそに、皆はSARUの合図でアンプルバズーカを構えた。

SARU「…撃て。」

皆は一斉にバズーカを放った。エルドラドは、徐々に崩れ始めた。セーナはその様子を、呆然と見ていた。

SARU「恐い?」
セーナ「…ちょっと…。」


一方、エルドラド内は混乱していた。

輝姫「建物が…、崩れていく…?!」

その時、衝撃でガラスが割れた。ガラスの破片が、葵に降り掛かる。

輝姫「葵!!」

輝姫が咄嗟に葵を庇った。

輝姫「っ?!」

その瞬間、輝姫は激しい頭痛に襲われた。直後、皆は脱出した。


何とか無事に脱出した皆は、粉々に崩れたビルを見て呆然とした。

葵「輝姫ちゃん!!大丈夫?!」
輝姫「ん…。平気…、」

輝姫の右腕からは、血が流れていた。

葵「どうしよう…!!私のせいで…!!」
輝姫「葵のせいじゃないよ。」
太陽「兎に角、早く手当てしないと…!」

そこに、セカンドステージチルドレンが現れた。

SARU「やぁ。」
天馬「君はあの時の…!SARU、君はセカンドステージチルドレンだったのか!」
SARU「そうだよ。僕はセカンドステージチルドレンを束ねる、フェーダの皇帝さ。」
天馬「皇帝って…、それってフェーダのリーダーって事?」
SARU「そう。この僕がフェーダのリーダー。そしてもうすぐ、世界のリーダーになるんだ!覚えておいて、天馬。」

その時、フェイが頭を抱えた。

SARU「ラグナロクの開会式セレモニーは、楽しんで頂けたかな?」
神童「サッカーで勝負するんじゃなかったのか?!」
SARU「勿論これからサッカーをやるよ。世界を変える最終戦争『ラグナロク』をね。じゃあ準備に移ろう。」

SARUが合図を出すと、セーナ以外の全員が力を使って、ビルの破片をスタジアムへと変えた。

美咲「これは…?!」
SARU「さぁ、できたよ。決戦の舞台『ラグナロクスタジアム』。ここが、新しい世界の始まりの場所になる!」
杏樹「これが、セカンドステージチルドレンの力…!」
狩屋「こんな化け物みたいな奴等と戦うのかよ?!」
速水「か、勝てっこないですよ〜!;」
SARU「このスタジアム内に、君達の居場所も作っておいた。」
直紀「居場所?」
SARU「君達が好きな様に使える生活スペースや、練習施設の事さ。ラグナロクの間、君達エルドラドのミーティングルームとして使ってよ。…では、第1試合は明日。しっかり準備しておいてね。まぁ、無駄だろうけど。」
信助「そんなの、やってみなきゃ分からない!!」

その時、セーナがトコトコと輝姫に歩み寄ってきた。

セーナ「…怪我してる…。」
輝姫「えっ?」

セーナは輝姫の右腕に、右手を翳した。すると、輝姫の右腕は淡い光に包まれ、みるみると傷が癒えていった。

太陽「輝姫の傷が…!!」
輝姫「あ、有難う…。」
ガロ「おいセーナ!!敵の怪我を治すとは、どういう事だ!!」
セーナ「だって、ハンデで勝っても嬉しくないでしょ?」
ガロ「貴様っ…!!何の力もないくせに、余計な事をっ!!」

ガロがセーナに襲いかかりそうになった時、SARUがガロの左腕を掴んだ。

SARU「ガロ、セーナを傷つけたら、どうなるか分かってるよね?」

ガロは怖気づき、大人しくなった。

SARU「約束する。ラグナロクで、僕達はこの力を使う事はない。この力を使わずとも、僕達セカンドステージチルドレンが、君達より優秀だと証明してみせる。」

そして、セカンドステージチルドレンは去って行った。直後、フェイが倒れた。


その夜、皆は各チームのミーティングルームにいた。

天馬「フェイ、大丈夫なのかな…?今は他のチームと宿舎が別だから、話ができないし…。」
信助「大丈夫だよ、きっと。黄名子や皆もついてるから。」
天馬「うん、そうだね。」

