BL・GL小説 （オリジナルで全年齢対象のみ）
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- だいすきをちょーだい /薔薇百合ノマ、雑食系短編
- 日時： 2012/07/13 18:21
- 名前： 刻鎖 ◆4PE6.BwxWY （ID: wqHv3UL/）
- プロフ： http://ainiiku1.blog.fc2.com/
なにかが、ちがう。
そんなしあわせをみつけて。
ここは、くうそうまでにおわってしまった、はかないゆめをかきとめるばしょ。
……なんてね。
ただの妄想の産物で溢れかえった一冊のノート。
暇ならば、一ページくらい捲ってみて。
たまにはここで時間つぶしって言うのも、いいでしょう？
* *
>>278 ご挨拶
スレッドタイトル改名しました。
もくじ整理いたしました。
だいすきをちょーだい は雑食です、「具体的にどんくらいだよ」という方は>>130此方をご参照ください。
FAIRY TAIL、ナツ×ルーシィ長編始めました（未完/>>119）。
* *
#前スレを訪問してくださった方々
Mのりさま/葉月さま（はーたん）/黒紅葉さま/あゆさま（あゆ）/未来さま
±訪問者さま±
^ω^さま あゆさま（あゆ） 祐希さま（リクお待ちいただいております） 嘉佳緒さま 修羅さま kaitoさま（リクお待ちいただいております）
≪訪問ありがとうございます！≫
♭お題を提供してくださった方々
桜音ルリさま ポアロンさま
≪提供ありがとうございます！≫
* *
†目次†
【はじめに】>>070
【作品一覧】>>111
【お題部屋】>>091
【捧げもの＆頂きもの】>>139
【メモ帳】>>094
【保留もの】>>192
【海の勇者ライフセイバーズ】>>206
【銀魂】>>134
【結界師】>>147
【しゅごキャラ!】>>148
【SKET DANCE】>>144
【好きです鈴木君!!】>>145
【絶対可憐チルドレン】>>137
【D.Gray-maｎ】>>142
【NARUTO】>>146
【薄桜鬼】>>197
【バクマン。】>>151
【ハヤテのごとく!】>>136
【BLACK CAT】>>166
【FAIRY TAIL】>>135
【VOCALOID】>>251
【ONE PIECE】>>143
【夢】>>175
【オリジナル】New!>>138
<URL>
【企画スレッド】お題集>>78
◆◇スレッド生成日◇◆
2010年10月04日
◆◇物語最終更新日◇◆
2012年07月10日
タグ：
だいすきをちょーだい 刻鎖 馬鹿主 自称雑食 変態 薔薇 百合 ノーマル BL GL NL 妄想の産物 目が腐るスレ あるぇ？ 割とソフト 更新が世紀の刻み級 読んだら何かが終わる
数無制限に自作タグできるならこんな感じ
別に深い意味はありましぇーん。ただ冒険を決心してしまった皆様に意地悪してやっただけでsえあちょまってなぐらないで！
- Re: 左様なら 、 ( No.270 )
- 日時： 2012/05/12 21:07
- 名前： 刻鎖 ◆KokusaMmOM （ID: wqHv3UL/）
私の大好きな、とてもとても尊敬している方が復活されたことに喜びを隠せず思わず駄文投下してしまった刻鎖です。やっちまった。
ご挨拶にもいけません。あんな神聖な神の領域にわたしなんて入れませんもの——と言いつつただ鶏なだけです。コケーココッコケーッ！＞(Д゜)棒読
ちなみにわたしもお久しぶりなんですよ。中学生に進化しました。電車通学って素晴らしい！ そして美術部素晴らしい！
先輩可愛すぎて死にそう。涎垂らしてハァハァ言って社会的にも死にそう。色んな意味で
