二次創作小説(紙ほか)
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- 東方骸骨録
- 日時: 2017/09/04 20:32
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
どうも、マシュ&マロです いろいろ言葉が変だったりしますが温かい目で見てください
- 襲撃者の正体 ( No.9 )
- 日時: 2017/09/17 19:40
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
三人は地来殿の廊下を突っ切り出口のドアを勢い良く飛び出し霊夢は音速で空を飛んでいった「一真!、二手に別れよう」とそう言って慧音は右へと走って行ったので一真は左に走って行った[霊夢サイド]霊夢が上空50m付近を飛んでいると光線が右頬をカスっていった「アイツがサトリを」と言って霊夢は光線の発射された旧都の未開拓の方へと速度を上げながら突っ込んでいき足から着地すると半径5m程のクレーターが出来上がった「よう、俺は東際陽夏(とうぎわ ようか)だ」と襲撃者こと陽夏が言った、陽夏は10代後半ぐらいで髪は黄色で頭に緑のバンダナを巻いていて肌は少し日焼けし服装はピチピチの黒の半袖と迷彩柄のズボンに黒のブーツといった軍人の様な格好をしていた「サトリを殺そうとしたわよね」と殺気の混じった言葉で霊夢が聞くと「まあ最初はな、だがあのガキは弱過ぎだったから殺す価値も無いがな」と陽夏が言うと「もうナニも言わなくていいわ、半殺しで済まそうかと思ってたけど死んで、目障りよ」と言って霊夢はお払い棒を構えた[一真サイド]一真は今は家の物影に隠れていた(アイツら何やってるんだ?)とフード付きのマントを着た二人組の後ろ姿を見ながら思った、片方は身長2mの大柄で片方は170cm程の細身だという事がマントを着けていても分かる「誰だ」と細身の方が立ち止まり振り返り落ち着いた声でコチラに言ってきたので観念して「自分は一真です、あなた方は[再創の砦]の者ですね」と聞くと「おい、コイツの相手をしてやれ」と細身が大柄な方に指示を出すと細身の方は立ち去り大柄の方はマントを破り牛の様な角に肉食獣の様な牙が現れ全身が緑色をしていて獅子の様な黒い髪をし服装は革製の下着一枚だけでムッキムキのゴリゴリな筋肉が嫌でも目に入ってくる「ゴガァァァー!!!」と雄叫びを上げ(ビリビリ)と肌に振動がきた「これオーガだよね!、勝てるのか!?」と冷や汗気味に一真は呟き臨戦態勢に入り身構えた[慧音サイド]慧音が走っている目の前に10代後半の髪は白髪で短めで瞳が青色をしていて整った綺麗な顔立ちで服装はピチピチの黒の半袖(胸は小さめ)と迷彩柄のズボンと黒のブーツを履いていた「どうも、私は西城砂羅(さいじょう さら)と申します」と言って静かに隙のない動きで両手を構えた「私は慧音、人里で先生兼守護者をしている者だ」と言って慧音も構えた[霊夢サイド]迫りくる光線を霊夢は弾き避けをしながら相手の能力を考察していると「俺の能力は[日光を力に変える程度の能力]っていう浴びた日光を体に貯めて光線を出したり体に纏わせたり身体強化に使ったり出来るんだ」と言って陽夏が説明すると「なるほどね、じゃあ攻撃に移るわよ」と言って最後の光線を弾いて後ろに飛んで陽夏との差を20mから30mにし「【[霊符]夢想封印<散>】」と右手を突きだし霊夢はスペル宣言をした
- 助っ人参戦 ( No.10 )
- 日時: 2017/09/17 00:17
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
