二次創作小説(紙ほか)
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- ダークネスリベンジャー(改)
- 日時: 2022/06/09 19:55
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
はじめに
これは私の統合失調症の治療の一環としています。
いつも頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返しており、その為に手が止まってしまう事があり、なかなかコントロールが出来ません。そこでカウンセラーに相談すると、
「作品として出せば?」
と言われたので、今までオリジナルとか 書いて来ました。
でも、2次を置く所が中々見つからず、一応1つ見つけたのですが、中々うまく行きません。
そこで、これを作って試そうと思います。
このダークネスリベンジャー(改)は、3つのアニメを1つの世界に入れました。
大元のガンダムSEEDDESTINY(ガンダムシードデスティニー)の44~48話の間に、DBZとドラえもんを混ぜました。
もし、この3つの中で知らない物が有った時の為に、ちゃんとキャラクター紹介をしていきたいと思います。
テーマは、(ザフトの冤罪? 仕組まれた罠と世界の崩壊)
にしました。
それではまず、ガンダム側から、紹介していきます。
シン・アスカ
ザフト (特務隊)
黒髪に赤い目をしており、先のヘブンズベース(地球軍の地上の総本部)を陥落させた事をたたえ、勲章を与えられ、フェイス(特務隊)に任命される。ガンダムデスティニーをのパイロットで、人一倍の暴れん坊一度敵と見なせば、どんな奴も許さないう冷血な心を持つ。ジブリールが逃げたと聞いた時は、缶コーヒーの缶を握り潰す程の怒りをあらわにしていた。
レイ・ザ・バレル
ザフト (特務隊)
ロングの金髪に水色の目を持ち、いつも冷静にしており、シンを気遣い、議長の事を絶対視し、2人だけで話す事もシバシバある。
ガンダムレジェンドのパイロットを務める。
今回は、冷静でいながら、陰でコソコソ何かしている。
ルナマリア・ホーク
ザフト(赤)
妹のメイリンホークの事で、シンに急接近かと思われていたが、どうやらそうではないようだ。インパルスをシンが新型機へ乗り換えた為に、譲られる形で乗る事になったが、射撃が凄く下手。紅色のショートに赤薄青の目を持つ。ズバズバとなんでも言ってしまう所が有るらしく、シンとは、アカデミー(ザフト訓練校)からずっと一緒だった。
だが、今回は、有る女の子の事情聴取しようとした矢先に、何かやられたのではと考えるのだが……
タリア・グラディス
ミネルバ艦長
白服で、ミネルバを切り盛りする艦長だが、過去にデュランダルとは恋仲だったしいが、子供が欲しいという思いから、彼と別れるが、まだ思いはあるようだ。今回の事件では、本当に摩訶不思議な事が多く、かなり心労が有った。金髪の髪に、水色の目を持つ。
ギルバート・デュランダル
議長
コーディネーターのリーダー的存在で、言葉で人を操れるのか、コーディネイターだけでなく、地球の人間を簡単に操ってしまい、ロゴスが全ての敵と地球の人々に教え、そのせいで、地球の経済までもがボロボロになってしまう事等お構いなしだ。そのせいで、ロゴスメンバーはヘブンズベースに逃げ込むが、あっという間にザフトにやられ、ジブリールだけ捕まえ損ねてしまう。
そして、次の演説では……
ラクス・クライン
(ミーア・キャンベル)
ラクスの替え玉で、本人はラクスを演じ、人々を操るが、今回は、有る者のせいで、元の姿に戻されてしまう。
(オーブ)
キラ・ヤマト
最強と言われるコーディネイターだが、本人は知らずに育てられて来て、オーブに住んでいたのだが、そこをザフト軍に襲われ、修復が終わっていた、AA(アークエンジェル)でオーブを脱出し、ザフトVSオーブの闘いを止めようとするが止まらず、彼自身もフリーダムガンダムを、当時インパルスだったシンに落とされてしまうが、どうにか軽傷で済んだ。所が、オーブについてまもなく、ラクスが危険と分かると、すぐさまカガリ(双子の妹)から、ストライクルージュとブースターを借りて宇宙へ飛び、そこで、新たなる剣、ストライクフリーダムで、2分で敵を全て殺さず、全滅させてしまう。まさに無敵のファイターだ。今回の事では、悟空にビビらされたりするが、殆ど出番を取られてしまう?茶色の短髪に紫色の目を持つ。
アスラン・ザラ
(元特務隊)
色々あってザフトに復帰したのは良かったが、議長から受け取ったセイバーガンダムがキラと闘う羽目になり、バランバランにされ、シンVSアスランとで大げんかになってしまう。そして、議長を信用できなくなりミーアを連れて逃げようとするが、役割に縋りついた為、偶然ルナマリアの妹メイリンホークの部屋へ逃げ込んだ際、彼女の力で、ザフトから脱出するが、レイとシンでアスランはシンに話そうとするが、それをレイが邪魔をし、切れたシンによって、逃走に使っていたグフを落されてしまう。
そして、その時、偶然偵察で、オーブのキサカが2人を保護してオーブへ届け、AAで静養していたさい、オーブが戦場になる事を知って、宇宙からインフィニットジャスティスに乗ったラクスから、受領し、シンと話そうとするが、全然聞かず、結局またベッドに逆戻り。今回は悟空達に世話になる事が多くなってしまう。
藍色の髪に緑の目を持つ。
カガリ・ユラ・アスハ
(キラの妹?)