最近創作物用サイトも生成したけれども、全く踏ん切りつかずで更新ができていない状態。こっからいくつか写しちゃうか。移しちゃうか
Urlはなーいーしょーおー
ブログにあるけどね！ どうせ見たら目が腐っちゃうようなカビだらけの湿ったところなんて踏み込みたくもないでしょう？((
とりあえず。
わたしだって死んでないんだからね、と言いにきただけですよ
「知るか死んで来い」なんて聞こえませーん(*゜ω゜)
- Re: 左様なら 、 /薔薇百合ノマ、雑食系短編 ( No.271 )
- 日時： 2012/05/29 18:41
- 名前： 刻鎖 ◆KokusaMmOM （ID: wqHv3UL/）
テストがいやなんです、と。
心の底から叫びたい。
* *
「進研●ミの勧誘広告的なものが私を焦らせている」
彼女はため息混じりにそう呟いた。
申し込んじゃえば。と、言えば勿論、一切間を置かずに返ってくる「めんどくさい」。塾は。「めんどくさい」。
「大体、なんでこんな沢山のこといっぺんにやんなきゃなんないのさーあ。小学校を思い出せ、差別だ差別だ、中学だって6年間かけてじっくりやりたいよーお」
「あーあ、うるさい。12年も義務教育なんてやってたまるか」
「たまったもんじゃないや」
お前が言ったんだろ、と頭を小突けば「ぎゃあ」と棒読みの悲鳴をあげてわざとらしく軽く仰け反る。
「大体、新入生テストの成績はよかったんだろ？」
聞けば、まあまあ、と、どうでもよさそうな声が返ってきた。俺は一応塾に通ってるが、こいつは何もしていない。ので、本人は少し不安らしい。決してそういう風には見えないのだが。
* *
うーん、ほりゅ。
刻鎖さん明日からテストです。中1子の、ちょうど今ぐらいの時間のリア充っぷりが書きたくなったただそれだけ。
- Re: 左様なら 、 /薔薇百合ノマ、雑食系短編 ( No.272 )
- 日時： 2012/06/01 06:14
- 名前： 刻鎖 ◆KokusaMmOM （ID: wqHv3UL/）
- プロフ： ※えつらんちゅーい、かな？ あっちの意味でちょっと。一応。
テストがいやなんです、と。
心の底から叫びたい。
* *
「進研●ミの勧誘広告的なものが私を焦らせている」
彼女はため息混じりにそう呟いた。
申し込んじゃえば。と、言えば勿論、一切間を置かずに返ってくる「めんどくさい」。塾は。「めんどくさい」。
「大体、なんでこんな沢山のこといっぺんにやんなきゃなんないのさーあ。小学校を思い出せ、差別だ差別だ、中学だって6年間かけてじっくりやりたいよーお」
「あーあ、うるさい。12年も義務教育なんてやってたまるか」
「たまったもんじゃない」
お前が言ったんだろ、と頭を小突けば「ぎゃあ」と棒読みの悲鳴をあげてわざとらしく軽く仰け反る。
微妙に遅れたが、現状を報告しよう。俺が明日のテストに備えて勉強していたところ突然部屋に転がり込んできた生き物は多分俺の母親に貰ったのだろうビスケット一袋を握り締めたまま「やあやあ」と呑気に言いながら床に座り込んだ。おいおい邪魔だと全然邪魔でもないのにわざわざ勉強を中断してその生き物をどかそうと服の袖を引っ張る。だがそいつは「やめてよえっちーばかー」とやはりだるそうに抵抗して、「んーとね、おはなしがあります」。そう切り出した。そして俺は何故かそいつの向かいにちょこんと座らせられているのである。床に。
そう、イコールここは俺の部屋であり、こいつは彼女でもなんでもないただのお隣さんであり、いきなり夜中にビスケット（しかも自分の分だけ）を持って部屋に入ってこられても困るのである。
「大体、新入生テストの成績はよかったんだろ？」
聞けば、まあまあ、と、どうでもよさそうな声が返ってきた。俺は一応塾に通ってるが、こいつは何もしていない。ので、本人は少し不安らしい。決してそういう風には見えないのだが。
