社会問題小説・評論板

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【第1部】さぁ、復讐を始めようか【完結しました!】
日時: 2013/07/05 14:55
名前: 杏里 (ID: IfRkr8gZ)

初めまして。
いつもは、コメディ・ライト板に出没している、哀歌と申すものです。
書き始めて3年のひよっこですが、よろしくお願いします。

第一部 さぁ、復讐を始めようか。
プロローグ >>1
本編    >>2


〜お客様〜
藍永 智子様
しずく様
イロハモミジ様
Yu-Ta(元Yu-Ki)様
兎咲様
奇妙不可解摩訶不思議様
森沢美希様

Re: さぁ、復讐を始めようか。 【完】短編集追加! ( No.65 )
日時: 2013/03/22 14:36
名前: 哀歌 ◆wcVYJeVNy. (ID: IfRkr8gZ)

どうしても書きたかった短編集その3

「……好きになるんじゃなかった」



「……好きになるんじゃなかった」
彼女は、大きな瞳に涙を浮かべた。
「先輩なんか、好きになるんじゃなかった」
彼女は、それを服で拭った。
「もう……この恋は捨ててしまおう」
彼女は、自分に嘘を吐こうとした。
「もういい。こんな気持ち、捨ててしまおう」
彼女は、自分の気持ちを封じた。
私はそれを、黙って見ていた。

「彼女」は誰?
「私」は何?

Re: さぁ、復讐を始めようか。 【完】短編集追加! ( No.66 )
日時: 2013/04/05 20:38
名前: 哀歌 ◆wcVYJeVNy. (ID: IfRkr8gZ)

どうしても書きたかった短編集その4

「誰か私に、親友をください」

皆と同じでなければダメですか?
個性を出してはいけませんか?
貴女に従わなければいけませんか?
貴女を尊敬しなければいけませんか?
全く面白くもない話にも笑わなければいけませんか?
いつも笑っていなければいけないのですか?
無表情ではいけませんか?
あの子を迫害しなければいけませんか?
あの子と喋ることは許されるのでしょうか?
自分の夢を持つことはいけませんか?
私の書いた文章を、なぜ貴女の物にするのですか?
それをどうして、自信を持って「自分の物」と言い張れるのでしょうか?
あんた頭、大丈夫ですか?

いいかげんに、私を解放してくださいませんか?


この地獄は、いつまで続くのでしょうか?



貴女にとって、私はなんですか?
都合のいい道具なのでしょうか?
使い捨ての道具なのでしょうか?

貴女にとっての友達とはなんですか?
一人にならないためだけの居場所でしょうか?
丁度いい金蔓でしょうか?


私にとって、貴女は悪魔でしかありません。
いいかげん、私を解放してください。







もしも、貴女と笑顔で話せる日が来るのなら。






また、一緒に遊ぼうね。

Re: さぁ、復讐を始めようか。 【完】短編集追加! ( No.67 )
日時: 2013/04/07 18:19
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 ◆gLFgwCEhi. (ID: pC40PoP0)

サカウラミー…

おおっと、いけないけない。
まだ続いてたんだこれー

Re: さぁ、復讐を始めようか。 【完】短編集追加! ( No.68 )
日時: 2013/04/08 07:12
名前: 哀歌 ◆wcVYJeVNy. (ID: IfRkr8gZ)

奇妙不可解摩訶不思議

うっさい。黙れバカ!
分かり切ったこと言うんじゃねぇ!

Re: さぁ、復讐を始めようか。 【完】短編集追加! ( No.69 )
日時: 2013/04/20 17:18
名前: 哀歌 ◆wcVYJeVNy. (ID: IfRkr8gZ)

どうしても書きたかった短編集 その5

「友達」

10年ほど前のお話。
寒い寒い冬の朝でした。
とある小さな病院で、7ヶ月の女の子が生まれました。
そう。彼女は未熟児だったのです。

彼女は「麻子」と名付けられ、病気もすることなく、すくすくと育って行きました。
しかし、彼女は気が弱く、人に反論することができなかったのです。
そのせいで、彼女はいつも泣いていました。

小学校に入学し、しばらく経ったある日。
彼女は願いました。

「死にたい」

と。
こんな苦しい人生ならば、生きていても仕方が無い。ならば、死んでしまった方が楽ではないのかーーと、彼女は考え、死のうとしました。
小型のカッターナイフを持ち、遺書を書き、さぁ、死のうとした瞬間ーー
友人の言葉を思い出しました。
「俺らは、出会う運命だった」
彼ーー池上隼人はそう言い、彼女の頭をくしゃくしゃと撫でた。
それだけで、彼女の心は柔らかく解けていった。

「私やっぱり、生きたいよぉ……」

ぽろぽろと、彼女の瞳から涙があふれる。
彼女は、気が済むまで泣きました。
静かに、1人で……



6年後、純粋だった少女は、「復讐」という毒で汚れていた。
光も、闇も映っていない虚ろな瞳で。
「復讐」という名の鎖で繋がれていた。
「親友」という存在の為に、必死で生きていた。
ただただ、時間を消化していた。
親友に裏切られても、必死で生きていた。
「死にたい」と願いながらも、生きるしか術はない。
「……だって、一人は怖いもの」
彼女ーー私は、拳を握りしめた。
「死んだら、一人にならなきゃいけないでしょう? 一人は嫌」
友達が欲しいの。心を許せる人が欲しいの。
だから、私はもがき続ける。

(……覚えていますか、私を傷つけた方々)
(今もきっと、幸せに暮らしているのでしょう)
(でも、きっとそれは一時の幸福)
(本当の幸福を手に入れられる者など、ほんの一握り)
(私は、そんなものいらない)

(ただ、友達が欲しいだけなの)


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