霊夢の右手から赤色の弾幕が一発だけ出てきて陽夏へとゆっくり近寄って行った「何だそりゃ?」と陽夏は光線を発射し弾幕を撃ち抜こうとした時に赤色の弾幕は光線に当たる寸前に青色と黄色の弾幕が出てきて速度も少し上がり今度は赤色と緑色が出てきて少し速度が上がった、弾幕は4つになり次に8つになり16つになりドンドン増えていき速度もドンドン増していき最終的に112つに増え弾丸の様な速度で陽夏に弾幕の嵐が迫ってきた「やるね〜」と楽しそうに言いながら陽夏は弾幕の嵐を日光を纏って相殺していく「まだ続くわよ【[霊符]夢想封印<集>】」とスペル宣言をし霊夢は両手を上に向け大量の弾幕を放って弾幕は空中で四方八方に散り陽夏を取り囲む様に全方面から弾幕が陽夏を襲い陽夏は全身に日光を纏い両手で頭を庇いながら「やっぱり博霊の巫女って強いね〜」と言う陽夏は嬉しそうだった「受けてるだけじゃ倒せないわよ」と殺る気全開で霊夢が言うと「まあそうだな」と言い陽夏が全身に纏う日光の光が強くなり弾幕の嵐を無理矢理に突破し霊夢との差をドンドン縮めていき拳を放った「やるわね」と霊夢は言ってお払い棒を構え陽夏の拳に叩きつけ爆風と砂埃が起こり攻めて防いでの攻防戦が続いたが霊夢は飽きた様に「じゃっ、そろそろサヨオナラ」とお払い棒で高速の突きを放って旧都の岩壁に激突させた「グホッ!!、勝てねぇ様なんで俺はこれで」と陽夏はフラフラと立ち上がり言うとポケットから魔法陣の描かれたA4サイズ程の折り畳まれた布を取りだし(ビリビリ)と破くと陽夏を中心に1m程の魔法陣が展開され消えてしまった「ハア、逃げられちゃたわね、あーかったるい」と無気力に戻った霊夢はお払い棒を肩に立て掛けえながら言うと旧都へと歩き出した[慧音サイド]双方の戦いは互角でどちらも退けをとらない激戦だった「アナタは強いですね」と慧音が激戦の中で聞くと「いつも鍛えていますので」と素っ気なく言っただけだった(砂羅に付いていくだけでやっとだ、しかも彼女はまだ本気を出していない様だな)と慧音が思っていると砂羅の放った拳に対応しきれず腹に直撃し吹き飛ばされてしまった「グッ!ゲホゲホゲホ」と咳き込み意識が揺らぎ慧音は立ち上がろうとして立ち上がれなかった「では失礼します」と言うと砂羅の手が霊力が溢れ出した(霊力操作まで体得してたとわな)と慧音は死を覚悟し目を閉じようとした時だった、爆風が吹き荒れ慧音と砂羅は吹き飛ばされるが慧音は誰かに手を掴まれ砂羅はなんとか立ち上がり慧音ともう一人の人物を見た「どうも、私は清く正しき射名丸.文と申します」と文は言っていつものカメラの代わりに天狗の団扇を取り出した[一真サイド]今一真は下着一丁のオーガと向き合っていた「えーと、言葉通じますか?」と聞くとコチラに雄叫びを上げ走ってきた「ヘルプ,ミーって!!言っても仕方ないな」と言って一真は手足に骨を纏わせ迎え撃った(バゴッ!)と音が鳴る程に一真は思いっきり殴ったが効き目イマイチだった「うわぁ〜、コレはヤバイかも」と苦笑いをしながら一真が言っているとオーガに右腕を掴まれ左にある家に背中から叩き付けられ木造のため壁に穴が空き中へとお邪魔する事になった「骨は全然平気だけど背中が痛いな」と背中を抑えながら一真が言っているとオーガも家にお邪魔して来たので「あっ、いらっしゃい」と言うとオーガは畳を(ドン!ドン!ドン!)と足を立てながら走ってきた「お茶を飲みながら楽しく話しませんか?」と横に転がっていた茶葉の入った筒を手で拾って聞いてみたがオーガは目をギラギラさせながら迫ってきた「お茶って結構美味しいですよ」と妹の入れてくれた紅茶を思い出しながらオーガの顔に細かくされたお茶の葉を投げつけて外へと走った「ゴガ、ゴガ、ガアァァァ」と臭いを頼りにオーガは迫ってきたが壁の欠片に転倒し一真は家から脱出に成功したが怒ったオーガが突進してきて回避しようとするが足を滑らせてしまいピンチになり身構えるが目の前でオーガの下半身と右腕が氷で覆われ固まり家の屋根の上から「アタイ参上」と腕組をしながらチルノが現れ後ろから大ちゃんも現れた「えっ!何で二人が!!」