そこに豪炎寺と直紀が来た。

豪炎寺「では、ミーティングを始める。」
直紀「エルドラドから提供されたセカンドステージチルドレンの情報には、彼等のサッカーのデータは無かった。」
霧野「えっ?!戦った事があるんじゃないのか?!レイ・ルク!」
レイ「サッカーではない。パーフェクト・カスケイドは、彼等の侵略行為に対して、防戦を行っただけだ。」
美咲「それって、彼等がどんなサッカーをするのか未知数って事ですか?」
速水「試合であの超能力を使われたら、俺達敵いっこないですよ〜!」
浜野「ちゅーか、確かに…。」
杏樹「…何れにしても、戦いの決着方法としてサッカーを選んできたからには、彼等は相当の実力と考えるのが妥当ですね。」

豪炎寺と直紀は頷いた。

豪炎寺「だがどんな相手だろうと、俺達は俺達のサッカーをするだけだ!」
天馬「はい!俺達は、負ける訳にはいかないんです!!サッカーを守る為にも、円堂監督を取り戻す為にも!!」

ミーティングが終わり、皆は其々部屋に帰った。

輝姫「いよいよ明日から決戦か…。」

因みに、輝姫は1人部屋だ。

輝姫「…でも、どうしてこんな時にサッカーができなくなっちゃったんだろう…。」

リュミは心配そうに輝姫を見つめた。

輝姫「…兎に角、試合までに少しでも調子を取り戻さないと!その為には、練習あるのみ!!」

輝姫はボールを持ち、グラウンドに向かおうとした。

輝姫「うっ!!」

その時、頭を激痛が襲った。

輝姫「何っ…?!この感じ…?!うああっ!!」
美咲「きらちゃん、どうしたの?!きらちゃん!!しっかりして!!」

そこへ、輝姫の異常に気付いた美咲と杏樹が駆け付けた。(2人とも部屋が隣)

杏樹「私、直紀さん達を呼んで来ます!」

杏樹は直紀達の部屋に向かった。

美咲「きらちゃんしっかりして!!きらちゃん!!」

美咲が懸命に輝姫に呼び掛ける。が、次の瞬間、輝姫は意識を手放した。

輝姫「…んっ…、」
太陽「輝姫!!気がついた?」
輝姫「太陽…?」
太陽「倒れたんだって?大丈夫?」
輝姫「うん…。練習に行こうとしたら、凄い頭痛に襲われたの…。」

輝姫はゆっくりと起き上がった。

直紀「…もしかしたら、過去の記憶が甦ろうとしているかもしれない。」
輝姫「過去の…、記憶が…?!」
直紀「ああ。恐らくサッカーは、輝姫の過去で最も重要なものなのかもしれない…。」
輝姫「じゃあ、どうして思い出せないの?!私は…、ずっと過去を思い出したいのに!!」
直紀「多分…、拒絶反応だと思う。」
輝姫「拒絶…、反応…?」
直紀「輝姫の体が、過去の記憶を拒んでいるんだ。」
太陽「それって…、輝姫が過去に恐ろしい事を体験したとか…?」
直紀「ああ。それが何かはまだ分からないけど…。」
輝姫「そういえば…、葵を庇った時、同じ様な頭痛に襲われた…。」
直紀「じゃあ、ガラスが関係してるって事か…?」
豪炎寺「兎に角、今はゆっくり休め。」
輝姫「はい…。」


セーナ「暗莉!!」
暗莉「セーナ?!」

暗莉は、突然部屋に入ってきたセーナに驚いた。

セーナ「どうして、あんな子が大切なの?!」
暗莉「えっ?」
セーナ「輝姫よ!!何の力もない只の人間なのに…、どうして大切なの?!」
暗莉「それは…、」
セーナ「私じゃ代わりになれないの?!私だったら、暗莉が傷ついても癒してあげられる!!」
暗莉「セーナ…。」
セーナ「ずっと一緒にいて暗莉!!」

