二次創作小説(紙ほか)
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- 恋する資格を君に!
- 日時: 2017/11/20 21:59
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
戦人×朱志香の物語
嘉音、紗音はゼパフルになれるという
嘉音多重人格です
譲治は紗音のストーカーです
駄文はログイン。
文才はログアウト。
誤字大量生産。
わしもそろそろ煉獄山に行かなきゃ。
嘉「そして二度と戻らないんですね。」
嘉音君。確か君、性別不明でしょ?女にしようか。
嘉「ゲロカスはヘソ噛みきって死んじゃえば」
- Re: 恋する資格を君に! ( No.35 )
- 日時: 2017/12/09 10:52
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: bMBSwVLq)
[愛の為なら、誰かを殺すことは容易です。戦人さんを絶対に渡さない。]
朱「嘉音君…それ…」
嘉「お嬢様と戦人様を引き裂く者は僕ら家具が逆に引き裂きます。お嬢様は自我を保ち続けてください。」
夏「どういう、意味なのですか…?」
嘉「お嬢様を殺そうとする者がいます。戦人様、どうかお嬢様を離さないでください」
戦人は朱志香を強く抱きしめる
戦「絶対に離さねぇよ」
黒「譲治は?」
絵「あんた達と一緒じゃないの?」
紗「あの、私が最後に見たのは薔薇庭園です。もしかすると、礼拝堂とか薔薇を見てたりとか…」
黒「この殺人。譲治がやったとか?」
絵「何よそれ!!譲治がそんな事するわけないでしょ!?」
- Re: 恋する資格を君に! ( No.36 )
- 日時: 2017/12/10 21:35
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
朱「譲治兄さん…犯人捕まってんのかな…」
みんなが息を飲む。
絵「と、とにかく…譲治を探しましょう。」
夏「そうですね…呉々も一人にならないように」
「ねぇ…あいつ、どうしたの?」
「秘密☆それより、お嬢様にも頑張ってもらわなきゃ…どうしたら良いかな」
「そうだねぇ…やっぱりここは脅した方が良いんじゃないかな」
「あんた達、失敗だけは止めてね。ベアトリーチェを絶望させるのが、私達の目的なんだから」
三人は笑う。
正義?そんなの自分が決めるものよ。
私はね、“大切な人”を奪ったベアトリーチェが憎くてたまらないの。
さぁて…楽しみだわ。
あいつが絶望するとこ。
- Re: 恋する資格を君に! ( No.37 )
- 日時: 2017/12/20 16:24
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
嘉「お嬢様。」
後ろから嘉音の声がしたので、振り返る。
朱「あ、嘉音君?どうし…っ!?」
その手に持ってるのは…!?
刃物…血の付いた!!そんなのわかってる!
今するべき事は!?誰かに知らせる!?
嘉「戦人様が、好きなんですよね」
好きって言ったら…殺すのか…?
イヤだ…戦人が死ぬなんて!!
朱「き、嫌いだぜ!」
嘉音は少し驚いた顔をしたが、すぐに真顔へ変わる。
嘉「嘘だよ…」
朱「か、嘉音君は私の事なんて知らないだろ!私は本当に戦人なんて…」
嘉「嘘だッッッ!!!!」
聞いた事もない大きな声が廊下に響き渡る。
嘉音が朱志香に近づく。
朱志香は逃げる。
嘉「あっはっはっはっはっは!!!!逃げないでくださぁぁぁぁあぁぁぁい!!!!」
朱志香はゲストハウスのいとこ部屋まで逃げる。
部屋に入った後、鍵とチェーンを急いでかける。
戦「朱志香?どうしたんだ?」
朱「っはぁ…っはぁ…で、出たら…だめ…」
トントン…
控えめなノック音。
嘉音君が…来た…?
理「だ、誰ですか?」
どうやらみんな、ただならぬ雰囲気に気づいているようだ。
朱志香は確認の為、鍵を開ける。
それと同時に、扉が勢い良く開く。
- Re: 恋する資格を君に! ( No.38 )
- 日時: 2017/12/21 13:12
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
しかし、チェーンがあるので、少ししか開いてない。
嘉「あ、クッキー持ってきたんです。如何ですか?」
朱「な、なぁ…この殺人…嘉音君がしたのか…?」
嘉音は俯く。
嘉「お嬢様、さっきの質問に答えてください」
朱「だ、だから…!」
嘉「嘘だよッッッッ!!!!」
小さな隙間からこじ開けて入ろうとする嘉音。
嘉「ねぇ…ここ、開けてよ」
嘉音はチェーンを引っ張る。
帰って…お願い…どこかに行ってくれよ…
朱「どっかに行けぇぇぇえぇぇぇ!!!」
ドアを閉める。
嘉音の手は挟まる。
嘉「痛い…!!痛いよお嬢様!!何か気にさわる事言ったなら謝ります!!だから…!!」
- Re: 恋する資格を君に! ( No.39 )
- 日時: 2017/12/21 18:48
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
ごめんなさい、ごめんなさいと嘉音は謝る。
声は泣き声へと変わっていた。
戦「朱志香…!嘉音君が痛がってるだろ!?」
戦人は朱志香をドアから引き離す。
指が退いたので、ドアが閉まる。
まだ嘉音はごめんなさい、ごめんなさいと泣いていた。
朱「だって…っ怖くて…私だってこんなことしたくなかったよ…!!」
朱志香は泣く。
悪気は無い事は確か、きっとどっちも悪くない。
戦人は朱志香を抱きしめ、頭を撫でる。
朱志香は少し驚くが、すぐに安心して、戦人に体重を全て預ける。
いつの間にかごめんなさいとすすり泣く嘉音の声は消えていた。
黒「もう、嘉音は行ったのか?」
戦「さぁな…それより」
バンッと窓が叩かれる。
みんなが恐る恐る振り向けば、窓の外に手が。
なぜ?この暴風雨の中を誰が登ってきた!?
犯人…?魔女…?
バンッ
もうひとつの手も張り付く。
ゆっくりと何かが見えていく。
頭…犯人が、わかる。わかれば、殺される…?
鼓動が速くなる。怖い倒さないと怖い許さない殺される…!!
いろんな感情が戦人の頭を駆け回る。
腕の中でおびえる朱志香。
…守らないと。好きな人一人守れないなんて、そんなの男じゃねぇ!!