オーブの姫であり、代表という立場にあるが、政治の事は夫慣れで、引っ張り回され、あわや結婚させられそうになった時、キラによってAAに合流。そして、真相を聞き、ザフトとの戦闘をなんとかしようとするが、うまく行かず、アスランにも嫌われてしまうのでは思っていた。
そして、指輪はアスランからのプレゼントである。今回は首長として立ち回ろうとするが、殆どのオーブに攻めて来たザフト兵は、ピッコロが全部倒してしまう。そして、アスランの事をずっと思っており、彼の事でずっと泣きっぱなしだった。
ネオ・ノア・ローク
(元地球軍ファントムペインのボス)
ベルリンでAAに回収された時、何かを感じたのか、AAを助けたさい、頭に何かが浮かんだ。それは大事な記憶だった。今回は、AAの中から、戦う悟空達を見てるしかなかった。
ラクス・クライン(本物)
宇宙でずっと調べており、ファクトリーという所で仲間を募り、新型機の開発や、ドム・ト・ルーパなどの設計にも携わり、敵に回すと怖そうなイメージだが、死をも恐れぬ勇気を見せ、キラが宇宙に助けに来てくれた時には、女の子の表情を見せた。そして、アスランを思い、インフィニットジャスティスを彼に渡した。
今回は悟空達に振り回されそうに見えるが、本人はのほほんとしていたが、ミーアの演説紛れ込み、混乱させる。だが、そのせいで、ミーアに有る変化が起きる。
ミリアリア・ハウ
前大戦時にAAの一員として闘いに参加した経験があり、
下りた後は、あちこち見て回ったらいして、AAの事を知って合流する。
今回は、元カレと会う事になってしまい、戸惑う。
ザフト(ドラゴンの育成)
イザークジュール
銀色のおかっぱに水色の目を持つ白服で、ジュール隊の隊長だったのだが、有る時、卵を見つけ、それを副官のディアッカエルスマンと共に、育てる為、オーストラリアの基地(カーペンタリア)に降りて来たが、自分は怖い者と思われてしまい、悔しそうな顔をしていた。
ちなみに、アスランが復隊出来たのは、彼の後押しも有ったからだった。
ディアッカ・エルスマン
前大戦時。AAに見方した為、降格して、一般兵になっていたが、最近ようやく自分だけの機体を貰えた。
どういうわけか、卵に気に入られ、彼がいると、落ち着くようだ。
そして、そんな彼の事を、ある猫と、天界から、有る者がずっと見ていた。
ドラゴン(クー)
ディアッカを完全に母親だと認識してしまい、彼だと気を許すが、イザークはどうにも苦手なようで、すぐに怯えてしまう。はたして、このドラゴンを育て上げる事ができるのだろうか?
ザフトとオーブはこれにて終了。次は、DBZです。
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- (第20章 邪念樹と暗黒が重なる時、ルミナの秘密とは!?) ( No.23 )
- 日時: 2022/06/08 20:26
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
皆は樹を倒そうと必死に頑張る。
すると、わずかに樹の色が変わり始めた。
だが、これで奴等の願いが叶おうとしていた。
「フフフフフついに、ついに来た。この星も終わる。私達だけの理想郷になる」
「人間のいない、新しい世界に、生まれ変わる」
と、樹はどんどん伸びて合体し、暗黒のパワーが地上にまで達しようとしたその時、イザークが樹に噛みつき、そこから冷気を送って動けなくした。
そして、そんなこんなやっていると、界王神が、有る事に気付いた。
ルミナの体が黄緑色に光出したのだ。
「あ、あれ? ルミナオメエ……ちょっと色が変だぞ?」
「ニャ?」
「ホレ」
と、悟空が鏡を見せると、
「ニャア!? ニャニャニャニャニャ!!ニャニニャ――――――――!!!」
と、本人は若干パニック状態になっていた。
「お、おいベジータ。何か知ってか?」
「いや、こんな現象は始めてだ」
「コンニャの知らんニャー!」
「知らんで当たり前じゃ。お主に封印が施されていたんじゃよ」
「界王様。何か知ってか?」
と、悟空が言うと、今度は界王神が反応した。
「それはわしが封印される前に封印した奴じゃ! まさかと思うって調べたら、案の定じゃったワイ」
「どういう事だ!? 説明しろ!」
と、ベジータが言うと、ルミナもようやく落ち着くが、また攻撃が来て、いつものように攻撃するが、今度は緑色の光線が出て、そこに来た理由とこれまでの記憶が消えた。
「ニャニャニャ?」
と、ルミナは?マークを浮かべていると、界王が説明した。
