二次創作小説(紙ほか)
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- マテマテ☆大集合!! 〜みんなの力を1つに〜
- 日時: 2013/07/02 16:58
- 名前: ゆな&ルル (ID: BvZBUYdW)
- プロフ: http://www.kakiko.info/oekaki_bbs/data/IMG_002871_3.jpg
こんにちは!
どうも、ゆな&ルルです♪
ここでは、
文 ゆな 絵 ルル
といったかたちでやっていきます。
よろしくお願いします!!
この話は、「魔天使マテリアル」(略してマテマテ)という小説の内容です。
それを、パラレルワールドっぽく、いろいろな小説を混ぜてつくっていきます。
今、決まっているのは
魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナ (ルル)
魔天使マテリアル「聖なる夜」 (ドロシー)
魔天使マテリアル−「本当の家族」 (栞奈)
魔天使マテリアル−「失われた過去、甦る記憶—‥」 (ゆき)
魔天使マテリアル−「人間の秘密」 (ゆき)
です。
あと、オリジナルの世界が登場します。
リクエストがあったら遠慮なく言ってください!!
応援していただけるとうれしいです(*^_^*)
頑張ります!(>_<)
- Re: マテマテ☆大集合!! 〜みんなの力を1つに〜 ( No.272 )
- 日時: 2013/08/03 12:32
- 名前: ゆな (ID: T3.YXFX2)
- プロフ: http://www.kakiko.info/oekaki_bbs/data/IMG_002976.jpg
↑ルルが描きました。みてください!
。。。。。。。。。。。
少女が扉に入る時、声がした。
「一人でいいの?」
その少女の事をすごく心配しているようだ。不安そうな声。
少女は立ち止まって言った。
「いい。別に戦わないから」
素気なく答えると、その扉はゆっくりと閉まった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「とうとう″あれ″が動き出した。どうする?」
少年の声がする。
その声に少女が答える。
「大丈夫、考えてるから」
そう言って、少女は立った。
「今までつまらなかったけど、…これからは楽しくなる」
その言葉を残し、その少女と少年は…消えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ここは・・・?‥———っ!」
少女は辺りを見回した。
そこは、——‥
「……騙された‥」
暗くてよく見えないが、周りには大量の何か—変な物体が動いていた。
その少女は溜息をついた。
(これを一人で全部…結局、戦うハメになるんだ‥)
今更後悔しても遅い。
なにせ、もう扉は閉まっている。
少女は仕方なさそうに右手を挙げた。
そして、
「———————————————————」
何かを唱えた。
辺りは一瞬で光に包まれ、また暗闇に戻っていった。
「う‥そ…」
絶句をもらし愕然としてしまった。
(それで雑魚送ってきたんだ。体力消耗を狙ってる)
その時—後ろから声がした。
耳を劈くような声。
一番雑魚の″あれ″が出す声で唯一の言葉、だ。
振り返ると一人の少年がいた。
それを見て今度は唖然。
声を出す事ができない。
「心配だったから。来てみた」
少年は少女の心を読んだかのように言った。
(はぁ、仕方ない)
そう思って少女は少年の方に駆けた。
「今日は許す。けど、無茶はもうしない事」
すると、少年は、少し悩んでから言った。
「分かった。とにかく早くここを片付けよう」
少女は頷いた。
「分かってる。行くよ!」
その声と同時に、二人は敵に向かって行った。
- Re: マテマテ☆大集合!! 〜みんなの力を1つに〜 ( No.273 )
- 日時: 2013/08/06 21:47
- 名前: ゆな (ID: T3.YXFX2)
だ、誰も来ない‥ ?
誰か来て><
- Re: マテマテ☆大集合!! 〜みんなの力を1つに〜 ( No.274 )
- 日時: 2013/08/07 05:10
- 名前: ゆな (ID: T3.YXFX2)
- プロフ: 「失われた過去、甦る記憶—‥」
沙「これ、どういう事—‥?」
沙綾は呆然と呟く。
紗「ねえ、どうなってるの?もしかして、これが・・・」
二人は全体を見回す。
辺りは全てセピア色。
沙「とにかく、中に入ろ。みんなは無事か確かめなくちゃ」
そう言って、ドアを開いて店の中へ。
紗綾もそれに続いて入る。
沙「…すごい、中まで完璧に‥」
店内完全セピア状態。
つまり、これは自然現象ではない。
まあ、もともとこんな不自然な現象は普通に考えて有りうるわけないのだが…
沙(この様子じゃ、どこも同じようね)
そんな事を考えていると、
「う‥ 」
呻き声が聞こえた。
振り返ると、そこに紗綾が倒れていた。
沙綾は慌てて紗綾の傍に行き、その体を支えた。
沙「大丈夫!?どうしたのっ!」
紗「きつ‥い、…胸‥が、苦し・・——っっ!」
瞬間、沙綾の首筋に激痛がはしった。
沙(—痛っ!どうなってる、これは。まさか、紗綾にも!?)
