二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- *。 五年霊組 こわいもの係 。*
- 日時: 2015/10/23 21:50
- 名前: そら。 (ID: 0a987INq)
*。 ごあいさつ
皆様、初めまして! 二次創作で活動させてもらうのは初めてです。
こちらでは「五年霊組 こわいもの係」の友花ちゃんの方をやらせて頂きます*
*。 諸注意
荒らしは禁止させて頂きますが、ご理解ください。
皆様が気持ちよく使えるよう、掲示板のマナーを守ってくれれば幸いです。
- Re: *。 五年霊組 こわいもの係 。* ( No.30 )
- 日時: 2015/10/26 19:15
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
やった♪───O(≧∇≦)O────♪
デート編やった!
そらっちありがと!
- Re: *。 五年霊組 こわいもの係 。* ( No.31 )
- 日時: 2015/10/27 22:35
- 名前: 黒猫 (ID: 3KWbYKzL)
友花と陽介のデート編楽しみ!!
- Re: *。 五年霊組 こわいもの係 。* ( No.32 )
- 日時: 2015/10/28 16:37
- 名前: アカ (ID: DHfHPQAg)
デート編楽しみにしています。
- Re: *。 五年霊組 こわいもの係 。* ( No.33 )
- 日時: 2015/10/29 17:13
- 名前: そら。 (ID: 0a987INq)
【 まさかの!? キツネとあいつと初デート。 】
そんなこんなでハロウィンも終わり、こわいもの係は平和。
平和なはずなんだけど、私には気になることがある。
「どーしたのっ、友花?」
「彩音ぇぇ……アイツのことだよっ、゛陽介 ゛!」
そう、アイツ、こと陽介だ。
私は教室の机にほっぺを乗せて、大きく溜め息をついた。
あのまま何か変わったってことは、ない。
まず私は本当に陽介が好きなのか分からないし、毎日悩むばかりだ。
「おーい、雅也(まさや)、蓮(れん)! 週末、映画行かねー?」
「あー悪い、俺らちょっと用事あるんだ」
「ゴメンなー、陽介っ」
彩音と二人で話していると、教室のすみから声が聞こえた。
向こうを見てみると、新しいホラー映画を誘う陽介たちの姿があった。
名残惜しそうにしながら謝る二人は、陽介と仲のいい友達だ。
断られた陽介は肩をがっくり落として、教室をぐるっと見まわした。
「そーだ、友花、一緒に行かねえ?」
「……は、はあ———っ!?」
*
*
*
………と、いうことで。
今、私は大嫌いな「ホラー映画」を観に、とあるショッピングモール。
あの後さんざん彩音にはやしたてられ、洋服も買うことになった。
今日着ているのは、水色の花柄のワンピース、それに少しだけヒールの入った白い靴。
髪の毛は片方を編み込んでポニーテールにして、黄色のカチュームで止めてある。
耳元には淡い桜色のリボンのイヤリングを付けて、本当恥ずかしい。
陽介はいつもと変わらない服装で、映画のポスターにくぎ付け。
私は大きーく溜め息を吐いて、恥ずかしくて顔を覆った。
でも、何でかな、気のせいかもしれないけど。
公園で待ち合わせしたとき、陽介の顔が赤かった気がする。
「………さっさと行くよ、陽介」
「おーっ、楽しみだな!………コン、コンッ」
「コン、コン?」
「あ、ななななな何でもないっ、ほら行こーぜっ」
何故だろう、陽介がまるでキツネみたいに「コンコン」言った気が。
でも見た目は何も変わらないし、きっと気のせいだ。
そのまま私たちは映画館に入って、ホラー映画の上演までそこにいた。
ポップコーンを買ったり、映画のチラシを見てみたり。
でも、何でか知らないけど陽介は時々「コンッ」とか言ったり。
たまーに、陽介の履いているズボンから、はらはら葉っぱが落ちたり。
そして時刻は十時半になって、上映時間になった。
チケットに書かれていた席に座って、大きなスクリーンを見た。
暫くすると、ブザー音が鳴って映画が始まった。
思っていたよりも怖くはなくて、陽介も楽しそうだった。
あんなに一杯入っていたポップコーンはすぐなくなって、あっという間に映画は終わってしまった。
「………コ、コ、コンッ」
「ねえ、陽介なに言ってるの、さっきから」
「コ、コ、コンッ」
「ふざけないでよ、ねえ、どうかしたの?」
映画が終わり、ショッピングモールを歩いていると。
また陽介は変なことを言い出して、焦(あせ)り出した。
もしかしたら風邪でも引いているのかも、と思い顔を覗き込むと。
「—————————————んぎゃああああああーっ!?」
そこに立っていたのは、洋服は陽介のまんまの、ただのキツネ。
向こうもびくびく震えて、慌てていた。
そしてショッピングモールに響きわたったのは、私の大きな悲鳴。
周りにいた人たちが一斉に振り返って、びっくりしていた。
私は口をあんぐりと開けて、ただそこに立ち尽くしていた。
目の前の「陽介キツネ」は指を唇に持っていき、目をぱちくりさせた。
——……一体何なんだ、このバケモノ野郎は!
- Re: *。 五年霊組 こわいもの係 。* ( No.34 )
- 日時: 2015/10/29 17:20
- 名前: そら。 (ID: 0a987INq)
*。 リィナ さま
そんなに楽しみにしてくださって、とても嬉しいです!
いえいえ、精一杯頑張らせて頂きますね(´`*)
*。 黒猫 さま
わわわ、またコメントありがとうございます!
楽しみにしてくださってるなんて、とても嬉しいです*
*。 アカ さま
ありがとうございます!
これからも、精一杯頑張らせて頂きますね*