「ルミナよよく聞け。お前さんは、数千年前に現れ神の使いだったのじゃ。ある戦の時、それを止める為に神が遣わしたのじゃ。だが、そのパワーはすさまじく、戦を止めたのは良いのじゃが、あまりにも大きな力により、神はその力を封じ、いつの日か来る覚醒の日の為の物2つを、ある場所に封印し、もう1つを猫に封印したのじゃ。、誰の手の届かぬ所にはなったのじゃ。それがまさか、こんな事で発動するとはの~。あ~そうじゃ。ディアッカよ。イザークの心配じゃったのじゃが、もう心配はいらん」
「どういう事だ?」
「簡単に言うと、その第2の月を見ると、精神のコントロールが効かなくなるんじゃ。じゃから、何が分からずに暴れまわるという事なのじゃよ。じゃが今の彼は冷静になっておる。もしかしたら、一番の戦力になるやもしれん」
これを聞いてディアッカは思った。
これが2年前の大戦時だったら、確実に暴走していたと。
「あ、アハハハハ」
と、彼は笑うしかなかった。
そして、クーは進化したその力をあ発揮し、皆を守ろうと必死で戦う。
これをチャンスと見たネオは、
「艦長。やるなら今なんじゃないの?」
「え?」
「相手は混乱してるから、今なら入り込むチャンスだ」
「分かったわ。一旦キラ君達を戻して補給よ」
「了解」
一方のミネルバは、すぐさまMSのエネルギーを戻すと、一気に攻めだした。
これを見た2人は、
「私が白いのをやります。あなたはそちらを」
「OK!」
と、2人が戦いだすと、その力を受けてか、今まで戦って来た物達は、樹に吸われ、直接のエネルギーにされていた。
そして、更に邪念樹は成長を続けていた。
それを見たディアッカは、
「やべー! イザーク一旦引くぞ! こいつ、周りのエネルギーを吸い取ってやがる! なんとかAAに繋がないと……」
「界王様、聞こえるか? ディアッカだ」
「分かっておる。AAの事じゃな。奴等はまだ気づいておらぬ。まあ、樹は生命エネルギーは吸えても、艦からのエネルギーは吸えん。だから、出来れば、離れて戦うようにするんじゃ。良いな」
「分かった。サンキュー。イザーク!」
「グオオオオオ!!!」
と、イザークは距離を置いて戦う。口から氷のつららを出し、それを邪念樹に撃つと、ビキビキと凍った。
その攻撃方法には、ディアッカも感心した。
まさかこんな短期間で、完全にドラゴンとしての力を使えるようになっていたのだ。
そして、そこへ、
「クー―――――」
という声と共に、クーがやって来た。
戦う為に。
更にルミナの方は、緑色の光で、邪念樹から出て来る奴等を正気に戻す効果がある事に気付き、ショートカッターで、AAに来たドラえもんがテキオウトウをかけたおかげで、パワーを吸われなくなり、思いっきり戦う事が出来た。
だが、それでも、樹はどんどん成長し、もうすぐ黒い渦に届きそうだった。そして、その黒い穴からは、不気味なオーラが出ていた。
あれがもし、地上に落ちたらと、皆が考え、なんとか樹の上の方を攻撃するが、バリアを張られて邪魔をされた。
「これじゃあ……」
と、必死に皆は戦うが、全然ダメだ。
そんな時、界王神がやって来た。
「みなさ~ん!」
と、その手にはエメラルドグリーンの宝石に猫の絵が描かれたペンダントを持って来た。
「これは?」
「ルミナさんの最後の封印を解く物です。ベジータさん。事は一刻を争います。今すぐ、コハネの森の洞窟へ行きます。そこでルミナさんを最終進化させれば、あの邪念樹を止められます」
「そんな力があんのか!?」
「はい。ただ、パワーをコントロール出来ればの話ですが、とにかく向かいましょう」
「ニャーン」
「ルミナさんその体」
彼女の体は緑色に光り、翼が出たままだ。つまり、もう封印が解け始めていると言う事だ。
「……お前、良いのか?」
「ニャン!」
「分かった。行こう! カカロット……死ぬなよ!」
「ああ! 行って来い! すっげえ強くなって来いよ!」
「カイカイ!」
と、界王神とベジータは、ルミナを連れて、とある星のコハネの森の洞窟の近くに降り立った。
「ここか」
「はい。洞窟の位置は、彼女が知っています」
と、さっきのペンダントを首にかけた。
すると、さっきより、光りが強くなり、一直線に伸びていく。
「この先です」
「よし!」
と、2人が急ぐと、彼女はどんどん先へ行く。
2人は飛んで付いて行くと、やはり、そこにも暗黒生物が待ち構えていた。
「ニャン!」
「ルミナ。こいつ等は俺と界王神でなんとかする。お前は祠へ急げ」
「後はルミナさんが合体するだけ。別に呪文はいりません。急いで下さい!」
「ニャン!!」
と、彼女は走った。
今までの事を思い出す。初めて出会ってから、色々と訓練を積んだり、遊んだり、シャンプーをしたりと、本当に色々あった。悟空とのふれあいなども有った。
でも、この封印を解いてしまったら、もう出来ないかもしれない。
でも、自分が封印を解けば、皆を助ける事が出来る。
今はただ、前を見て進むしかない!
