社会問題小説・評論板
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- あたしが女王様♪
- 日時: 2009/11/27 23:28
- 名前: 雅☆ (ID: Khu1y5s0)
こんにちわぁww(‘U‘ )ノシ
私は,雅☆と言います。
さきほど書いていた小説がみあたらないので
新しくかきまぁっすww(l3l)b
注意書き
1)暴言や,悪口禁止です
2)オリキャラも募集してます
3)これは実際の話でわ ありません
4)楽しんでください
以上!!
1)
1)暴言y
- Re: あたしが女王様♪ ( No.63 )
- 日時: 2011/05/03 15:37
- 名前: 雅☆ (ID: eYPyXFWd)
_第18話_+。
「じゃあよろしくね朝辺さん」
「分かりましたわ」
先生と朝辺癒乃がしゃべっている光景を横目で見ていた。
「柚・・・気にしない方がいいよ」
あれから、朝辺癒乃が生徒会長になってからだ。
先生とも、他の生徒とも全くと言っていいほど会話らしい会話などしていない。
「ほんと気に入らないなー・・・あの子」
わたしの右隣にたっていた春と左隣にたっていた秋凪さんがそれぞれつぶやいた。
「・・・さぁ次は科学室よ。急ぎましょ」
「「うん/そうだね」」
そして前を向く瞬間、朝辺癒乃がこちらをみてニヤリと笑った。
ほんと。
気に食わない・・・。
「ふふっ」
「どうしたの?柚」
「え?」
「いや・・・その・・・笑ってたから」
「うそっ。笑ってたかしら?」
「うん。何と言うか・・・懐かしいなぁと思って。柚があんな風に笑うの」
「そう・・・」
血が騒いだ。
H/K
朝から柚の様子がおかしかったのに気がついたのは、何もわたしだけじゃないと思う。
「おはよっ春」
「おはよっ柚」
いつも通りのあいさつを交わし、後からきた里にも挨拶をして、
ここまでは。
ここまではよかった。
「やっやめてください柚・・・希・・・様」
「あのっそのっそれはやりすぎじゃ・・・」
トイレに行って教室に戻ろうとしていた。
でも、さっきから教室のドアに近づくたびに「キャー」という叫び声が聞こえる。
ドアを開けようとした瞬間だった。
息を飲み込んだ。
「・・・ぁ」
言葉にできない。
ドアのガラスから見える景色はこの授業前で静まりかえった廊下とは比べ物にならない。
不思議な空気が漂っている。
「何で?何してるの?」
ドア越しからそう呟いた。
柚が、
柚が、
———いじめていた。
わたしは恐れた。
教室のドアを開けるのを。
あの柚希の目は昔みた、あの目だった。
「あれ・・・?春・・・?」
ドア越しからかすかに聞こえる柚の声。
そして、こちらを見て口角をひしあげると。
「 オ イ デ ヨ 」
やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだややだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ
一気によみがえる過去の記憶。
あの時の柚が。
ここに存在するなんて。
汗だくの手を強く握り締めた。
その場に倒れないように。
- Re: あたしが女王様♪ ( No.64 )
- 日時: 2011/05/05 20:13
- 名前: xg (ID: 1almgbsA)
■+☆。・:*゜【オリキャラ募集】゜*:・。☆+■
名前⇒ 竜胆 早紀
読み⇒ りんどう サキ
性別→ 女
年齢→高1 (ちなみに柚希達は高1)
性格<人一倍正義感が強くお金持ち柚希のライバル
容姿<美人?>
着ボイ『特にない』←何個でも良いよー☆
皆とどんな関係?『ともだち?!』
その他『』
- Re: あたしが女王様♪ ( No.65 )
- 日時: 2011/07/16 02:07
- 名前: 雅☆ (ID: lXr5zlAd)
_第19話_+。
ガンッガンッ
1人の女子生徒を蹴っていた足をまっすぐにして、こっちへ少しずつ歩いてきた。
こないで・・・
こないで・・・
こないで・・・
こないで・・・
こないで・・・
のどに何かつまっていて、綺麗に息ができない。
わたしに今意識はあるんだろうか。
そう思ってしまうほど、わたしは硬直していた。
ガラガラッ
柚希は目の前にいた。
「あら?あら?春亜さんね?こちらへどうぞ?」
ガシッ
いつもと違うしゃべり方。
その時わたしに意識などなかった。
・・・————
パチッ
目を覚ますと、そこは小学生のわたし達がいた。
『・・・———あら?あら?あなたはだぁれ?わたしと友達になりましょうね』
『・・・え、あ、うん』
人見知りが少々あったりするわたしに最初に話しかけてくれたのは柚希だった。
ただ、
ただ、
出会いが最悪だった。
『あら?あなたの肌は少し色が薄いですね?』
銀色の針が光った。
それと同時に赤黒い色が光る。
気が付くとわたしの右の頬には針が刺さっていた。
『これで少しはましになりました?』
『・・・ってない』
この一瞬でわかった。
この子はきっと人の痛みを知ることのできないかわいそうな子なのだと。
『あら?あら?聞こえませんでしたよ』
『なってない!!』
床に散らばっている針を一本取ってわたしは、
・・・・・・—————柚希の頬に針を刺した。
それを見ていた同級生の半分以上は、あまりのことに泣き出してしまった。
中には、倒れた人もいた。
『・・・これでおあいこね』
『・・・いっ』
『どう?痛いでしょ?』
『あっあっうわあああああああああああああああああん』
わたしは自分でひっこぬいた。
そして、彼女のも。
『使って?』