- 敵の援軍 ( No.11 )
- 日時: 2017/09/17 14:58
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
「ゴガ!?ゴガ!?」と事態を理解していないオーガをヨソに「文が朝に三人が旧都への穴に入っていったのを見つけて尾行している文をアタイ達二人が尾行したの」と自信満々に胸の無い胸を張ってチルノが言った「まあ、何にせよ助かった」と一真は言ってオーガに向き直ると氷を(バキッ!バキ!バキ!)と音を立てて無理矢理に引き剥がしていた「うおっ!そろそろヤバそう」と言って一真は後ろに跳んでオーガと距離をおき「お〜いチルノと大ちゃん、ソコから離れといた方が良いぞ!」と一真は家の屋根に居る二人に言うがオーガは氷から解放され二人の居る家をワシ掴みにして投げ飛ばしてしまい二人は空中で回転しながら10m下の地面へと落下していった「うわぁ!言わんこちゃない」と言って一真は爆走し右手でチルノ左手で大ちゃんをキャッチする「ありがとう一真」とチルノは軽く目を回しながら言った「ところで目の前にいる怪物をどうすればいいんだ!?」と一真は二人を下ろしながら言った「アタイに任せて」と言ってチルノは氷で巨大ハンマーを形成しオーガに叩きつけるが結果はチルノが痛々しい姿で戻ってきた「アイツは強いな」と一真は苦笑いしながら身構えた時オーガが走ってきたが家の物影から何者かにオーガは右頬を強打されて吹き飛ばされて行った「お前ら大丈夫だったか」と言って出てきたのは女性の鬼だった「一人だけ大丈夫じゃなさそうなのがいるな」と痛々しい姿のチルノを見て言うと「俺は星熊.勇儀(ほしぐま ゆうぎ)だ、よろしく」と勇儀が一真に言った「どうも、俺は一真です」と俺は自己紹介をして「ところでフード付きのマントを着けた人物を見ませんでした」と一真が聞くと「ああソレならさっきアッチで見たぞ」と勇儀はもと来た道を指差して言った「ありがとうございます」と言って一真は駆け出し後ろをチルノと大ちゃんは追いかけた[慧音&文サイド]「アナタ方はいい記事になりそうですね〜」と文が嬉しそうに言うと「そうですか」と言って砂羅は文へと駆け出し蹴りを放った「おっと危ない」と言って文は軽々とソレを避けて瞬時にカメラを取りだし(パシャ!パシャ!)と写真を撮り「[白髪の少女、旧都で暴れる]なんてどうですか?」と文は余裕タップリで聞くと「そういうのは興味無いんで」と言って砂羅は文に休みなく殴る蹴るの猛攻撃をするが団扇で全て受け流されてしまった「う〜ん、全身を鍛え上げられてて凄いですね〜」と猛攻撃の中でジロジロと砂羅の体を見ながら文が言うと「余裕で受け流すアナタも凄いですよ」と砂羅は言って急に攻撃を止めて後ろに跳びポケットから魔法陣を取りだしソレを破き消えていった「まだ取材したかったのですがね〜」と言って文はカメラで撮れた写真を確かめ「あ〜ぁ全部ブレちゃってますね〜」と言って文は写真を消去していった[霊夢サイド]旧都に着いた霊夢は地来殿に向かおうと歩き出したが面土臭そうに立ち止まって後ろを振り向き「私に何か用?」と霊夢は後ろにいるフードで顔の隠れた人物に話しかけると「失礼ですがアナタには死んでいただきます」と言って謎の人物の目の前に魔法陣が展開され上半身が人間で下半身がヤギのヤギ男[サチュロス]が300人?以上が現れた「ホントに失礼ね」と言って霊夢がお払い棒を構えるとヤギ男が200人?程が四方八方に散っていき残りの100人?がナイフや槍を構えて一斉に霊夢へと向かってきた「博霊の巫女の力を見せてあげるわ」と霊夢は謎の人物に言ってヤギ男へと駆け出した[一真&チルノ&大ちゃんサイド]三人が走っていると急に蹄とヤギの鳴き声が聞こえきた「えっ!なんだなんだ」とチルノが辺りをキョロキョロすると前と後ろにそして屋根の上にヤギ男が40人?近く現れたのだった「オーガの次はサチュロス!?」と一真は驚きながら骨を手足に纏わせた