と考えながら……走っていた。
そして、着いた。
あのマークと同じマークのついた遺跡があった。
そっと中の気を探ると、邪魔者はいなさそうに思えたが、どういうわけか、ドラえもんズ全員が集合していた。
「お~来たでアル」
とドラメッドが言い、
「ルミナちゃん。待ってたよ」
ドラリーニョもいた。
「さあ、急ぎましょう。時間が余りありません!」
王ドラも今の地球の映像を見せた。確かにかなり大変になってる事になっていた。
「お前の力で、皆を守るんだ! 今のお前にはその力が有る」
と、キッドが言う。
「そして、俺達もここに来た。セニョリータ。お前にこの、友情パワーを授ける為にな」
とエルマタドーラが言うと、ドラニコフも頷き、
最後にドラえもんが、親友テレカを出した。
「さあ、ルミナちゃん。ここの封印を解いて、僕達の友情パワーを使ってくれ」
と、ルミナが光ると同時にドラえもんズが親友テレカを空に向けて言った。
「我等ドラえもんズ」
その声と共に、ルミナに隠された最後の封印が解けた。
体が大きくなり、爪も鋭くなって、まるで怪獣を思わせる風貌だが、洞窟の屋根を壊し、皆を連れて外に出ると、戦っている界王神とベジータの元へ来ると、暗黒生物が襲っていた。
それを見たルミナの本当の姿である、ホーリールミアンになって、助けに現れた。
暗黒生物は、彼女を見ただけで逃げ出す。
すると、界王神とベジータのダメージが全て消えた。
「おお……」
「どうやら、成功したようですね」
と言うと、ドラエモンズが降りて来た。
「よっしゃ次は地球だ!」
とキッドが言うと、皆も頷く。
そして、界王神がテレポートしようとした時、ホーリールミアンが、皆を膜で包み、地球の邪念樹の前にテレポートした。
はたして、無事に邪念樹を倒せるのだろうか!?
- (第21章 ゲートが開く時、ミーアとジブリールの異変!) ( No.24 )
- 日時: 2022/06/09 17:41
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
そして、皆は邪念樹のすぐ近くまで戻って来ると、もうすでに邪念樹と門は繋がりつつ有った。
「まずい! あのままゲートが開いたら、地球が滅びるぞ!」
「急ぎましょう!」
と、ベジータはなんと超サイヤ人3になっていた。
AAとミネルバはどうにか食い止めようとするが、化学力対、邪念との対決では分が悪く、ドンドン押されて行く。
「シンはデスティニーを必死に操り、なんとか、ボーンデットガンダムを落そうとするが、骨の固さは伊逹ではなく、全く傷つかないのだ。
その時、またあの2人が現れた。
しかもゴジータには、ホーリールミアンの力を宿しており、アレクサンダーの乗るダークネスリベンジャーを簡単に落とし、中にいた彼が出て来るが、それでも、ゴジータのままで戦う。
この戦いは、全て全世界に流れていた。
人々の邪念の力を受けて、樹は大きくなり、もうすぐゲートが開き、この世界の守護者になると語るアンに、ゴジータは、
「それは貴様のエゴと言う物だ。考えは素晴らしいがな、やり方が間違っている! 全てを無にして、やり直そうなんざ、虫が良すぎる。第一貴様には、それをする力がない。全てはこの邪念樹が有ってからこそだ。それと、アレクサンダーとか言ったな。貴様も貴様でエゴの塊だ。ザフトに引き渡された事は同情するが、だからと言って、憎しみが過ぎないか? 自分はサンタに会ったと言うのは事実なのだろ?」
「え~い! 黙れ黙れ黙れ~~~~~~!!!」
と、アレクサンダーの乗るダークネスリベンジャーから、邪心が漏れ出し、それが邪念樹に吸われていく。
だが、アレクサンダーはそれでもよかった。
誰かの役に立てて、更に自分のしたかった事を正当化してくれた事が嬉しかったのだ。自分の意見を尊重し、自分のこれまでの不幸の恨みを晴らしてやろうと言われれば、弱いのび太は強者に憧れるのは当然の事だった。
そしてそればかりか、自分の趣味を受け入れてくれたアンにもすごく感謝している。
自分を認めてくれ、一緒に遊んでくれたアンが大好きになり、ついには結婚してしまった。
こうなったのび太は誰にも救われない。
そう思ったドラえもんはのび太に語りかけた。
「のび太君! 今からでも遅くない。さあ、こんな事はもうやめにして話してくれ。大体君がどうしてこうなったかは、スネ夫に全て話させた。そして、君の事を全て公にして、謝らせると約束させた。だから、もうこんな事はやめるんだ。今からまだ間に合う。親友テレカ―! 我等ドラえもんズ!」
と、そのカードを使うが、彼は変わらなかった。
「フン。そんなカードで如きで、僕の憎しみが晴れるとでも思ったのか? おめでたい奴等だ。まもなくこの世界から人間はいなくなる。そして、楽しい幻想世界の始まりとなるのだ! この世界に人間はいらない! 誰も僕の事を分かってくれない! それどころか、好きな物まで否定した! 絶対に許さない。人間なんて生き物は、この世から、永遠に消えるがいい~~~~~~~!!!」
