二次創作小説(紙ほか)
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- ナンバカ。チートキャラが来た!完結。コメント募集中!!
- 日時: 2017/06/26 06:44
- 名前: 桐谷 (ID: PITau1mw)
はじめまして桐谷です
今回はナンバカの夢小説を書かせてもらいます
設定
名前 神崎 神子人 (カンザキ ミコト)
姿 185cm
??kg
黒髪、まだらに赤毛
つり目
好きなもの 鎖 猫 モフモフしたもの 甘い物
嫌いなもの 虫 ネチャネチャしたもの
猫被り 超能力の持ち主
アイタイプ 青紫
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た!完結。コメント募集中!! ( No.29 )
- 日時: 2017/07/04 15:24
- 名前: 祭 (ID: aVnYacR3)
神崎ちゃんと他の人との過去が知りたいです!
期限切れですいません😢⤵⤵
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た!完結。コメント募集中!! ( No.30 )
- 日時: 2017/07/17 13:37
- 名前: 桐谷 (ID: 2jjt.8Ji)
祭さんコメントありがとうございました!だいぶ遅れましたが、リクエストのをやらせていただきます!
神崎×看守長
ある日、私が韓国の看守長をまだ勤めていた頃だった。
神崎(くそっ!もう限界が来てる………!どこかで誰にも見つからずに死ねる所は…)
私はどんどん限界が来るのが早まっているのを感じていた。死に場所を探すために看守服のまま、川原に倒れていた。
ザッザッ
誰かが近づく音が聞こえてきた。
百式「大丈夫か!」
凛とした声だった。研修生なのか、看守服を身に纏っていながらも、若い印象を受けた。
神崎「ほ、ほっといてくれ。あなたには関係無いわ」
百式「そんなことできるはず無いだろう!どこか痛いのか?今病院に」
神崎「ほっといてくれと言っただろう!………どうせ今から死ぬんだ。部外者を巻き込みたくない、世話は無用だ」
私の言葉におののきながらも、それでも強く決意した眼差しで尚更、私を助けようとした。
百式「どこか悪いのか?私に出来ることなら何でもするぞ」
神崎「何でも?そう。なら、人が来ない場所に連れてって」
百式「それで良いのか?」
神崎「……えぇ」
百式「此処の路地ならまず人は来ない」
そっと私を寝かせてくれた。この人になら見せても良いかな?
神崎「貴女、名前は?」
百式「百式百子だ」
神崎「日本人ね。私は神崎神子人。ドイツ出身よ。本名はルヴィル。百子、もう1つお願いがある。私の死を見守ってくれないか?」
百式「……………わかった」
神崎「ありがとう」
彼女は、神子人は静かに逝った。妙にきれいな逝き様だった。そして立ち去ろうとしたとき、信じられない事が起きた。神子人の体がホウと柔らかく光っていた。
神崎「………あら、まだ行ってなかったの。ならいいわ。私の秘密教えてあげる」
そして、新年大会前日に至る。
神崎「あぁ、そんなこともあったわね」
神崎と百式二人は神崎の部屋で呑んでいた。百式は神崎からの話を聞くために部屋に来ていた。
百式「神崎、話とは」
神崎「うん、私ね、明日死ぬの」
百式「?いつもの事じゃないのか?」
「そーなんだけどね」と神崎は酒をあおった。
神崎「今度はほんとに死のうと思うんだ」
百式「呪いを解ける方法でも見つかったのか?」
神崎「………やっと愛しい人が見つかったの。片想いだけどね」
百式「なら、」
神崎「駄目なの。明日死なないと。だってあの人にわ手が届きそうに無いんだもの」
百式「その人とは誰なんだ?」
神崎「双六一」
百式「………………そう、か」
百式「まぁ神崎と双六一ならお似合いだ。両思いだよ。きっと」
神崎「っ。ありがとう百子」
神崎(良い親友を持てて幸せだよ。百子。本当は、百子だけなのよ愛しい人は)
本音を隠した二人。
END
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た!完結。コメント募集中!! ( No.31 )
- 日時: 2017/09/03 12:08
- 名前: 桐谷 (ID: g1jgOPDD)
お久しぶりです!
だいぶ仕事が片付いたので過去編再開致します!
覚えていらっしゃる方はいるのか疑問ですが、また
応援してください!