- 骨の底力 ( No.12 )
- 日時: 2017/09/18 23:27
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
一真・チルノ・大ちゃんの三人は和風の造りの家々が立ち並ぶ場所でヤギ男[サチュロス]に囲まれてしまった「チルノ!!大ちゃん!!コレはヤバイかも」と一真が言うと「アタイは最強だよ」と言ってチルノは体から冷気を発し始めた「私も大丈夫です」と言って大ちゃんの手が輝いた「よしっ!じゃあ行くぞ!!」と一真が言うと三人は動き出した、一真は無慈悲な殴る蹴るでネジ伏せチルノは右手に形成した氷の剣で斬って左手で次々と凍らしていき大ちゃんは両手から弾幕を放って応戦し三人はヤギ男達を倒していった[5分後]「ハァハァハァ、やっと全員倒したハァハァ」と息を荒くしながら一真は言うと「ゼェゼェ、一真ゼェ、サッサッと行こう、ゼェ」とチルノも同じ状態でそう言った(メエェェェ)「ハァハァ、サチュロスが来る前に行こう」と一真が言って三人は走り出した[慧音&文サイド]二人もサチュロス100人?に取り囲まれしまった「あややや、物騒な方々ですねぇ〜」と言って文は団扇を取り出し慧音は拳を構えた「かかメェ〜」という合図にサチュロス達は武器を片手に一斉に襲いかかって来たが文は団扇で爆風を起こして吹き飛ばし慧音は一撃必殺でサチュロス達を吹き飛ばしていった[霊夢サイド]霊夢は襲いかかってくるサチュロス達をお払い棒を振り一撃10人?ずつ吹き飛ばしていると「さすがは博霊の巫女」と言って謎の人物は拍手した「・・・」霊夢は無言で謎の人物を見ながらお払い棒を振るばかりで長い沈黙が流れたがその空気を全速力で60人?のサチュロス達から逃げる一真・チルノ・大ちゃんが現れた事で消え去った「騒がしいわね〜」と霊夢は呆れ気味に言って数本の長く尖った針を構え「【[霊符]封魔針】」と霊夢はスペル宣言をし三人の方に向けて針を投げた、針は三人を意思があるかの様に避けてサチュロス達を貫いていき次に霊夢は御札を空中にばらまきヒラヒラと落ちる御札が地面に着く寸前に(ピンッ!!)とキレイに平らなってサチュロス達に向かって飛んで行きサチュロスに触れると小さな爆発が起きて御札は散っていきサチュロスは全員倒れて(ポンッ!)と音が鳴り白い煙となって消えていった「助かったよ霊夢」と一真が言うと「チャチャと目の前の敵を倒しちゃいましょ」と言って霊夢はお払い棒を謎の人物へと向けた「やっぱりアナタは強い【[魔符]焼却の矢】!!」と謎の人物が唱えると魔法陣が展開され大量の炎の矢が四人に迫ってきた「ワオ!!、ユーアーデンジャー!!」と言って一真は直感的に縦横10m程の骨の壁を形成し炎の矢を全て防いだ「うおっ!俺こんなこと出来たんだ!!」と一真が驚いていると「か、一真なんか姿が変よ!!?」と霊夢に言われ俺は自分の姿を見てみると姿が骨の鎧を纏っていたのだ「うおっ!!カッケー!!!」と思わず一真は言ってしまった「スゲェな、しかも力が凄い溢れてくる」と言って一真は拳を握り閉め謎の人物へと向き直った「それがどうしたって言うんだ【[魔砲]チャージブラスター】!!」と唱え謎の人物は両手を突き出し膨大なエネルギーの極太光線が発射されるが一真は正拳突きの構えをし光線との距離が2mになった時に拳を放ち光線を霧散させたのだった「えっ!ちょっ!?嘘!!?」と謎の人物は驚くが一真を含めて4人も驚いていた「アナタには今は勝てない様なんで失礼します【転移魔法】」と言って消えていった、鎧は自動で解かれ一真は強い脱力感と疲労感が押し寄せ倒れこみ気絶した「一真!、一真大丈夫!」というチルノが声が最後に聞こえた気がした