と、ダークネスリベンジャーから、デストロイのスーパースキュラ以上のパワーを発揮し、全てを変えてしまった。
そこには、ペガサスやユニコーンが走り回っていた。
そして、動物達は本当に楽しそうに遊んでいる。
これが、アンとアレクサンダ―の理想郷だったのだ。
と、その時、ドラえもん達の体が薄くなり始めた。
未来が変わろうとしていたのだ。
「た、大変だ! 未来が変わっちゃう!」
「ど、どうすれば……! とにかくのび太君の心を正常に戻さないと。今ののび太君は、怒りで感情を失っている。つまり、一番良いのは、スネ夫とジャイアンを懺悔させる事だ!」
と言うと、悟飯がすぐに飛んで来て言った。
「2人ならAAの牢獄の中です」
「分かった! 案内を」
「はいこっちです」
そして、ジャイアンとスネ夫は、すぐに引っ張りだされるが、グルグル巻きにされていた。
「さあ、懺悔しろ! 今回の騒動は全部君が原因だ!! ジブリールを庇うだけでなく、のび太君を悪者するなんて、絶対に許せる事じゃない!!」
「だ、だって、の、のび太はいつもサンタだサンタだって言うから、それでつい……」
「ドカン!」
「ギャ!! 何するんだよ!」
「何をするじゃねえ。お前、のび太が望む物を。わざとジブリール経由で流したな!」
「だ、だって、なんとかおじさんを逃がさないと家の会社の株が下落して、大変な事になっているんだよ? そんな状態で、打開できるとすれば、ジブリールおじさんには、ザフトに勝ってもらわないと、すぐに貧乏になるんだ。だから……」
「だからなんだ!?」
と、ドラエモンズの皆に睨まれ、流石にスネ夫もとうとう白状した。
そして、ジャイアンは、スネ夫を殴った。
「痛て! な、何するんだよ!」
「うるせえ! よくも俺まで巻き込んだな。俺んちが商売やってる事、しってっだろ!? あんな事されたら、こっちの信用はがた落ちだよ!! どうしてくれんだ! 母ちゃんカンカンなんだぞ!!」
この言葉に、皆も続いた。
「これではのび太君の未来がないでアル! 日本から締め出されて、のび太君は本当にどこの国も受け入れてもらいないでアルぞ!?」
「どうして純粋なのび太君を、あんなにしたんですか!?」
王ドラの言葉に、スネ夫は言った。
「だだって、のび太は、サンタクロースをガチで信じてるから、これは使えると思ったんだ。だ、だからこんなにするはずじゃなかったんだ。そ、それに、しずかちゃんは、捕まっても、すぐに釈放されるように準備していたのに、まさか、日本に帰るのを拒むなんて思わなかったんだよ~」
「ちょっと待て! て事はしずかは今どこにいる!?」
エルマタドーラの言葉に、スネ夫は、
「た、多分。まだザフトの基地だと思う……」
それを聞いたドラえもんは、
「ショートカッター。しずかちゃんのいる所へ」
と、言うと、ぺろりと空間が割れ、しずかのすぐ前に出ると、彼女は、うずくまったままだった。
「とりあえず、時間がないから、ドラメッド、ジュウタンを」
「マハラージャ」
「ヨイショっと」
と、しずかを乗せると、すぐさまが引き入れたと同時に空間が元に戻った。
そして、じずかの本音を聞く為に、皆は悟りヘルメットで、彼女の本心を聞いた。
「いや……もういや……死にたい……誰も私の事を見てくれない。もうあんな最低の国に帰りたくない!! あんな変態スケベ親父のいる国なんてイヤ! 自由に生きたい! なのにザフトは私の顔を全世界に流した。パパもママも……ピーコまで殺された。怨むならのび太を怨めって言うけど、あいつも逃げた。もうイヤ! 死んで皆の所に帰りたい! 私を返して!」
悟りヘルメットを脱いだ皆は何も言えなくなった。彼女の心に、ぬぐいきれない程の大きな傷が有ったのだ。もう、彼女の心は壊れてしまった。これを治すには、この争乱をなんとかしなければならない。だが、彼女の憎しみは強く、邪念樹へのパワー供給には、うってつけの人物だった。もしも彼女の憎しみが、あの樹に流れたら。
と、皆が考えていると、
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!」
と、凄まじい地震が起こった。
しかも空間事揺れているような感じだ。
「な、なんだ!? この揺れは」
「あ、あれは!」
と、王ドラ気付くと、空からバチバチと凄まじいエネルギーが雷となって落ちており、さらに空間がビキビキと穴開いた。
「た、大変だ! 邪念樹が!!」
そう。ついに邪念樹とあちらの世界とつながってしまった。
実は敵とてバカではなく、ホーリールミアンが来る事を予想していたようで、戦う為のダーク生物をアレクサンダーが生み出しており、それと闘っているうちに、邪念樹を育てていたのだ。
そして、ついに恐れていた事が起きてしまった。
「チィ! 万事休すか!!」
と、キッドが言った時、
何時の間にかフューションを解いていた悟空が言う。
「まだだ! まだ最後の手段が有る! 皆は下で敵を引き付けておいてくれ」
「元気玉を使う気だな」
「ああ。もうそれしか方法はねえ。皆頼めるか?」
悟空の言葉に、マリューも頷いた。
そして、キラとアスランは一旦補給の為にAAに戻り、準備を始めた。