だが、本人も言っているがこいつは別にテストの成績の良い悪いはそれほど気にはしないと思うし、していない。けれども将来行きたいと思った高校に成績の問題で行けなくなるのはやっぱり嫌だそうで。
「なんだよー、中一の成績も高校に響くとか言う奴もいれば、中一の成績は高校に行かないなんて言う奴もいるし」
まあどっちにしろ、中一のうちから勉強に離れておいたほうが良いって言うけど。
「やだよテストー大体生徒を試すなんて教師としてよくないでしょう何よ試験ってそんなもの食べられないわよっていうか何で自分が教えたことはちゃんと生徒に伝わってるって素直に信じられないのかねああもう息が！」
はあはあぜえぜえ。うるさいな、ともう一回小突く。早口で捲くし立てたのが疲れたのか、今度はぽてりと後ろに大の字に倒れる。
「いたーい、ばかー、ひどーい」
「床じゃなくてベットだったらなーあ」
「きゃー、えっちー」
「そーゆーお年頃なんですーう」
全く危機感というものがないのか。そういうこと言って覗き込んでみても相変わらず呑気な態度を崩さない。今度幽霊屋敷にでも連れて行ってやろうか。涙目にさせて抱きつかせてやろうかこの野郎。
別にこっちも女としてみているわけでもないし向こうにもその気はないんだろうけれど、でもちょっとそういうのがむかつくわけで。
「……で、お勉強教えてもらいに来たの？」
「なにその目やだへんたーい。厳密には保健体育以外のことを」
ほら、そう言う。
ダルデレとか次元じゃなくてただ単にだるいだけだよこの子は。デレなんて表現いらないよこの子の世界には。
あーもうあんまり馬鹿にすると襲っちゃうぞおいこら。そう言って胸元に手を伸ばすと。
「…………」
……何も抵抗はされなかった。ただ、やっぱりだるそうな目が二つ、俺を見てる。俺を馬鹿にしてるような、むかつく、その目が。
「————ったく」
結局触れなかった。もうお手上げ。勝てない。俺の負け。所詮まだ中一男子よ。今日のところは何もしないでやるよ。
くふふ、と彼女は笑う。ばーか、と。はいその通りですよどうせヘタレですよ馬鹿ですよ、なんか文句あるのか。ない。ないじゃん。
「ないよ文句なんて。ほら早く勉強教えてよ家庭教師さん」
「なんでお前が家庭教師の部屋に乗り込んで来るんだよ」
「えー、んじゃあ今度から私の部屋来てよ」
「…………は？」
「知ってるでしょほら私の家共働きで夜遅くまで親帰らないの」
「…………え？」
彼女は起き上がるとビスケットを一口食べる。いいなあビスケット、あーポケットに入れて叩くと粉々になるんだよなアレ幼稚園の頃やったことあるけど。そういえばそのときにこいつが腹抱えて大笑いしてたな。んで俺が涙目になってるのに気づいて慌てて取り繕うとしながらも笑いを堪え切れずに壮大に噴きやがって余計に俺を泣かせたんだよなこの小娘は。どこまでもむかつく奴だ。
まさかなまさかなと冷や汗をかきつつ平常心を保つべくそんなことをつらつら思い返し始めた俺に彼女は憎たらしい笑みを浮かべて、一言。
「ほけんたいいく、おしえてよ。せんせ」
（ 憎たらしいあいつ ）
————ビスケットを砕くように簡単に、俺の平常心というものを、一瞬で粉々にしやがった。
……テスト、最下位取りやがれ。
* *
昨日の夜書き書きしてた。一人できゃっきゃうふふしてた。うきゃーあ。なんだこれは。tk最近百合とか薔薇要素が……抜けてきた、……嗚呼。
>>263の小説を編集してサイトに載っけますた。あーんだるうーい。
テスト期間、なう。全然勉強しないでこんなの書いてたわたし逆にすごいわ←開き直り
今日は数学社会技術家庭。ころすきか。
うーん、がんばってくるー
- Re: だいすきをちょーだい /薔薇百合ノマ、雑食系短編 ( No.273 )
- 日時： 2012/06/09 15:52
- 名前： 刻鎖 ◆KokusaMmOM （ID: wqHv3UL/）