- 白玉楼に行く ( No.13 )
- 日時: 2017/09/20 17:25
- 名前: マシュ&マロ (ID: BB67RT0Y)
一真は目を覚ましたが目は開けなかった、理由は体が重くて凄くダルイからだった[10分後](そろそろ起きようかな)と思って一真が目を開けてみるとお空が目の前で顔を覗いたのだった「うおっ!(ゴツンッ!)うっ!!いててて」と一真は驚きの余り飛び起きお空に頭突きをしてしまい二人は頭を抱えこみ呻いていると「起きたみたいね」と霊夢が近付いて来て言ってきた「あっ!、ホントだ」と言ってチルノが腹へと飛び込んできた「グホッ!オーノーーー」と一真はまた呻きながら強く腹を抱き締めるチルノを引き剥がそうとしたが体に力が入らず腹の痛みが増してきた「チルノ、手を離した方が良いわよ」という霊夢の言葉でやっと痛みから腹が解放され「起きたか一真、気分はどうだ?」と慧音に聞かれた「体はダルイだすね」と一真が言うと「多分だけど、あの鎧の反動だと思うわ」と霊夢は言った「俺が倒れた後どうなったの?」と一真が霊夢に聞くと「まあカレコレ3時間程ね」という霊夢の返答に「3時間!?、それと旧都はどうなったの!?」と驚いた後に一真が聞くと「私と慧音で残党は蹴散らしておきましたよ」と文が何処からか出てきてそう言ってきた「うわぁ〜何か嫌な予感しかしない」と一真が文を見て言うと「酷いですね〜、ただちょっと事実を曲げて記事にするだけですよ〜」と言って文は笑った(嫌な予感が的中したぁ〜ハハハ、ダレカトメテー!!!)と一真は心の叫びを挙げた「それはさておき、どうしますか霊夢さん【再創の砦】の件は」とサトリが聞くと「まぁ〜、ボチボチやるわ」と霊夢は面土臭そうに言ってアクビをし「あぁそうだ一真、バイトを募集してる人がいるんだけど、やってみない?」と霊夢に聞かれ「バイトですか?」と一真は聞き返すと「家事全般の手伝いで日給7000円の三食付きらしいわよ」と言って霊夢はまたアクビをした「それって何処でやってますか?」と一真が聞くと霊夢が地図の書かれたチラシを渡してきて「私に言われて来たとか何とか言ったら多分話が通るはずよ」と霊夢は言って慧音と一緒に部屋を出て行った「まあ行ってみるか」と言って一真も部屋から出て長い廊下を突っ切って地来殿から出て行った、旧都を歩いていると途中で勇儀と出会い「おう一真、記事見たぞ」と言って勇儀は記事を見せてきたので見てると[『号外』外来人が今度は旧都に現れた襲撃者を撃退!!]と光線を打ち消す瞬間の写真と一緒に書かれていた「いやいやいや俺は倒してはいないぞ」と手を横に振りながら一真は言ったが「だが光線を拳で打ち消すなんて中々出来る事じゃねえぞ、どうだお前の怪我が完治したら一戦交えようや」と勇儀は言った「まあいいですよ、1〜2週間後にまた旧都へ来ます」と約束し一真は勇儀と別れ地上へと繋がる穴へと入っていた[10分後]眩しい程の太陽が目に入り思わず目を細め「バイト先は何処だ?」と言ってチラシを見て地図の通りに一真は向かった[3時間後]夕日の沈みかける中で一真は途中にある川へと辿り着いた、川には船が一隻だけあり船の上には女の人が腰を下ろしていた「こんな所に人間が来るなんて珍しいねぇ〜」と物珍しそうに女の人は一真を見て言い「よろしく、私は小町だ」と言って小町は大きな鎌を肩に立て掛けながら立ち上がり「まあ乗って、それで[地獄]と[白玉楼]のドチラに行きたいんで」と小町に聞かれ一真はチラシを見て「え〜と、白玉楼にお願いします」と一真は言って(地獄ってぇ〜、あの地獄か)と思いながら船へと乗り込んだ「すぐに目的地へは着くと思うよ」と言って小町は鎌で船を漕ぎ始め船は揺れる事無く(スゥー)と進んで行きダンダン辺りに濃い霧が立ち込めてきて少しすると石で整備された道がある陸が見えてきて「アナタは良い事を今までしてきた様ですね〜」と小町は言って笑った(えっ、どういう意味?)