ミネルバの方は、自動充電装置が有ったのでそれを使い、さっきの悟空の事を聞き、協力する事にした。
「あんな奴とは、関わりたくはない。けど、あの樹を壊さないと、皆が救えない。ステラとマユは、俺に託して行ったんだ。だったら、それに応えないといけない。レイとルナは、地上を頼む。俺は上に行く敵を、一体でも多く落とす!」
と、シンは降りて来る死者達に対して、攻撃を開始した。
無論この中にはアビスもいたが、今のシンは全く怖くなく、あっという間に爆散させ、地上から這い出て来る奴等には、レイとルナマリアが戦う。そして、ホーリールミアンも必死に戦う。
ゴテンクスはスーパーゴーストカミカゼアタックの1億人にして、敵に対して攻撃し、アッという間に半分以上の敵を粉砕した。
ちなみにこれを見た地球軍は、出撃する事を決定した。
無論これには、コーディネイターばかりに良い格好はさせられない。
というのも有ったのだが、こうなったら、こちらも協力姿勢を示すしかなかった。
一方のジブリールは地上の地球軍に連絡を入れ、全ての戦力を邪念樹に向けるように言った。
だが、彼は話している最中、チューチューとしか言えなくなっていた。
「チュチュ? チュ、チュチュチュチュ」
「どうした?」
とカガリが聞くが、彼はネズミのように言うだけだ。
これにはカガリもピンときた。
もうジブリールはただのハムスターになりかけていたのだ。
「もしかして、しゃべれなくなっているのか?」
「チュ~~~」
そして、AAに保護されていたミーアも同等で、記憶があいまいになり始めていた。
「あ……アス……ラン……誰……わから……ない……私は……う!……」
「ドックン! ドックン! ドックン!」
と、激しい動機が襲い、彼女は気を失いかけるが、その度に、胸の痛みがきつくなり、まるで心臓が意思を持って、自分を苦しめているかのようだった。
「な……こ……ア、アア……し、んぞうが……や、ぶけ……アア……」
と、彼女は痙攣しながら、ベッドの上で、痛みを受け続け、気を失った。
- (第22章 集まる元気と砕かれた野望! しずかの憎しみを消せ ( No.25 )
- 日時: 2022/06/09 19:38
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
そして、その頃、空では、太陽の光だけがもう頼れる物しかなかった。
邪念樹は、以前の神聖樹の時とは違い、パワーを分けてはくれなかった。
そこで悟空は、太陽や、惑星の元気を集めるしかなく、そこへダークネスリベンジャ―が邪魔をしに現れると、それをブウが防ぐ。
「俺が悟空を守る! サタン! 地球の皆に呼びかけて!」
「分かった! 界王様~~~~~!!」
「そんなに叫ばんでも聞こえておるよ。やはり最後は元気玉じゃな!」
「けど、これじゃ全然足りねえんだ! 今の地球の皆の元気を使って、届くかどうかも分からねえ。できれば、ザフトっちゅう奴や、地球の皆の力を借りてえけど、今のこの状態で、なんとかなっか、オラ自信もわかんねんだ。界王様頼む。オラの元気を送る様に、伝えてくれ!」
「ウ~ン。ワシの声で届くかどうかじゃが~~~~ってやってる場合ではない! こうなりゃでたとこ勝負じゃ!! 聞け、地球の人間達よ。今、邪念樹のせいで、全てが無になろうとしている。これを止めるには元気玉を使って、樹その物をを消滅させるしかないんじゃ頼む! お前達の元気を分けるんじゃ。方法は、両手を上に上げれば、すぐにその者に届く。頼む! 邪念樹を完全に消すには、これしかないんじゃ―――――――!!」
と、界王の必死の演説を知ったデュランダル議長は、ようやく復旧したカーペンタリア基地から、その声を聞き、これを好機と睨んだのか、すぐさま映像を流して、地球とプラント全員に呼びかけた。
「皆さん。ギルバートデュランダルです。先ほどの声は、この世界を救う為の声です。どうか市民の皆さん。その者の声に応えてください。両手を挙げ、元気をその者に届けてください!」
と、それが功を奏し、ついに皆が元気を送りはじめ、プラントや月基地からも元気が送られて来た。
だが、その地球の色が邪に染まりだし、もう一刻の猶予もない。
ホーリールミアンは、敵を倒していくが、今度はかなりの大形生物と闘っており、ディアッカとイザークやクーも一緒に闘っていて、その声が聞こえると、すぐさま悟空に元気を分けた。
そして、宇宙のエターナルにいた、アンドリューバルトフェルドや、マーチン・ダコスタも手を挙げる。
更には、地獄から出て来たはずのサイヤ人達全員が悟空の声を聞いてくれたのだ。
そして、僅か1時間程で、巨大なエネルギーの塊になり、それを見たアンとアレクサンダーは、
すぐさまそれを壊そうとするが、ミネルバとAAが邪魔をする。
「いっけー―――――――――!!!」
と、悟空が邪念樹に投げると、そのまま樹にぶつかり、ドンドン壊れ、それを見たミネルバは、タンホイザーを、AAはローエングリンの発射態勢に入った。
そして、真ん中から割れると、それを狙って、撃った!