セーナは暗莉に抱き着いた。暗莉はセーナの頭を優しく撫でた。

暗莉「…御免な…。どんなに優秀でも…、輝姫の代わりにはなれないんだ。それに…、僕達はずっと一緒にはいられないだろう?」
セーナ「あっ…、」
暗莉「僕達は生きてる時代が違う人間だ。僕は、ラグナロクが終われば元の時代に帰らなきゃならない…。」
セーナ「…っ、」
暗莉「御免、セーナ…。でも…、ラグナロクが終わるまでは一緒にいよう?」

セーナは泣きながら頷いた。

セーナ「御免なさいっ…、無茶言って…、」
暗莉「うん。…そろそろ夕食の時間だ。一緒に食べようか。」
セーナ「うん!!」


〜翌日〜

スタジアムには観客が満員だった。

セーナ「うわぁ…。人がいっぱい…。」

セーナはSARUの右手をギュッと握った。

SARU「恐い?」
セーナ「…ううん。ちょっと吃驚しただけ…。」
白竜「殆どエルドラドの応援だな…。」
暗莉「セカンドステージチルドレンは、完全にアウェーだな…。」
SARU「じゃあ、僕はちょっと用があるから。」
セーナ「…すぐに帰って来てね?」
SARU「ああ。」

SARUはセーナの頭を優しく撫でた後、場所を移動した。

フィールド上空には、これからの試合を激しい戦いを象徴させる映像が展開された。小さい剣士と大きい剣士が戦っている。そして、勝ったのは小さい剣士だった。

ティアラ「へぇ…。面白い事やるね〜!…あっ!輝姫達発見!!」
マーク「小さい方がセカンドステージチルドレン、大きい方がエルドラドか…。」
フィディオ「恐らく、エルドラドへの挑発だろうな。」
ラティア「この位で盛り上がる何て…、馬鹿な人間共だわ…。」
ティアラ「ラティア、もしかしてイラついてんのー?」
ラティア「当たり前じゃない。私達は、試合を見る為にわざわざ過去から来てやったのよ?」
フィディオ「まあまあ。…ほら、もうすぐ試合開始だよ。」

セーナ「ここが、私達の部屋だよっ♪」

暗莉達は、ラティア達とは別の部屋で観戦する様だ。

「…あれ?君達は?」

そこには2人の少年がいた。1人は水色の髪をした少年、もう1人は赤い髪をした少年だ。

「君達2人は…、この時代の人じゃないね…?」

水色の髪の少年が暗莉達に近付く。

暗莉「…ああ。僕と白竜は、200年前の世界から来た。」
「へぇ…。君は…、僕達と同じみたいだけど…。力強さを全く感じないね…。」

2人の少年は、物珍しそうにセーナを見る。

SARU「久しぶりだね。ガルシャア、ヴァンフェニー。」
セーナ「サリュー!」

セーナはSARUにギュッと抱き着いた。

ヴァンフェニー「へぇ…。その子、やっぱり僕達と同じだったんだ…。」
SARU「ああ。まぁ、僕達みたいな能力は使えないけどね。」

SARUと少し話した後、ガルシャアとヴァンフェニーは部屋を後にした。

セーナ「あの人達は…?」
SARU「ガルシャアとヴァンフェニー。滅多に顔を出さないから、セーナは会った事がなかったね。」
セーナ「…私、あの人達苦手…。」
SARU「そうかもね。…まぁ、セーナは僕に護られてればいいから。」
セーナ「うぅっ…///」

セーナは恥ずかしくなり、暗莉の後ろに隠れた。

SARU「それじゃあ始めようか。人類の命運を懸けた最終戦争『ラグナロク』を!」




***
姫佳「てな訳で、次回から本格的にラグナロクスタートです!!」
輝姫「私、どうなるの?!;」
姫佳「う〜ん…。まぁ、君の出番はまだだから。」
暗莉「というか、輝姫の記憶が…、」
姫佳「それも徐々に明らかにしていきます!!では、コメ待ってます☆」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200



この掲示板は過去ログ化されています。