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た!完結。コメント募集中!! ( No.32 )
- 日時: 2017/09/03 14:14
- 名前: 桐谷 (ID: g1jgOPDD)
チィー×神崎
中国
「はっ はっ はっ はっ」
「チッ、どこ行きやがったあの女!」
「はっ はっ、ケホッ、……なんとか撒けたようだな」
一人の女が路地裏に逃げ込んだ。
俺はそれを影から見ていた。
(運の悪い女)
最初は人身売買の奴らに追われてる、運の悪い女としか思わなかった。けど、まさかボスがあの女に目をつけるとは想像してなかった。
肩を激しく上下させ、膝から崩れ落ちていく。
自分の心臓がどんどん止まっていくような、不思議な感覚…
(こんな所では死ねんな)
長い間食事もままならない日々で、空腹に支配された頭は、クラクラと不安定に揺れる。最後に見えたのは、豚の被り物を被った大柄な男と、煙管を吸う男だった。
私は捕まったのか…
目を開ければ真っ暗で異臭のする部屋だった。
(夜か…)
月明かりが射し込むので理解した。
(先程は昼だったな)
体を見ると何ヵ所か新しい切り傷があった。足には切断された跡。
すぐに解剖されたと知る。
(この姿も寿命がくるな)
何回、体を代えただろう。何回、人の墓を漁っただろう。
また、新しい体を見つけなければ。
いや、もう無理か……
ガシャン
「やっと起きたか」
豚のような男が入ってきた。
「まさか不死の体だったとはな」
私の体を切り刻んだのはこいつか
「私を売るのか?」
聞いてみた。売られるなら逃げる機会はいくらでもある。だが…
「売る?まさか、お前のような体は他にないんだ。やるものか」
「そう…か」
まぁ、仕方ないか。だいぶ調べたんだからそれなりに貴重と判断したんだな。
「名前は?」
「?」
新しく男が入ってきていた。煙管を吸っていた男だ。
「あんた、名前何て言うの?」
第一印象。物好きな男。
豚の一歩後ろにいるということは、豚がここの頭か。
「神子人」
「神子人、ね。もしかして日本人?」
「………違う。ドイツだ」
男は目を見開いた。
まぁ、元々の産まれはドイツだが、この体は日本人の者だ。そう思うのは仕方ない。
「………カルタフィルス……?」
「…ま、……て…った?」
「ぇ?」
「今、何て言った?」
驚いた。まさかあの、さまようユダヤ人だとは…
「僕は、私は、カルタフィルスじゃない。神子人だ!」
ミシッ
「がっ」
骨がっ!!!
ドサッ
「ゲッ……ゲホッケッ」
(な、何が起こって…骨が折れて…)
神子人と名乗った彼女は俺に向けて手を筒状にしていた。…………違う。握ってるんだ。俺の体を!
ギリッ
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」
「おい、どうしたんだ。」
「骨がっ、骨がっ」
息がし辛い。糸のように細い息しかできない…
「痛い?そうよね、痛いわよね」
もがき、苦しみ、嘆くがいい。そして、忘れろ。その名を。
「ボス……あれ……を」
「チッ、貧弱な…」
ドスドスドス
「近づくな!貴様も同じようにっ」
ドッ
「うっ」
ドサ
続く
- Re: ナンバカ。チートキャラが来た!完結。コメント募集中!! ( No.33 )
- 日時: 2017/09/16 08:44
- 名前: 桐谷 (ID: Bl6Sxw0v)
どれぐらい眠らされていたのだろうか。
目を瞑っていてもヒシヒシと伝わってくる『人の視線』と『気』。瞼越しにライトに照らされているのだと分かる。あまりにも静かで恐ろしい。
目を開けようとしても、瞼が重く上がらない。
体が酷く重い。
渦を巻くような嫌悪感。
(麻薬か?)
この体の変化には前にも感じた事がある。
スラムに居たとき、吸わされた事がある。
特に私には中毒になるような症状にならなかったが、この体ではどうか。
「起きなさい。神子人」
子供の声のように聞こえた。まさか、子供がこんな所に居る筈がない。
「……カルタフィルス!」
「!!」
今の今まで開かなかった目が突然開くようになった。それにしても
「その名で呼ぶなと言っただろう!!!」
ガシャァンッ
起き上がり様に近くにあったものを叩き落とした。
「俺が言った訳じゃないんだけど…?」
床には叩き落としたと思われるサングラスと、粉々になっている注射器が散らばっていた。
目の前には、あの煙管の男と、キョンシーの様な姿の子供。そして三編みの男。
いつの間にか服を変えられており、三人と似たようなデザインだ。
「貴様ら、誰なんだ?」
「名乗るなら貴女からでしょう。新入りなんですから」
さっきの子供の声はどうやらこいつだったようだ。
「まぁまぁ………俺はチィー、宜しくね。カル…神子人」
今言いかけたな。
チィーといった男から自己紹介が始まった。私の事は知っているように、それぞれ好きな呼び方をしていた。
ドス ドス ドス
「!」
一通り終わった所で重い足音と共に現れた豚のような男。先程のあれか。
「やっと起きたか」
(気持ちの悪い声)
こいつは嫌なヤツだ。直感で思った。
「おい、こいつの世話を頼むぞ」
肩に手を置かれたのはチィーだった。
私に何をさせようというのか。
「…分かったよ………」
「?」
一瞬、とても哀しい顔に見えた。まるであの時の……………
(いや、それは忘れておこう。もうあれは居ないのだから…)
「どうかした?早く行くよ?」
「………あぁ」
続く