その結果、邪念樹はバラバラに壊れ、ゲートが閉じようとしていた。
「ダメだ! 我等の理想郷を、これ以上壊されてたまるか~~僕とアンだけの希望の世界を、返せ~~~~~~~~!!!」
と、ダークネスリベンジャーが、ヘロヘロになっている悟空に切りかかろうとした時、シンが邪魔をした。
「何故邪魔をする。こいつは、サイヤ人だ! お前達の様な人間ではなく、破壊と殺戮を繰り返す最低な種族なんだぞ! それをどうして!!」
「その話しは後だ。今はお前を、倒す! うおおおおおおおおおおお!!!」
と、シンの力で、アレクサンダーは、機体を捨てて脱出し、貫いたその機体は、シンを巻き込んで自爆しようとしたのを知って、すぐさま抜いて逃げた。
「よくも……よくも僕の理想郷を、僕とアンのユートピアを……ウウウウウアアアアアアアアアアアアア!!!!」
と、大絶叫すると、それが合図になったかのように、また彼から暗黒生物が出て来た。
それを見たしずかは、ドラメッドに行った。
「ドラメッドさん。私を、あいつの所へ連れて行って。あいつは、ただ、わがままだっただけ。なら、それを終わらせるには、もうこれしかないんでしょ?」
と、彼女の手には拳銃が握られていた。
「な、しずかちゃん。どこでそれを!?」
「偶然見つけたの。だから、これで終わらせましょう。全部!」
「……分かったでアル」
「ありがとう」
そして、アレクサンダーの元へ向かうと、彼女は、静かに銃を構えた。
「お前は……」
「やっぱり、あなたはあの子じゃないわ。だから、私が終わらせる」
「パーン!」
と、一発の銃声が、彼に当たったが、急所は幸運にも外れていた。
「ど、どうして……」
「決まってるじゃない。私はアンタが嫌いだからよ。アンタのせいで、ママもパパもピーコも亡くした。全てあなたのせいよ! 責任、とってもらうわ!」
と、言った時、ドラえもんがタケコプターで追いかけて来た。
「あ、あ~のしずかちゃん。違うんだ。これを見て。のび太君は、ジャイアンとスネ夫に騙されていたんだ。だから、のび太君が全て悪い訳じゃないんだ。ね。だから、もう許してあげてよ。ね」
と、ドラモンは言うが、彼女の目には、もう憎しみの目でおおわれている。もう昔のしずかではなくなっていた。
「じゃあ、あなたは、大事な物を奪われても平気なの?」
「ど、どういう事?」
「あの事件の後、公安って奴が来て家の中を荒らして、挙句ピーコを殺して、ママは政府の鑑別所に送られ、私はザフトに送られる……はずだった。でも……」
と、しずかの憎しみが増していく。
「その時の付き添いをどういうわけか日本政府がやる事になって、挙句、その中にドスケベ親父がいたのよ!!」
彼女の目は完全に人間に対する憎しみと怒りしかなくなってしまっていた。
「え~!?」
「私は日本が憎い! 全ての者が憎いわ! 誰がどうなろうとかまわない! あいつを殺させて!!」
「だ、ダメだってばしずかちゃん! 落ち着いて! 君の話はよく分かった。その政府に懺悔させるから」
「懺悔? それ位で済むと思ってるの? あいつと親しくしたせいで、私は大事な物を全て奪われたのよ!! あいつだけは許さない。どんな事をしてでも、必ずあいつを、私が!!」
と、これには、皆も何かないかと必死にポケットをまさぐるとマーマー棒を見つけた。
「マーマー」
と、ドラリーニョがそう言うとしずかを、景色の良い場所へ、何所でもドアで開けて連れて来ると、王ドラが絵具セットを出した。
「わ~キレイな所だね~」
「ここなら写生にはうってつけの場所ですよ~」
「ホント! 良い所ね~」
「あ、そうだ。背中が疲れちゃうといけないので、背もたれ付きの椅子です」
「ありがとう」
と、どうにかしずかの顔から憎しみが消え、キッドはすぐに出木杉の家に行ってみると、やはり破壊されていた。
「くっそ~ちょっくら遅かったか」
「でもなんで出木杉まで?」
キッドとエルマタドーラが調べていると、恐らく自分に何か有った時の為かと思い、開けてみると、そこには、しずかちゃんをどうにかして助けようとした署名の一部が残っていたのだ。
「あいつ、署名活動して、しずかちゃんを日本に戻そうとしていたのか」
「でも、何が有ったんだ? あの子がのび太を撃つなんて」
「それに、日本政府のスケベって言ってたって事は多分」
「なんかされたって事か」
「と見て間違いないと思う。まあ、それはあれとして、早くこれをドラえもんに届けようぜ」
と、2人は何所でもドアでドラえもんの元に戻った」
「……やっぱり……とにかく、日本政府を叩かなきゃ、全てが終わった事にはならない。後はこっちでナントカしよう」
「そうですね」
と、皆はそれぞれ分かれて、しずかちゃんが何をされたかを全面に出し、国会内でも荒れ、暗殺部隊を使って、政府は隠ぺいを図ろうとしたが、かなりの証拠が揃っていた為、事をやったそいつは、殺されはしなかったものの、かなりの痛手を追い、政府を止めさせられた。
そして、出木杉はやはり、政府に捕まっており、皆の力で助け出すと、何が有ったかをデュランダル議長に公にされ、本物のラクスクラインの演説で、全てが明らかになるにつれて、スネ夫とジャイアン。
そして、ジブリールへの不信感が増す頃には、ジブリールはもうチューチューとしか言えなくなっていた.