予想通り、紗綾は首を抱えて蹲っている。
(そんな‥。でも胸が苦しいって?)
沙綾は必死に自分の痛みを堪えながら、唱えた。
″力″— 治癒を使う呪文を
(お願い、発動して——!)
「自然の力、集まれ— 治癒の光を」
すると、突然沙綾の周りが明るくなった。
しばらくしてその光は納まった。
(え?これは‥—成功?)
沙「紗綾…」
紗綾の方を見ると、
紗「ん‥、う」
瞼を動かし、目を開け、そして眩しそうに目を細めた。
眩しいはずはない‥はずなのだが。
沙「良かった」
そう言って、沙綾はほっとした表情になった。
そんな心配を余所に紗綾はとんでもない言葉を一言。
紗「ま、眩しい…」
と。
沙(はあっ!?そんなわけな———…)
思いながら、見て唖然。
なにせ今度は真っ白に染まっているのだから。
沙「っい!?ええぇぇえええ!!!」
驚きのあまり、後ろに飛び退いてしまったので、支えていた紗綾は頭を床にぶつけた。
紗「痛〜 —って、?…えええぇぇええ!!!!!」
やっと紗綾はさっきまでの事を思い出したようだ。
混乱した紗綾は、——
紗「!!こ、これ、どうなってんの!?ウェンディ!」
あまりの出来事の変化についていけず、過去と現在の区別も分からなくなったようだ。
沙「は?…なんでその名で!?私は沙綾」
どうやら、こっちも同じらしい。
過去の言葉使いになっている。
紗「あっ、そうだった。つい‥って他人の事いえないでしょっ!」
そんな事を言い合っていると、
ドドドドドドドド・・・・・・・
二階からおりてくる、猛・スピードの足音が聞こえた。
そして、ドアがすごい勢いで開けられ、その後すぐ声がした。
『サーヤ[沙綾]!!』
黎夜と夕夜だ。
夕「良かった。無事、みたいっ——」
また異変が起きたようだ。
今度は何かとその方向を見てみると… 扉
なぜか扉。
ギィ・・
鈍い音とともに扉が開き、
そして—、
『きゃあぁああぁぁあああぁぁあ!!?』
『うわあぁああぁぁあああぁぁあ!!!』
と悲鳴が残った。
- Re: マテマテ☆大集合!! 〜みんなの力を1つに〜 ( No.275 )
- 日時: 2013/08/12 09:18
- 名前: ゆな (ID: T3.YXFX2)
- プロフ: 本当の家族
沙「どういう事…?—これは…」
辺りを見て、呆然とする沙綾。
真綾と真夜都は
マ「すごーい!」
真「辺り一面、セピア色だ‥」
次々と思った事を口にする。
沙綾は真剣な表情で、首筋に手を当てた。
沙(痛みはない。となると、別の線か…)
そう思い、未だ気楽に喋っている二人を呼んだ。
沙「真綾、真夜都」
それを聞いて二人は沙綾に目を向ける。
そして陰でこっそり、内緒話をしていた。
マ「(ひそっ)なんかお姉ちゃん人格変わった?」
真「(こそっ)真剣になるとそうなるんじゃないか‥?」
マ「そういえば、あの時も…」
と思い出しかけて、
沙「行くよ」
沙綾に言われたので、それをやめ頷いた。
向かう先はWindmill
なぜ、向かうのかというと…。
突然の事に頭がパニック状態となった真綾は思考停止。
考えなしにおもいっきり後ろへジャンプ。
真夜都は慌てて真綾が跳んだ方向に猛スピードでダッシュ。
そして、ギリギリで間に合ったのはいいが、こんなところに。
Windmillまで後、約一㎞。
この兄妹は、かなり奇妙だ。
一㎞跳ぶ事さえ有り得ないはずなのだが、それを道中走って追いつくのは…化け物としかいいようがない。
最後は沙綾が地面を軽く蹴り一回のジャンプでそこに着地。
この家族はもう全員、異常なのかもしれない。
そんなこんなで、+一㎞追加。
沙綾が跳び、真綾もその後に続こうとした。
しかし、何かを思い出したように「あっ」と言って、真夜都の方に振り返った。
マ「さっきは、ありがと」
そうして、また前に向き直り今度こそ行こうとすると、
真「ちょっ、—待て、マーヤ」
後ろから真夜都の声が。
真「オレ、どうすんの?」
真綾は一瞬固まり、その後、しまった!と言うような表情に。
真「もしかして…忘れられてた‥?」
マ「えへへ★」
図星だった。
真「ひどっ!!」
真夜都は真綾や沙綾と違い、跳んで一㎞というのは無理だった。
決して体力がないというわけではない。
真夜都以外が異常なだけだ。
それなのに、
マ「仕方ないな〜。お姉ちゃんと違って、お兄ちゃん(マヤト)は脚力ないもんね」
などと簡単に言っている。
真夜都は思った。
真(マーヤと姉さんが異常なんだよ!)
