二次創作小説(紙ほか)

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東方狂乱舞
日時: 2017/05/20 12:23
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

乱舞・・・入り乱れて、舞うこと。
     踊り狂うこと。

海登 澄花(みとう すみか)

能力を操る・作る程度の能力を扱う。
温厚な性格で、どんな人とも仲良くなれる。
黒く短いショート。

月野 樹雨(つきの きさめ)

言葉に力を持たせる程度の能力を扱う。
ちょっとやそっとじゃブレない精神の持ち主。
朱色の髪のポニーテール。

木陰 海未(こかげ うみ)

倒れているところを神子に助けられる。
痛みがなく、つらい過去を持つ。

湯宮 素亜(ゆみや そあ)

不快な性格。
海未の痛覚を消した張本人。

Re: 東方狂乱舞 ( No.4 )
日時: 2017/05/17 19:15
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

オリキャラ募集はいったん中止しています。

第3話 決闘

外で話していると声がよぎる。
???「・・・海登 澄花。俺と勝負しろ。」
青い髪に顏は左目以外、仮面で隠されている。
神子「名前ぐらい名乗ったらどうですか?」
もっともだが相手は首を横に振る。

???「その娘が俺に勝ったら、なんでも聞こう。
    どうする?」
勝てば仲間になってくれるかもしれない。
それに神子たちには迷惑をかけたくない。
悩んだ末に・・・
澄花「・・・分かりました、その勝負、受けて立ちます!」
その言葉を聞き、仮面の下で微かに笑う。

澄花「霊夢さんたち、私に任せてください。」

???「さぁ、見せてもらおう、その力・・・!」
素早く距離を詰め、刀を振るう。

澄花「”時符「プライベートスクウェア」”」
途端に刀の刃が地面につく。
???「クソッ!あのメイドのスペルも・・・。」
ゆっくりと立ち上がる。
澄花「ま、まだ動けるの!?」
???「やっと元に戻ったようだな。」

神子「(なかなかの手慣れですね。気を付けてください。)」
全員が祈りながら、見守る。
澄花「うわぁぁっ!?」
澄花の体が吹き飛んだ先には海未がいた。
その体を受け止める。
澄花「ありがとうございました。」
一礼するとすぐに立ち上がる。

追い込まれて、少し焦り始めた。
???「どうした?余裕がなさそうだが?」
余裕そうに笑う。
澄花はある賭けに出ることにした。
澄花「”剣伎「桜花閃々」”」
桜色に輝く刀を握り、真っ向からの勝負に出た。
それも受け止められる。
???「血迷ったか?」

Re: 東方狂乱舞 ( No.5 )
日時: 2017/05/17 20:23
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第4話 秘密

???「血迷ったか?」
澄花「私には秘策と作戦があります。
   それにもう、あなたは絶対に私に勝てませんよ?」
澄花の言葉に少しひるみ、力が弱まる。
???「(距離をとるか・・・ッ!?)」
弾き飛ばそうとするが、体が動かない。

澄花「”究極「アルティメットスパーク」”」
澄花が巨大なレーザーと星弾が放たれる。

相手の体は2,3回跳ねる。
???「は、はははっ。予想以上だ。
    いいだろう。俺のことを教えよう。」
全員が目の前に立つ。
男がその仮面をとった。
灰色の瞳には光がなかった。

???「・・・俺は大和だ。よろしく。」
澄花「はい、仲間ですね!」
握手をする。

そんな様子を見ている海未に異変が起きる。
海未「ッ!?・・・ハァ…ッ!」
神子「海未さんっ!?」
全員が駆け寄る。

海未には血まみれで横たわる、澄花たちの
姿が見えた。
誰かがささやく。
『君の力なんて、だれ1人として救えないよ?』
澄花「・・・さん、海未さん!」
その声で我に返る。
澄花を自分の方に抱き、涙を流す。
澄花「(つらいことでも思い出したのかな?)」

Re: 東方狂乱舞 ( No.6 )
日時: 2017/05/17 21:09
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第5話 紅魔の住人

紅魔館前

今日の朝、海未は霊夢たちに提案され澄花と
行動を共にしていた。

美鈴「あ、澄花さん。どうもです。
   こちらの方は?」
澄花「海未さんだよ。海未さん、
   ここは紅魔館で、こちらは美鈴さんだよ。」
澄花が紹介すると、美鈴と海未が互いを見つめ、お辞儀する。

ドアを開け、館内に入る。
咲夜「2人とも、お嬢様方がお待ちよついてきてくれる?」
咲夜が案内する。

扉を開けると、レミリアたちが座っていた。
レミリア「へぇ、あなたが海未ね?
     私はレミリアよ、こっちは妹のフラン。
     彼女は咲夜とパチュリー、そして樹雨よ。」
レミリアが紹介する。

Re: 東方狂乱舞 ( No.7 )
日時: 2017/05/19 21:13
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第6話  サイネリア

樹雨に案内され、部屋に到着する。
彼女のつけているネックレスに気づく。
海未「なぁ、樹雨。そのネックレスの花は?」
胸元の青い花を指す。

樹雨「・・・澄花ちゃんがくれたのよ。
   この花はサイネリアよ。
   澄花のは、パンジーよ。」
そのすぐ後だった。

海未の息が荒くなる。
すると海未は狂気じみた笑みを浮かべた。

澄花も樹雨も正気じゃないことに気が付く。
海未「ハ、ハハッ!カア、サン?トオ、サン?
   星歌?アイ、タイ・・・違うっ、会いたくなんか!
   ドコ?・・・マリー・・ゴールド・・・。」
澄花「マリーゴールド?」
海未「悲しくなんかっ!・・コワイ・・・
   ゥワアアアーーーーーーーーーッ!!
   ツライ、コワイ、ヒトリッ、
   カゾク、ホシイ・・欲しく、ないっ・・・
   ホシイ、ホシイホシイホシイッ!!」
海未が連呼する。
澄花「じ、じゃあ、私が家族になってあげるからっ!」
思わず口走る。

片目の色が変わっている。
海未「ッ!?」
何かに驚くような顔をすると、その場に倒れこむ。

Re: 東方狂乱舞 ( No.8 )
日時: 2017/05/19 21:39
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)


第7話 記憶のラブラドライト

永遠亭に運び、ベッドに横たわる海未を心配そうに
見つめる。

永琳「とりあえず、しばらくは落ち着くでしょう。」
鈴仙は永琳の隣に立つ。
鈴仙「澄花さん、何かつかめたことは、あるんですか?」
澄花「・・・・マリーゴールド、花言葉は『悲しみ、絶望』。
   何かつらい過去があるのかも?
   たぶん、星歌が妹?」
澄花のつぶやきに永琳も考える。

永琳「たしか、家族がほしいといってもいたのよね?
   彼には、つらいことがあって、家族を失ってしまったのかも
   知れないわね。」
最もな考えだ。

暗い部屋。
鎖で結ばれた体は動くことができない。
目の前の少女が自分に声をかける。
『お兄ちゃん、逃げて・・・。』
『海未くん、逃げて!』
『2人、ともっ!』
にやりと笑う男が2人の胸に包丁を突き刺す。
何度も何度も・・・。

『お前えええええええええっ!!
 よくもおおおおおおおおっ!!!
 殺してやる、殺してやる、殺してやるッ!!』
その時に目が覚め、体を起こす。

澄花「びっくりした、大丈夫なの?」
その微笑みは自分の妹に似ていて、涙がこぼれる。


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