この事を知った、地球は本当の平和が訪れたというが、まだ富士樹海の方の樹が半分残り、皆の力で、どうにか消滅させる事には成功したが、空に開いたゲートは完全に消すには、ある者の力が必要とされ、それがホーリールミアンだった。
そして、全てが終わろうとしていた。
だが、その時、いくつかの問題が残っていた。
それは、アレクサンダーが捨てた、善の部分の事だった。
一応漁場に預けていたので、すぐにドラえもん達が来るが、彼は怖がって逃げようとする。
「あれ? 僕だよ。ドラ……あ、そうか。まだポスターを剥がしてなかった。行こう。まずは誤解を解かなくちゃ」
と、皆は作業に取り掛かり、界王神達は、邪念樹の細胞や欠片すら残らず消し、ホーリールミアンは遠くで見ていた。
こうなってしまった以上、もうあんな生活は出来ない。自分は神と同等の立場になる。だから、界王神をとは違う神だし、この格好ではこの世界に住む事すら出来ないのだ。
それを察したのか、ベジータがやって来た。
「ニャオ……」
「随分デカくなったな。お前」
「ニャオ~」
「もう甘えるのは卒業だな」
と、ベジータが言うと、ディアッカがやって来た。
そして、白い竜になったイザークが元に戻り、取り合えず、ピッコロに出してもらった服を着せられて眠っていたが、ようやく目を覚ました。
「起きたのか?」
「ああ……色々済まなかったな。今回は。しかし、何故俺だけ元に戻れたんだ?」
「さあな?」
と、その疑問だけ残す者の、これで全てが終わりを迎えようとしていた。
そして、アンの方は、アレクサンダ―を連れて行こうとした時、ゴテンクスの連続死ね死ねミサイルで、跡形もなく消され、アレクサンダーも巻き添えを受けて消された。
そして、2人は無事にあの世に行った事を界王を経由して知り、皆もホッとした。
何故なら、のび太の優しい方の子は、生きている。
つまり、彼は、のび太としてではなく、新しい子としての人生をスタートさせるのだ。
「この子の名前、何にしようかな~」
と、皆が考えていると、ドラリーニョから通信が入った。
「しずかちゃんの絵、出来たよ」
と、彼女の絵は、まさに拾い大地が書かれていた。幸いな事に、全てが元に戻ったが、富士樹海は、殆ど跡形もなかった。
こうして、全てが終わった。
- (最終章 全ての終わりから、新しい世界へ) ( No.26 )
- 日時: 2022/06/09 19:51
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
しずかの絵を見たその少年は、感動していた。
「キレイ……お姉さんの絵、とてもキレイ。僕、お姉さんの絵、好き……」
「あら? あなたは?」
「分からない……暗い中にいて、急に外に放り出されて、このまま死ぬのかな?って思ってたら、このおじさん達に、助けてもらえたんだ」
「そうなの。ねえ、名前は?」
と、聞くと、彼は首を振り、悲し気な顔になる。
「分からないんだ。それも……」
「無理もねえよな~」
とエルマタドーラが言い、キッドも
「いきなり海に落とされたんじゃな~」
と言うと、皆はこの子の名前を考えていた時、彼を拾った人達の中に、ファンタジーが好きな子供を持っており、その子から本を借りて来た。
「こっからえらばねえか?」
「ファンタジー図鑑か。良いねそれ。え~と……あ、じゃ。マイケル君ででどう?」
「マイ、ケル?」
「そ。元は大天使から来ているとってもエライ神様から取った名前だよ。君にピッタリじゃないか」
「マイケル。僕の名前。マイケル」
と、彼が言っていると、しずか達が帰って来て、場所が狭い為、漁協の人達にお礼を言うと、皆は神の神殿に集まった。
だが、ディアッカは、イザークと共に宇宙へ行く事になり、同時にミネルバも宇宙へ上がり、そして、議長は、運命計画を導入実行に移すという事から、AAも宇宙に行く事になり、悟空達も付いて行こうとしたが、ラクスが止める
「いいえ。ここから先は、私達の戦いになります。これまで 加勢して頂き感謝しおります、ありがとうございました。あなた方にはホントにお世話になりました」
「私からも礼を言うわ。ありがとう」
「本当に、世話になった。オーブ代表として、礼を言う」
と、マリューとカガリから礼を言われても、悟空達には関係のない事だった。
何故なら、自分達は、なすべき事をしてだけだったからであり、別にオーブ守るとか、そんなのではないからだ。
そして、翌日AAは月に有る自由都市、コペルニクスで情報収集の任務に就く事になり、宇宙へ上がっていき、皆は敬礼して見送った。
あの後、ドラゴンボールを使い、全てを元通りにして、結局運命計画は破れ、デュランダル議長の野望もついえた。
それからしばらくして、ドラえもん達や、悟空達がオーブに花を手向けにきた。
そして、ルミナが持っていたペンダントは、ベジータが持っており、彼女は封印され、ディアッカのクーは無事にドラえもん達の世界の空想サファリパークに引き取られる事になった。
スネ夫とジャイアンはあの後、ちゃんとした裁判でスネ夫は少年院ではなく、普通の刑務所行きになり、ジャイアンは巻き込まれただけなのだ、お咎めはなかったが、その分かあちゃんにたっぷり叱られた。
肝心の野比夫妻は離婚し、母親は行方をくらませたが、父親は、絵で生計を立てており、今では先生になるほど頑張っていた。
更には、未来が変わっており、しずかは出木杉と結婚し、セワシは車の事故で両親と他界しており、施設にいた所を、別の家族に引き取られる運びとなり、そこから、ドラえもんとドラミの新しい未来が、今始まろうとしていた。
はたして、彼等は、これからどんな未来を築いていくのだろうか!?
FIN
- (後書きと言い訳) ( No.27 )
- 日時: 2022/06/09 19:54
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
やっと終わりました。
今回は、5ページで1章分を書かなければならなかったので、余計に疲れた(汗)
いつの日か、これがちゃんとしたサイトで2次創作として出せる事を願っています。
なお今回は、改良を施し、あんまり、ガンダム関係には触れませんでスイマセンでした。
(私もまだまだですね)
これからもオリジ、2次共に頑張っていきたいと思うので、応援の方、よろしくお願いします。
さて、この話はこれで終わりますが、はたして彼等の未来とは、どんな未来なのでしょうか?
今度からはもっと上手に書けるようになりたいなと思います。
これでホントにENDです。
それではさようなら
破壊神