そう言ってハンカチを差し出した。
『お嬢様!!』
教室の外から女の人が走ってきた。
そしてわたしのハンカチをはらいのけた。
『お嬢様はこんな汚らしいハンカチなど使いませんわ』
『アンナ!勝手なことはしないで!』
涙があふれたまま柚希は叫んだ。
驚いたように柚希を見上げる、アンナと呼ばれその子は。
一歩後ずさる。
『・・・わたしにこんな大胆なことをした子は初めて。嬉しいわ』
『丁寧語はいいよ。あなたもわたしと同じ年。あ、ちなみにわたしは・・・』
『春!!』
わたしの名札を指差して叫んだ。
『柚!!』
出会いは最悪だったかもしれない、でも・・・最高だったかも。
- Re: あたしが女王様♪ ( No.66 )
- 日時: 2011/08/14 17:39
- 名前: 雅☆ (ID: we2hcjMK)
_第20話_+。
パチッ
目が覚めた。
と、同時に寒気が襲ってきた。
体を起こすと、廊下に横たわっていた。
「おはよう は・・・ る」
反射的に横を向く。
「・・・柚」
「ふふっいきなり倒れちゃってびっくりしたわ」
「そうね・・・あの時もだったわね」
「あら?どうしました?あら?」
あの時も・・・
柚はいじめられてて・・・。
柚がこうなる時はいつも、誰かに侮辱された時だ。
「何でもないよ・・・」
そして立ちあがった。
柚はまだ地べたに正座したままだ。
「そうだ・・・見てよ春・・・」
わたしは柚が指差した方を見た。
「みんな可愛いと思わない?」
そこには、クラスの生徒全員が、紐で足をつらされていた。
わたしは怖くなった。
「柚・・・また元に戻っちゃったの?」
ガラッ
ドアを開けてみんなをおろしはじめる。
「よしっレベあがったぁー!これで倒せると思わない!?さっきのやつ。ってゆーかあいつなんかすごいキモい。空いきなり飛び出すしびっくりだよぉ」
声が聞こえてわたしは見る。
机に座ってPSPをしていた。
「あ、何だ。それってやっぱりおろさなきゃいけなかったんだね?」
そういってつるされている子達をおろしていく。
「・・・誰?」
「よくぞ聞いてくれました!僕は破竜レン!ネットでは天才コスプレイヤーなんて呼ばれてるんだぁっもう照れちゃうよねぇ」
この子・・・よくこんな状況で無事でいたわね。
「あとちょっとで全クリじゃん」
片手でPSPを動かしながらもう片方でひもを器用にはずしていった。
全てはずしおわると、みんなが続々と目を覚まし始める。
「なんかさぁいきなりそこの女の子がみんなつるし始めてびっくりしちゃったよ」
あはは、と笑いながらPSPの電源を切る。
「・・・で、何?これってさいじめにはいんの」
「え」
「だって1人がたくさんをいじめる例なんてめったにないじゃん・・・」
「あら?せっかく良いできだったのにねー・・・もったいないわ」
柚希が教室に入ってきた。
「僕馬鹿だからわかんないけど。もしこれいじめならさぁ・・・。やめた方がいいんじゃない?」
「ふふっ何言ってるの破竜レンさん。よね?」
「すごっ僕あんま学校きてないのによく知ってるね」
「全国模試2位じゃない。あら?あら?違ったかしら?」
「あはは、君は1位・・・だっけ?」
「ふふふ」
「君は尊敬するよ。でもね、こんなことしちゃったらさ・・・社会のゴミと一緒だよ・・・汚染物質」
「あら?あら?あなたは面白いことばかり言うのね」
「君は面白いことばかりしてるよね」
そんな応酬を続けているうちに、クラスの皆は目を覚ましていた。
「柚希様って・・・こんな方だったのね」
クラスの1人が言った。
「あら?今何と言いました?」
柚希はその子の足をひきずって・・・
・・・窓から落とした。
- Re: あたしが女王様♪ ( No.67 )
- 日時: 2012/03/20 16:07
- 名前: 雅☆ (ID: IEYsWo47)
_第21話_+。
「あなた達っ何してるの!?」
高いヒールの音が鳴り響いた。
担任と・・・
朝辺癒乃。
「生徒に教室がおかしいって言われたんだけど」
「龍駕さん?あなたの仕業ねっ」
倒れている生徒を見て、
突然癒乃が声を荒げた。
内心楽しんでるくせに。
「先生。これは親に連絡したほうがいいのでは!?」
「ちょっちょっとまって!柚希は・・・」
「瀬川さん。言い訳をするつもり?これは立派な犯罪です」
「そんな」
違う。
こんなことにしたのはあんたでしょ?
朝辺。
柚希があんたのせいでおかしくなっちゃうよ。
おかしくなっちゃうよぉ・・・。
「きゃあああああああああああああっ」
突如窓の外から悲鳴が聞こえてきた。
担任は急いで窓に近づき、目線を下に落とした。
「・・・巫女島さん!!?」
そこには倒れている巫女島さんと、それを見て悲鳴をあげている生徒が3人いた。
「いっ今いきます!」
担任はそう叫んで、部屋をでていった。
「っはっは・・・はははっはははははは・・・」
「あら?あら?みなさんどうされたのかしら」
「もう2人ともおかしいよっ」
わけがわからなくなってきた。
「じゃあ僕は帰るとするよ。面倒ごとは嫌だからねぇ」
ひょいっと破竜レンは座っていた机から飛び降りた。
「それと龍駕さん一つ教えておくけどさぁ。この部屋監視カメラがずっとついてるみたいなんだよね。さっき見つけちゃった」
「あら?それはどういう・・・」
「つまりさぁ。そこの朝辺癒乃って子?変態なんだよ」
「「「はい?」」」
「じゃあねっ」
「ここまで我慢してたけどもう限界みたいね」
「?」
「泉斗・・・」
「かしこまりました」
「誰!?」
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