しかし、言えばデススマイルが返ってくるので口には出さない。
マ「じゃ、とにかく行くよ」
真「うわっ、ちょ——」
いきなり手を掴まれ途惑う真夜都。
そんな事を他所に真綾は手をしっかり繋いで跳んだ。
真「うわああぁぁあああああああ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
そしてWindmill到着。
マ「お姉ちゃん、どうかしたの?」
沙綾は中に入らず、一度地面に手をあてた。
真夜都はすごい息を荒らしていて、なんとか立っている、という状態だった。
なにせ、真綾が沙綾に追いつくために超・高速で行ったのだから。
沙「この石、動かない」
沙綾はつぶやくように言い、
マ「へ?」
何が何だかさっぱりな真綾は聞きかえす。
そのようすに沙綾は丁寧に説明してくれた。
沙「ほら、固まってるの。はずれない。この現象と関わりがあるかも」
マ「あ、そういうこと」
真綾は納得し、頷いた。
沙「真夜都、″力″を使ってみて」
いきなり、そんな事を言われて真夜都は驚いて沙綾を見つめた。
真「何をするの」
沙「月が見ている様子を調べて」
真「分かった」
今、マテリアルの〝力〟は消えている。
けれど、沙綾の言いたい事は分かったようで、真夜都は頷いた。
沙「真綾、入るよ」
マ「え?マヤトは?」
沙「じゃあ、真綾は真夜都を見てて。私、中に入って様子を見るから」
真綾が「うん」と言ったのを聞き、沙綾はWindmillの中へ入っていった。
沙(やけに静かね。変だわ)
Windmillの中—
沙「みんな、大丈——!!」
中に入ると、みんなが一点に集まっているのが見えた。
沙「どうしたの?」
そう言って駆け寄ると、みんなはやっと沙綾に気付いた。
紗「きつ‥い、…胸‥が、苦し・・——っっ!」
見ると、紗綾が蹲っていた。
瞬間—
沙「—痛っ!」
沙綾の首筋に痛みが。
紗綾も痛いのか、首を抱えている。
『悪魔!!?』
一斉に言うと、沙綾は否定した。
沙「違う、‥悪魔じゃない!もっと別の…も、のが・・・」
言葉は途中で切れてしまった。
意識はあるが、痛みがひどいのだろう。
その時—
ドアが開いた。
マ「お姉ちゃん!わたし、今・・・———大丈夫!?」
真「姉さん、大変だ!———!!?」
真綾と真夜都は入って来るなり二人の姿を見て吃驚。
すぐさま真綾が二人の傍へ行き、
マ「今、助けるからね。サーヤちゃん、お姉ちゃん」
そう言って、二人の手を取った。
マ「治癒の神よ、我の願いに応えたまえ——」
(お願いします。どうか、届いて—!)
突然、紗綾の周りが明るくなった。
しばらくすると、その光は納まり・・・
「ん‥、う」
と声がした。
紗綾の声だった。
真綾は急いで姉である沙綾の方を確認した。
沙「マーヤ、有難う」
そう言われて、ほっとした。
みんなで喜ぼうとした時—
真「大変だ!————‥‥?…″あれ″‥何?」
今度はまた何かあったようだ。
全員、そこへ注目すると—・・・・・
『!!!!!!!!!!!!!!!!!』
驚いて目を見開く。
部屋は変わり果て、その見た方向にあったものとは—
—扉だった。
ギィ・・
鈍い音とともに扉が開き、
そして—、
『きゃあぁああぁぁあああぁぁあ!!?』
『えええええええええええええええ!!』
『うわあぁああぁぁあああぁぁあ!!!』
悲鳴がこだました。
- Re: マテマテ☆大集合!! 〜みんなの力を1つに〜 ( No.276 )
- 日時: 2013/08/07 14:41
- 名前: ゆな (ID: T3.YXFX2)
続きます。時間がなかったので一旦送信。
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