と思いながらも一真は口には出さずに小町に御礼を言って到着した陸へと上陸し目の前に見える先が見えない階段を見て苦笑いをしながら登り始めた[30分後]「ハァ、ハァ、ハァ、ア〜疲れた」と言って一真は頂上へと着き目の前にあるデカイ門を叩いてみるが何も起こらず仕方なく足に骨を纏わせ周りの外壁を飛び越えて中へと入ると着地した瞬間に刀の刃が迫ってきた「ワッ!!」と驚く瞬時に右腕に骨を纏わせ(カキンッ!!!)と音を立て受け止める「急に何ですか!?」と一真が攻撃した張本人に聞くと「侵入者が何を言う」と黒のリボンに緑色の服とスカートを着た少女は言って2本の刀で斬りかかってきた「アーユークレイジー?」と聞いて一真は左手に骨を一本の刀を形成し構えた「【[人符]現世斬】」とスペル宣言をし少女は短い刀を鞘に納め長めの刀を構え高速でコチラとの距離を縮めて斬りかかってきた「ウオッと!(ガキンッ!!)」と一真は驚くが刀に刀で迎え撃ち受け止め力比べの勝負となったが一真は骨を纏っていたので刀に力を入れ少女は力比べは無理だと悟って後ろへ(タッ!タッ!タンッ!)と跳ねて一真との距離を2m程をとり「【[断命剣]瞑想斬】」と少女はスペル宣言をし刀を頭辺りまで掲げた、すると刀は緑色の霧の様な物が出てきて刀を中心に10cm程に渦巻いて少女は刀を振り下ろし一真は刀で受け止めようとするが骨の刀は少女の刀に切断され一真の額へと迫ってきたが「二人共そこまでよ」という女性の声が聞こえきて一真の視線の右側から扇子が現れ刀を受け止めた「何故ですか幽々子様!?」と少女は抗議するが「彼の手にアナタが作ったチラシがあるわよ」と水色の浴衣?を着けた女性が言って少女はハッ!と気づいた様で「す、すいませんでした、テッキリ侵入者かと」と誠心誠意のコモッタ謝罪をして頭を下げてきた「あの別に気にしてません」と一真は言ってもまだ気にしている様子だった(この人は良い人だ)と一真は思った「ところで妖夢、夕飯出来た?」と幽々子さんが言うと「アッ!まだでした、手伝いお願いします」と言って妖夢は駆け出し後ろを一真は追って台所に着き妖夢から作ってほしい料理を言われ一真はナポリタン10人前と唐揚げ50個を作り始め妖夢は幽々子さんの食い繋ぎに即席で作った大盛りのサラダを運んで行った「結構な量だなコリャ!?」と一真は半ば疑問に思いながら唐揚げを50個を10個ずつに分けてながら揚げナポリタンを3人前を作り終えた[40分後]作り終えた料理を一真がナポリタンで唐揚げは妖夢がテーブルに運んで二人が食べ始める時には幽々子さんはナポリタン1人前と唐揚げを7個を食べ終えていた「凄い勢い」と一真が言うと「本人にはゆっくりですよ」という妖夢の言葉に一真はまた驚かされた[15分後]三人は夕飯を食べ終え一真は皿を片付ける途中に妖夢に【再創の砦】について話しておいた、皿を二人で洗っていると「また異変が起こるんですかね」という妖夢の言葉に一真は霊夢に幻想郷について教えてくれたので理解し「そうかもしれませんね」と一真が言うと妖夢「その方達は強かったですか」と聞いてきて「強かったですよ、お陰で体がボロボロになりましたよ」と一真が言うと「そうですか」と言って妖夢は嬉しそうに笑って「ところで一真さんは私の練習相手になってくれませんか」と聞いてきた「いいですよ」と何となく理解し一真は引き受け最後の皿が洗い終わり皿を拭いて食器棚へと戻した時「一真さんの部屋へ案内します」と言う妖夢に付いていき布団と収納箱がある部屋へ案内され妖夢は何処かへと行ってしまった「まあ少し寝るかな」と言って一真は畳の床に横になって眠りに入った