- プロフ： ※えつらんちゅーい、かな？ あっちの意味でちょっと。一応。ぱーとつー
22時。つまり、夜中。
アパートの一室で、雅火はベッドの上、侑斗に押し倒された体制で、抵抗の声を上げる間も無く首筋に顔を埋められた。
「蒼くん」
きゅ、と。雅火は侑斗の背中に腕を回し、彼の着ていたTシャツを力なく引っ張った。そして天井を見据えたまま、少し目を細めながらまた力なく、ぽつりと呟く。
「蒼くん、あの子、気に入ったんでしょ」
——ぴくり。侑斗が小さく反応する。顔を埋めたまま、ああばれたかと苦笑した。雅火はその表情は見えなかったが、侑斗につられるように苦い笑みを浮かべ、うんばれちゃったよ、そう返した。
「気に入った、だけだよ」
「うそ」
「ほんと」
雅火が好き。まだ。言って侑斗は雅火の首筋に舌を当てる。
途端にじわりと雅火の瞳に涙が滲んだ。
「ばか、ばか。このほも、げい、……ばかぁ」
涙声で、そして小さな声でそう言いながら、力の入らない腕で侑斗を押し返そうとする雅火だが。
「……っ」
抵抗も儚く侑斗の舌は徐々に舌に下がっていく。侑斗のTシャツを掴んだ腕も徐々に下がる。侑斗は左腕で彼女の両腕を束ねた。
「きらいに、なる、よ」
けれども侑斗はこの一言でぴたりと動きを止めて、涙の溢れる雅火の瞳を見つめた。
「あの子のこと、好きになる。蒼くんがあの子が好きなら、私は蒼くんからあの子を奪うよ」
侑斗の瞳が、揺れた。気がした。
「あの子は、男の子だ、から。私のほうが有利だもん」
侑斗は苦しそうに目を細めた。そして、
「————俺は、」
絞り出すように、でもはっきりと。
（ 二兎を追う者は一兎をも得ず ）
ふたりとも、すきなのに。
よくばりなおもいは、とどかない。
* *
♂←♂→←♀
なにこれ。最近こんなんばっかり。
ベッドの話が好きなんだよごめん。夢主の二人が夢主同士でいちゃこらせっせしてるの書きたい。
なんか別館Topで紹介させていただいたようで。恐縮です。ありがとうございます。一応ぎりぎり狙ってますがこういう微えろネタアウトだったら一喝してくださいな。優しいお兄さんお姉さんをお待ちしております。べつに罵ってくれてもいいんだけd(殴
- Re: だいすきをちょーだい /薔薇百合ノマ、雑食系短編 ( No.274 )
- 日時： 2012/06/16 07:27
- 名前： 刻鎖 ◆KokusaMmOM （ID: wqHv3UL/）
- プロフ： HAHAHA。やんでれーん
『こたえてよ×くんねえなんでだまるの×くんあたしね知ってるんだよきのう×くんがなにしてたかぜんぶノートに書いてあるんだから何時何分何秒までちゃんときっちりああ証拠をいってあげようかまずねその日6時30分ちょうどにアラームが鳴ったのにそれから8分14秒も×くんずっと寝てたんだよようやく目が覚めて右手で右目を擦って左手でアラームを止め————ああごめんこれ先週の木曜日のだったねごめんねごめんなさいええときのうのはええーとあったこれだわ×くんきのうは7』
——がちゃん。
落としたように乱暴に受話器を置いたその手は震えていた。
数秒後またぴるるるるとなる着信音。今度は携帯電話だ。
『×くんあたしたち愛し合ってるんだよそうだよねだって愛してるっていったの×くんじゃないなのになんであたしの話きいてくれないの途中で切るのきいてあたし×くんがあの子と』
————ぱたん。
携帯を閉じる。がた、がた。歯の震えが静寂の中に静かに響く。
直後、メールが着た。
『あたしね』
『すき』
『×くん』
『あいにい』
『く』
『あいし』
『まってて』
————そして、
（ チャイムが鳴る ）
ああ。
こんな、はずじゃ。
なかっ
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